選挙ブログ

選挙を中心に政治の話題を取り上げていきます

08京都市長選

2008-03-06 | 京都・滋賀

06・11・23
 伊吹文明文部科学相(当時)が、府連のパーティーにて、「次の知事選や市長選は、民主党と異なる候補を推して戦う」相乗り解消の発言をした。
 小沢一郎の首長選での対決路線を受けた発言である。
 府知事選や京都市長選での民主党との相乗りを公式に否定するのは初めてであった。
 自民、民主両党は京都市長選では現職の桝本頼兼市長を、府知事選では現職の山田啓二知事を、それぞれ公明、社民両党とともに推薦し、府会・市会の与党会派となっていた。


07・05・08
 弁護士の中村和雄が、無所属(共産系)で立候補することを正式に表明した。
 この時点では、桝本頼兼市長は4期目について態度を明らかにしておらず、市長選への立候補表明は中村氏が初めてであった。
 中村は、共産党のほか、他の政党・財界も支援を呼びかけた。


07・10・16

 京都市の桝本頼兼市長が、4選不出馬・引退を正式に表明した。
 後継について指名はせず、自民・民主・公明の与党3党推薦候補と野党・共産党推薦候補と対決する構図が望ましいとの考えを示した。


07・11・13

 民主党市議団会議で、自民党内の対応が不鮮明であることから、市長選への結論を持ち越した。
 また、今後、自民・公明両与党との協議での対応を今枝徳蔵団長に一任することを申し合わせた。
 今枝は、与党三党の統一候補が望ましいとの意向を示した。

 自民党市議団会議でも、具体的な候補者名は上がらず、持越しとなった。
 公明党市議団の日置文章団長は、2極構造に持っていくとの方針を示した。

 与党による京都市長選の候補者選定には、自民・民主の相乗りが崩れた今週末の大阪市長選が影響するとみられた。


07・11・19

 18日開票の大阪市長選で民主党推薦の平松邦夫氏が当選し、民主党京都府連で来年2月の京都市長選に向けた独自候補擁立論が強まった。
 それに対し、京都商工会議所・京都経済同友会・連合京都は市議会与党による統一候補擁立が望ましいとする立石義雄会頭のコメントを発表した。


07・11・22

 民主党京都府連が、京都市教育長の門川大作に出馬要請する方針を固めた

 門川氏は政府の教育再生会議委員などを務めており、自民党などからも推す声が上がっていた。


07・12・05

 市議会与党の自民・民主・公明党の3会派が、門川大作の支援で協力する方針を確認した。

 民主府連は独自候補として門川に要請したとの姿勢を崩していないため、確認団体の組織化などが課題となった。


07・12・10

 自民の市議団は門川を推す方針を決めていたが、府連の谷垣禎一会長らが門川の代理としての桝本頼兼市長と会談、党の推薦方針を決めた。

08・01・05

 20代から40代の市内の若手経営者らが5日、3極構造の構築を目指し、「京都市を想ふ会」を結成、左京区選出の村山祥栄市議に立候補を要請した。

08・02・02

 自民党・公明党が推薦する門川を、民主党本部が推薦しないことがほぼ確実となった。
 社民党も本部推薦が見送られ、両党とも党府連推薦で門川氏を推すこととなった。


08・02・03

 京都市長選が告示された。

▽門川大作(自民・公明・民主府連・社民府連)
 国会議員代表として伊吹文明・自民党幹事長が出席した。

▽岡田登史彦

▽村山祥栄
 立候補要請した団体の代表らが演説し、気勢を上げた。

▽中村和雄(共産)
 穀田恵二・共産党国対委員長が演説した。


08・02・10

 【京都新聞・中間情勢】

 門川がやや先行、中村が激しく追い上げ、村山祥栄が続き、岡田は伸び悩む。

 門川は、市内のほぼ全域で優勢、左京・伏見区などで伸びを欠く。
 公明支持層の約6割を固めているが、自民・民主層の支持は半分以下にとどまっている。

 中村は、伏見区などで門川候補に肉薄するが、上京・西京区などでは組織票を固め切れていない。
 共産支持層の7割以上、民主、社民支持層への一定の浸透もみられる。

 村山は、地元左京区で優位に立ち、伏見など周辺区で一定の伸びがあるものの、市全域では、門川・中村を追い上げるには至っていない。
 共産以外の各党支持層へも一定浸透するが、やや勢いを欠く。

 岡田は、上京・中京区で善戦、社民や民主支持層への浸透もみられるが、全般に伸び悩んでいる。

 無党派層の支持は門川に多く、中村、村山が続いている。
 門川は各世代から支持を集め、中村は50・60代、村山・岡田は20・30代の支持が多い。


08・02・17

 【開票結果】

 門川 158,472 
 中村 157,521 
 村山  84,750 
 池田  24,702 

08・02・17

 【京都新聞・出口調査】

 門川は、自民支持層の68%、公明支持層の87%、民主党支持層の37%から票を集めた。

 政党支持率は自民29%、民主21%、共産15%、公明6%、社民2%、無党派層は22%だった。

 門川は30~60歳代で中村とほぼ得票を分け合ったが、70歳以上からの投票が53%と他候補を引き離した。
 20代の得票は34%と2番目。
 無党派層の得票は中村、村山に次ぐ24%にとどまった。

 中村氏は、推薦した共産支持層の9割、無党派層から最も多い39%、民主支持層の2割にも食い込み、20代からは最も多い39%の票を集めた。

 村山は、無党派層から中村に次ぐ29%の投票を受けた。
 民主支持層からの票は門川に迫る30%、自民支持層からも13%を得た。
 20代からの票は18%にとどまった。

 岡田への投票は、民主支持層の7%、無党派層の4%にとどまった。

 「相乗りについては、明確な「反対」(39%)が「賛成」(24%)を上回った。
 「反対」の人のうち49%が中村氏、27%が村山氏に投票。
 門川は16・5%、岡田は4%。

 政党支持層別では自民は相乗りに賛成が44%(反対21%)、民主は反対52%(賛成18%)、無党派層も反対44%(賛成11%)と反対派が多数を占めた。

08・02・18

 谷垣禎一・自民府連会長「市政への姿勢の違いが与党間になかった」
 田中セツ子・自民府連幹事長「組織体制を組んでも差が出なかった。三極だったら、共産市長が誕生していた。」

