選挙ブログ

選挙を中心に政治の話題を取り上げていきます

06愛西市長選

2006-06-25 | 静岡・愛知・岐阜
 5月15日、愛西市長選の投開票が行なわれた。
 佐織町、佐屋町、八開村、立田村が合併。
 八木は旧・佐織町長。
 大島は旧・佐屋町長。


当選 16125 八木忠男 無・新 =民

落選 15740 大島一郎 無・新 =自・社

落選  3494 永井初子 無・新 =共

 投票率67.28%



06松戸市長選

2006-06-18 | 埼玉・千葉
 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 59734 川井敏久   無・現 =自・公・連合(推薦)
  45333 本郷谷健次  無・新 =民・共・新社(推薦)
  15483 中田京    無・新
   7612 林千勝    無・新



選挙:松戸市長選 川井敏久氏が4選 組織力で多選批判かわす /千葉

 任期満了に伴う松戸市長選は18日投票、即日開票され、いずれも無所属で現職の川井敏久氏(63)=自民、公明、連合千葉推薦=が、元監査法人職員、本郷谷健次氏(57)=民主、共産、新社会推薦▽元市議、中田京氏(53)▽NPO法人役員、林千勝氏(45)の3新人を破り、4選を果たした。投票率は34・44%(前回35・65%)。当日有権者数は37万6309人(男18万8349人、女18万7960人)。
 当選が決まった川井氏は、同市日暮の選挙事務所で支持者らに囲まれて万歳を繰り返した。「苦しい選挙戦だったが、皆さんの支援のおかげで当選できた。安心・安全の街づくりを目指し、愛する郷土のために全力を尽くす」などと4期目の決意を語った。
 川井氏は市長4期目を「政治活動の集大成」と位置づけ、推薦各党や労組、与党市議らの支援を受け、万全の態勢で選挙戦に臨んだ。財政改革など、これまでの実績を強調して支持を訴えた。新人3陣営から政治手法や多選への批判を集中的に受けたことで、陣営が引き締まり、組織力で圧倒した。批判票が分散したことも有利に働いた。
 本郷谷氏陣営は市民団体が懸け橋になる形で、推薦各党が異例の共闘態勢を組んだ。「市政刷新」を掲げ、それぞれが勝手連的な動きで無党派層への浸透を図ったが、支持が広がらなかった。
 中田氏と林氏は個人後援会組織や市民グループを核に、支持を訴えたが幅広く浸透しなかった。

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選挙:松戸市長選 現職に3新人挑む--告示 /千葉

 任期満了(7月2日)に伴う松戸市長選は11日告示され、現職で4選を目指す川井敏久氏(63)=自民、公明、連合千葉推薦=と、いずれも新人の元市議、中田京氏(53)▽元監査法人職員、本郷谷健次氏(57)=民主、共産、新社会推薦▽NPO法人役員、林千勝氏(45)――のいずれも無所属4人が立候補した。雨の中、財政再建や街づくり、市民参加型の市政運営推進などを争点に、18日の投票日に向けた選挙戦に入った。
 川井候補は同市日暮の選挙事務所で第一声。「市民と連携して犯罪ゼロの街を目指す。子育て支援の原点である、子供の命を守る公的医療も充実する」と訴えた。地元選出の国会、県議会、市議会議員や県内自治体の首長らが顔をそろえた。
 中田候補は新松戸の公園で、知人の大学教授や女性議員、支持者らを前に第一声。「議会傍聴8年間と市議12年間で松戸市政をしっかり見てきた。市長として仕事をする自信がある。大事なことを市民と決める市政を実現する」と訴えた。
 本郷谷候補は松戸駅西口で「他市に負けない行政サービスを実現する。若い人が戻ってくるような、おしゃれな街にする」と支持を呼びかけた。民主党の鳩山由紀夫幹事長ら、推薦する党の議員や市民団体のメンバーらが応援に駆けつけた。
 林候補は松戸駅東口で第一声。「この12年間、おざなり行政、マンネリ行政が続いている。市民や事業者、市職員の知恵を生かす行政を実現して、活力のある街づくりをする」と訴えた。運動員らが、乗降客にビラを配って支持を呼びかけた。
 投票は18日午前7時から午後8時まで市内103カ所の投票所で行われ、午後9時15分から松戸運動公園体育館で即日開票される。10日現在の有権者数は38万4928人(男19万3083人、女19万1845人)。

06珠洲市長選

2006-06-16 | 富山・石川・福井
=珠洲原発=

 計画発表から28年。
 03年12月、珠洲原発の「凍結」、事実上の断念が決まる。
 反対・賛成で市は2分し続けたが、電力会社側の経営の事情で断念となった。
 珠洲市は、経済振興には原発が必要との認識であったが、この断念により、その術を失うことになった。


=対決の構図=

 04年、争点を失った珠洲市長選挙は、前職の貝蔵市長が再選を決めた。
 その前職が、健康上の理由で引退。
 珠洲市民は、新市長の選択を迫られた。

 珠洲市長選には、泉谷満寿裕と、前助役の木之下明の2人が立候補した。
 珠洲原発計画凍結後の新たな地域振興策などが争点となった。

 泉谷陣営は、市政の刷新を前面に打ち出した。
 木之下陣営は、市議会最大会派の清和会、地元選出の国会議員、自民党県連幹事長・上田幸雄県議、前市長の貝蔵治らが支援し、市政の継続を訴えた。


=開票結果=

当選 8413 泉谷満寿裕  84  無・新

落選 5287 木之下明   53  無・新 =自       


 市政刷新を訴えた無所属新人の泉谷満寿裕が、貝蔵治前市政の継承を唱えた前市助役木之下明=自民党推薦=を3100票差で下し、初当選した。
 投票率は84%で前回を1ポイント上回った。

 泉谷は、若さと変革を訴え、女性や無党派層に浸透、厚い保守層も切り崩した。
 木之下は44年間の行政経験を生かした市政の継続を主張し、組織戦を繰り広げたが、及ばなかった。


=見解=

 原発計画を失い、経済振興の進路を失った珠洲市。
 前職の後継候補は、新たな指針を打ち出すことなく、選挙に臨んだ。
 既存の計画が破棄されたまま、継続を訴えれば、経済振興への期待を盛り上げることはできない。
 珠洲市民は、新しい指針を求めていたのだ。
 新市長が、明確に打ち出せていたかといえば、そうでもない。
 ただ、新しさに賭けたのであろう。
 新市長が、新たな進路を指し示すことなく4年を過ごせば、立場は逆になる。