信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

令和2年 生坂村消防団 出初式

2020年01月12日 | 生坂村の行事
 12日(日)午後2時から、軽快なラッパ班の演奏に合わせて、「いくっ子消防団」を先頭に本部、第1分団、第2分団、第3分団、本部ポンプ車、各部の小型ポンプ搭載車、明科消防署の救急車・消防車と続く、規律正しい分列行進が行われました。
▽ 今年は中山副団長を先頭に、「いくっ子消防団」が可愛らしく行進しました。今年も前の人の後を順番に笑顔で行進してくれました。




▽ 山本副団長を先頭に、本部、第1・2・3分団と元気良く行進しました。








▽ 本部車を先頭に、各分団と明科消防署の救急車・消防車も行進していただき、今年度搭載車1台を更新しますと、ポンプ車以外は各分団の搭載車が新しくなります。






 午後2時30分から中学校体育館で、歴史と伝統ある生坂村消防団出初め式が、日頃お世話になっています多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、厳粛且つ盛大に開催しました。

▽ 「国旗に注目」の後、中山副団長の開式の辞、「団旗に注目」と出初式が続きました。








▽ 寺島消防団長から、昨年発生した災害を振り返り、これまでの想定を超える災害の発生により、各地に甚大な被害をもたらし、自然災害の恐ろしさを痛感したところであり、当村においても大雨に伴う警戒出動や、3月1日の上生坂地区での建物火災、10月12日の台風19号に伴う内水排水などありましたが、幸いにも大事に至らなかったことが唯一の救いであったと考えます。
このように、近年の消防団の果たす役割は消火活動だけでなく、いつ発生するかわからない様々な自然災害の対応など多岐にわたり、地域の防災力の要としてその重要度も増大し、その活動は益々困難を極めております。
 昨年の災害を振り返り、近年の消防団の果たす役割は、様々な自然災害の対応など多岐にわたり、地域防災力の要としてその重要度も増大し、その活動は益々困難を極めております。
 しかしながら、当村は典型的な山村過疎の村であり、人口の減少とともに消防を取り巻く環境は益々厳しくなっている情勢のなか、団員の確保や防災に対する理解は深刻な課題となっておりますが、今まで以上に近隣市町村との緊密な連携を図り、合同訓練や団員諸君の日頃からの地道な活動と強固な意志により、消防防災意識の高揚と災害のない村づくりを目指し、予防消防の実施に努めたいと考えております。
 そして、その影にはご家族の支えがあればこそ、この活動が行えるのであり、これまで団員を見守っていただきました事に対し、深く感謝申し上げるとともに、今後とも消防団活動にご理解とご協力を賜わりたくお願い申し上げるなどと式辞を述べられました。




▽ 私からは、昨年の主な災害は、10月12日に襲来した台風19号の大雨により、午後6時10分には陸郷水位観測所で氾濫注意水位を超え、6時15分には消防団による小立野地区の内水の排水作業を開始していただき、8時45分に大雨特別警報が発表されたため、警戒レベル4、避難勧告を発令したが、その後雨は小降りになり、小立野地区の水位が安定したため、11時40に消防団の内水排水を止めて撤収し、12時に消防団は解散していただきました。消防団員各位には、長時間にわたりましての排水作業と警戒活動に対して感謝を申し上げます。
 そして、毎年防災訓練を続けることにより、豪雨災害、土砂災害等が発生したとしても、生坂村から一人の犠牲者も出さないために、普段から自主防災組織と生坂村消防団等との連携強化により、災害発生時の初動体制、避難方法などについて、地区の実態に合った危機管理体制を構築し、「災害に強い生坂村」を目指してまいります。
 団員各位は、この様な状況を踏まえ「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき、防火啓発活動、各種技術訓練や救命講習会などに献身的にご活動され、個々の資質の向上と知識・技能の習得に努められ、あらゆる火災・災害にも対応できるようにしていただき、生坂村の防災力の充実強化を図るために、引き続き絶大なるご活動をお願いするなどの訓示を申し上げました。


▽ 松本消防協会長、私が、退団した平林前本部長に、それぞれ感謝状をお渡ししているところです。




▽ 長野県消防協会長表彰として、それぞれのご功績に対して表彰された皆さんを代表して、第3分団牛越分団長が「功労章」を受賞されました。


▽ 松本消防協会長表彰として、それぞれの表彰を受けられた皆さんを代表して、第1分団吉澤分団長が「功績章」を受賞されました。


▽ 生坂村消防団長表彰として、勤続功労章、功労章、精勤章が表彰され、代表して藤澤本部班長が「功労章」を受賞されました。


▽ 受賞者を代表され平林前本部長が、「村民として消防団員になり、我々の地域を守るという責務を果たしてきたことであり、今後も一村民として、生坂村の安全安心のために協力してまいりたい」などと謝辞を述べているところです。


▽ 阿部長野県知事(小野松本地域振興局長)、長野県消防協会長代理武井副協会長、松本消防協会長代理二木副協会長、小山安曇野警察署長、松本広域消防局長代理古沢通信指令課長、清沢県議会議長、平田村議会議長から、日頃の活動への謝辞、受賞の祝辞と甚大な災害が常態化している状況や台風19号の災害状況と復旧・復興の取組、消防団の役割の重要性、生坂村の安全・安心な生活を守る活動、生坂村が火災・災害が無く平穏無事な一年であること、生坂村及び生坂村消防団の発展、団員各位のご健勝・ご活躍を祈念するなどのご祝辞を頂戴しました。




▽ 「団旗に注目」、中山副団長の閉式の辞で終了しました。来賓の皆様、消防団員各位、いくっ子消防団など関係の皆さんには、寒い中長時間にわたり大変お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。



最新の画像もっと見る