 福山哲郎・民主府連会長「門川は民主が先に推薦を表明した。有権者への説明・相乗りでない状況をどう作るかが課題だ。」

 角替豊・公明府本部代表「相乗り批判・市役所出身候補に有効な反論ができなかった。」

 渡辺和俊・共産府委員長は「生活第一・不祥事一掃や同和対策完全終結など、相乗り陣営と市民との矛盾は深まったが、一歩及ばなかった」
 

06滋賀知事選

2007-02-15 | 京都・滋賀
 嘉田由紀子  無・新 =社(支持)      217,842  
 國松 善次  無・現 =自・公・民(推薦) 185,344
 辻  義則   無・新                70,110

投票率 44.94%
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【2007年2月1日】
滋賀県議選に“知事派”──支援団体が11人公認・推薦、全選挙区擁立狙う(2月1日)

 滋賀県の嘉田由紀子知事を支援する政治団体「対話でつなごう滋賀の会」(寺川庄蔵代表)は31日、4月の県議選に11人の公認・推薦候補者を擁立すると発表した。当選した公認候補は県議会で会派を結成し、「嘉田与党」として活動する。

 対話の会は新幹線新駅の建設凍結など嘉田知事が掲げたマニフェスト(政策綱領)に賛同する候補者を擁立。第1次として、岡崎基子県議ら公認候補8人、推薦候補3人を決めた。2月中旬に2次、3月上旬に3次の候補者を発表する。17あるすべての選挙区で候補者を擁立する方針で、支援する候補者のいない選挙区については公募を検討している。

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“嘉田チルドレン”11人擁立…県議選で知事支持団体
新駅「凍結」支持 民主と協力視野

 嘉田知事を支持している政治団体「対話でつなごう滋賀の会」は31日、滋賀県議選(3月30日、4月8日投開票)で、9選挙区に公認候補8人、推薦候補3人の計11人を擁立すると発表した。新幹線新駅建設の「凍結」を掲げる嘉田知事を支えるため、県議会に“嘉田チルドレン”を送り込むのが目的。全17選挙区での候補者擁立を目標にしており、昨年7月の知事選後に推進から凍結へ方針転換した民主党県連との協力も視野に入れ、人選を進めていく。
目標、全17選挙区に候補

候補者擁立を発表する寺川代表

 県議は現在46人(欠員1)で、新駅推進派の最大会派「自民党・湖翔クラブ」が28人。「民主党・県民ネットワーク」が12人、共産党県議会議員団2人などと続く。知事選で嘉田知事を支持したのは3人だったが、うち1人は近江八幡市長選出馬に伴って辞職している。

 この日、県庁で記者会見した対話の会の寺川庄蔵代表(62)は「『嘉田マニフェスト(公約)』を実現するという確たる意志を持った人を1人でも多く送りたい」と話し、県議選後は、当選議員で知事を支える新会派を結成する意向を示した。

 同会は、公認や推薦を決めるにあたり、立候補予定者に知事のマニフェストを尊重することや、新駅問題について、「限りなく中止に近い凍結」とする知事の主張と共同歩調を取ることなどを盛り込んだ政策協定を締結することを求めた。

 寺川代表とともに会見に臨んだ立候補予定者らは「知事選で新駅凍結という民意が示されたのに、自民党の抵抗で凍結が阻まれている」「知事の政策を県政に反映させたい」などと主張した。

 すでに知事と一緒に撮った写真を印刷した名刺を作ったり、集会で「(知事のキャッチコピーの)『もったいない県政』を支えます」と訴えたりしている立候補予定者も。

 自民党県議の1人は「県議選は地域の代表を選ぶという側面が強く、旧来の組織型選挙が有効」としながらも「『嘉田旋風』が再び吹いたら何が起こるか分からない」と戦々恐々。一方、ある県幹部は「県政運営の円滑化には、自民党との関係を良好にする方が得策。(同党に)警戒感を持たせる動きは結果的に知事にとってマイナスでは」と懸念する。

 以前から「県民との対話でつなぐというような政策を掲げる候補者がおられたら協力させていただきたい」と語っていた知事。県議選で「嘉田与党」がどれだけ支持を集められるか。それが、選挙後の県政運営の鍵を握りそうだ。
(2007年02月01日 読売新聞)

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嘉田県政支援、鮮明に
社民党滋賀県連が旗開き

県議選での嘉田知事との連携を確認した社民党県連の新春旗開き(大津市内)
 社民党滋賀県連は27日、「新春旗開き」を大津市内で開き、4月の統一地方選での勝利を誓った。
 昨年の知事選では政党として唯一、嘉田由紀子知事を支援しており、
 旗開きでは県議選に向け、嘉田知事を支援していく姿勢を強くにじませた。

 あいさつで同党県連の沢野邦三代表は「自民党は、新幹線新駅問題で玉虫色の決着をつけて、県議選を有利に進めようとしている」と批判し、
 「将来に責任を持てる『もったいない県政』を支援していく」と述べた。

 社民党県連は、県議選で、党籍を持つ現職県議ら3人を推薦する予定。
 嘉田知事を支援する政治団体「対話でつなごう滋賀の会」もこの3人を支援する見通しだ。

 県議会(定数47)では、最大会派の「自民党・湖翔クラブ」が28議席を占め、嘉田知事に対峙(たいじ)している。
 この日の旗開きでは出席者から「自民党と対決していくべき」との発言もあり、
 同クラブの過半数割れを目指し、選挙活動を進めていくことで一致した。

 ただ、鎌田明彦幹事長は「知事選のような『嘉田ブーム』が県議選で巻き起こるかどうか、未知数な部分が多い」と分析。
 「社民党としては、教育問題を中心に政策を訴えていく。(同会に)頼り過ぎてはいけない」と自戒も込めた。

 旗開きには、嘉田知事や川端達夫民主党県連代表らも出席した。

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嘉田知事、支援団体候補の応援示唆
滋賀県議選「方針矛盾」の声も

