選挙ブログ

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幹事長に柏県議 自民宮城県連三役人事

2008-03-06 | 宮城・山形・福島
幹事長に柏県議 自民宮城県連三役人事
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080305t11032.htm

 自民党県連(土井亨会長)の新しい三役人事が4日、固まった。
 選挙の要となる幹事長に、県議会最大会派「自民党・県民会議」会長の柏佑整県議(60)=塩釜=を起用する見通し。
 総務会長には党仙台市連会長の野田譲仙台市議(46)=泉=、政調会長には中島源陽県議(45)=大崎=の抜てきが濃厚になった。

 新三役は、ベテランと若手の県議に仙台市議を加えた布陣となる見通し。
 挙党態勢を印象づける狙いがあるとみられる。

 柏氏は、1995年県議選で初当選し4期目。
 昨年5月、自民党・県民会議の会長に就いた。
 昨年10月、県の独自課税「みやぎ発展税」の審議で、派内で割れていた意見を賛成で一本化することに成功した。

 県連は昨年夏の参院選惨敗を受け、選挙戦略の見直しを迫られている。
 柏氏を軸に、民主党への対抗策を練り直す。

 野田氏は、95年市議選で初当選し4期目。
 市議会では最大会派「改革ネット・自民」の幹事長。
 昨年6月、党仙台市連会長に就いた。

 仙台市議を三役に起用するのは異例。
 次期衆院選で仙台市の1、2区の支持拡大を目指し、党市連との連携を強める戦略があるとみられる。

 中島氏は、2003年県議選で初当選し2期目。
 農家出身で農業政策に詳しい。
 県連の筆頭副幹事長を務め、党務にも精通している。



福島比例得票 まとめ

2007-09-30 | 宮城・山形・福島
参院選比例得票
衆院選挙別・相対得票率(%)

福島1区 (福島市,原町市,相馬市,伊達郡,相馬郡)
自公40 民日45
自民30 公明10 民主43 日本2 社民5 国民1 共産7

福島2区 (郡山市,二本松市,安達郡)
自公39 民日48
自民28 公明11 民主46 日本2 社民5 国民1 共産6

福島3区 (白河市,須賀川市,田村市,岩瀬郡,西白河郡,東白川郡,石川郡,田村郡)
自公39 民日49
自民31 公明 9 民主47 日本1 社民4 国民2 共産5

福島4区 (会津若松市,喜多方市,南会津郡,耶麻郡,河沼郡,大沼郡)
自公38 民日47
自民28 公明10 民主46 日本2 社民6 国民2 共産5

福島5区 (いわき市,双葉郡)
自公41 民日44
自民28 公明13 民主42 日本2 社民5 国民1 共産7

07参院選 宮城選挙区 まとめ

2007-08-25 | 宮城・山形・福島
宮城1区

青葉 愛知 40 32.94%  岡崎 64 53.11%
太白 愛知 30 30.17%  岡崎 50 51.34%

合計 愛知 69 31.70%  岡崎115 52.32%

宮城2区

宮城 愛知 26 34.67%  岡崎 40 53.21%
若林 愛知 18 34.13%  岡崎 28 51.99%
泉区 愛知 29 31.09%  岡崎 53 56.26%

合計 愛知 73 33.02%  岡崎121 54.21%

宮城3区

白石 愛知  7 36.98%  岡崎  9 51.32%
名取 愛知 10 33.49%  岡崎 17 54.65%
角田 愛知  6 37.84%  岡崎  8 51.29%
岩沼 愛知  6 33.46%  岡崎 11 56.12%
刈田 愛知  3 39.14%  岡崎  4 49.67%
柴田 愛知 16 38.84%  岡崎 21 50.88%
伊具 愛知  4 40.83%  岡崎  4 49.38%
亘理 愛知  9 39.14%  岡崎 12 51.02%

合計 愛知 61 37.07%  岡崎 86 52.17%

宮城4区(6区の鳴子・岩出山地区を含む)

