信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

平成31年度 第73回 生坂中学校入学式

2019年04月04日 | 生坂村の行事
 4日(木)午後1時30分から中学校体育館で第73回入学式が挙行されました。今年度は、男子4名、女子6名の10名が入学しました。

▽ 新入生が、温かいお祝いの拍手の中、緊張気味に入場して、凛々しい表情で着席したところです。






▽ 松田教頭先生の開式のことばの後、全員で国歌と校歌を斉唱しているところです。








▽ 樋口教育長が、中学校生活の3年間は、大人への入口として、心や体が最も成長する大切な時期です。これからは勉強やクラブ活動が本格的に始まり、忙しい毎日になると思いますが、中学生としての自覚を持ち沢山の経験を重ね、素晴らしい中学校生活にして欲しいと思いますと新入生に述べられ、保護者の皆さんには、これからのお子さんの中学校生活は多感な時期であり、同時に人格成形においても大切な時期となります。どうかお子様との繋がりを持ち、健やかな成長を温かく見守ってくださるようお願いいたします。先生方と来賓の皆さんには、尚一層のご指導、ご支援をお願いするとともに、これからの新しい次代を担う新入生が健全に成長することを心から願っていますなどと告辞を述べられました。




▽ 小澤校長先生が、新入生の10名の名前を一人ひとり呼ばれ、本日より皆さんは生坂中学校の生徒となりました。学びの力、思考力、判断力、様々なことへの取り組む力、継続する力、仲間と協力する力など、大きく伸びる確かに育つ時期であります。中学校は教科担任制です。授業を受け持つすべての先生方が、自分の専門とする教科、分野において、皆さんの良い面を見つけ、それをさらに一層伸ばそうと一生懸命に授業を行ってまいります。仲間と共に学習すること新しい知識や技能を見に付けることに喜びを感じてください。また、生徒会活動や部活動も皆さんの自主性、企画力や実践力、忍耐力、集中力、継続力、仲間意識を伸ばし、広げ、深め、育てる場となるでしょう。そして、忘れてはならないことは、学校だけが学びの場ではありません。学校が成り立っているのは、この村の多くの方々の支援があるからこそ、この生坂村を愛し、この生坂村にある生坂中学校を愛することが大切です。そして将来一人でも多くの生徒が生坂村を担う、そんな人になって欲しいと思います。そして、健康に留意し共に学ぶ共に成長する学校生活を送ってくださいなどと式辞を述べられました。




▽ 私からは、中学校生活の三年間は、小学校とは違う生活習慣や学習内容、そして心身の成長に戸惑い悩み、もどかしい感情に直面することもあるでしょう。しかし、この悩みは将来大人になるうえでとても大切な課程であり、とても必要なことでもあります。たくさん悩み、多いに考えましょう。そして、答えが出ない時には、この生坂中学校の諸先生方をはじめ、先輩や友達、家族の皆さんに相談したり話し合うことで、たくさんの経験値を積むことができると思います。また、豊かな自然と学習環境に恵まれた生坂村を様々な学習から学んでいただくことで、郷土に愛着と誇りを持てる生徒になっていただきたいとも思います。これらの活動を通して、確かな学力、豊かな心、健やかな体の調和が養われることにより、充実感が得られる中学校生活が送れることと思います。保護者の皆さんには、多感な時期のお子様の一番身近な家族が、どんな時でも子どもに寄り添いながら見守り、時には自立の手助けになるような行動を心がけていただきたいとお願いいたします。校長先生をはじめ諸先生方には、次代を担う子どもたちが、これからの社会において必要となる「生きる力」を身に付けてほしいという思いと、生徒達が「最後まで粘り強く取り組む姿」に向けた学校生活ためのご指導とご努力をお願いしますなどと祝辞を申し上げました。




▽ 櫻田PTA会長から、自分が中学校の自己紹介の時は、頭の中が真っ白になったことを覚えています。しかし、うん十年後こうして人前でご挨拶をさせていただけるくらいになりました。人は変わるものだと実感しております。沢山の経験を通して自分の中の価値観が変わっていったからだと思います。数え切れないほどのもどかしい失敗や後悔がありましたが、どんな経験も肥やしになりますし、時間が経てば笑い話になります。楽しかったことより、むしろ大変だったり辛い思いをした経験の方が成長につながったと感じます。皆さんはこれから心も体も大きく変わる時期なので、中学校生活では様々な感情も経験すると思います。でも変化を恐れず、面倒くさがらず沢山のリアルな経験をして、自分を知って成長していってください。2,3年の先輩方には受け身ではなく挑戦していくという姿も見せてもらえると期待していますなどと挨拶されました。