 4月の滋賀県議選に、嘉田由紀子県知事を支援する政治団体「対話でつなごう滋賀の会」が独自候補の擁立を検討していることについて、嘉田知事は25日、「政策の上での協力はさせていただく。(特定候補への応援は)ないとは言えない」と述べ、支援の可能性を初めて示唆した。知事は就任後、県内の首長選でも特定候補を支援する動きをみせており、周辺からは「政党の枠を超えた連携を目指す知事の方針と矛盾するのでは」と指摘する声も出ている。

 この日の会見で嘉田知事は、県議選への対応について「県民本位の政策を前面に掲げる候補者がいれば、政策の議論を深めるというところで協力していく」と述べた。

 「対話でつなごう滋賀の会」は、知事のマニフェスト(選挙公約)に賛同する候補者を擁立することを決めており、公認候補者には当選後、独自に会派をつくることも求めている。

 同会の動きについて、嘉田知事は「情報交換はしているが、グループが自主的に考えていること」としたうえで、「特定の政党と対立するものでなく、政党を超えたところで大切な政策を実現していく」と語った。

 嘉田知事は、昨年の栗東、近江八幡両市長選で特定候補を支援する動きを見せた。21日に投開票された余呉町長選では、同会と政策協定を結び、嘉田知事のマニフェスト実現への協力を約束した候補が当選した。

 ある県幹部は「新幹線新駅問題などで自民党の態度が軟化し始めている今、対抗する姿勢を示すのは得策とはいえない」と懸念している。
 県議会の最大会派「自民党・湖翔クラブ」代表の黒川治県議は、「(新駅問題などで)われわれは知事と考えが同じ部分もある。あえて挑戦的、対立的な雰囲気を醸し出そうとしているように感じる」と不信感を示した。一方、「民主党・県民ネットワーク」の朝倉克己県議は「党を超えて知事に選挙協力を求める候補がいるのは当然のこと。協力できる部分はしていきたいと考えている」と話した。

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新駅「工事費計上せず」同意へ
県会自民系会派、JR削減検討なら

 滋賀県議会の最大会派「自民党・湖翔クラブ」は24日までに、JR東海が新幹線新駅の工事費を大幅に削減する案を検討した場合、新年度当初予算に工事費を盛り込まない県の意向に同意する方針を固めた。支持者の中からは同会派の「新駅推進」方針を疑問視する声も出ており、新駅問題で嘉田由紀子知事に譲歩することで、県議選で新駅問題が争点となるのを避ける狙いがあるとみられる。

  25日に開く会派総会で正式決定する。

 複数の会派関係者によると、JR東海が削減案を受け入れれば、新駅設置に望みをつなぐことができるうえ、新駅「推進」の方針を転換することなく、県議選に臨むことができる。

 会派側は、仮にJR東海が削減案を検討すれば、その間は現行の工事協定に基づく工事は進まず、県は同社に工事費を支払う必要がなくなるとみている。このため、新年度当初予算案に県負担分の工事費(21億5000万円)を盛り込まないという県の方針を受け入れる。

 同会派の県議は「わたしの支持者の中には『いつまで新駅問題を引きずるつもりなのか。多くの県民は新駅を必要としていない』と指摘する人もいる。新駅問題が県議選の争点になれば、不利になるとみる現職県議は多い」と打ち明ける。
 知事や周辺市長でつくる駅設置促進協議会の正副会長会議は19日の会合で、JR東海に工費削減案を検討するよう申し入れることで合意した。同社は「(現行計画は)地元の合意を得ており、削減案は考えられない」としているが、自民党県連は近く、同会議とは別に削減案の検討を申し入れる。

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新幹線新駅凍結撤回なら知事に協力
滋賀県会 自民・湖翔クが方針

 滋賀県議会の最大会派「自民党・湖翔クラブ」は5日までに、嘉田由紀子知事が新幹線新駅の凍結方針を撤回すれば、知事の県政運営に協力するとの意向を、6日の12月定例県議会代表質問で示す方針を固めた。

 同クラブは、新駅問題や治水対策など多くの問題で嘉田知事との対決姿勢を示している。条件付きながら協力姿勢を提示することで、凍結の姿勢を堅持する嘉田知事に揺さぶりをかける狙いがあるとみられる。

 条件付きで協力姿勢を示す理由について、自民党・湖翔クラブ関係者は「新駅問題が政争の具となり、県政が停滞することは望ましくない」としている。ただ、同クラブの中には「『新駅は不要』と考える有権者が多い」「嘉田ブームはまだ続いている」などとして、来年4月の県議選で新駅問題が争点化するのを避けたいとする県議も多い。
 同クラブは5日、会派総会を開き、協力姿勢を示す方針を確認した。代表質問では、佐野高典県議があらためて新駅設置の必要性を強調したうえで、「知事が柔軟な姿勢で対応するなら、協力は惜しまない」などと述べる予定。

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知事支援足場固め 「与党」増で公約実現へ
県議選へ独自候補

 滋賀県の嘉田由紀子知事の周辺では、来年4月の県議選での独自候補の擁立や、後援会の体制見直しを模索するなど、知事を支える足場固めの動きが本格化してきた。栗東市長選で、新幹線新駅の「推進」を掲げた国松正一市長が再選を果たし、「凍結」を主張する嘉田知事が、県議会で多数を占める自民党の批判にさらされているからだ。「このままでは知事の公約は実現できない」。知事の支援者からはこんな声があがっている。

 市長選期間中の21日、新たに組織し直した嘉田知事後援会の総会が草津市内であった。

 「1人ずつの気持ちで政治を変える、という草の根の動きが注目されている」。知事は県内外から集まった約300人の支援者に語りかけた。

 会場には、県議選で立候補を検討している2人の男性の姿もあった。

 「頑張ってくださいね」。開会直前、2人は知事から声を掛けられ、握手を交わすポーズを写真に撮った。自民党が議席を独占する県北部の選挙区で立候補を予定する元町議の男性(58)は「嘉田さんを応援する議員を増やし、民意に逆らう県議会のねじれを解消したい」と意欲を見せた。

