信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

「道の駅 いくさかの郷」建設工事竣工式及びハンガリー村開村式

2019年04月27日 | 生坂村の報告
 27日(土)は日差しが届きましたが、ニワカ雨が少しあり、風も時々強く吹くなど変わりやすい天気で肌寒い一日でした。
 午前10時からは、「道の駅 いくさかの郷」建設工事竣工式及びハンガリー村開村式を挙行しました。
 その20分前から、生坂中学校吹奏楽部の皆さんに、式典にお越しいただいた皆さんに歓迎の素敵な演奏をしていただきました。






 この施設は、直売施設及び加工施設の建設によります6次産業化等を実現するために「県営中山間総合整備事業」を長野県農政部にお願いし、平成27年度から実施していただき、昨年9月22日に「活性化施設 いくさかの郷」として、プレオープンしました西側に、長野県建設部、松本建設事務所のご支援、ご指導により、観光バスなど大型車両が休憩できます駐車場と、24時間利用可能なトイレを整備していただき、「道の駅 いくさかの郷」として、グランドオープンすることができました。


▽ 牛越副村長の開式のことばで始まり、私からは、当村の安全安心な農林水産物を提供するために、村民の皆さんが中心に組織されました、農林水産物生産者組合の皆さんと担当部署で一緒に直売所を運営してまいり、農業公社のかあさん家が移転し、おまんじゅう、灰焼きおやき、かあさん豆腐、おにかけ、おからドーナツ、どぶろく「腹の神」、巨峰ジュースなど生坂村産の原材料を多く使用して、20年の実績を活かした、生坂村ならではの郷土食や加工食品の提供を続けてまいりました。
そして昨年4月に、長野県で50番目の「道の駅」として、国土交通省道路局より「道の駅 いくさかの郷」が登録され、この度、長野県建設部、松本建設事務所のご支援、ご指導により、活性化施設「いくさかの郷」の西側のこの地に、観光バスなど大型車両が休憩できます駐車場と、24時間利用可能なトイレを整備していただき、「道の駅 いくさかの郷」として、本日、グランドオープンできますことに衷心より感謝を申し上げるなどの挨拶をさせていただきました。


▽ 太田副知事様から事業者の立場としての挨拶を賜り、藤池松本建設事務所長様から、工事の経過報告をしていただきました。




▽ 国土交通省関東地方整備局 山本道路部長様が国土交通大臣石井啓一様の祝辞を代読され、務台衆議院議員様、清沢県議会議員様、平田村議会議員様がそれぞれの立場からご祝辞を頂戴しました。








▽ 地権者の皆様のご理解を賜り、それぞれの設計会社の皆様に測量、設計、管理等を行っていただき、施工業者の平林建設株式会社様にはしっかりと工事を進めていただき、素晴らしい施設を工期内に竣工してくださったことに対して感謝状を贈呈し、代表され藤原久紀様に贈らせていただきました。




▽ テープカットを来賓の皆様と一緒にさせていただき、「道の駅 いくさかの郷」のグランドオープンをお祝いし、樋口教育長の閉式のことばで竣工式を閉じました。






 続いて、ハンガリー村開村式を開催させていただき、私から「道の駅 いくさかの郷」の研修室において、ハンガリーを紹介しますパネル展示と、観光PR、民族音楽等のDVDの放映などにより、ハンガリーの魅力を発信し、また、ワイン、ウニクム(薬草酒)、はちみつなど名産品の販売、お料理(ランゴッシュ、パプリカチキンのハンガリープレート)も提供をし、ハンガリーと日本が外交関係樹立150周年を記念して作られた、国宝のマンガリッツァポークを使用したカレー、スープも販売し、当施設でないと、お買い求めできない、味わえないハンガリーの素晴らしさの発信を目指してまいりますなどと挨拶させていただきました。


▽ 今回のハンガリーとの交流について、駐日ハンガリー特命全権大使 パラノビチ・ノルバート様のご理解とご支援を賜り実現し、お忙しい中ご来村くださったことに感謝の気持ちを込め花束を贈呈させていただきました。
駐日ハンガリー特命全権大使 パラノビチ・ノルバート様からは、今年は外交関係樹立150周年の記念の年にあたり、150ほどの記念事業を実施する予定で長野県には2回目の訪問ですが、いくさかの郷での日本で初めてのハンガリー村の開村も記念事業の一つとして取り組ませていただいたことなどのご挨拶をいただきました。






▽ 今回の取組をご提案いただきました、国際経済交流協会 協会長の米田健三様から、在日ハンガリー商工会議所 会頭でもあり、ハンガリーはクラシック音楽が有名ですから、そのコンサートの開催や首都ブダペスト近くの村との姉妹提携、生坂村や長野県の特産品の輸出などでハンガリーへの発信もしていきましょうなどと祝辞をいただきました。


▽ パラノビチ・ノルバート大使様と米田健三様と私が、「ハンガリー村」パネルの除幕式を行い、「道の駅 いくさかの郷」建設工事竣工式及びハンガリー村開村式が終了しました。






▽ 式典後に来賓の皆様には、「道の駅 いくさかの郷」のハンガリーコーナーなどを見ていただき、かあさん家でランゴッシュ、パプリカチキンのハンガリープレートを召し上がっていただきました。










▽ 午後1時からは、一般の方々へのオープンでして、1時間前ほどから少しずつお越しになり、開店のご挨拶をさせていただいた時には、多くの方が並ばれてとても嬉しく感じました。










▽ UAゼンセン長野県支部の皆さんが、ハンガリーのワインとはちみつの試飲・試食と、とてもお得な冷凍食品、日用雑貨、峠の釜めしなどを販売していただき、喫茶山雅も来てくださり美味しいコーヒー、山雅グッズなどを販売していただき、グランドオープンを盛り上げていただきました。












▽ いくさかの郷のハンガリーコーナーの前で、ハンガリーの記者がハンガリーに向けて、「道の駅 いくさかの郷 ハンガリー村」のことを生放送されていました。




 今後、「道の駅 いくさかの郷」を、生坂創生の中核施設として、農業振興、産業振興、雇用創出、買物弱者対策、福祉対策、子育て支援などの役割により、多くの村民の皆様や村外からのお客様にお越しいただき、観光・交流の拠点にもなります施設にするためにしっかり取り組んでまいり、生坂村の活性化、人口減少の抑制に結び付けていきたいと考えております。
 また、このハンガリー村開村式を機会として、生坂村が、ハンガリーと友好な交流がさらに進みますように、駐日ハンガリー特命全権大使 パラノビチ・ノルバート様は基より、関係の皆様方のご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
 本日は大変お忙しい中、多くのご来賓の皆様方にお越しいただき感謝を申し上げます。

▽ 朝の写真は小立野上空からの風景です。



 その他生坂村では、少年少女サッカー教室、小学生バレーボール教室などが行われました。