選挙ブログ

選挙を中心に政治の話題を取り上げていきます

第45回総選挙予想

2009-08-18 | 茨城・栃木・群馬
【北関東】

茨城1区 ▲福島(民)
茨城2区 ○額賀(自) 
茨城3区 ▲小泉(民)
茨城4区 ◎梶山(自)
茨城5区 ■大畠(民)
茨城6区 △丹羽(自) 
茨城7区 △中村(無)
栃木1区 ▲石森(民)
栃木2区 ●福田(民)
栃木3区 ■渡辺(み)
栃木4区 ▲山岡(民)
栃木5区 △茂木(自)
群馬1区 ☆尾身(自)
群馬2区 ●石関(民)
群馬3区 ▲柿沼(民)
群馬4区 ○福田(自)
群馬5区 ◎小渕(自)

埼玉1区 ■武正(民) 
埼玉2区 ●石田(民) 
埼玉3区 ●細川(民) 
埼玉4区 ■神風(民) 
埼玉5区 ■枝野(民) 
埼玉6区 ■大島(民) 
埼玉7区 ●小宮山(民) 
埼玉8区 ▲小野塚(民) 
埼玉9区 ▲五十嵐(民) 
埼玉10区 ▲松崎(民) 
埼玉11区 ●小泉(無) 
埼玉12区 ★本多(民) 
埼玉13区 ▲森岡(民)
埼玉14区 ▲中野(民)
埼玉15区 ●高山(民)

07群馬県知事選

2007-02-27 | 茨城・栃木・群馬

選挙:知事選 出馬の大澤氏支持訴え--太田市長市政報告会 /群馬
毎日新聞

 7月の知事選に自民党推薦で出馬予定の大澤正明県会議長は25日、太田市内であった清水聖義市長の市政報告会に来賓として出席。清水市長の後援者らに県政刷新の必要性と自らへの支持を訴えた。
 同市の英語教育特区校「ぐんま国際アカデミー」私学助成問題などで小寺弘之知事と対立している清水氏は、自ら知事選に出馬して決着をつけようと、昨年末から水面下で調整していた。一方で自民党県連は大澤氏擁立を既に決定。地盤の重なる大澤氏との関係悪化で同市内保守層が分裂することを懸念した後援会の反対を受けて清水氏は出馬を断念、「後援会の意向」(清水氏)で大澤氏支援へ回った。
 大澤氏はあいさつで「高校、大学の先輩である清水市長の知事選出馬(の意向)を聞いて胃が痛くなるほど悩んだが、その後(清水市長から)『県政はお前がやれ』と背中を押してもらった……」と言葉に詰まり涙ぐみ、清水氏との一体感を強調した。

2月26日朝刊


2007/02/08

 選挙:知事選 自民党、大澤氏に推薦状交付 新後援会など体制強化 /群馬

 自民党県議団総会が7日開かれ、7月の知事選に出馬表明している大澤正明県会議長に同党が推薦状を交付することが明らかにされた。
 総会では今後、他党や各種団体からの支持拡大に向け、大澤氏の新たな後援会の発足や選挙対策として松沢睦・同党県連副会長を県連会長代行に昇格させることなどが了承された。
 半世紀ぶりに保守分裂のまま突入する夏の知事選に向け、同党は体制強化を一気に加速し始めた。

 大澤氏は19日に党本部で安倍晋三総裁と面会。
 その場で推薦状の交付を受け、正式に同党の知事選推薦候補者となる。

 一方、松沢氏は、県連会長の笹川尭・元国務相が国会開会中などで知事選対策の会合に出席するなどの陣頭指揮が執れないため、会長職務を代行することになった。
 金子泰造幹事長は「知事選の選挙活動をより活発に進めるため」としている。
 総会で松沢氏は「みなさんの期待に応えられるよう、努力する」と意気込みを見せた。

 近く発足させる大澤氏の新後援会は、4月の県議選後にできる選挙対策本部の機能を実質的に担うもので、前橋市内に事務所を暫定的に設置する。
 知事選期間中にも活発な活動が展開できるように県選管に確認団体の登録も行うという。

