選挙ブログ

選挙を中心に政治の話題を取り上げていきます

07群馬県知事選

2007-02-27 | 茨城・栃木・群馬

選挙:知事選 出馬の大澤氏支持訴え--太田市長市政報告会 /群馬
毎日新聞

 7月の知事選に自民党推薦で出馬予定の大澤正明県会議長は25日、太田市内であった清水聖義市長の市政報告会に来賓として出席。清水市長の後援者らに県政刷新の必要性と自らへの支持を訴えた。
 同市の英語教育特区校「ぐんま国際アカデミー」私学助成問題などで小寺弘之知事と対立している清水氏は、自ら知事選に出馬して決着をつけようと、昨年末から水面下で調整していた。一方で自民党県連は大澤氏擁立を既に決定。地盤の重なる大澤氏との関係悪化で同市内保守層が分裂することを懸念した後援会の反対を受けて清水氏は出馬を断念、「後援会の意向」(清水氏)で大澤氏支援へ回った。
 大澤氏はあいさつで「高校、大学の先輩である清水市長の知事選出馬(の意向)を聞いて胃が痛くなるほど悩んだが、その後(清水市長から)『県政はお前がやれ』と背中を押してもらった……」と言葉に詰まり涙ぐみ、清水氏との一体感を強調した。

2月26日朝刊


2007/02/08

 選挙:知事選 自民党、大澤氏に推薦状交付 新後援会など体制強化 /群馬

 自民党県議団総会が7日開かれ、7月の知事選に出馬表明している大澤正明県会議長に同党が推薦状を交付することが明らかにされた。
 総会では今後、他党や各種団体からの支持拡大に向け、大澤氏の新たな後援会の発足や選挙対策として松沢睦・同党県連副会長を県連会長代行に昇格させることなどが了承された。
 半世紀ぶりに保守分裂のまま突入する夏の知事選に向け、同党は体制強化を一気に加速し始めた。

 大澤氏は19日に党本部で安倍晋三総裁と面会。
 その場で推薦状の交付を受け、正式に同党の知事選推薦候補者となる。

 一方、松沢氏は、県連会長の笹川尭・元国務相が国会開会中などで知事選対策の会合に出席するなどの陣頭指揮が執れないため、会長職務を代行することになった。
 金子泰造幹事長は「知事選の選挙活動をより活発に進めるため」としている。
 総会で松沢氏は「みなさんの期待に応えられるよう、努力する」と意気込みを見せた。

 近く発足させる大澤氏の新後援会は、4月の県議選後にできる選挙対策本部の機能を実質的に担うもので、前橋市内に事務所を暫定的に設置する。
 知事選期間中にも活発な活動が展開できるように県選管に確認団体の登録も行うという。

 また、この日の総会では、4月の県議選北群馬郡区から出馬する大林俊一氏の公認と、前橋市・勢多郡区から出馬する吉川真由美氏の推薦も了承した

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2007/02/01(木)
選挙:知事選 太田市長、大澤氏支持 25日、市政報告会で表明 /群馬
 清水聖義・太田市長は31日、夏の知事選で自民党が擁立する大澤正明県会議長の支持を決めた。今月25日に同市内で開く市政報告会に大澤氏を招き、後援者らに支持を表明する。

 清水氏は、同市の英語教育特区校「ぐんま国際アカデミー」への私学助成問題などで、小寺弘之知事との対立を深め、昨年末ごろから、水面下で政党関係者などと接触。知事選出馬を模索し、周囲に意向をほのめかしていた。また、昨年夏にいち早く出馬表明し、同市など県東部での知名度を上げている前県議の山本龍氏との調整も試みていたが、これを山本氏が固持した経緯がある。最終的に後援会から強い反対を受け、先月中旬、出馬を断念していた。

 後援会の反対理由は、大澤氏が旧尾島町(現太田市)を地盤とするため、清水氏が出馬した場合、市内の保守層の分裂を招くことを懸念したとされる。このため、大澤氏での一本化を清水氏に促してきた。

