わたなべ動物病院の獣医さんブログin行橋

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2021年08月07日 | 日記
 とんとご無沙汰してました。オリンピックでわんやわんやと盛り上がり かたや自粛自粛と警戒心を掻き立て、これでは流石に人間の精神持たんわな スポーツの力を信じてたけど、感染者は増えるいっぽう 首相や政府に力強いメッセージを希望してる解説者もまだ何に期待してんだろうか ここは流石に個人で気を付けるしかない、それでも感染が起こる 通常だったら夏は多少なりとも感染は下火になり冬に増加するはずだが またウィルスが変化することで一時的に増強しても次第に弱毒化するはずだが、今までのウィルス学の常識が覆されてる 手の打ちようがないというのが本音じゃないだろうか。とにかく人と接しないことが一番なんだろうけどそうもできない方がほとんどなんで、責めても仕方がない、
 患者さんとの談義 犬の為に室温を21度まで下げて自分たちは長袖を着て冷房の寒さしのぎ、昼 外に出すとき暑さしのぎになんがいいかなぁ~ 冷温マットなんかいいかも? あっ それ使ってみよう 仔猫が入ってきたぁ~ こいつおおちゃくなんですよ これみて みて とスマホの写真 それっておおちゃくじゃなくてぇ、かわいいっていうんですよ かわいい かわいい と連発。
 仔猫を保護をしましたとのことで先生のとこは猫エイズ白血病の検査はしないんですよね と聞かれた 積極的にはしない 飼い主さんの希望があればします 検査キッドは用意してます その心はもし保護猫が飼い主さんの了解なしに検査をしたときに猫エイズ白血病がどちらか一方 もしくは両方が陽性に出たとき その保護猫 どうします?猫エイズが陽性に出た保護猫を飼う気はしなくなるだろう 渡すこともできない 検査を勧めて陽性となった場合 保護した猫 保護した人を奈落の底に突き落としてしまうんじゃないだろうかと考えてしまう。
これが保護した方が覚悟の上で検査をして下さいとなれば話は変わってくる 確かに検査はいつかはしたほうがいいと思う しかし今すぐに必要な事だろうか?私は疑問に思う それとキッドはあくまでも簡易検査である かなり正確だが100%にはならない 付け加えておけば猫白血病の場合 間違って陽性が出る場合があるという事を念頭に入れておかねばならいし 数週間後 一か月後の再検査で陰性になれば その時は陰性となるんだが 飼主さんにとってはあの時陽性と言われたと不安にはならないか 院内はあくまでも簡易検査であり正確性を期すなら検査に出したほうが良い 私はそっちを勧めてる。
個々の獣医の考え方と飼い主さんの意向であってどちらがいいか悪いかという問題ではない 保護猫に関しては猫エイズ白血病の検査は保護された方が望めば検査をします 借りに陽性が出た場合は後日改めて検査機関に検査依頼を勧めます。今すぐに検査は勧めてません。
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