大崎 愛知 20 32.92%  岡崎 32 52.64%
塩竈 愛知 10 37.24%  岡崎 12 46.04%
多賀 愛知 11 38.94%  岡崎 13 46.70%
宮城 愛知 11 36.80%  岡崎 16 51.28%
黒川 愛知 13 37.04%  岡崎 19 52.43%
加美 愛知  6 39.84%  岡崎  8 51.28%

合計 愛知 72 36.26%  岡崎100 50.55%

宮城5区

石巻 愛知 25 35.76%  岡崎 39 55.46%
東松 愛知  8 39.72%  岡崎 10 51.36%
遠田 愛知  7 34.35%  岡崎 11 52.33%
牡鹿 愛知  2 43.17%  岡崎  2 45.98%

合計 愛知 42 36.51%  岡崎 63 53.75%

宮城6区

気仙 愛知 10 34.26%  岡崎 15 50.48%
登米 愛知 13 32.27%  岡崎 23 58.01%
栗原 愛知 13 32.54%  岡崎 22 55.16%
本吉 愛知  5 42.04%  岡崎  6 47.27%

合計 愛知 41 33.86%  岡崎 66 54.14%


比例得票 宮城

1区 自民 51 公明 23 民主 97 日本 8 社民11 国民 3 共産15
2区 自民 51 公明 32 民主 97 日本 7 社民13 国民 3 共産16
3区 自民 47 公明 20 民主 66 日本 3 社民 9 国民 2 共産 9
4区 自民 54 公明 25 民主 78 日本 4 社民10 国民 3 共産16 
5区 自民 35 公明 13 民主 48 日本 2 社民 5 国民 2 共産 6
6区 自民 36 公明 11 民主 49 日本 2 社民10 国民 2 共産 6

合計 自民275 公明124 民主436 日本25 社民58 国民16 共産68

宮城・指標

愛知/自公比例=131  
愛知/自民比例= 90
岡崎/民主比例=126
岡崎/民日比例=119
岡崎/民日国比=108

愛知票/岡崎票= 65 

自比例/公比例=228 
自比例/民比例= 63 
自公比/民主比= 92
自公比/民日比= 87 
自公比/民日社= 77
自公/民日国社= 75

宮城1区
愛知/自公比例=135  
愛知/自民比例= 93
岡崎/民主比例=119
岡崎/民日比例=110
岡崎/民日国比=106
愛知票/岡崎票= 60 
自比例/公比例=222 
自比例/民比例= 53 
自公比/民主比= 80
自公比/民日比= 70 
自公比/民日社= 64
自公/民日国社= 62

宮城2区
愛知/自公比例=143  
愛知/自民比例= 88
岡崎/民主比例=125
岡崎/民日比例=116
岡崎/民日国比=113
愛知票/岡崎票= 60 
自比例/公比例=159 
自比例/民比例= 63 
自公比/民主比= 86
自公比/民日比= 80 
自公比/民日社= 71
自公/民日国社= 69

宮城3区
愛知/自公比例=130  
愛知/自民比例= 73
岡崎/民主比例=130
岡崎/民日比例=125
岡崎/民日国比=121
愛知票/岡崎票= 71 
自比例/公比例=235 
自比例/民比例= 71 
自公比/民主比=102  
自公比/民日比= 97 
自公比/民日社= 86
自公/民日国社= 84

宮城4区
愛知/自公比例=133  
愛知/自民比例= 91
岡崎/民主比例=128
岡崎/民日比例=122
岡崎/民日国比=118
愛知票/岡崎票= 72 
自比例/公比例=216 
自比例/民比例= 69 
自公比/民主比=101 
自公比/民日比= 96 
自公比/民日社= 86
自公/民日国社= 83 

宮城5区
愛知/自公比例=120  
愛知/自民比例= 88
岡崎/民主比例=131
岡崎/民日比例=126
岡崎/民日国比=121
愛知票/岡崎票= 67 
自比例/公比例=269 
自比例/民比例= 73 
自公比/民主比=100 
自公比/民日比= 98 
自公比/民日社= 87
自公/民日国社= 84