 また、清水氏の後援会関係者の一部に現在も山本氏支援の動きがあることについて、清水氏は毎日新聞の取材に「山本氏支援を頼んだこともないし、知らない」と述べた。

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選挙:知事選 県教組、5選出馬の小寺知事に推薦状 /群馬
 県教職員組合は31日、夏の知事選に5選出馬表明している小寺弘之知事に推薦状を手渡した。県教組は過去4回、小寺氏を推薦している。

 真下治之委員長は「教育公務員であり(選挙活動に)限界があるが、可能な限り支援したい」と話した。小寺知事は「予算編成の中でも学校の先生が忙しすぎると話題に出たばかり。現場が良くなるよう考えている」と応じた。また、松井正博副委員長は「全国に先駆けての少人数クラス導入などに感謝している。20~30人という規定の弾力的運用が図れるようお願いしたい」などと要望した。また、県内のドラッグストアなどで作る県薬種商協会(高橋守理事長)は31日、自民党県連が知事選に擁立している大澤正明県会議長に推薦状を提出した。【藤田祐子】

毎日新聞 2007年2月1日

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保守分裂の“結末”は…
(群馬県)知事選へ向け動き活発化


 「われこそが『県民党』だ」。県議会十二月定例会の本会議一般質問で、来夏の知事選で五選を目指す小寺弘之知事と、大沢正明県議会議長を擁立する自民党県連の金子泰造幹事長が、早くも“つばぜり合い”を繰り広げた。

 この一年間、知事側と県議会は衝突を繰り返した。両者の緊張関係と活発な議論は県政のあるべき姿だが、一方で各陣営は知事選とその前哨戦たる県議選への動きを加速させており、選挙ありきの感もぬぐえない。

 二月、小寺知事は県議選の区割りについて、定数を大幅に削減する独自案を提案し、テレビなどで持論を展開。五月、対する自民党は県連内の二派閥を解消し一本化、「反小寺」へ挙党態勢を敷いた。九-十月、県議会で「ぐんま国際アカデミー」問題をめぐって攻防が展開され、対立はピークに達した。

 そして十月十三日、小寺知事が先んじて出馬表明。その約一カ月後、大沢議長が出馬を決め、結果的に県政をめぐる対立軸が最も反映された形となった。大沢議長が「県政は閉塞(へいそく)感に満ちている。風穴を開けなければ」と多選を批判すれば、小寺知事は返す刀で、「回を重ねるごとに県民の目はシビアになる。決めるのは県民一人一人だ」と語気を強める。

 自民党県連は十二月、国会議員と県議の合同会議を開催。笹川尭会長は「今回は国会議員も本格的に動く」と、大沢議長の選対支部長には衆院議員を充てる方針も示した。

 一方で、定数削減、区割り変更される来春の県議選に向け県議らも必死。小寺知事に賛同する新人も数人が出馬する見込みで、「是々非々で臨む」と現職支持を表明した民主党県議もいる。

 県議を辞め、知事選へ出馬する山本龍氏も十一月、自民党県連に離党届を提出。けじめをつけた上で「これからは政策論争だ」と意気込む。

 「お互い、がんばりましょう」。十二月議会閉会後、あいさつに回った小寺知事と、出迎えた大沢議長は、議長室でがっちり握手を交わした。これから誰が県政を背負っていくべきか。県民が来年、“審判”を下すことになる。

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自民党県連:岩上憲司氏の除名処分を検討か 意向に反する議会活動 /群馬


 県議会の自民党会派を今年3月に離脱し、現在、1人会派の岩上憲司県議(前橋市区)が15日、自民党県連の党紀委員会(腰塚誠委員長)に、県連の意向に反する自らの議会活動についての弁明書を提出した。岩上氏は現在も同党員だが、県連は週明けにも同委員会を開き、岩上氏の除名を視野に処分を検討する。

