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信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

(財)農業公社特産品製造部の繭玉づくり&小立野区農業懇談会

2018年01月11日 | 生坂村の催し
 11日(木)に今年も(財)農業公社特産品製造部の皆さんが、小正月行事の繭玉飾りを作ってくださいました。彩り鮮やかな繭玉をこしらえ、村内の小中学校や役場など21箇所の公共施設に配っていただきました。


 米粉を蒸して、紫・緑・桃・黄色などの色粉で染めた生地を作り、繭玉の他に当村特産の柿、花、野菜、星や戌年に相応しい犬も形取って作っていただきました。
 それを、村内で採取した柳の枝と一緒に届け、それぞれに飾り付けを楽しんでいただきました。
役場では、繭玉を柳の枝に付けて繭玉飾りにしていただき、私が代表して頂戴し、記念撮影の後、役場のホールに飾らせていただきました。


 この取組は20年以上になり、各家庭で作らなくなったことを、子ども達にも伝えたいと続けていただいています。
今年も生坂村の平穏無事な一年と五穀豊穣、商売繁盛につながるように頑張らなければと思いました。(財)農業公社特産品製造部の皆さんありがとうございました。

 午後7時からは、今年度初めての農業懇談会を小立野公民館で開催しました。まず私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされる農地整備課、農業改良普及センター、ノーサイ長野 中信地域センター、JA松本ハイランド、農業委員会長、地元農業委員、農業公社理事長・事務局、振興課長・職員が自己紹介をし、地区担当職員が記録を取るために同席して行われました。


 我々からの説明要旨は、人・農地プラン、意向調査の結果、活性化施設、道の駅について、当村振興課係長から説明をしました。
 県営中山間総合整備事業については、松本地域振興局 農地整備課から事業内容と今後の進め方等を説明していただきました。
 地域営農組織については、中山間の優良事例、集落営農の取組等について、農業改良普及センターの中村さんから説明をしていただきました。
 収入保険制度の導入と農業災害補償制度の見直しについては、ノーサイ長野 中信地域センターから保険や補償の内容等について説明していただきました。
 最後に、経営所得安定対策について振興課の担当職員から説明させていただきました。


 小立野区の人・農地プランは、「当区は、集落の有志でつくる営農組織(まめってえ会)があり、遊休農地の再生や農地保全を積極的に行っている。この組織が今後も継続して活動できるよう、組織体制の整備や収益率の高い作物体系の研究など、法人化も視野に入れた検討を進め、組織力の強化に向けた支援を行っていく。」となっております。

 主なご意見、ご要望は、減反奨励金の廃止により具体的に変更する点、転作作物奨励金の内容、農業公社の大豆、麦等の計画的な仕入れ、活性化施設の運営試算、農業従事者の高齢化に対する今後の対策、農業公社の機械リース料の値下げ、畦畔の効率的な管理方法、有害野生獣の対策、ワナの講習会の実施などでした。
 また、犀川の堤防改修事業の樋門工事による用水路の更新、圃場整備については、農地中間管理機構による利用権設定などのために経営体の任意組織として、まめってえ会で話し合っていただけることになりました。
 その他にもそれぞれの課題に対してご提案、ご指摘をいただき、今後、人・農地プランに反映させながら、小立野区の皆さんと行政機関等で、農業振興・農地保全の対策を講じていくことを確認しました。


 皆さん、お仕事等でお疲れのところ建設的なご協議をありがとうございました。
 出席された皆さん、遠路説明にお越しいただいた県などの関係者の皆さんには、有意義なご意見、ご提案、ご説明をいただきありがとうございました。

社会就労センター統合・移転による開所式

2018年01月11日 | 生坂村の催し
 11日(木)午前10時から、生坂村社会就労センター統合・移転による開所式を開催しました。本事業は、今までの懸案事項でありました3箇所の施設の老朽化と耐震化の対応のために、改修しましたこの施設に統合できましたので、開所式を行うことにいたしました。


▽ 市川教育長の開式のことばで始まりました。




▽ 私から、今回の「社会就労センター」の統合・移転による開所に当たりましては、遊休施設でありました「草尾下請等共同作業施設」の地権者と草尾常会の皆さんのご理解をいただき、「地方創生拠点整備交付金」を活用して、その補助裏に一般補助整備等事業債を充当し、後年度の財政負担を軽減させて改修をし、今後は、利用者の皆さんが働きやすい環境の中で仕事に励んでいただきますことと、地元草尾の皆さんと「干し柿づくり」などの連携をお願いしながら、新たな雇用創出にも取り組んでまいりますなどと挨拶を申し上げました。


▽ 藤澤住民課長から、当村の社会就労センターは、昭和45年に「生坂村授産所」として下生坂において開設し、翌年に現在の本所が完成しました。また、昭和48年には小立野分場、昭和49年には宇留賀分場がそれぞれ完成しましたが、利用継続のためには老朽化・耐震化の対応が必要であり、利用者に施設統合に関するアンケート調査により、意向内容の把握を行い、送迎を行っている状況であることから、効率的な運営を図るために統合したことなどの経過報告をしました。


▽ 設計管理者の有限会社エーアンドエー構造研究所さんには、当施設に合った設計をしてくださり、改修が予定通りに進むように管理もしていただき、請負業者の藤沢商会有限会社さんにも、設計以外にも老朽化が顕著な所を改修していただくなど、決められた事業費と工期が短い中でしっかりと改修を進めていただいたことなどに対して感謝状を贈呈いたしました。




▽ 施行等代表者の謝辞として、有限会社エーアンドエー構造研究所 新井社長さんから、生坂村のホームページの私のブログとTwitterをご覧いただき、写真やコメントをお褒めくださり、この生坂村で仕事ができたことを嬉しく思うなどと謝辞を述べられました。


▽ 来賓を代表して、平田議会議長が今までの施設の老朽化と耐震化の対応は課題でありましたが、この施設を改修して課題解決ができましたので、利用者の皆さんは、この綺麗な施設で仕事に励んでいただきたいなどと祝辞を述べられました。


▽ 開所式後には、皆さんで利用者の皆さんと話をしながら、施設や仕事の内容を見ていただきました。




 午後1時30分からの社会就労センター運営委員会は、平成29年度の社会就労センター運営状況、平成30年度の実施計画等について、宮川所長から説明をし、検討協議をしていただきました。
 運営状況では、施設利用状況、施設授産事務費など、運営の課題では、利用者と取引先の開拓、村独自商品としての椎茸駒打ち・原木販売などについて協議をしました。
 今後は、施設を改修統合しまして、早速干し柿作業の包装のお手伝いができそうということで相談させていただくことになりました。
 様々な事情により就業が限られている者のための就労または技能の修得の場として、課題解決に努めながら、利用者のために運営をしていくことで、委員各位にご理解とご協力をお願いしました。

▽ 今朝の写真は雪が降らずに助かった生坂橋からの風景です。



 その他生坂村では、小学校で児童会、なのはなでお正月遊び、社会就労センター運営委員会、山口医師訪問診療、小立野区で農業懇談会などが行われました。