選挙ブログ

選挙を中心に政治の話題を取り上げていきます

05上野原市長

2005-03-20 | 山梨・長野・新潟
 
 3月20日、上野原市長選の投開票が行われた。投票率68.42%

 上野原町と秋山村が合併、初代市長を決める選挙。

当選 8494 奈良明彦  85 無・新

落選 7077 杉本公文  71 無・新  (百)

(投票率68.42%)

当選した奈良氏は旧・上野原町長。

05えびの市長選

2005-03-12 | 大分・宮崎
 3月12日、えびの市長選の投開票が行われた。


当選 9075 宮崎道公  91 無・現

落選 6512 鬼川利男  65 無・新

(投票率80%)

 現職・宮崎が予想を超える勝利。
 宮崎は、反松形・反持永。

06福井市長選

2005-03-05 | 富山・石川・福井
 
当選 坂川  優  55,563
落選 高木 文堂 44,900
落選 酒生 文弥  7,149  
落選 西村 高治  5,304
落選 坪田 正博  1,362

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 福井市長選の告示を目前に控え、選挙の前哨戦をリードするはずの県内各政党が、存在感を示せずにいる。住民の幅広い支持を集めようと、候補予定者の多くがあえて政党と距離を置く「市民党」を掲げているため、というのは表向きの理由。裏側には過去の選挙戦のしこりや、支持団体との関係など「政治の力学」に悩む各政党の姿が透けて見える。

■政冷経熱! 
 福井市の福井商工会議所ビルで今月一日、「福井経済産業政治連盟」の設立記念パーティーが華やかに催された。パーティーの“真の目的”は、元自民党県議の坂川優氏(53)の激励だ。会場には同会議所の江守幹男会頭ら県内経済界のトップが勢ぞろいするなど、さながら出陣式の様相を呈していた。

 同連盟は、北陸新幹線の早期建設など経済界の「悲願」を託せる相手として、県議を六期務めた坂川氏を全面的にバックアップすることを確認した。しかし、会場には自民党関係者の姿が少なく、「政冷経熱」といった印象を残した。

■悩む自民党 
 自民党が全面的な応援に踏み切れない理由の一つは、昨年九月の衆院選で坂川氏が郵政民営化に反対した党の非公認候補を支持したため、とされる。昨年末の出馬表明直前には、党県連が坂川氏を戒告処分しており、「(処分対象者を)仮に推薦を出したら党の示しがつかない」(県連関係者)からだ。

 また、昨年十一月の越前市長選で、党公認候補が奈良俊幸市長に大敗を喫したことも“トラウマ(心的外傷)”になっている、との見方もある。「今回負けたら党はかなりのダメージを受ける」。党県連幹部はこんな本音さえ漏らす。共同歩調をとる公明党も「誰を支持すべきなのか」と苦慮している。

 自民党の煮え切らない態度をよそに、国民新党は坂川氏推薦を早々と決めた。これに対して自民党系の市選出県議らは八日、坂川氏と政策協定を締結し、自民系の市議も坂川氏支持に傾き始めたのだが…。

■労働界に配慮
 一方、対応を決められない民主党や社民党の悩みも深い。両党の県組織が参加する連合福井総合政策フォーラム21(F-TOP21)が六日夜に開かれ、外国法事務弁護士の高木文堂氏(50)の推薦をめぐって協議。しかし、激論の末に結論は先送りとなった。

 出席者の話では、経済界が坂川氏の支援に回ったことから、労働界に「情勢を見極めた方がよい」との空気が出始めたという。ある出席者は「連合福井の結束を保つことのほうが重要だ」と指摘し、“労使一体”で選挙戦に臨む無難な選択肢も視野に入れるという。

 「連合福井とは信頼関係があり、協調精神でやっていきたい」。六日に県庁で会見した民主党県連の若泉征三代表は、労働界との“蜜月ぶり”をこう強調した。

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任期満了(三月十二日)による福井市長選は二十六日、告示される。現職の酒井哲夫市長は引退を表明しており、出馬の意向を明らかにしている元県議の坂川優氏(53)、NPO法人理事長の酒生文弥氏(49)、外国法事務弁護士の高木文堂氏(50)、会社役員の坪田正博氏(55)の無所属四人と、共産党の元市議の西村高治氏(63)の新人五人による選挙戦になる公算が大きい。新人同士の選挙戦は十二年ぶり。投票は三月五日で即日開票される。