 また、この日の総会では、4月の県議選北群馬郡区から出馬する大林俊一氏の公認と、前橋市・勢多郡区から出馬する吉川真由美氏の推薦も了承した

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2007/02/01(木)
選挙:知事選 太田市長、大澤氏支持 25日、市政報告会で表明 /群馬
 清水聖義・太田市長は31日、夏の知事選で自民党が擁立する大澤正明県会議長の支持を決めた。今月25日に同市内で開く市政報告会に大澤氏を招き、後援者らに支持を表明する。

 清水氏は、同市の英語教育特区校「ぐんま国際アカデミー」への私学助成問題などで、小寺弘之知事との対立を深め、昨年末ごろから、水面下で政党関係者などと接触。知事選出馬を模索し、周囲に意向をほのめかしていた。また、昨年夏にいち早く出馬表明し、同市など県東部での知名度を上げている前県議の山本龍氏との調整も試みていたが、これを山本氏が固持した経緯がある。最終的に後援会から強い反対を受け、先月中旬、出馬を断念していた。

 後援会の反対理由は、大澤氏が旧尾島町(現太田市)を地盤とするため、清水氏が出馬した場合、市内の保守層の分裂を招くことを懸念したとされる。このため、大澤氏での一本化を清水氏に促してきた。

 また、清水氏の後援会関係者の一部に現在も山本氏支援の動きがあることについて、清水氏は毎日新聞の取材に「山本氏支援を頼んだこともないし、知らない」と述べた。

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選挙:知事選 県教組、5選出馬の小寺知事に推薦状 /群馬
 県教職員組合は31日、夏の知事選に5選出馬表明している小寺弘之知事に推薦状を手渡した。県教組は過去4回、小寺氏を推薦している。

 真下治之委員長は「教育公務員であり(選挙活動に)限界があるが、可能な限り支援したい」と話した。小寺知事は「予算編成の中でも学校の先生が忙しすぎると話題に出たばかり。現場が良くなるよう考えている」と応じた。また、松井正博副委員長は「全国に先駆けての少人数クラス導入などに感謝している。20~30人という規定の弾力的運用が図れるようお願いしたい」などと要望した。また、県内のドラッグストアなどで作る県薬種商協会(高橋守理事長)は31日、自民党県連が知事選に擁立している大澤正明県会議長に推薦状を提出した。【藤田祐子】

毎日新聞 2007年2月1日

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保守分裂の“結末”は…
(群馬県)知事選へ向け動き活発化


 「われこそが『県民党』だ」。県議会十二月定例会の本会議一般質問で、来夏の知事選で五選を目指す小寺弘之知事と、大沢正明県議会議長を擁立する自民党県連の金子泰造幹事長が、早くも“つばぜり合い”を繰り広げた。

 この一年間、知事側と県議会は衝突を繰り返した。両者の緊張関係と活発な議論は県政のあるべき姿だが、一方で各陣営は知事選とその前哨戦たる県議選への動きを加速させており、選挙ありきの感もぬぐえない。

 二月、小寺知事は県議選の区割りについて、定数を大幅に削減する独自案を提案し、テレビなどで持論を展開。五月、対する自民党は県連内の二派閥を解消し一本化、「反小寺」へ挙党態勢を敷いた。九-十月、県議会で「ぐんま国際アカデミー」問題をめぐって攻防が展開され、対立はピークに達した。

 そして十月十三日、小寺知事が先んじて出馬表明。その約一カ月後、大沢議長が出馬を決め、結果的に県政をめぐる対立軸が最も反映された形となった。大沢議長が「県政は閉塞(へいそく)感に満ちている。風穴を開けなければ」と多選を批判すれば、小寺知事は返す刀で、「回を重ねるごとに県民の目はシビアになる。決めるのは県民一人一人だ」と語気を強める。

 自民党県連は十二月、国会議員と県議の合同会議を開催。笹川尭会長は「今回は国会議員も本格的に動く」と、大沢議長の選対支部長には衆院議員を充てる方針も示した。

 一方で、定数削減、区割り変更される来春の県議選に向け県議らも必死。小寺知事に賛同する新人も数人が出馬する見込みで、「是々非々で臨む」と現職支持を表明した民主党県議もいる。

