わたなべ動物病院の獣医さんブログin行橋

日々の思いをこごと、たわごと、ひとりごとに

たわごと

2015年03月28日 | 日記
 出身大学の同窓会報を読んでいて イカの基礎生態の研究で雄を雌が選ぶ『配偶者選択』という項目がありました(来院された折、雑談の中で)。このイカは2から3センチほどのヒメイカといい、綺麗な写真にかわいい容姿がのってました。このイカは食べられるのだろうかとか干したらどのくらい小さくなるのだろう オキアミみたいにしたらおいしいのだろかとか 飼ってみたい、観賞用にしたいなどなど研究とは別の所に目がむきました。研究をされてる方には申し訳なく お詫び申し上げます。
 また 看護学部同窓会だよりには「看護も病める人を看取ることから、人の健康を守り育てる看護へ広がってきている。人が痛み、あるいは病んだときには、゛人を治療する技術゛と゛人を看とる技術゛とが、人間性をみつめながら協調して活動しなければなりません とありました。さて この考えを私の獣医臨床に当てはめるとどのようになるのでしょう..... 。 動物の健康を守りは予防薬やワクチンで または 食事管理でできるとしましょう。動物が痛み、あるは病んだときには、動物を治療する技術と飼い主さんと動物を同時に看取る技術とをあわせ持つ とかんがえるべきか? 人間の看護・治療と獣医医療をすべて同等にすることはできないにしても、いい考えは参考にしたいものです。
 治療を最優先にして、動物の苦痛と飼い主さんの苦痛を置き去りにはできません。だからといって 何もしないわけにはいかず、飼い主さんと動物と治療者の一番いい方法を考えていきたいと思います。
 追伸
暖かくなり 蚊も出てきましたが、蚊は15℃以上でないと吸血する力はないといわれてます。「蚊が出てきたでしょう!さ~感染しますよ、予防しましょう」ではないです。
フィラリアのお薬は1ヵ月遅れの予防薬 正確には駆虫薬になりますので、早くても4月下旬もしくは5月上旬で じゅうぶん 間に合います。

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