選挙ブログ

選挙を中心に政治の話題を取り上げていきます

06旭川市長選

2006-10-26 | 北海道
 ◇旭川市長選開票結果=選管最終発表
当 65033 西川将人 37 無新
  63275 加藤礼一 53 無新
  17513 安住太伸 36 無新
   7739 荻生和敏 56 無新
   7515 神崎実  44 無新
  


■旭川市長に新人の西川将人氏 4氏を破り当選  

 【旭川】任期満了に伴う旭川市長選は二十九日投開票され、無所属の新人で前民主党第6区総支部副代表の西川将人氏(37)=民主推薦=が、前自民党道議の加藤礼一氏(53)=自民推薦、公明支持=、前旭川市議の安住太伸氏(36)、共産党旭川地区委員長の荻生和敏氏(56)、道東海大助教授の神崎実氏(44)の四氏を破って当選した。

 同市長選には、一九四七年四月に実施された戦後初の選挙と並ぶ史上最多タイの新人五人が立候補。三十歳代が複数立候補したのは、戦後の道内市長選では五十五年ぶり二度目だった。

 自民、民主両党は道内第二の都市の市長選を、来年の統一地方選や参院選の前哨戦と位置づけ、推薦候補を挙党態勢で支援。
  旭川市は自民、民主の勢力が拮抗し、近年の国政選挙でも激しいつば迫り合いを演じてきた。

 民主は、告示日に小沢一郎代表、2日目には鳩山由紀夫幹事長が旭川入りして強力な支援を展開。
 党と連合、農連、後援会が一体となり、昨年の衆院選で道議だった佐々木隆博氏を当選させた勢いを維持して、自民の牙城を崩した。
 
 道都・札幌市が民主推薦の市長であるだけに、自民党として旭川市長は死守したいポストだった。
 中盤に「劣勢」の情報が入ると、自民党道連は即座に“大物”投入を手配し、町町村信孝前外相、武部勤前幹事長のほか、高橋はるみ知事自民党道連会長の橋本聖子参院議員や菅原功一市長も応援に駆けつけた。公明党の風間昶参院議員も支援の姿勢をアピールした。
 
 保守一本化に反発した旭川市議の安住太伸が党を割って立候補に踏み切った。
 同党道連幹部は「最大の敗因は保守分裂」と分析する。
 だが、一本化に反発して自民を離れて出馬した安住氏に一部票を奪われ、苦戦を強いられた。
 もともと加藤は鈴木宗男・新党大地代表に近いとされてきたが、市長選の告示日に鈴木代表が小沢一郎・民主党代表と統一選と参院選の選挙協力を確認。
 西川に流れた大地支持者の票もあったとみられる。
 
 旭川市長選で自民党が推薦した加藤礼一氏が敗れたことは、来年の知事選や参院選にも影響を与えそうだ。

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旭川市長選 世論調査 西川、加藤両氏が先行 追う安住氏、未定も3割  2006/10/24

 二十九日投開票の旭川市長選で、北海道新聞社は二十一、二十二の両日、北海道新聞情報研究所に委託して電話による世論調査を行った。立候補した無所属・新人五氏のうち、前民主党第6区総支部副代表の西川将人氏=民主推薦=と、前自民党道議の加藤礼一氏=自民推薦、公明支持=の両氏が先行して激しく競り合い、前旭川市議の安住太伸氏が追う展開となっている。回答者の三割近くがまだ投票者を決めておらず、その動向も勝敗を左右しそうだ。

 旧自由党出身の西川氏は民主党支持層の七割をまとめた上、自民党支持層の一部にも食い込んでいる。また、無党派層の支持も五候補中で最も高い。職業別では公務員、商業・サービス業の支持を得ている。

 加藤氏は公明党支持層の八割近くを固め、選挙協力の浸透ぶりをうかがわせる一方、自民党支持層の半分しか固め切れておらず、保守分裂の影響がうかがえる。職業別では会社員や専業主婦から高い支持を集めている。

 安住氏は自民党支持層でやや苦戦しているものの、無党派層の支持は加藤氏とほぼ互角。また、二、三十代の若年層にも浸透しつつある。

 共産党旭川地区委員長の荻生和敏氏は、共産党支持層の四割弱の支持を得ているものの、厳しい戦いを強いられている。

 道東海大助教授の神崎実氏は、二十代の一部から支持を得ている。

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 旭川市長選 西川将人氏擁立へ--民主・第6区総支部 /北海道


 10月29日に投開票が行われる旭川市長選で、民主党第6区総支部(代表・佐々木隆博衆院議員)は、同支部副代表の西川将人(まさひと)氏(37)を擁立する方針を固めた。既に擁立の意向を本人に伝えており、西川氏は受諾する見込み。
 3期目の菅原功一市長は7月中に去就を明らかにする意向だが、同支部は支持しない方針を決めている。同市長選を巡っては、元自民党道議の東国幹氏(38)ら数人が出馬に意欲を示している。
 西川氏は旭川市出身。北大卒業後、00年衆院選道6区に旧自由党から初出馬。衆院選に3回、参院選は2回立候補し、いずれも落選した。次点となった04年の参院選道選挙区では、旭川市内で7候補者中トップの約5万8000票を獲得している。

7月15日朝刊
(毎日新聞)

06栗東市長選

2006-10-22 | 京都・滋賀
 10月22日、栗東市長選の投開票が行われた。

=構図=

 東海道新幹線新駅の建設予定地・栗東市。
 その市長選挙が行われる。
 新駅推進の立場を取る現職の国松正一市長に加え、元県労連事務局長・杉田聡司が「中止」、民主党県連から出馬要請を受けた田村隆光栗東市議が「凍結に近い一時中止」を掲げて相次いで出馬表明、県知事選と同様の構図となった。