 岩上氏は昨年5月の県議補選で初当選、自民党会派に所属した。県議定数削減と区割り見直し案を巡って、県議会と小寺弘之知事が対立する中、今年2月の県議会の採決で知事案、さらに後藤新出納長(現知事室長)再任案にも賛成し、3月に会派を離脱。1人会派「オンリーワン県政」を設立した。その後も県議会と小寺知事との対立が続く中、一貫して小寺知事に賛同する意見を表明している。このため、同委員会は11日、岩上氏へ弁明を求める書面を送っていた。

 岩上氏の弁明書について、県連幹部は「弁明の体裁をなしていない。厳しい処分は免れない」と、除名の可能性を示唆した。

毎日新聞 2006年12月16日

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知事選 太田市長、出馬に含み
市議要請に「時間欲しい」 讀賣群馬

 太田市の清水聖義市長は4日、大泉町内で開かれた会合で、複数の市議から来夏の知事選への出馬を要請され、「(出馬の)意欲はあったが、今すぐどうこう考えるのはどうか。時間が欲しい」と述べた。会合後は、記者団に「ありがたく受け止める」と述べた。

 会合は「清水市長を囲む会」と銘打ち、太田、館林市など衆院3区の2市5町の市議や町議約60人が出席。清水市長が今後の地方自治のあり方などについて講演した後、複数の市議が相次いで「知事選に出る決断を」と出馬を要請した。清水市長は2003年の前回知事選にも出馬を検討したが、最終的に見送っている。

(2006年12月5日 読売新聞)


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大沢氏、知事選出馬へ 
2006年11月04日

 来年7月に任期満了となる知事選に、県議会議長で前自民党県連幹事長の大沢正明氏(60)=新田郡区、4期=は3日までに、立候補する意思を固めたことがわかった。関係者と最終調整し、近く正式表明する。自民党県連幹部が先月下旬、「党内が一体感を持って推せる」と立候補を打診していた。


 県議会における自民党と5選を目指す現職の小寺弘之知事(66)との対立が、そのまま選挙に持ち込まれる構図となりそうだ。同党はじめ複数の政党が相乗りで小寺氏を推した過去の知事選と様相を変えた激戦が見込まれる。


 大沢氏は太田市(旧尾島町)出身で、慶大工学部卒業後、海上自衛隊勤務、旧尾島町議を経て91年から県議。5月まで県連幹事長を務めた。3月には、約30年続いた自民県議の2派閥である故福田赳夫元首相系「政策同志会」と、中曽根康弘元首相系「県政塾」の一本化に貢献。党県連のまとめ役で、知事選の候補者探しでも中心的役割を担った。


 大沢氏や県連幹部は、県出身の総務省幹部に立候補要請に向けて接触してきたが、この幹部が判断を保留していることから正式要請に結びつかなかった。11月中に候補者を確定したいとの県議団全体の意見を踏まえ、県連幹部が「党が一体となりまとまる候補」として、大沢氏に強く立候補を求めていた。


 大沢氏は「県連から真剣に請われればなるべく早く応えたい気持ちがある」と語っており、3日までに関係者のおおむねの了承を得た模様だ。


 知事選には小寺知事のほか、元県議で自民党員の山本龍氏(47)が立候補を表明している。過去4度の選挙で小寺知事の対立候補を支援した共産党県委員会は関係団体と協力して独自候補を擁立する見込みだ。

朝日群馬

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2006/10/30(月)

 連合群馬は二十八日、前橋市の建設会館で定期大会を開き、来春の統一地方選などの候補予定者の推薦を決めた。来夏の知事選については、現職の小寺弘之知事の推薦を正式決定した。

 県議選では民主、社民党系の県議会会派「フォーラム群馬」所属の現職五人と、すでに出馬表明している労組出身などの新人二人。市町議選は十一人の推薦を決めた。

 このほか、二〇〇六年度の活動・決算報告と〇七年度の活動方針、予算を承認。役員選挙を行い、大橋豊会長の続投が決まった。事務局長に新たに阿部和彦氏を選出したほか、副会長五人中四人が交代した。 

