信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

夢の里山 生坂こなもん工房 お披露目会

2014年12月01日 | 生坂村の催し
 11月29日(土)午前11時30分から、灰焼きおやきとパンとピザを焼く二つの釜が完成したお披露目がありました。「夢の里山 生坂こなもん工房」は、今年度、長野県の「地域発 元気づくり支援金」と生坂村の「絆づくり支援金」を活用して、旧商工会館を改修し会員約30名で発足しました。


△ 灰焼きおやき用は、幅1.8m、奥行き1.2m、高さ70cmの窯でして、手際よく焼いていました。

 当村は、「灰焼きおやき」が昔からよく食べられていて、数年前から村おこしの一環として6軒のおやきマップを作成するなどして取り組んできましたが、2年前に2軒が廃業して、イベントの販売や「やまなみ莊」のお土産等に間に合わない状況でした。
 そういう時に、赤とんぼフェスティバルや松本市民祭で製造販売の実績のある「夢の里山の会」の皆さんが、有志を募って「夢の里山 生坂こなもん工房」を立ち上げていただきました。そして、「灰焼きおやきを中心に、製造技術を高めながら、従来のイメージを脱した灰焼きおやきと粉に関連した新たな加工食品を開発研修し、村の活性化及び地域交流につなげる」という事業目的で取り組んでいただいています。




△ ピザ・パン用は、幅1.3m、奥行き1.5m、高さ2mで屋外に設置してあり、均一に焼けるように細かくピザを動かしていました。

 お披露目会は、野沢菜や白菜、ナス、キャベツ、トマトなどの具材や味噌など調味料は生坂村産で賄い、一部のおやきには地粉を使い、パンやピザ、野菜サラダ、焼き芋、果物など沢山のお料理に、味や素材、固さ、焼き方、作り方などで話が盛り上がり、粉の配合や具材、味付けの違った、灰焼きおやきやパン、ピザを全種類頂戴し、とても美味しくてお腹一杯になりました。


△ 中山会長さんから、会員の皆さんに労いの言葉と行政等にお礼の言葉をいただき、今後もこれらの活動により村づくりに貢献したいなどと挨拶をいただきました。


△ 私からは、当村の「灰焼きおやき」などの粉の食文化を村内外に発信していただき、村の活性化につなげていただきたいことなどをお願いしました。


△ 竹内さんから、灰焼きおやきやピザ、パンなどのレシピを説明していただきました。とても美味しかったですよ。


△ 降籏副会長さんの発声で、こなもん工房の益々の発展と会員の皆さんのご健康・ご活躍を祈念して乾杯しました。

 今後の取り組みとして、生坂らしい味の商品開発や技術向上に努めて、月2回ほど受注販売を行う予定とお聞きし、生坂村の名物「灰焼きおやき」やパン、ピザなど粉の食文化の発信と生坂村産の地粉や各具材等を使用して6次産業化につながることを願う次第でございます。本日は美味しいものを食べながら楽しいひと時を過ごさせていただき感謝申し上げますとともに、今後益々のご活動をお願いいたします。