宮城6区
愛知/自公比例=114  
愛知/自民比例= 87
岡崎/民主比例=135
岡崎/民日比例=129
岡崎/民日国比=125
愛知票/岡崎票= 62 
自比例/公比例=327 
自比例/民比例= 73 
自公比/民主比= 96 
自公比/民日比= 92 
自公比/民日社= 77
自公/民日国社= 75  


07参院選~福島補選

2007-02-27 | 宮城・山形・福島

選挙:参院選/参院補選 補選に山口県議、通常選に森氏擁立--自民県連方針 /福島

 自民党県連は25日、昨年11月の県知事選に出馬、当選した佐藤雄平氏の辞職に伴う参院福島補選(今年4月)に山口勇県議(68)を、通常選(同7月)には、知事選に同党などの推薦で出馬し落選した弁護士の森雅子氏(42)を擁立する方針を固めた。
 補選の候補者擁立を巡っては、党本部に公認申請までした前日本青年会議所副会頭が出馬を辞退するなど混迷した。最終的には、通常選とセットで公募することを決め、全国から応募した29人の中から2人を選んだ。
 同党県連は26日に福島市内で選対委員会や総務会を開き、2人を擁立することを機関決定し、27日に候補者立ち会いの下、正式に会見する。

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選挙:参院選/参院補選 自民、7月の通常選も公募 補選の擁立難航 /福島

(毎日新聞)

 ◇セットで人材確保へ
 自民党県連は8日、岩城光英会長と県連三役らが参院補選の候補者選定について協議し、7月の通常選も含めて候補者を公募する方針を決めた。補選の候補者擁立が難航しているためで、通常選と一括して公募し、広く人材を確保することにした。今月26日までに選考委員会を開き、県議らの同意を得て発表することを目指す。
 この日は、岩城会長が、三役に党本部から公募方式で補選の候補者擁立を目指すよう7日に指示されたことを報告した。
 これを受けて協議した結果、出馬希望者が多い通常選とセットで公募することで、通常選に意欲を示す人物の中から、擁立作業が難航している補選に出馬してもらう目算もある。対象は全国で、選考基準は今後定める。
 9日に岩城会長が党本部に公募で補選、通常選候補者を選ぶことを申請する。同日中に機関決定される見込みだ。また、党本部幹部と県連役員ら10人前後で構成する選考委員会を近く発足させる。
 岩城会長は「公募により選考過程の透明性を高めながら人選を進めることに決めた。ここまで来ると、通常選と補選の候補者が一体となることが相乗効果を生む」と述べた。また、吉田弘幹事長は「公募は本意ではないが、自民党のオープンなイメージアップになる」と述べた。
 党本部によると、参院通常選の候補者擁立のための公募は3県で行われ、三重、大分両県は決まったが、山形県では決まらなかったという。

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07参院選~山形 動向

2007-02-25 | 宮城・山形・福島
山形新聞ニュース

参院候補者選びで5、6人の名前・自民県連幹部が協議

2007年2月24日(土)

 県教育委員の松村昌子氏(49)の擁立断念で振り出しに戻った自民党県連の参院選県選挙区の候補者選びで、執行部と党所属国会議員は23日、都内で対応を協議した。男女5、6人の名前が挙がり、周囲の評価や出馬の環境などを探った上で、3月2日に再び都内で会合を持ち、絞り込むことにした。

 県連会長の加藤紘一衆院議員、遠藤利明衆院議員、阿部正俊参院議員、平弘造県連幹事長が出席。終了後、記者会見した加藤会長によると、名前が挙がったのは本県にゆかりがある男女で、性別にこだわらずに人選を進める方針を確認した。

 加藤会長は「松村氏の辞退は、がっかりした。気持ちの切り替えに時間が必要。丁寧に人選し、根回しして決める」と説明。その上で、「公募を2回行い、プロセスをしっかり踏んできたため、今ほど県連として団結の機運が強い時はない。候補者が決まれば勝つ自信がある」と述べた。