▽ 新一年生の3名の担任の先生が紹介されたところです。




▽ 新入生代表の藤澤君が、中学校では教科によって先生が変わったり、中間テストや期末テストのようにまとめてのテストになるので、勉強がとても大変になりそうです。勉強の内容も難しくなるので、しっかり勉強していきたいです。生活では部活が始まり、授業の後、部活になるので帰りが遅くなります。このように大変だと思うことがありますが、楽しみな中学校の行事もあります。かしわ祭や北海道標津町との交流がとても楽しみです。入学して初めの頃は中学校の制服には慣れないと思いますが、先輩の皆さんと先生方に支えてもらいながら僕たちも頑張りたいと思いますのでよろしくお願いしますなどと抱負を話してくれました。




▽ 中澤学年会長が、ついこの間までランドセルを背負っていた皆さんですが、今日から生坂中学校の一員となりました。これから始まる3年間の中学校生活では、先生方や友達と出会い、勉強や部活動などで経験したこと、体験したことは、皆さんのこれからの素晴らしい財産となります。保護者は皆さんを信じ見守っていき、支援を惜しまない覚悟を持っています。生坂中学校は先生方が生徒一人ひとりに関わるということと、生徒一人ひとりが主役になれるよう活躍できる場や励ますことで自信を持って取り組めるようにしっかりと進めてくれていっています。新入生の皆さんには、中学校生活を通して、みんな心を一つに最高の学ぶ機会になって欲しいと願っております。先輩の皆さんには新入生をどうぞよろしくお願いしますなどと挨拶されました。




 午前は小学校、午後は中学校と多くのご来賓の皆さんにご臨席賜りご光彩を添えていただき、盛大且つ厳粛に挙行できましたことに御礼申し上げます。

平成31年度 生坂小学校入学式

2019年04月04日 | 生坂村の行事
 4日(木) の朝は冷え込みましたが、青空が広がり昼間は日差しが暖かく感じられ、穏やかな一日でした。
 午前10時30分から小学校体育館で平成31年度入学式が挙行されました。今年度は、男子8名、女子3名の11名が新一年生として入学しました。

▽ 新一年生が緊張気味に入場して来て、在校生と対面してから、全員で国歌を斉唱しているところです。






▽ 樋口教育長が、一年生の皆さんは、新しい先生やお兄さん、お姉さんとの出会いに胸をいっぱいに膨らませていると思いますし、今日から先生のお話をよく聞き、お友達や同級生と仲良く勉強したり、元気に遊んだりしてくださいなどと話しかけ、保護者の皆さんには、お子様とりましては、この小学校生活が、皆様の腕を離れた初めての社会生活と思うことと、これから同級生やお友達、先生との学校生活を通じて多くのことを学んでいくことになること、しかしながら、教育は学校だけで行えばよいというものでなく、家庭における教育、地域社会における教育も非常に大切となりますので、保護者の皆さんや村の方々のご理解あるご協力をお願いされ、これからの新しい次代を担う新入生が、純真で素直にすくすくと伸びることを心から願うなどの教育委員会からの告示を述べました。




▽ 北野校長先生は、元気な皆さんが生坂小学校に入学してくれてとても嬉しいこと、生坂小学校の一年生として、こんな子供になって欲しいことを3つお話し、一つ目は「友達と仲良くすること」で、どの友達にも優しく親切にして仲良くし、友達が困っている時にも助けてあげることなど、二つ目は「元気良くということ」で、元気になるためには、早寝早起きや朝ご飯をしっかり食べること、きまり正しい生活をすることなど、三つ目は「考えたり工夫したりして楽しく勉強すること」で、どのお勉強も体を動かし頭を使い、友達と一緒に楽しく勉強することで、色々なことが分かったりできるようになるために、生坂小学校の先生方が一生懸命に教えたり助けてくれますから、皆さんは楽しく勉強して、考える子供になってくださいなどと新入生に話しかけ、保護者の皆さんには、安全を第一にお子様一人ひとりの良さや可能性を最大限に伸ばしていくために、教職員一同全力で取り組んでまいりますことと、子ども達にとって学校教育がより良いものになるために、学校と家庭とがそれぞれの役割を十分果たし、連携することが大切ですから、本校の教育にご理解ご協力をお願いするなどの式辞を述べられました。




