信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

平成26年第6回生坂村議会定例会の閉会の挨拶

2014年12月17日 | 議会の挨拶


 それでは、平成26年第6回生坂村議会12月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
 今月10日から始まり8日間の日程の12月定例会でございましたが、慎重にご審議をしていただき、すべての議案を原案のとおりご採択いただきまして、誠にありがとうございました。
 さて、14日の衆議院議員選挙は、安倍晋三首相の思惑通り、与党で衆議院定数の3分の2以上になり、自民党だけでも絶対安定多数を確保する「1強多弱」の状況が維持される結果に終わりました。
 阿倍政権の続投が決定的になったことを受けて、政府は、円安に伴う燃料費高騰対策や消費喚起策などを盛り込んだ経済対策と、予算編成の前提となる与党税制改正大綱は、共に年内の取りまとめを想定しているとのことです。
 経済対策は今月23日までに政府内の調整を終え、与党との協議を経た上で、28日にも閣議決定され、経済対策を盛り込んだ14年度補正予算案は、1月9日にも閣議決定した上で、1月下旬に招集されるとみられる通常国会冒頭に提出し、2月上旬の成立を目標に据えているとのことであり、この経済対策の補正予算を注視して、一般質問でお答えしました「農村集落活性化支援事業」など、生坂村のためになる事業の採択に向け検討してまいりたいと考えております。
 同時に、当村の新年度の予算編成と村づくり計画の更新事務もしていかなければならないところであります。また早速、明日からそれぞれの運営協議会・委員会等をお願いし、それぞれの会議において、新年度の事業、予算についてご審議いただくことになっております。
 そして、今定例会後の全員協議会でいただきます議会からの「新年度新規事業の提案」につきましては、早々に課長会議等で協議をさせていただき、中には新年度から取り組んで行かれる提案があると考えますし、検討協議をしていかなければならない提案もあると思います。
 各会議の審議結果と議会からの「新年度新規事業の提案」を反映させていただいた新年度の事業と予算により、村民の皆さんのご理解とご協力もいただき、村民主役の元気が漲る村政運営に邁進していかなければと考えているところでございます。

 

 私は、先ほどの一般質問に対し、3期目を目指し、正式に出馬表明をさせていただきました。「生坂村第5次総合計画」を根幹に「いくさか村づくり計画」を実施計画として、定住促進住宅の整備、集落支援員の区長兼務といくさか大好き隊員の増員による各種支援の拡充、社会資本整備総合交付金によります村道改良事業等による人口維持対策と地域づくりに取り組み、安全安心な生活と地域と村の活性化を目指してまいります。
 「健やかに産み育む子育て支援金」、18歳まで医療費の無料化と各種ワクチン接種助成、出産祝金・入学祝金、学級・学習支援員と司書の配置等に加え、奨学金制度の拡充、妊産婦新生児助産師訪問、ブックスタート事業等で、次代を担う子供たちへの子育て支援と教育の充実に努めてまいります。
 介護予防の元気塾・お達者教室・健康応援隊と高齢者インフルエンザ予防接種助成、高齢者生活福祉センターの運営、配食サービス、高齢者見守り隊等に加え、新たに高齢者緊急通報装置設置事業等により、福祉の充実による高齢者の生活の安定に努めるとともに健康な暮らしの継続も目指してまいります。
 農業公社の新規就農研修制度による担い手の育成、特産品開発部等による六次産業化、生坂マル得商品券の発行補助、住宅リフォーム補助等に加え、中山間地域総合整備事業の実施、薪ステーション運営により商工業者の育成と地域経済の活性化を図る産業振興事業等を重点施策として村政運営を進めてまいります。
 村民の皆さんとの協働による村づくりをさらに進め、「犀川の朝霧のように村民の希望が翔け昇る郷 いくさか」に愛着と誇りを持っていただき、地域の絆を大切に、支え合い守り育てていこうという責任感を共有して、第5次総合計画の将来の姿「やまなみに抱かれ いつまでも楽しく暮らせる未来を創り出す村」の実現に向けて、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 「みんなが元気でにこにこ暮らせる村づくり」によりまして、活力ある地域づくりを進め、地域と村が元気になり、村民の皆さんから負託をいただいた議員各位と生坂村の明るい未来を創りだすために検討協議をお願いする次第でございます。
 議員各位並びに村民の皆さんには、今年も残りわずかでございますが、健康にご留意され、良い年を迎えられますことをご祈念いたしますとともに、引き続きのご理解、ご協力を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
 誠にありがとうございました。