 対する民主党は既に、県連会長代行の舟山康江氏(40)が出馬表明している。共産党が県常任委員の佐藤雅之氏(34)の擁立を決めている。加藤会長は「相手を意識せず、時代背景に合った政策を訴えられる人を探す」と強調した。

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松村氏の擁立断念を確認-参院選県選挙区で自民県連


 自民党県連は、参院選県選挙区への立候補を打診していた県教育委員の松村昌子氏(49)=天童市=が出馬を辞退したのを受け、19日、東京の衆院第二議員会館で対応を協議し、松村氏の擁立断念を確認した。これで昨年2月に現職の阿部正俊氏が不出馬を表明して以降、進められてきた県連の候補者選定は再び振り出しに戻った。

 協議には、県連会長の加藤紘一衆院議員をはじめ自民党の県選出国会議員と平弘造県連幹事長が出席した。松村氏の擁立断念の結論を出し、今後の候補者選びについて意見を交換。さまざまな人物に関する情報を集めた上で、23日に再協議することにした。

 会議の後、記者会見した加藤会長は、「松村氏に受諾してもらえると思っていたが、『家族の同意を得るに至らない。辞退したい』と断られ、あきらめざるを得ない。新しい候補の模索をこれから始める」と語った。

 県連は、県議選と連動した運動を念頭に、今月中旬までの候補者決定をめどにしていたが、もくろみ通りにはいかなかった。加藤会長は「できるだけ早くと思っている。統一地方選前には決めたい」とした。

 松村氏への打診は、既に県選挙区への出馬を表明した民主党県連会長代行の舟山康江氏(40)との「女性対決」の構図を描いたものだった。今回の辞退で、戦略の練り直しも求められ、公示予定日まで5カ月を切った今、選定作業は時間との戦いとなる。

 自民党県連の候補者選定は、二度にわたる公募が不調に終わり、先月9日の選対会議で対応を執行部に一任した。数十人の名前が上がり、県教育委員など地域に根差した活動をしている松村氏が浮上、今月7日に出馬を打診した。松村氏は当初、前向きの姿勢を示していたものの、18日までに家族とともに県連役員と会い、辞退を申し出た。

 参院選県選挙区には舟山氏に加え、共産党が県常任委員の佐藤雅之氏(34)の擁立を決定している。

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山形新聞ニュース

松村氏が出馬を辞退-自民参院候補者選定

 自民党県連の参院選県選挙区の候補者選定で、県連執行部から出馬を打診されていた県教育委員で会社役員の松村昌子氏(49)=天童市=が、出馬を辞退する意思を固めたことが18日、分かった。県連役員に既に意向を伝えており、執行部は19日、都内で党所属国会議員と協議し、松村氏の擁立断念を確認した上で今後の対応を話し合う。

 松村氏は2月7日に加藤紘一会長ら県連執行部から出馬の打診を受けた。返答は保留し、「家族の理解や公職などクリアしなければならないこともあり、熟慮して返事をしたい」としていた。

 山形新聞の18日の取材に対し、松村氏は「残念だが、打診を受けた後、ハードルが高くなり、それを越えられないという結論に達した」と話した。

 県連執行部は打診後、松村氏と接触を繰り返し、出馬を説得してきた。家族や家族が経営する会社の役員らとも話し合いの場を持ち、出馬に向けた環境整備を進めていたが、実らなかった。

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選挙:参院選・山形選挙区 松村氏、受諾へ前向き--自民打診の県教育委員 /山形

 参院選山形選挙区の候補者選考を進める自民党県連の平弘造幹事長は10日、立候補を打診した県教育委員の松村昌子氏(49)から前向きな返答があったことを明らかにした。同県連は今週前半にも再度、面談して承諾を得たい考え。