▽ 私からは、小学校でも明るくあいさつが出来、先生のお話をしっかり聞いて、たしかな学力やたくましい体力を身に付けるために、勉強、運動などに頑張っていただき、これからの6年間、健やかに楽しく小学校生活を送ってくださいと子ども達に話し掛け、保護者の皆さんには、この子達が、心身ともに健全に成長するために大切なことは、家庭と学校と地域が互いに協力し合い、信頼しあうことであると考えますから、家庭教育における役割を認識していただき、お子さんを守り育てていただきたいとお願いし、先生方には、個々の児童へのきめ細やかな対応と指導ができます小規模校のメリットを十分活かしていただき、健やかに、たくましく、心豊かな児童の育成にご努力いただきますようお願いするなどのお祝いの言葉を申し上げました。




▽ 中村PTA会長が、それぞれにチャレンジしたいこと、頑張りたいこと、夢や希望をたくさん持っていると思いますから、その気持ちをお家の人、学校の先生、村の皆さん、みんなが応援していること、だから明日から元気に安心して学校に通って来て、何か困ったことがあったら一人で悩まずに誰かに相談をすれば、きっと力になってくれること、1年生は、今日から6年間同じ教室でずっと一緒に過ごしますから、時にはお互いに考えていることが違って、喧嘩になることもあるかもしれませんが、そういうことを繰り返しながら本当の仲間になっていくことで、お互いを思いやり皆さんにしかできない素敵な関係を築いてくださいと子ども達に話しかけ、保護者の皆さんには、PTA活動は役員の選出や各種活動など会員の皆さんには、ご負担をお掛けすることもあるかと思いますが、すべては子どものためというPTA活動の趣旨をご理解いただき、出来る範囲のご協力をお願いいたしますなどと挨拶をされました。




▽ 新一年生に北野校長先生から、担任の先生を紹介していただいた後、大きいな声で元気に歌っていただき、大きな拍手をいただきました。











▽ 北条児童会長が、1年生の皆さんが入学してくることをとても楽しみに待っていたこと、これから色々なことを勉強したり、上級生のみんなと遊んだりすることは楽しいこと、小学校生活には色々な行事があり、春には運動会、夏にはプール、秋には生坂まつり、冬にはスキー教室やスケート教室があり、この様に一年を通して楽しい学級がありますが、学校生活には分からないことや困ったことがでてくると思いますから、その時は遠慮せずに上級生に聞いていただいて、全校のみんなで仲良く楽しい学校生活を過ごしてくださいなどと歓迎の言葉を贈りました。


▽ 藤澤学年会長が、勉強や運動ができる場所があることに感謝し、今日から精一杯頑張ってくださいと子ども達に話され、ついこの前、保育園の門をくぐったかと思った子ども達が、もう今日からは一年生であること、明るく元気で仲間想いの皆さんが、生坂保育園で養った友達への優しさ、何事にも挑戦する強い気持ちを忘れずに、これから始まる小学校生活を楽しんもらい、ありのままの自分らしく素直な気持ちで真っ直ぐに突き進んで行ってくれることを願っていること、子ども達が危険にさらされることの多い昨今ですが、子ども達が安心して楽しい学校生活を送れますためには、学校、地域、私たち保護者の三者の協力が必要かと思い、子供たちと一緒に小学校生活を送っていく中で先生方、地域の皆様のご協力を頂戴することがあるかと思いますから、ご指導、ご鞭撻をお願いしますなどと挨拶をされました。


▽ 最後に全員で校歌を斉唱して、新一年生がみんなの拍手の中、担任の先生の後について、可愛い表情で退場していきました。










 年度初めの大変お忙しい中、多くのご来賓の皆さんにご臨席賜りご光彩を添えていただき、厳粛の中にも和やかな入学式が挙行できましたことに感謝申し上げます。

▽ 朝の写真は万平集落上空からの風景です。







 その他生坂村では、生坂中学校入学式、新小学校長着任式、保育園で家庭訪問、小中学校で1学期始業式、おじさま倶楽部役員会、狂犬病予防注射などが行われました。