 2人を嘉田知事に紹介した元県議(53)は「議会を相手に孤軍奮闘する知事に共感する声は多いが、今の県議会では嘉田マニフェスト(選挙公約)は実現できない」と、「嘉田与党」を増やす必要性を訴える。

 栗東市長選で、知事と同じ新駅の「凍結」を掲げた候補を支援した知事の支持母体「対話でつなごう滋賀の会」(寺川庄蔵代表)も市長選後の24日、大津市内で開いた幹部会で、県議選に向けて独自候補の擁立や推薦を検討する方針を決めた。

 選挙では「凍結」「中止」を訴えた2人の候補の合計得票が、国松市長の得票を大きく上回った。嘉田知事は「凍結の『民意』が支持された」と強調するが、国松氏を推した自民党は「推進への『民意』が示された」と、知事批判のトーンを強めている。

 寺川代表は「民意を真摯(しんし)に受けとめられない議員は辞めるべき。民意の届く県議会を望むのは当然だ」と息巻く。

 知事のマニフェスト(選挙公約)実現を後押しする動きもある。
 「早く新駅問題にけりをつけ、本来やるべき政策を進めてほしい」。陶芸家の山元義宣さん(55)=草津市=は9月中旬、支援者らとマニフェストを検証、実践する会を発足させた。県民自らがマニフェストを実行する機運を高めるためだ。

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民主党滋賀県連:嘉田氏当選で新幹線建設は「凍結支持」に
 
 民主党滋賀県連は8日、県知事選で新幹線新駅(栗東市)建設の「凍結」を訴えた新人、嘉田由紀子氏が当選したことを受け、従来の「推進」から「凍結支持」に方針転換することを決めた。
 同県連では選挙前、嘉田氏推薦を求める声も出ていたが、地方選挙での相乗りを禁止する党方針に反し、自民、公明両党とともに現職(落選)を推薦した。川端達夫・県連代表は会見で「県民から『ノー』という結論が示されたことは厳粛に受け止める。いったん議論を仕切り直して検証し直し、新知事からの具体的な提案には是々非々で対応したい」と語った。

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25日までに会派離脱を 嘉田氏支援県議に自民

 滋賀県議会の最大会派「自民党・湖翔クラブ」は21日、議員総会を開き、「先の知事選で会派方針に反して嘉田由紀子知事を支援するなど、考え方が合わず、議会活動に支障が出る」として、冨士谷英正県議に25日までに会派を離脱するように勧告した。
 黒川治代表は「7月定例議会の開会前に決着をつけたい。期限を過ぎても離脱しない場合の対応については考えていない」と話した。
 冨士谷県議は「関係者と相談して、対応を決めたい」としている。
 同クラブは5日に、冨士谷県議に対し、自主的に会派を離脱するように求めていた。
(京都新聞) - 7月21日23時29分更新

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滋賀県副知事と出納長退任へ 国松知事落選などで

 滋賀県の廣田義治副知事と安藤よし子副知事、池口博信出納長が10日、辞職願を国松善次知事に提出し、受理された。廣田副知事と池口出納長は知事選で国松知事が落選したのに伴い、安藤副知事は国の人事異動に伴う。退任は18日付で、知事を含む県三役がすべて代わることになる。
 廣田副知事と池口出納長は3日、国松知事の任期が19日で切れるのを前に辞任する意向を伝えていた。廣田副知事は「国松知事とは一心同体。けじめをつける」、池口出納長は「わたしは国松知事に選任してもらったから」と話している。
 国松知事は「2人にとって選挙結果は想定外で、新知事の考えと違う部分がある。本人の意向は大事にする」と辞意を受け入れた。
 安藤副知事は厚生労働省に戻る。
 廣田副知事は総務部長などを歴任し、安藤副知事は厚労省大阪女性少年室長などを務め、2003年4月から現職。池口出納長は健康福祉部長などを歴任し、2002年10月に現職となった。
(京都新聞) - 7月10日22時49分更新


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滋賀県知事選、嘉田由紀子氏が初当選…社民支持

 滋賀県知事選は2日、投開票され、新人の大学教授・嘉田(かだ)由紀子氏(56)(無=社民支持)が、現職・国松善次氏(68)(無=自民・民主・公明推薦)、新人の県労働組合総連合議長・辻義則氏(59)(無=共産推薦)を破り、初当選を果たした。
 女性知事の誕生は、北海道、千葉、大阪、熊本に続き全国5人目で、同県では初。投票率は44・94%(前回38・67%)だった。
 選挙戦では、同県栗東市で5月末に工事が始まった新幹線新駅建設が大きな争点だったが、「凍結」を訴えた嘉田氏の勝利で、建設が中断することになる。
 嘉田氏は、県が約117億円を負担する新駅「南びわ湖駅」(仮称)や、国土交通省が建設中止を打ち出した大戸川ダム(大津市)などのダム建設を「税金の無駄遣い」として、事業凍結を唱えた。さらに県職員の1割削減、知事退職金返上、小中学校での30人学級実現などを公約に掲げ、浮動票を取り込んだ。
 国松氏は、新駅に対する県の巨額の負担について理解を得られず、推薦した3党や連合滋賀など約260団体も、新駅問題では内部に異論があり、足並みがそろわなかったのも響いた。  

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 滋賀県知事選は2日午後8時に投票が締め切られ、共同通信が実施した出口調査によると、無所属新人の嘉田由紀子氏がリードしている。

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 滋賀知事選:現職・国松氏の推薦決める 民主党

 民主党は9日の常任幹事会で、滋賀県知事選(15日告示)について、現職の国松善次氏(68)=無所属=の推薦を決定した。小沢一郎代表は先月、知事選と政令市長選で他党との相乗り禁止を打ち出したが、国松氏はすでに自民党と公明党が推薦を決定しており、早くも例外を認めた。

 鳩山由紀夫幹事長は9日の記者会見で「(相乗りを禁止する前に)県連は(推薦を)すでに決定していた」と手続き問題であることを強調。「政策協定も行い、民主党の色を強く出す。選対本部は一緒にやらない」と釈明した。