 県議を辞め、知事選へ出馬する山本龍氏も十一月、自民党県連に離党届を提出。けじめをつけた上で「これからは政策論争だ」と意気込む。

 「お互い、がんばりましょう」。十二月議会閉会後、あいさつに回った小寺知事と、出迎えた大沢議長は、議長室でがっちり握手を交わした。これから誰が県政を背負っていくべきか。県民が来年、“審判”を下すことになる。

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自民党県連:岩上憲司氏の除名処分を検討か 意向に反する議会活動 /群馬


 県議会の自民党会派を今年3月に離脱し、現在、1人会派の岩上憲司県議(前橋市区)が15日、自民党県連の党紀委員会(腰塚誠委員長)に、県連の意向に反する自らの議会活動についての弁明書を提出した。岩上氏は現在も同党員だが、県連は週明けにも同委員会を開き、岩上氏の除名を視野に処分を検討する。

 岩上氏は昨年5月の県議補選で初当選、自民党会派に所属した。県議定数削減と区割り見直し案を巡って、県議会と小寺弘之知事が対立する中、今年2月の県議会の採決で知事案、さらに後藤新出納長(現知事室長)再任案にも賛成し、3月に会派を離脱。1人会派「オンリーワン県政」を設立した。その後も県議会と小寺知事との対立が続く中、一貫して小寺知事に賛同する意見を表明している。このため、同委員会は11日、岩上氏へ弁明を求める書面を送っていた。

 岩上氏の弁明書について、県連幹部は「弁明の体裁をなしていない。厳しい処分は免れない」と、除名の可能性を示唆した。

毎日新聞 2006年12月16日

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知事選 太田市長、出馬に含み
市議要請に「時間欲しい」 讀賣群馬

 太田市の清水聖義市長は4日、大泉町内で開かれた会合で、複数の市議から来夏の知事選への出馬を要請され、「(出馬の)意欲はあったが、今すぐどうこう考えるのはどうか。時間が欲しい」と述べた。会合後は、記者団に「ありがたく受け止める」と述べた。

 会合は「清水市長を囲む会」と銘打ち、太田、館林市など衆院3区の2市5町の市議や町議約60人が出席。清水市長が今後の地方自治のあり方などについて講演した後、複数の市議が相次いで「知事選に出る決断を」と出馬を要請した。清水市長は2003年の前回知事選にも出馬を検討したが、最終的に見送っている。

(2006年12月5日 読売新聞)


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大沢氏、知事選出馬へ 
2006年11月04日

 来年7月に任期満了となる知事選に、県議会議長で前自民党県連幹事長の大沢正明氏(60)=新田郡区、4期=は3日までに、立候補する意思を固めたことがわかった。関係者と最終調整し、近く正式表明する。自民党県連幹部が先月下旬、「党内が一体感を持って推せる」と立候補を打診していた。


 県議会における自民党と5選を目指す現職の小寺弘之知事(66)との対立が、そのまま選挙に持ち込まれる構図となりそうだ。同党はじめ複数の政党が相乗りで小寺氏を推した過去の知事選と様相を変えた激戦が見込まれる。


 大沢氏は太田市(旧尾島町)出身で、慶大工学部卒業後、海上自衛隊勤務、旧尾島町議を経て91年から県議。5月まで県連幹事長を務めた。3月には、約30年続いた自民県議の2派閥である故福田赳夫元首相系「政策同志会」と、中曽根康弘元首相系「県政塾」の一本化に貢献。党県連のまとめ役で、知事選の候補者探しでも中心的役割を担った。


 大沢氏や県連幹部は、県出身の総務省幹部に立候補要請に向けて接触してきたが、この幹部が判断を保留していることから正式要請に結びつかなかった。11月中に候補者を確定したいとの県議団全体の意見を踏まえ、県連幹部が「党が一体となりまとまる候補」として、大沢氏に強く立候補を求めていた。


 大沢氏は「県連から真剣に請われればなるべく早く応えたい気持ちがある」と語っており、3日までに関係者のおおむねの了承を得た模様だ。


 知事選には小寺知事のほか、元県議で自民党員の山本龍氏(47)が立候補を表明している。過去4度の選挙で小寺知事の対立候補を支援した共産党県委員会は関係団体と協力して独自候補を擁立する見込みだ。

朝日群馬

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2006/10/30(月)