 前知事の国松善次氏が再選されていれば、栗東市長選もさほど混乱は起きなかっただろう。
 しかし新駅凍結を掲げる嘉田知事の登場で、国松市長も枕を高くして寝られなくなった。

 県労連出身の杉田は知事選に出馬した辻義則県労連議長と同じく中止の立場。
 
 田村は微妙な言い回しだが、嘉田知事の「凍結」に近い「一時中止」の立場。
 滋賀民主は、知事選では自公と現職に相乗りして敗れ、支持者から批判で嘉田知事支持に回るという混乱を見せた。
 滋賀民主としては、新駅建設に懐疑的な県民の意向が判明したため、現職との対抗機軸を明確にすれば勝てるとの目算があった。
 しかし、栗東市は新駅の地元であり、知事選の投票結果を見ると前職の票が嘉田を3千票あまり上回っており、必ずしも知事選と同じ結果になるとは限らない。
 こうしたことから、田村は知事と全く同じ立場を表明できないわけだ。

=展開=

 栗東市議会「栗政会」の自民党員の市議4人が、栗東自民に離党届を提出した。
 4人は市長選で民主党県連が推薦する田村隆光を支援。


 栗東市選出の民主県議・北野加代子は、市長選を巡り滋賀民主幹部から精神的苦痛を受けたなどとして、県連に離党届を提出した。
 新駅について「推進」から「凍結」に転換した際、事前に相談がなかったことや、市長選活動中、県連幹部から暴言を受けたことを挙げた。
 北野県議は、新駅推進の立場だった。
 県議会会派も離脱し、無所属で活動する方針。


当選 12082国松 正一=無・現2=自

落選 11053田村 隆光=無・新 =民 =社

落選  5992杉田 聡司=無・新 =共

(投票率 64% 前回52%)

 東海道新幹線新駅の建設の是非が争点となった任期満了に伴う滋賀県栗東市長選は22日投票、即日開票の結果、建設推進を掲げた無所属現職の国松正一が、凍結を訴えた無所属新人で前栗東市議の田村隆光、無所属新人で中止派の元県労連事務局長の杉田聡司を破り、再選を果たした。

 国松は自民など保守層を手堅くまとめた。
 田村は新駅の中止も含めた再検証を訴え、杉田は建設中止を主張し、反国松票が割れる結果となった。

 新駅を巡り、県民は7月の知事選で凍結を掲げた嘉田由紀子知事を選んだ。
 しかし、建設予定地では推進派市長が選出され、民意にねじれが生じた。
 嘉田知事は「県民の意思」として凍結方針を貫く意向で、今後の混乱は必至だ。

参考・06滋賀県知事選
参考・06近江八幡長選
参考・07余呉町長選

06大山崎町長選

2006-10-22 | 京都・滋賀

 10月22日、京都府大山崎町長選が投開票された。

=対立の構図=

 自・公・民相乗りの現職と、共産・新人の一騎打ちとなった。 
 町長選は、水道料金や保育所民営化を争点に争そわれた。

=開票結果=

当選 真鍋 宗平  40   無新
落選 河原崎 進  39   無現


 日本共産党などがつくる「明るい民主町政の会」の真鍋宗平が、4千票を獲得し、自民・民主・公明推薦の現職・河原崎進を破り初当選した。


=見解=

 漫然とした対立ではなく、争点を実態生活周辺に絞った結果の勝利とみる。
 もともと、革新地盤とはいえ、相乗り候補を共産党単独で倒すのは難しい。
 現職には、多選・高齢批判もあった。
 大山崎町での革新町政が、実績を残せば反転攻勢の足がかりともなる。
 ただ、執政と評価されれば、共産党の主張の実現可能性に疑念が生じる。
 真鍋町長の手腕に注目したい。

 同日、2補選で敗れた民主党だが、構造的には、こちらの敗北の方が痛い。
 独自に魅力ある候補を擁立できれば、勝つ可能性があったからだ。
 政権交代をうたう政党が、政権党と相乗りの上、共産党に破れる。
 無様な醜態としかいい様がない。

06鳩ケ谷市長選

2006-10-22 | 埼玉・千葉
 10月22日、鳩ケ谷市長選の投開票が行われた。

 候補者は、木下達則、吹上早苗、五選に挑む現職・名倉隆。
 木下陣営には民主の石田勝之・元衆院議員、名倉陣営には自民の新藤義孝・衆院議員が付き、保守層を二分して激しい戦い。

当選 木下達則 147 無・新 =民
落選 名倉 隆  77  無・現 =自
落選 吹上早苗  57 無・新 =共

(投票率60%)

=見解=

 民主・石田の推す木下が、自民・新藤の推す名倉に大差で勝利。
 石田にとっては衆院選に向けて好材料か。
 05衆院選で、まさかの大敗を喫した民主党。
 地方選への候補擁立・勝利で失地回復となるかどうか。

06品川区長選

2006-10-08 | 東京・神奈川
 10月8日、品川区長選の投開票が行われた。 


当選 35422 浜野  健 無・新 =自・民・公・社
落選 31778 内藤  尚 無・新
落選 20088 桜井恵子 無・新 =共
落選  5877 佐藤完二 無・新
落選  1914 金尾  丹 無・新

投票率33.92%(過去最低)


※今回の選挙は、高橋久二・前区長の任期途中での死去によるもの