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 嘉田由紀子氏が出馬を正式表明

 7月2日投票の滋賀県知事選に、京都精華大環境社会学科教授の嘉田(かだ)由紀子氏(55)=大津市比叡平1丁目=が18日、立候補することを正式に表明した。

 嘉田氏は研究者や教育者の立場を挙げて「琵琶湖の環境保全や滋賀県の人育てに貢献させていただけるのではないかと決意した」と立候補の動機を語った。住民参加提案型の施策推進や県財政の健全化、循環型社会の構築などを約束した。栗東市内で県などが進める新幹線新駅計画については、見直して住民投票で県民の賛否を問うべきだとの立場だ。

 埼玉県本庄市生まれ。米国ウィスコンシン大大学院修士課程と京都大大学院農学研究科を修了し、1982年に県琵琶湖研究所に入所した。「子どもと川とまちのフォーラム」代表。15日に国土交通省近畿地方整備局の諮問機関「淀川水系流域委員会」委員や県立琵琶湖博物館研究顧問を辞任した。
 知事選は国松善次知事(68)の任期満了に伴う。すでに3期目を目指す国松知事と、新幹線新駅建設の是非を問う住民投票条例の制定を目指した県労働組合総連合議長の辻義則氏(59)が立候補を表明している。
 

07舞鶴市長選  

2007-02-11 | 京都・滋賀
斎藤彰氏が激戦制し初当選
舞鶴市長選
 任期満了に伴う京都府舞鶴市長選は11日、投開票され、無所属新人の前自民党府議、斎藤彰氏(51)が、いずれも同じく無所属新人の前市助役の馬場俊一氏(61)=自民推薦、前民主党京都府第5区総支部長の小林哲也氏(36)=民主推薦、舞鶴地労協事務局次長の瀬尾純爾氏(61)=共産推薦の3氏を破って初当選した。

 3期12年務めた江守光起市長が今期限りでの引退を表明。赤字に悩む市立舞鶴市民病院問題などが焦点になるなか、過去最多に並ぶ4人による激戦を制した。

 斎藤氏は、舞鶴市議と府議合わせて計24年間の経験と実績を強調、豊富な人脈と行動力による市民病院の再建を唱えるとともに「行財政改革を断行し、舞鶴の地域力、家族力、人間力を再生する」などと訴えた。

 政党の推薦がないなか、自民系3人の市議会会派「市民フォーラム」や、府議時代からの支持者らでつくる「明日の舞鶴を拓く会」を母体に、街中を歩き回る独特の選挙戦を展開、無党派層からも支持を集めた。

 馬場氏は市職員と助役としての行政経験、小林氏は若さとしがらみのなさ、瀬尾氏は市民運動での実績などを訴え、健闘したが及ばなかった。

 当日有権者数は7万3239人。投票率は64・19%で、前回を12・70ポイント上回った。

 ▽開票結果

 当16802 斎藤彰 無新

 13911 馬場俊一 無新

 10381 小林哲也 無新

 5423 瀬尾純爾 無新

 (選管最終)
============================================================================================
 


舞鶴市長選は、2月11日に投開票される。
 
 江守光起舞鶴市長が、次期市長選に立候補しないことを表明した。

 江守市長は95市長選に初当選し現在3期目。
 後継指名、国政転出は否定した。
 任期満了後は政界から引退する。

 江守市長は、町井正登前市長の5選不出馬をうけ、府議3期目途中で市長選に立候補して当選。

 市立舞鶴市民病院の運営では、04年春の医師の集団退職以降、赤字が膨らみ、民間委託する方針を打ち出していた。

=対立の構図=

 舞鶴市民病院が焦点の一つとなる。 

 民主の小林哲也、前助役の馬場俊一、自民府議の斎藤彰、共産の瀬尾純爾の4名による争い。
 
 小林は、大阪大大学院修了。
 会社員や国会議員の政策担当秘書を経て、民主党府第5区総支部長を務めた。
 舞鶴市民病院の民間委託交渉の白紙撤回などを最重要政策として掲げた。
 
 斎藤は、市議会の自民系会派「市民フォーラム」(3人)の要請による立候補。
 大東文化大卒。舞鶴市議3期、府議3期目。舞鶴市喜多。
 舞鶴市民病院について、再建を前提とした調査委員会を設置を掲げる。
 
 馬場は、江守市政の継続を訴える。
 関西学院大学法学部卒。70年舞鶴市入所後、舞鶴市企画管理部長などを歴任。
 昨年より舞鶴市助役。
 舞鶴市民病院について、方向性を確かなものにしていきたいとするに留めた。

 瀬尾は、1945年生まれ。西舞鶴高等学校、国立三重大学教育学部卒。小学校で教員を勤める。
 舞鶴教職員組合執行委員長、舞鶴地労協事務局長など歴任。
 現在、地労協事務局次長、勤労者福祉センター常任理事、市民病院問題と地域医療を考える市民の会事務局代表。


07守山市長選

2007-01-28 | 京都・滋賀
 1月28日、守山市長選の投開票が行われる。

 新幹線新駅否定派の山本利男と、肯定派の山田亘宏の一騎打ち。
 前回、相乗り市長を破り、改革派として名を馳せる山田と、元市議会議員5期の
山本の一騎打ち。
 山本は、新幹線などを争点に「市民不在の市政」と訴える。
 山田は、新幹線に一定の理解を見せ、1期4年の実績を訴える。

=前回選挙=

 現職・甲斐と新人・山田の一騎打ち

【甲斐】

 甲斐陣営は、二期八年の現職、自民・民主・公明・連合滋賀・各自治会の推薦を取り付け、市議も共産二人と山田を除く十九人が応援するといった磐石の体制だ。
 市会議員が市政報告会の形で、甲斐のミニ集会を二十~三十カ所で開催。
 また、第二次ローラー作戦を実施し、後援会だよりや後援会入会の勧誘はがきなどを全戸配布した。
 さらに、千人規模の後援会総集会を守山市民ホールで開催、山田陣営の戦意喪失を目論む。
 一方、女性票は、宇野治県議の後援会の女性組織を活用し、掘り起こしに力を注いでいる。