 松村氏は「(教育委員などの)公の仕事についての調整をしてから最終的に返答したい」と話し、前向きな姿勢を示したという。家族の賛成は得られ、立候補に向けた準備を進めているとみられる。

 平幹事長は「承諾の回答が得られれば、なるべく早く選挙対策特別委員会を開いて決定し、正式発表したい」と話している。

毎日新聞 2007年2月11日

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自民県連が松村氏に出馬打診-参院選県区、「熟慮して返事」

2007年2月8日(木)

08:01
 自民党県連が、今夏の参院選県選挙区の候補者選定で、県教育委員で会社役員の松村昌子氏(49)=天童市=に出馬を打診したことが7日分かった。松村氏は同日、山形新聞の取材に対し、「期待していただいたことは光栄で大変うれしく思う。家族や公の仕事などクリアしなければならないこともあり、熟慮して返事をしたい」と述べた。

 松村氏は天童市生まれで、山形西高、日本女子大を卒業。少年補導員や人権擁護委員なども務めている。県教育委員は昨年10月に前任者の任期満了に伴って就任した。

 県連は、改選を迎える阿部正俊参院議員が昨年2月に不出馬を決めたことを受けて候補者選定を開始。2度にわたる公募で「勝てる候補」を見いだせず、先月9日の選対会議で対応を執行部に一任した。

 執行部は先月下旬から県選出国会議員との協議を繰り返し開き、人選を進めていた。松村氏が教育や青少年育成、PTAなど地域に根差した活動を幅広く行っていることや、大票田の衆院県1区が地盤となる点などから、名前の挙がった数十人から絞り込み、7日に都内で出馬を打診した。本人は返答を保留しており、説得し、承諾が得られれば、今月中にも選対会議で候補者に決める考えでいる。

 県選挙区では、民主党県連会長代行の舟山康江氏(40)が6日、小沢一郎党代表とともに出馬を表明。共産党は党県常任委員の佐藤雅之氏(34)の擁立を決めている。

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民主・舟山氏が出馬を表明-今夏の参院選県区

2007年2月6日(火) 18:40

 民主党県連会長代行の舟山康江氏(40)は6日、山形市のホテルメトロポリタン山形で記者会見し、今夏の参院選県選挙区への出馬を表明した。社民党県連、連合山形との非自公勢力による選挙協力が大筋で整ったことを踏まえての発表。会見には、小沢一郎民主党代表も駆けつけ激励した。また同日、同党役員会、常任幹事会で舟山氏の党公認も決まった。

 小沢代表、県連の近藤洋介会長、鹿野道彦最高顧問と会見に臨んだ舟山氏は「小泉前政権による自由競争主義では、さまざまな格差は広がるばかりで、何とかしたいと思い、立候補を決意した」と出馬を表明。「次の世代に大きなつけを残さないためにも、農林水産業を中心にした地域活性化を図り、山形から格差のない住みよい日本づくりに向け、頑張っていきたい」と決意を披露した。

 去年5月、本県を代表就任後の全国行脚第1弾の地として選んだ小沢代表は「参院選で1人区への対応が重要。中でも山形を含む東北の4つの1人区は最重要地域だ」との考えを示した。その上で「舟山さんは、今の日本社会の問題点を正確に認識し、山形から変化を起こそうと力強い意思を持っている素晴らしい候補者であり、まさに時代に適した人材。党本部としてもできる限り支援していく」などと語った。

 連合山形を仲介役に進めてきた社民党県連との選挙協力は、先月、社民が独自候補擁立を断念、民主公認候補を支持する方針でまとまり、現在は細部の政策や統一地方選を含めた選挙協力などについて最終的な調整を行っている段階。近藤会長は「大筋で合意し、ようやく対外的に発表できる段階になった。舟山候補を中心に非自公勢力が結集し、参院選に臨みたい」としている。

 舟山氏は埼玉県出身。北海道大を卒業後、1990年に農林水産省に入省し、関東農政局、近畿農政局などに勤務。2000年に結婚を機に退職し、小国町に移住した。04年の参院選に民主党公認で出馬したが、落選。05年から党県連会長代行職を担っている。