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 選挙:知事選 笹川・自民県連会長、独自候補擁立を明言 /群馬

 ◇小寺知事の「推薦、協力せず」
 自民党県連の笹川尭会長は15日、前橋市内で記者会見し、小寺弘之知事が来夏の知事選に5選出馬の意欲を示していることについて「会長個人として推薦も協力もするつもりはない」と述べ、独自候補を擁立する意向を示した。同党は過去4回の知事選で小寺知事を推薦してきただけに、知事と同党の決裂が決定的になったと言えそうだ。
 一方、若手県議から出馬待望論があった中曽根弘文参院議員に意思確認したところ、同議員は「国政にまい進したい」と応えたという。笹川会長は「県連としてこれ以上の行動はしない。(中曽根氏には)参院議長になって故郷に錦を飾ってほしい」と述べ、知事選候補から除外されたことを明らかにした。
 ◇小寺知事、「進むべき道を進む」
 一方、小寺知事は同日、定例会見で「それぞれの政党がそれぞれで考えること。(自民党への推薦要請は)前回はしたが、今回は状況も違い、よく考えて私の進むべき道を進みたい」と述べた。

5月16日朝刊
(毎日新聞)
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 2006/03/10
県議会改革:県議区割り・定数見直し、知事案を否決 議会案可決、定数50 /群馬

 小寺弘之知事と議会側双方から条例改正案が出ていた県議選の区割りと定数の見直し案が7日、県議会本会議で採決された。知事案は岩上憲司県議(自民)を除く全員が否決に同意。岩上県議と共産県議(2人)を除く賛成多数で議会案を可決した。石原条県議(自民)は欠席。可決で、07年4月の統一地方選で実施予定の県議選から、議員定数が56から50に減り、市町村合併が反映された選挙区割りになる。小寺知事は当初から「議決には従う」と明言、知事と議会の対立は、同議案に関しては収束する。
 本会議では、2日の議会運営委員会での知事案の全会一致否決と議会案の可決決定(賛成多数)を報告。両案反対の討論と、知事案に反対、議会案に賛成の討論があり、知事案賛成の討論はなく採決。出席県議51人のうち知事案は50人の反対で否決、議会案は48人の賛成多数で可決した。
 このほか、05年度分の一般会計補正予算案など25議案を可決、県馬事公苑の指定管理者決定案など2議案を修正可決した。また、総務常任委員会の委員長報告で、小寺知事が2月24日に出演した群馬テレビの番組で県議選の区割りと定数見直し案について持論を展開したことが放送法上問題だったかどうか同テレビに対し照会することが盛り込まれ、了承された。
 議会後、小寺知事は「県議選の区割りや定数が大きな問題だと県民に知ってもらうため提案し、やるべきことをやった。問題意識を持ってもらったという意味で良かった。結果は残念だが議会が決定したこと。個人的には(議会と)民意とのずれを感じる」と話した。[藤田祐子、山田泰蔵]