 連合群馬は二十八日、前橋市の建設会館で定期大会を開き、来春の統一地方選などの候補予定者の推薦を決めた。来夏の知事選については、現職の小寺弘之知事の推薦を正式決定した。

 県議選では民主、社民党系の県議会会派「フォーラム群馬」所属の現職五人と、すでに出馬表明している労組出身などの新人二人。市町議選は十一人の推薦を決めた。

 このほか、二〇〇六年度の活動・決算報告と〇七年度の活動方針、予算を承認。役員選挙を行い、大橋豊会長の続投が決まった。事務局長に新たに阿部和彦氏を選出したほか、副会長五人中四人が交代した。 

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 選挙:知事選 笹川・自民県連会長、独自候補擁立を明言 /群馬

 ◇小寺知事の「推薦、協力せず」
 自民党県連の笹川尭会長は15日、前橋市内で記者会見し、小寺弘之知事が来夏の知事選に5選出馬の意欲を示していることについて「会長個人として推薦も協力もするつもりはない」と述べ、独自候補を擁立する意向を示した。同党は過去4回の知事選で小寺知事を推薦してきただけに、知事と同党の決裂が決定的になったと言えそうだ。
 一方、若手県議から出馬待望論があった中曽根弘文参院議員に意思確認したところ、同議員は「国政にまい進したい」と応えたという。笹川会長は「県連としてこれ以上の行動はしない。(中曽根氏には)参院議長になって故郷に錦を飾ってほしい」と述べ、知事選候補から除外されたことを明らかにした。
 ◇小寺知事、「進むべき道を進む」
 一方、小寺知事は同日、定例会見で「それぞれの政党がそれぞれで考えること。(自民党への推薦要請は)前回はしたが、今回は状況も違い、よく考えて私の進むべき道を進みたい」と述べた。

5月16日朝刊
(毎日新聞)
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 2006/03/10
県議会改革:県議区割り・定数見直し、知事案を否決 議会案可決、定数50 /群馬

 小寺弘之知事と議会側双方から条例改正案が出ていた県議選の区割りと定数の見直し案が7日、県議会本会議で採決された。知事案は岩上憲司県議(自民)を除く全員が否決に同意。岩上県議と共産県議(2人)を除く賛成多数で議会案を可決した。石原条県議(自民)は欠席。可決で、07年4月の統一地方選で実施予定の県議選から、議員定数が56から50に減り、市町村合併が反映された選挙区割りになる。小寺知事は当初から「議決には従う」と明言、知事と議会の対立は、同議案に関しては収束する。
 本会議では、2日の議会運営委員会での知事案の全会一致否決と議会案の可決決定(賛成多数)を報告。両案反対の討論と、知事案に反対、議会案に賛成の討論があり、知事案賛成の討論はなく採決。出席県議51人のうち知事案は50人の反対で否決、議会案は48人の賛成多数で可決した。
 このほか、05年度分の一般会計補正予算案など25議案を可決、県馬事公苑の指定管理者決定案など2議案を修正可決した。また、総務常任委員会の委員長報告で、小寺知事が2月24日に出演した群馬テレビの番組で県議選の区割りと定数見直し案について持論を展開したことが放送法上問題だったかどうか同テレビに対し照会することが盛り込まれ、了承された。
 議会後、小寺知事は「県議選の区割りや定数が大きな問題だと県民に知ってもらうため提案し、やるべきことをやった。問題意識を持ってもらったという意味で良かった。結果は残念だが議会が決定したこと。個人的には(議会と)民意とのずれを感じる」と話した。[藤田祐子、山田泰蔵]