 参院選県選挙区は、共産党県委員会の佐藤雅之氏(34)が立候補を表明しているほか、自民党県連は候補者を2度公募したが決定に至らず、対応を執行部に一任し、今月中旬をめどに選考する方針。

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舟山康江氏が参院選出馬表明・民主党県連の会長代行

2007年2月6日(火) 16:32

 民主党県連会長代行の舟山康江氏(40)は6日、山形市内で記者会見し、今夏の参院選への出馬を表明した。社民党県連、連合山形との非自公勢力による選挙協力が大筋で整ったことを踏まえての発表。会見には、小沢一郎民主党代表も駆けつけ激励した。また同日、同党役員会、常任幹事会で舟山氏の参院選県選挙区公認も決まった。

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舟山氏、きょう参院選出馬表明-小沢民主党代表、山形入りへ

2007年2月6日(火)
08:03

 民主党県連(近藤洋介会長)は6日、山形市内のホテルで、今夏の参院選県選挙区への舟山康江会長代行(40)の擁立を発表する。同日、小沢一郎同党代表も急きょ来県し、発表会見に同席する予定。

 同県連はこれまで、舟山氏を軸に公認候補の擁立作業を続ける一方、連合山形を介し、非自公勢力結集を目指し社民党県連と選挙協力について最後の調整を進めてきた。

 1月、社民が独自候補の擁立を断念し、選挙協力と民主公認候補を支持する方針を打ち出したことなどもあり、舟山氏の出馬を発表する環境が整った。早急に党本部に公認申請を提出する。

 小沢代表は去年5月、参院選1人区への候補者擁立調整に向けた「全国行脚」の第1弾として本県入りし、舟山氏への期待を表明。今回も発表会見に同席し、舟山氏を激励するという。

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参院選県選挙区での協力体制に自信・来県の太田公明代表

2007年2月5日(月) 08:15

公明党県本部の政経セミナーで夏の参院選に向けた党の対応などを語る太田昭宏代表=山形市・ホテルメトロポリタン山形

 公明党の太田昭宏代表は4日、党県本部政経セミナー出席のため来県し、山形市内で行った記者会見で、参院選県選挙区の自民党候補が決まっていないことについて、「いい候補が擁立できれば、5カ月でも十分」と述べ、短期間での与党による協力体制構築に自信を見せた。

 太田代表は記者会見に先立ち、セミナーで講演し、統一地方選、参院選比例代表、同選挙区の3選挙の勝利を今年の最大のテーマとし、このうち参院選選挙区について「1人区勝負と言われる。与党として結束して勝利を得ていかなければならない」と語り、支援を訴えた。

 記者会見では、これを受けて参院選県選挙区に触れ、「できるだけ早い(自民候補の)擁立が望ましい。しかし、いい候補が擁立できれば、あと5カ月であっても十分だと思っている」と強調した。

 セミナーは、加藤紘一県連会長ら県選出の自民党国会議員、斎藤弘知事、経済界の代表らを来賓に招いて開かれ、約500人が参加した。

 記者会見では、公明党山形支部が、子育て支援拡充や、県庁職員駐車場を有料化し、観光産業振興に充てることを盛り込んだ統一地方選向けマニフェストを、太田代表が同席する中、正式発表した。

07富谷町長選

2007-02-13 | 宮城・山形・福島
若生英氏が初当選 宮城・富谷町長選 大激戦制す

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 若生照男町長の死去に伴う宮城県富谷町長選は11日投票が行われ、
 即日開票の結果、無所属新人の行政書士若生英俊氏(56)が、
 ともに無所属新人の元町議斉藤きえ子氏(56)、会社社長若生裕俊氏(42)を破り、初当選を果たした。

 同町富ケ丘の若生英氏の事務所には午後10時15分ごろ、当選の報が伝わった。
 3度目の町長選挑戦。
 しかも大激戦の末の勝利とあって、支持者はわき返った。

 若生英氏は「これ以上の喜びはない。町民の生命と財産を守る重責をひしひしと感じている。教育現場をしっかりとした形にすることを、まちづくりの第一歩にしたい」と語った。