 ◇知事案賛成・岩上県議、自民県議団離脱へ--前橋市長「県民の思いで行動」
 採決で知事案に賛成した岩上県議は、自民党県連執行部に口頭で県議団から離脱する意思を伝えた。8日にも新会派届を出し1人会派で活動。離党はしないという。岩上県議は「昨年5月の前橋市区補選で、大胡、粕川、宮城地区の(有権者からの)『なぜ投票できないのか』という声を直接聞いて当選した立場として、区割りは早急に見直すべきとの信念を貫いた」と説明した。
 岩上県議は昨年10月の県議会でも、小寺知事提出の副知事2人制導入関連条例案に自民党からただ1人賛成。同党県議団総会で「党のルールを乱した」と謝罪文を提出、厳重注意を受けた。
 本会議に先立つ7日の同総会でも、「委員会の決定を尊重する党のルールを守り、全員が起立する」と確認していた。
 県連幹部は「グループ一本化の動きの中で、懲罰委員会などの強い措置を取りたくなかった。本人も2度目は許されないと分かっての行動で(会派離脱は)やむを得ない」と話した。
 一方、前橋市の高木政夫市長は7日の定例記者会見で、岩上県議を「県民の思いに立って行動した」と評価。「市町村議会は合併で大変な苦労をしたことを(県議会は)分かっていない」と述べ、可決された議会案に難色を示した。
 また、自民党の「政策同志会」と「県政塾」の一本化について「県政を正常化させるためにも大変いいこと」と評価する一方、「小さい声、若い議員の声を排除するようにはなってほしくない」と注文もつけた。[藤田祐子、杉本修作]
3月8日朝刊
(毎日新聞) - 3月8日12時1分更新

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07福井県知事選

2007-02-27 | 富山・石川・福井

選挙:知事選 自民県連、西川氏推薦決める 政策協定合意、党本部上申へ /福井

 4月8日投開票の福井県知事選に向け、自民党福井県連は25日、再選を目指す現職の西川一誠氏(62)と政策協定に合意し、推薦することを決めた。推薦は党本部に上申され、選対会議で正式決定する。民主党県連が既に西川氏推薦方針を決めている。

 自民党県連はこの日、拡大執行部会と総務会を開き、知事選のほか、統一地方選で行われる県議選と市議選への対応も協議。自民党新政会の現職28人全員を公認するとともに、福井市足羽郡選挙区で新人2人を推薦する方針を決定。福井市議選は新人3人を含む36人、敦賀市議選は現職3人の公認・推薦を決めた。

 山崎正昭会長(衆院議員)は「県政が抱える諸課題、政治姿勢など、取り組むべき政策9項目をとりまとめ、新政会とも十二分に詰め、合意をみて推薦を決めた」などと話した。

毎日新聞 2007年2月26日

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福井知事選で現職推薦=民主県連

 統一地方選で行われる福井県知事選(4月8日投開票)で、民主党同県連は24日、
 現職で再選を目指す西川一誠氏(62)の推薦を決め、上申書を党本部に提出したと発表した。
 自民党も近く西川氏を推薦する意向。
 相乗りが見込まれることについて民主県連幹部は「県によっていろんなケースがある。1期目も私たちの方が早く推薦している」とし、
 問題ないとの認識を示した。

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福井知事選:共産党が候補擁立

 共産党福井県委員会は21日、統一地方選の福井県知事選に、新人で党県常任委員の宇野邦弘氏(55)を公認候補として擁立すると発表した。市民団体からの擁立を目指したが断念。急きょ次期参院選公認候補の宇野氏の公認を解いて擁立する。

毎日新聞 2007年2月21日 



07参院選~福島補選

2007-02-27 | 宮城・山形・福島

選挙:参院選/参院補選 補選に山口県議、通常選に森氏擁立--自民県連方針 /福島

 自民党県連は25日、昨年11月の県知事選に出馬、当選した佐藤雄平氏の辞職に伴う参院福島補選(今年4月)に山口勇県議(68)を、通常選(同7月)には、知事選に同党などの推薦で出馬し落選した弁護士の森雅子氏(42)を擁立する方針を固めた。
 補選の候補者擁立を巡っては、党本部に公認申請までした前日本青年会議所副会頭が出馬を辞退するなど混迷した。最終的には、通常選とセットで公募することを決め、全国から応募した29人の中から2人を選んだ。
 同党県連は26日に福島市内で選対委員会や総務会を開き、2人を擁立することを機関決定し、27日に候補者立ち会いの下、正式に会見する。

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選挙:参院選/参院補選 自民、7月の通常選も公募 補選の擁立難航 /福島

(毎日新聞)

