12月17日、犬山市長選の投開票が行われた。
今回の選挙は、石田芳弘・前市長の愛知県知事選への転出の為、任期途中での辞職したことによるもの。
石田の後援会「石田会」は関係の深い自民・田中志典県議を支援する方針。
一方、犬山市を含む民主党県第6区総支部長の前田雄吉衆院議員は、会社員前田英男の推薦を県連に申請。
石田後援会と民主支部の対応がねじれる形になった。
田中は、元自民県議・石田との関係の深さを強調した。
これまで県議選では「石田会」が田中を、市長選では田中の後援会「田中会」が石田を支援し合う関係を続け、両後援会に重なる支持者も多い。
知事選では田中会が石田を支援する約束も結んでいる。
前田は会見で、推薦状を手に、民主党推薦の石田氏との“共闘”に期待感をにじませた。
前田衆院議員も「知事選支援への踏み絵」といきまく。
民主県連は「推薦状は無効」と火消しに躍起。
石田も、中立とした。
田中は政党の推薦を受けない無所属での出馬の意向だ。
民主は、石田会が推しても田中の支援はできない。
石田後継を決める市長選で負ければ知事選へのダメージも予想される。
自主投票という選択となった。
民主党最大の支援組織の連合愛知は、知事選で連合が自民を支持するねじれを解消した。
連合の立場からは、前哨戦の市長選でねじれがあってはならないのだ。
=開票結果=
当選 田中 志典 131 無・新
落選 山田 拓郎 51 無・新
落選 ビアンキ 48 無・新
落選 坂部 太一 42 無・新
落選 村田 恵子 21 無・新 =共
落選 前田 英男 21 無・新
落選 川村佳代子 21 無・新
落選 稲垣 岩男 3 無・新
(投票率57% 過去最低)
=見解=
争点に乏しい中で、石田・前市長の盟友の田中・自民県議が当選。
争点のない選挙であったが、多彩な顔ぶれの候補者が、選挙戦を盛り上げた。
民主は前田を支援せず、擁立した候補のはしごを外す形となった。
信義上、今後、何らかのケアが必要である。
今回の選挙は、石田芳弘・前市長の愛知県知事選への転出の為、任期途中での辞職したことによるもの。
石田の後援会「石田会」は関係の深い自民・田中志典県議を支援する方針。
一方、犬山市を含む民主党県第6区総支部長の前田雄吉衆院議員は、会社員前田英男の推薦を県連に申請。
石田後援会と民主支部の対応がねじれる形になった。
田中は、元自民県議・石田との関係の深さを強調した。
これまで県議選では「石田会」が田中を、市長選では田中の後援会「田中会」が石田を支援し合う関係を続け、両後援会に重なる支持者も多い。
知事選では田中会が石田を支援する約束も結んでいる。
前田は会見で、推薦状を手に、民主党推薦の石田氏との“共闘”に期待感をにじませた。
前田衆院議員も「知事選支援への踏み絵」といきまく。
民主県連は「推薦状は無効」と火消しに躍起。
石田も、中立とした。
田中は政党の推薦を受けない無所属での出馬の意向だ。
民主は、石田会が推しても田中の支援はできない。
石田後継を決める市長選で負ければ知事選へのダメージも予想される。
自主投票という選択となった。
民主党最大の支援組織の連合愛知は、知事選で連合が自民を支持するねじれを解消した。
連合の立場からは、前哨戦の市長選でねじれがあってはならないのだ。
=開票結果=
当選 田中 志典 131 無・新
落選 山田 拓郎 51 無・新
落選 ビアンキ 48 無・新
落選 坂部 太一 42 無・新
落選 村田 恵子 21 無・新 =共
落選 前田 英男 21 無・新
落選 川村佳代子 21 無・新
落選 稲垣 岩男 3 無・新
(投票率57% 過去最低)
=見解=
争点に乏しい中で、石田・前市長の盟友の田中・自民県議が当選。
争点のない選挙であったが、多彩な顔ぶれの候補者が、選挙戦を盛り上げた。
民主は前田を支援せず、擁立した候補のはしごを外す形となった。
信義上、今後、何らかのケアが必要である。