 若生英氏は「情報公開による町民に信頼される役場づくり」などを公約に掲げた。
 明治大同窓生や行政書士仲間の支援を受け、草の根運動を展開。
 自民党支持層にも食い込んで支持を広げた。

 斉藤氏は新興住宅地などで「母親の視点を町政に」と訴えたが及ばなかった。
 若生裕氏は故若生前町長の長男。
 若さをアピールしたが、世襲批判などが逆風になった。

 当日の有権者数は3万2533人。
 投票率は51.65%で、前回の61.61%を9.96ポイント下回った。

◇富谷町長選開票結果
(選管最終)
当 5,986若生英俊 無新(1)
  5,376斉藤きえ子 無新 
  5,229若生裕俊 無新 

<わこう・ひでとし>
 1950年3月13日、富谷町生まれ。明大法学部卒。小中学校教員、会社員を経て行政書士事務所を開業。56歳。

2007年02月11日日曜日

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 当選した若生は、自民衆院議員・土井亨、前民主衆院議員・鎌田さゆり、県議会議員・菊池文博から支援を受ける。

07上山市長選 

2007-02-04 | 宮城・山形・福島



=中盤情勢=
山形新聞
 横戸が優位、枝松と奥村が追う。門馬氏は伸び悩む。

 横戸は、自民・公明が推薦し、遠藤利明文部科学副大臣や市議7人が支援。
 周辺部で他候補を引き離す。
 市中心部でも一定の支持を集める。

 枝松氏は仙台圏との経済交流の拡大などを掲げる。
 出身母体の労組などが推薦、吉田明県議らも支援。
 非自民系の支持を集める。
 市中心部で比較的浸透している。
 周辺部で伸び悩んでいる。

 奥村は、市議5人が支援、上山青年会議所など商工業者を軸に支持を集める。
 出身地の市中心部では根強い支援がある。
 横戸と枝松の両陣営の攻勢に遭い、票を伸ばしきれない。

 門馬は、各地に支持者はいるが、面的な広がりに欠ける。

 有権者の50%以上を占める市中心部はまだ流動的な要素を残している

=開票結果=

横戸長兵衛 91 無・新 =自・公(県連推薦)
枝松 直樹 61  無・新 =民(県議支持)
奥村  博  38 無・新 =自(元・遠藤陣営)
門馬  徹  23 無・新

(投票率73% 過去最低)

 横戸は、自民党の遠藤利明衆院議員や斎藤弘知事の応援を受けた。
 組織的な選挙で、自民党上山支部と公明党もフル回転。

 枝松は、市議時代の支援者や、盟友の吉田明県議、鹿野道彦元衆院議員の支持者の一部まで浸透したが、立候補表明の遅れが響いた。

 奥村は、商工会・青年会議所関係者、市議5人などが支援を訴えたが、これまで関係が深かった保守層にうまく浸透せず、市全体への支持の広がりに欠けた。

 門馬は、3候補の激しい争いに埋没し、票を伸ばせなかった。




07本宮市長選

2007-02-04 | 宮城・山形・福島
 2月4日、本宮市長選の投開票が行われた。
 本宮市は、本宮町と白沢村が合併して誕生。

当選 9724 佐藤嘉重 無・新 (元・本宮町長)
落選 8205 渡辺重夫 無・新 =自(元・自民県議)


(投票率73%)


07県議選~福島 ~展望

2007-01-28 | 宮城・山形・福島

 県議選の定数は現行と同じ58。

 合併に伴う選挙区変更が見送られ、一部の郡・市では新市の有権者が郡の候補に投票する。
 佐藤知事誕生で与党になった民主党が積極的に候補を擁立する方針で、県政野党に転じた最大会派・自民党と各選挙区でつばぜり合いを繰り広げそうだ。