 ◇知事案賛成・岩上県議、自民県議団離脱へ--前橋市長「県民の思いで行動」
 採決で知事案に賛成した岩上県議は、自民党県連執行部に口頭で県議団から離脱する意思を伝えた。8日にも新会派届を出し1人会派で活動。離党はしないという。岩上県議は「昨年5月の前橋市区補選で、大胡、粕川、宮城地区の(有権者からの)『なぜ投票できないのか』という声を直接聞いて当選した立場として、区割りは早急に見直すべきとの信念を貫いた」と説明した。
 岩上県議は昨年10月の県議会でも、小寺知事提出の副知事2人制導入関連条例案に自民党からただ1人賛成。同党県議団総会で「党のルールを乱した」と謝罪文を提出、厳重注意を受けた。
 本会議に先立つ7日の同総会でも、「委員会の決定を尊重する党のルールを守り、全員が起立する」と確認していた。
 県連幹部は「グループ一本化の動きの中で、懲罰委員会などの強い措置を取りたくなかった。本人も2度目は許されないと分かっての行動で(会派離脱は)やむを得ない」と話した。
 一方、前橋市の高木政夫市長は7日の定例記者会見で、岩上県議を「県民の思いに立って行動した」と評価。「市町村議会は合併で大変な苦労をしたことを(県議会は)分かっていない」と述べ、可決された議会案に難色を示した。
 また、自民党の「政策同志会」と「県政塾」の一本化について「県政を正常化させるためにも大変いいこと」と評価する一方、「小さい声、若い議員の声を排除するようにはなってほしくない」と注文もつけた。[藤田祐子、杉本修作]
3月8日朝刊
(毎日新聞) - 3月8日12時1分更新

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07那珂市長選

2007-01-29 | 茨城・栃木・群馬
 1月28日、那珂市長の投開票が行われた。

=開票結果=

 小宅近昭が4選。
 会社員の福田耕四郎、前市議の高畑道英、会社役員の武藤博光を破る。 

当選 10461 小宅 近昭 無・現4

落選  7668 高畑 道英 無・新

落選  5487 福田耕四郎 無・新

落選  2456 武藤 博光 無・新

(投票率 58%)

06日光市長選

2006-04-23 | 茨城・栃木・群馬
 4月23日、日光市長選の投開票が行われた。
 新人の元ノルウェー大使・河合正男と、旧今市市長・斎藤文夫が激突。
 そこには、次期衆院選を視野に入れた「民主対自民」という対決の構図ある。

 旧今市市長の斎藤文夫は、05衆院選で自民県連会長の森山真弓・衆院議員支持を鮮明にした。

 自民日光支部は当初、真杉瑞夫・旧日光市長の擁立を探っていた。
 しかし態度表明がない。
 11月には、斎藤側から要請で、斎藤推薦に動く。
 これが県連推薦へとつながった。
 大きな理由は、市長選を「自民対民主」の戦いと位置付ける狙いにあった。

 「民主」とされた河合は、森山にも接触を重ねた。出馬の翻意を示唆されるばかりだった。
 民主党県連は自主投票としたが、福田昭夫衆院議員の後援会は11月、河合の支援を決定。
 3月には、連合栃木も推薦を決めた。 
 連合は当初、真杉の擁立を模索したが、真杉の出馬断念を受け、河合推薦を決断した。


 自民推薦の斉藤陣営には三月下旬の後援会総決起大会に、元外務大臣の川口順子参院議員を招いた。
 対する無所属候補の河合陣営は、今月九日の後援会総決起大会に元国連事務次長の明石康、民主党国対委員長の渡部恒三を呼んだ。

 告示日には、斉藤の出陣式には、元国交相・行政改革担当大臣・石原伸晃衆院議員、アルベールビル五輪のスピード千五百メートルで銅メダルの橋本聖子参院議員が駆け付けた。

=開票結果=

当選  30,323 斎藤 文夫  無・新
落選  22,317 河合 正男  無・新
落選   2,972 阿久津 等  無・新

(投票率73%)

 旧今市市長・斎藤文夫が、元ノルウェー大使の河合正男、元旧藤原町議の阿久津等を破り、初当選を果たした。
 今市市長だった斎藤は、合併協議会会長として、今市市と日光市、藤原町、足尾町、栗山村との合併をまとめた実績などを掲げ、その総仕上げを訴えて出馬した。

 任意合併協時から協議は約2年半を費やし、この間、旧日光市は2度も合併協議を離脱、住民投票が実施された。
 対等合併ながら、人口の約65%を占め、財政力も大きい旧今市市による事実上の「吸収合併」に対する反発などがあった。
 選挙戦を通して、その対立構造が現れた形となった。

=見解=

 党派対立よりも、地域対立が色濃く出た選挙となった。
 旧日光市と旧今市市を中心とした、旧市町村の融合が、市政にも選挙にも重要である。