わたなべ動物病院の獣医さんブログin行橋

日々の思いをこごと、たわごと、ひとりごとに

白衣を着てません

2015年05月12日 | 日記
先日 みやこ町勝山で今年の狂犬病の当番日である集団注射が終わりました。
あいてる時間の雑談のなかで「そういえば先生は白衣は着てないですよね。他の獣医さんはみんな着てるような気がするけど」と言われ 『オレは白衣は着ない主義なんだ 病院でもそうなんだ。白衣を着ると威圧的になるし、動物は白に反応し攻撃的になったりするし 恐怖で怯えたりするし、それに白衣を着なくても 獣医は獣医ですから』と
以前勤務していたとこでアメリカ帰りの医者がぼやいてました。日本では白衣を着ないと医者と思われないからいやになちゃうよな アメリカじゃ 白衣を着ないのが普通なんだけど とぼやいてました。ほかの人たちも、そういえば診察が終わったり 空き時間になれば白衣は着てなかったなと思い起こします。確かに白衣はそれなり意味があります。相手の病気を自分に移さないように もしくは自分の病気を相手に移さないとか その他もろもろ。白衣を着て外をうろうろなんて もちろん しません。言い換えれば 危険性があるのなら 手を洗い 服を着替えればいいわけですから ‘白衣を着ないのは自分だけだろ’ と自負をしていたら どっかの獣医さんも白衣を着ないし どっかの小児科医もあえて白衣を着ないと 言ってました。似たような考え方をしてる人もいるもんだと納得。
 自分の主義 主張が必ずしも‘いい’とはおもいませんが、色んな批判を粛々と受け止めて....?
「あ~、粛々って 使わないほうがいいんだっけ」
 

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