 坂川氏は市内三十二地区に後援会を設立した。経済界の全面的な支援を得て、保守系市議と県議の支持を取り付けたほか、企業や団体から四百を上回る推薦を獲得しており、あいさつ回りを精力的にこなしている。

 酒生氏は今年一月に出馬表明。地元・酒生地区住民の熱心な支援を受け、街頭演説や集会回りを重ねている。酒生氏と同じ松下政経塾出身の首長からげき文が続々届き、陣営は「大型新人」をアピールしていく戦略だ。

 高木氏は二〇〇四年から、市内や合併した旧三町村を歩いて回る「てくてく巡業」を展開し、三十三地区に後援会を設立。自民党の山本拓衆院議員の支持、連合福井など四百以上の企業、団体から推薦を得ている。

 坪田氏は二月に入って出馬表明。自宅に事務所を構えた。「お金のいらない選挙」を目指し、オープンな市政を無党派層に訴える。これまでに、一人一人と話をして支持を求めているほか、街頭演説に力を入れている。


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 任期満了(十二日)による福井市長選は五日、投開票され、無所属で元県議会議長の坂川優氏(53)=国民新党推薦=が、新人五人による激戦を制して初当選を飾った。当日有権者数は二十一万三千三百二十八人。投票率は54・16%で、前回(41・01%)を13・15ポイント上回った。(福井市長選取材班)

 坂川氏は昨年十二月、県議を辞職して出馬を表明。経済界や農政連の推薦、保守系の県議・市議の応援を受け、保守票を手堅くまとめた。選挙戦では「市民とスクラムを組んで福井の未来を創造していきたい」と訴え、県との連携を深め、合併後の行財政改革や中心市街地活性化の重要課題に取り組む決意を示していた。

 次点に泣いた外国法事務弁護士の高木文堂氏(50)は、告示前まで優位に進めていたが、福井市で六万四千票を獲得した前回知事選のような草の根選挙への理解が得られなかった。NPO法人理事長の酒生文弥氏(49)、共産党元市議の西村高治氏(63)、ビル改装業の坪田正博氏(55)の三人は、有力候補二人の争いに加われなかった。パソコンのトラブルで開票作業が約十分間ストップした。

 現職の酒井哲夫氏が不出馬を表明した今回の市長選は、美山、越廼、清水の旧三町村との編入合併後の市政運営の方向を決める重要な選挙だったが、際だった争点がなく、選挙戦は最後まで盛り上がりを欠いた。

 第十五代市長に就く坂川氏は、一九八三年の県議選で初当選。県議を六期務めて議長や自民党県連副会長も歴任した。現在は、ビジネスホテル社長。北海道大中退。

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 福井市長選で当選した坂川優氏は、自民、公明両党の支持層の六割近くを固めたことが勝利につながったことが日刊県民福井と中日新聞が五日に実施した出口調査の結果で分かった。

 調査結果によると、回答者の55・8%が自民党を支持。このうち坂川氏は56・4%の票を獲得した。また、公明党支持者のうちでは55・9%が坂川氏に投票した。

 一方、坂川氏と事実上の一騎打ちを展開した高木文堂氏(50)は、民主党支持者から多くの票を得ていたことが判明。同党支持者は回答者全体の14・5%だったが、高木氏はこのうちの51・1%の票を得た。支持政党が「無回答」のいわゆる無党派層は回答者の21・6%を占めた。このうち高木氏が47・3%の支持を得たが、坂川氏も42・7%と浸透していた。

 投票に当たり候補者のどのような点を重視したかを質問したところ、坂川氏に投票した有権者は「過去の実績」(27・9%)、「人柄」(26・4%)を挙げた。高木氏の場合は「人柄」(38・7%)と「選挙の公約」(25・5%)だった。

 男女別に重視する政策を尋ねると、男性の回答者の22・9%が「行財政改革」を挙げトップ。「中心市街地の活性化」(21・7%)が続いた。女性は回答者のうち24・2%が「福祉・医療の充実」を挙げ、19・5%が「子育て・少子化対策」とした。