 自民党は、引退する1人を除く現職31人のほか、元議員1人(郡山市)、新人2人(西白河郡、いわき市)を公認。
 さらに、郡山市で新人が出馬の意向を示す。
 現職が引退する福島市と、本宮市長選のため現職が辞職した安達郡でも後任擁立を図る。
 双葉郡補選で落選した新人の公認について対応を検討中。
 公認候補がいない4選挙区についても、候補を擁立する構えだ。

 民主党は、公認候補を前回の4人から10人以上に増やし、都市部では複数候補を擁立する方針。
 また、同党系無所属を含めた県議会会派「県民連合」としては25人前後の擁立を目指す。
 公認したのは、現職6人と、引退する現職の後継の元議員1人(須賀川市)、新人3人(福島、会津若松市、双葉群)。 
 福島、喜多方、安達でも新人を立てる方向で調整中。

 社民党は現職3人に新人2人を加え、同党単独で代表質問などができる交渉会派(5議席以上)になることを狙う。
 
 公明党は郡山市の現職1人が引退し、代わりに新人1人を擁立。現有3議席を守る戦いとなりそうだ。
 
 共産党は現職2人を含む6人を公認候補とし、交渉会派復帰を目指す。

 県民連合を除く無所属では、現職4人の出馬が見込まれている。
 また、市民団体が福島市から新人1人を擁立する。

06長井市長選

2006-11-19 | 宮城・山形・福島
 11月19日、長井市長選の投開票が行われた。
 候補者は、前市議・内谷重治、飯沢健司、斎藤裕之、前市議・大道寺信の4氏。

 衆院山形2区で対決を続ける遠藤武彦(自民)、近藤洋介(民主)両衆院議員の「代理戦争」の側面もある。
 遠藤は内谷を、近藤は斎藤をそれぞれ支援する。
 同市での05総選挙の得票は、遠藤氏1万248票に対し、近藤氏8435票。

 この票が支援される側にそっくり反映されれば、内谷が優位となる。
 加えて、近藤の市後援会副会長だった大道寺が、「近藤票」を斎藤と奪い合っている事情もある。
 しかし、斎藤、大道寺両氏の追い上げは激しく、3氏は混戦状態のまま投票日を迎えそうだ。

 内谷は、自民の推薦は得られなかったが、遠藤や同党県連幹事長の平弘造県議、さらに保守系や公明党の市議計7人の支援を受けた。
 決起集会には、自民党県連会長の加藤紘一衆院議員も駆けつけるなど、推薦以上の手厚い支援態勢となった。

 飯沢は、米穀店経営で築いた農家の人脈や知人、親類らが中心の戦いとなっている。保守系市議2人も支援についた。
 農家が多い周辺部に積極的に働きかけ、市中心部でも支持を訴えている。

 斎藤は、自身が市後援会長を務めた近藤や目黒栄樹市長、市商工会議所会頭や会社経営者ら経済人グループが支援する。
 決起集会では、内谷や大道寺を上回る参加者を集めた。

 大道寺は、出身労組や会社OB、保守系市議5人の支援を受ける。
 市後援会副会長や市議として支えた近藤と目黒市長は、斎藤支援に回った。
 後援会幹部は「両氏への反発心が陣営の士気を支えている」と話す。

 目を引く独自の公約としては、内谷の「置賜総合病院駅(仮称)の新設」、飯沢の「長井小体育館の改築」、斎藤の「市議の定数半減」、大道寺の「地域自治活動交付金制度の創設」などがある。

=開票結果=

当選 6207 内谷重治  62 無・新 =自(遠藤)
落選 6113 大道寺信  61 無・新 =民
落選 5068 斎藤裕之  51 無・新 =民(近藤)
落選 1770 飯沢健司  18 無・新

 内谷の勝因は、自民党の厚い支援態勢。
 遠藤武彦、加藤紘一両衆院議員も駆けつけた。
 統一地方選や参院選、総選挙をにらめば、負けられない一戦であった。