 甲斐市長自らが一軒一軒しらみ潰しに訪問。
 また、市会議員による動員をチェックするため、総集会でも整理券を発行し、参加者の管理を徹底させた。。

【山田】

 どの政党からの推薦も受けず、市会議員や県会議員の応援もない山田陣営が頼りとするのは、60%を占める無党派層だ。
 このため、市内の団地、マンションをくまなく回るとともに、駅前で朝立ちを続けた。
 陣営の運動の担い手は、山田が理事長を務める高齢者のデイサービスを行うNPOの利用者やホームヘルパー講習会の受講生ら。

 守山の草津・栗東両市からの立ち後れ、一部市議の傀儡としての甲斐市政、水道水汚染特定を求めた団体に対する補助金の停止を公言した問題、などを批判の対象とした。

【開票結果】 

当選 山田亘宏 154 無・新

落選 甲斐道清 121 無・現 =自・民・公

(投票率54% 過去最低)

=見解=

 ベットタウンとしての機能が強まったせいか、投票率は過去最低。
 しかしながら、「改革派」新人の山田が勝利した。
 実績を訴えた市長および既存団体のいう「実績」が、一般市民の目には映らなかった。
 他のベットタウンの例外に漏れず、守山でも「変革」が求められているのだ。 

=開票結果=

当選 山田亘宏 189 無・現
   
落選 山本利男  63 無・新

(投票率46% 過去最低)

=見解=

 「改革派」市長といわれる山田が、「市政を市民の手に」と挑まれる構図。
 山田の「改革」に合格点がついた形。
 遥か以前に市議を退いた山本に6000入ったことを反省材料とし、さらなる改革を期待したい。
 山下は孤独な戦いとなったが、「新幹線反対」を掲げるのであれば、余呉町長選のような方式を模索する必要があったのではないだろうか?

07余呉町長選

2007-01-21 | 京都・滋賀
 1月21日、余呉町長選の投開票が行われた。
 
 候補者は、自民推薦の前町議・久保田順一と、嘉田知事と政策協定を結んだ二矢秀雄候補の2人。

 高レベル放射性廃棄物の最終処分場・丹生ダム計画が争点となった。

当選 1351 二矢秀雄    無・新

落選 1272 久保田順一  無・新 =自

 二矢秀雄が、わずか79票差で勝利した。
 二矢は、嘉田由紀子知事の支援団体と政策協定を結び、組織に頼らない草の根選挙を展開した。

 当選の興奮が冷めやらぬ選挙事務所に嘉田由紀子知事が姿をみせた。
 二矢当選の知らせを聞いて大津市から急きょ祝福に駆けつけた。

=見解=

 自民党の強い地区で、近江八幡市に次ぐ連勝。
 争点を浮き立たせ、盟友関係を結ぶ候補が当選していく。
 嘉田陣営は、思っていた以上に手ごわいようだ。


参考・06滋賀知事選
参考・06栗東市長選
参考・06近江八幡市長選


07亀岡市議会選挙  

2007-01-21 | 京都・滋賀
 1月21日、亀岡市議会選挙の投開票が行われた。

=京都4区=
 
 亀岡を含む、桑田・船井地域は、野中弘務が圧倒的な強さで連続当選を続けた京都4区に属する。
 野中引退後は、その後継である元亀岡市長・田中英夫が地盤を引き継いだ。
 ところが、郵政騒動で、4区の主は、野中と長年対立してきた中川泰宏に移る。
 復権を狙うかつての実力者・野中と中川。
 その主戦場が、亀岡・園部・八木を含む桑田・船井地区なのだ。

 自民対決が注目されるが、民主も比例ながら4区から衆議院議員を輩出した。
 政権交代を訴える民主党。
 来年の府議選・亀岡選挙区での議席獲得に向け、2人当選を目指す。 
 

=対決の構図=

 党派別では共産5、公明3、民主2、無所属22で女性は6人。
 立候補を見送った現職市議のうち5人が今春の府議選同市選挙区に立候補の意欲を見せ、今秋には市長選も控える。
 その前哨戦として、注目が集まる。


=定員26・立候補32=

      
【新政クラブ】  6

野々村嘉平 61 無・現 =自 

松本冨雄  66 無・現

西田馨   71 無・現


【亀岡創生会議】  5

西口純生  60 無・現

田中義雄  65 無・現

石野善司  58 無・現

隅田盛和  48 無・現


【共産】  5

苗村活代  51 共・現

並河愛子  58 共・現

田中豊   59 共・現

立花武子  63 共・現

馬場隆   54 共・元


【超党派クラブ】  4  

木曽利広  55 無・現 =自

井上耕作  46 無・現


【プロジェクト亀岡】  3

湊泰孝   43 無・現

明田昭   66 無・現


【公明】  3

風早浩一  45 公・現


【無会派】 1

篠原咲子  57 無・現

【新人・元職】

中沢基行  58 無・新   

小島義秀  44 無・新   

栗田好美  57 無・元

吉川泰博  57 無・元

並河良治  54 無・新   

西村克巳  59 無・新   
  
 村利男  60 無・新  

辻村均   52 無・新   

小松康之  53 民・新   

吉田千尋  30 民・新

竹田幸生  49 無・新

藤本弘   55 公・新

菱田光紀  49 無・新 =自 


=開票結果=

中沢 もとゆき  1862 無
並河 あい子  1194 共
田中 ゆたか  1308 共
日高 しょうこ  1777 公
小島 よしひで  1424 無
栗田 好美    258 無
すだ 盛和   1109 無
吉川 やすひろ  1058 無
並河 よしはる 1803 無
田中 よしお  1586 無
西村 かつみ  1532 無
石野 ぜんし  1669 無
西口 すみお  1784 無
かぜはや 浩一  1671 公
ひしだ みつのり 1126 自
中村 としお   778 無 
辻村 ひとし   1035 無
苗村 かつよ  1132 共
小松 やすゆき 1156 民
松本 とみお  1255 無
吉田 ちひろ  1408 民
井上 耕作   1103 無
ばば たかし   1246 共
西田 かおる  1374 無
竹田 ゆきお  1191 無
ふじもと 弘  1654 公
木曽 としひろ 1382 自
立花 たけ子  1479 共
明田 あきら  1162 無
しのはら 咲子 1309 無
野々村 かへい 1292 自
みなと 泰孝  1616 無

 
 

03府議選~京都

2007-01-14 | 京都・滋賀
自民26 公明6 新政4 民主14 共産12




京都(35)…自12 公5 政1 民6 共11


【京都市北】3

当選 田坂幾太 148  自・現  5選

当選 新井 進  122  共・現  3選

当選 武田祥夫  75  民・現  再選   

落選 下田正明  52  無・新            


【京都市上京】2

当選 林田 洋  112  自・現 4選     

当選 田中卓爾 102  無・現  4選 =民・公・社推薦        

落選 三木一弘  85  共・現          


【京都市左京】5

当選 北岡千はる  140  民・現 4選

当選 沢 照美   108  公・現 再選

当選 石田宗久   106  自・新 初当選      

当選 梅木紀秀    98  共・現 3選

当選 光永敦彦    88  共・現 再選 

落選 梅垣康秀    58  自・新          


【京都市中京】3

当選 植田喜裕 自・現   98 3選

当選 水口 洋  無・現   96 3選 =公推薦・新政 

当選 原田 完  共・新   90 初当選

落選 市田竜也 民・新   40 


【京都市東山】1

当選 高山 寛 自・現   104 10選

落選 橋本健三 共・新   57 


【京都市山科】3

当選 菅谷寛志 自・現  106 再選

当選 松尾忠昌 公・現   99 5選

当選 本庄孝夫 共・新   97 初当選

落選 井上隆夫 民・新   75


【京都市下京】

当選 小巻実司  97 自・現 3選

当選 西脇郁子  83 共・新 初当選

落選 鈴木繁伸  78 民・新


【京都市南】3

当選 西田昌司 114 自・現 5選

当選 山内佳子  85 無・新 初当選=共推薦

当選 角替 豊   75 公・現 5選

落選 山本 恵   36 無・新    =民・社推薦


【京都市右京】5

当選 佐藤 宏  114 公・現、4選

当選 小林弘明   99 自・現 9選

当選 加味根史朗 88 共・元 3選

当選 島田敬子   87 共・現 3選

当選 熊谷 哲   76 民・現 再選

落選 近藤省一  75 無・新   =自推薦

落選 山本茂博   35 無・元   =自推薦



【京都市西京】2

当選 近藤永太郎 204 自・現 3選

当選 佐川公也  156 民・元 再選

落選 太田勝祐  136 共・現 


【京都市伏見】6

当選 山口 勝    199 公・新 初当選

当選 清水鴻一郎 176 自・現 4選)

当選 田渕五十生 136 民・現 6選

当選 松尾 孝   131 共・現 6選

当選 前波健史   90 自・現 3選 

当選 久守一敏   83 共・新 初当選  

落選 山本 純    34 無・新

落選 瀬野 学    30 無・新





【向日】1

当選 木村繁雄  81 政・現 8選 =自・公推薦

落選 小林孝宏  55 共・新

落選 磯野 勝   53 無・新


【長岡京・乙訓】2

当選 坪内正一   127 自・現 6選  

当選 中小路健吾 115 民・新 初当選    

落選 上坂愛子    88 共・現          





【宇治・久世】4

当選 山本 正    184 民・現 再選

当選 前窪義由紀 140 共・現 再選

当選 村田正治   139 自・現 再選

当選 村井 弘    139 公・新 初当選

落選 中嶋博美    50 無・新


【城陽】2

当選 奥田敏晴 114 自・現 再選       

当選 北尾 茂   98 民・新 初当選      

落選 矢口雅章  75 共・新          


【八幡】2

当選 大野征次   91 無・現 4選 =民・公・社推薦

当選 明田 功    83 自・現 4選

落選 日名子大介 59 共・新 


【京田辺・綴喜】1

当選 上村 崇    116 民・新 初当選      

落選 大野栄三郎 114 自・新         

落選 谷口清久    48 共・新          


【相楽】2

当選 松岡 保  140 民・新

当選 伝宝和平 135 無・新    =自・公・新政会推薦       

落選 酒井弘一 108 共・新

落選 大東章二  16 無・新         




【亀岡】2

当選 酒井国生 124 自・現、5選

当選 稲荷義晴 107 政・現、再選 =公・社推薦

落選  馬場 隆  80 共・新


【北桑田郡・船井】2

当選 高屋直志 140 自・現 3選       

当選 上田秀男 114 政・現 再選 =公推薦

落選 小林 毅   83 共・新




【福知山・天田・加佐】2

当選 大橋 健  182 無・現 8選 =民・公・社推薦         

当選 家元丈夫  110 自・現 4選

落選 堀久仁子   69 共・新 


【舞鶴】3

当選 斎藤 彰   122 自・現、3選

当選 千歳利三郎 110 自・現、3選 

当選 中島則明    88 無・新 初当選 =民推薦  

落選 後野和史    65 共・新


【綾部】1

当選 梅原 勲  111 自・現 3選       

落選 四方正幸  43 共・新


【宮津・与謝】1

当選 多賀久雄 176  自・現 3選 

落選 尾崎邦男  55  共・新


【中・熊野】1

当選 巽  昭  114 自・新

落選 真下相一  40 共・新


【竹野】1

当選 田中英世   74 自・現 4選        

落選 奥野美智恵 59 無・新          

落選 倉岡伸暁   19 共・新   


07長岡京市長選

2007-01-14 | 京都・滋賀
 京都府長岡京市長選は、現職小田豊が、前長岡京市議大畑京子、竹林光美の新人2人を破り、再選を果たした。

小田 豊 128  無・現 =自民・公明・民主・社民

大畑京子  95  無・新

竹林光美  55  無・新 =共産


(京都)

 阪急新駅構想の是非、長岡天神駅周辺整備が争点で、72年の市制施行後初の三極選挙となった。
 小田は新駅構想推進を掲げ、1期4年の実績を強調した。
 幅広い政党、連合京都や各種団体に支えられてきめ細かな選挙運動を展開。
 厚い支持基盤を固め、2新人をかわした。

 大畑は新駅構想の凍結、長岡天神駅周辺整備の早期着手などを訴えた。
 市議会で同会派だった市議を中心に草の根選挙を繰り広げたが、届かなかった。

 再挑戦の竹林は、新駅構想の撤回、水道料金値下を掲げたが、得票を減らした。

 当日の有権者数は6万2802人。
 投票率は44.65%と前回(40・20%)を4・45ポイント上回った。

=見解=

 大山崎町長選では、4党相乗り候補を共産党候補が破り、革新首長が生まれた。
 自民党体制に不満が出ているのは明白であり、その不満の受け皿として期待が集まるという恵まれた構造にいる民主党。
 大山崎町では、その非自民・町単位での政権交代の受け皿を共産党に献上し、自民党との相乗りの上に破れるという醜態を晒してしまった。
 京都民主といえば、前代表の前原誠司。
 前原の個人サイトの表紙には、大きな文字で「政権交代でしか日本は変わらない!」とある。
 さらに、代表時には、「国民政党への脱皮の為には労組依存を断ち切るべし」との姿勢を打ち出していた。 
 全くの正論である。
 現在の小沢路線は、政権交代が先で正論はあとというもの。
 前原路線は、正論が先で政権交代は後というもの。
 前原は、社会党・共産党との相乗りとなった沖縄知事選にも否定的で、非自民の独自候補を擁立すべきとの立場であった。
 であるとすれば、前原は地元の京都府下において、せめて市長選レベルでは、非自民・非共産の独自候補を擁立すべきではないのか?
 舞鶴市長選では、自民党との対決になる。
 これを長岡京では、何故できなかったのか?
 連合が自民と相乗りになっても、民主は独自に候補者を立てる。
 それで自民に勝利してこそ、前原の言説に説得力が出てくるというものだ。
 前原の影響力の強い京都府で民主が連戦連勝を重ねた時、前原路線は党内の大勢を占めることになる。
 
 大畑京子の1万弱の得票は、本来は民主が獲得すべきものが大半であった筈だ。 
 


 

06近江八幡市長選

2006-11-26 | 京都・滋賀
 11月26日、近江八幡市長選の投開票が行われた。 

 嘉田由紀子知事が誕生した滋賀県。

 元滋賀県議会議長の冨士谷英正が無所属で立候補した。
 冨士谷は、知事選において自民党の方針に反し、嘉田を支援した。
 その知事選、冨士谷の地盤である近江八幡市では嘉田が国松前知事の倍以上の得票数を獲得している。
 今回の市長選、冨士谷は嘉田の応援を得て、無所属で立候補した。

=開票結果=

当選 11761 冨士谷英正 無・新

落選  7309 有村 国俊  無・新 =自

落選  6298 深井 博正  無・新 =民

落選  3319 伊地知久凱 無・新 =共

(投票率53%)


=見解=

 もともと滋賀政会の大物であった上に、知事の支援を受けた冨士谷が圧勝した。
 自民が支援した市議の有村は、票を伸ばしきれなかった。
 民主市議・深井は、自民vs新知事という構図に埋没した。
 返す返す、知事選での相乗りが悔やまれる結果となった。


参考・06滋賀知事選
参考・06栗東市長選
参考・07余呉町長選

06栗東市長選

2006-10-22 | 京都・滋賀
 10月22日、栗東市長選の投開票が行われた。

=構図=

 東海道新幹線新駅の建設予定地・栗東市。
 その市長選挙が行われる。
 新駅推進の立場を取る現職の国松正一市長に加え、元県労連事務局長・杉田聡司が「中止」、民主党県連から出馬要請を受けた田村隆光栗東市議が「凍結に近い一時中止」を掲げて相次いで出馬表明、県知事選と同様の構図となった。

 前知事の国松善次氏が再選されていれば、栗東市長選もさほど混乱は起きなかっただろう。
 しかし新駅凍結を掲げる嘉田知事の登場で、国松市長も枕を高くして寝られなくなった。

 県労連出身の杉田は知事選に出馬した辻義則県労連議長と同じく中止の立場。
 
 田村は微妙な言い回しだが、嘉田知事の「凍結」に近い「一時中止」の立場。
 滋賀民主は、知事選では自公と現職に相乗りして敗れ、支持者から批判で嘉田知事支持に回るという混乱を見せた。
 滋賀民主としては、新駅建設に懐疑的な県民の意向が判明したため、現職との対抗機軸を明確にすれば勝てるとの目算があった。
 しかし、栗東市は新駅の地元であり、知事選の投票結果を見ると前職の票が嘉田を3千票あまり上回っており、必ずしも知事選と同じ結果になるとは限らない。
 こうしたことから、田村は知事と全く同じ立場を表明できないわけだ。

=展開=

 栗東市議会「栗政会」の自民党員の市議4人が、栗東自民に離党届を提出した。
 4人は市長選で民主党県連が推薦する田村隆光を支援。


 栗東市選出の民主県議・北野加代子は、市長選を巡り滋賀民主幹部から精神的苦痛を受けたなどとして、県連に離党届を提出した。
 新駅について「推進」から「凍結」に転換した際、事前に相談がなかったことや、市長選活動中、県連幹部から暴言を受けたことを挙げた。
 北野県議は、新駅推進の立場だった。
 県議会会派も離脱し、無所属で活動する方針。


当選 12082国松 正一=無・現2=自

落選 11053田村 隆光=無・新 =民 =社

落選  5992杉田 聡司=無・新 =共

(投票率 64% 前回52%)

 東海道新幹線新駅の建設の是非が争点となった任期満了に伴う滋賀県栗東市長選は22日投票、即日開票の結果、建設推進を掲げた無所属現職の国松正一が、凍結を訴えた無所属新人で前栗東市議の田村隆光、無所属新人で中止派の元県労連事務局長の杉田聡司を破り、再選を果たした。

 国松は自民など保守層を手堅くまとめた。
 田村は新駅の中止も含めた再検証を訴え、杉田は建設中止を主張し、反国松票が割れる結果となった。

 新駅を巡り、県民は7月の知事選で凍結を掲げた嘉田由紀子知事を選んだ。
 しかし、建設予定地では推進派市長が選出され、民意にねじれが生じた。
 嘉田知事は「県民の意思」として凍結方針を貫く意向で、今後の混乱は必至だ。

参考・06滋賀県知事選
参考・06近江八幡長選
参考・07余呉町長選