 ◇セットで人材確保へ
 自民党県連は8日、岩城光英会長と県連三役らが参院補選の候補者選定について協議し、7月の通常選も含めて候補者を公募する方針を決めた。補選の候補者擁立が難航しているためで、通常選と一括して公募し、広く人材を確保することにした。今月26日までに選考委員会を開き、県議らの同意を得て発表することを目指す。
 この日は、岩城会長が、三役に党本部から公募方式で補選の候補者擁立を目指すよう7日に指示されたことを報告した。
 これを受けて協議した結果、出馬希望者が多い通常選とセットで公募することで、通常選に意欲を示す人物の中から、擁立作業が難航している補選に出馬してもらう目算もある。対象は全国で、選考基準は今後定める。
 9日に岩城会長が党本部に公募で補選、通常選候補者を選ぶことを申請する。同日中に機関決定される見込みだ。また、党本部幹部と県連役員ら10人前後で構成する選考委員会を近く発足させる。
 岩城会長は「公募により選考過程の透明性を高めながら人選を進めることに決めた。ここまで来ると、通常選と補選の候補者が一体となることが相乗効果を生む」と述べた。また、吉田弘幹事長は「公募は本意ではないが、自民党のオープンなイメージアップになる」と述べた。
 党本部によると、参院通常選の候補者擁立のための公募は3県で行われ、三重、大分両県は決まったが、山形県では決まらなかったという。

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07人吉市長選

2007-02-25 | 熊本・鹿児島・沖縄



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人吉市長選に市議の上原氏が出馬表明 讀賣熊本

 4月の人吉市長選に、同市議の新人・上原義武氏(72)(無)が7日、国土交通省の川辺川ダム計画反対を訴え、立候補する意向を表明した。同市長選で名乗りを挙げたのは5人目。

 上原氏は市内で記者会見し、「(ダム反対の)多くの団体から推薦をいただいた。ダム反対が最大の政策。ダムは環境重視の時代に逆行し、球磨川を生かした観光にもマイナス」と説明。ほかに、「ガラス張りの政治を実現し、少子高齢化対策を実施したい。あらゆる産業が観光に結びつく施策を実現する」と述べた。

(2007年2月8日 読売新聞)

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田中氏が出馬表明 人吉市長選

 4月の人吉市長選に、新人の冠婚葬祭会社社長田中信孝氏(59)=無所属=が5日、立候補を表明した。同市長選への立候補表明は4人目。

 田中氏は同市長選に前回(2003年)と前々回(1999年)も立候補し、いずれも次点で敗れた。

 田中氏は、人吉球磨広域行政組合をめぐる競売入札妨害事件摘発を受け、「市政刷新」を最重要課題と位置付けて、電子入札の導入、識者ら外部による監視委員会の設立などで「公正な市政を実現する」とした。

 川辺川ダム問題は「市民間や国、県、近隣市町村との対立を避けたい」として「中立」を主張。国の治水対策論議の経過や結果を市民に伝える一方、市民の声を国に伝える役割に徹し「市として是非の判断はしない」と明言した。住民投票は「選択肢の1つだが、公約としては掲げない」という。川辺川利水事業は推進する考え。

 人吉球磨地方一体で農業特区や焼酎特区に申請し、若手起業家を育成して「『走るビジネスマン』として特産品を全国や、成長著しい中国に展開したい」と話した。

=2007年02月06日付 西日本新聞朝刊=

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選挙:人吉市長選 別府市議会議長が立候補を表明 /熊本
 
 任期満了に伴い4月の統一地方選で実施される人吉市長選に、
 市議会議長の別府靖彦氏(53)=同市西間上町=が25日、
 無所属で立候補する意向を表明した。
 同市長選で立候補表明は、 
 ともに元市議の家城正博氏(58)と高瀬清春氏(60)=立候補表明順=に続き3人目。

 別府氏は「周囲の勧めもあり、昨日、最終的に決意した。他の候補予定者よりも私が適任と思った」と動機を語った。
 5期20年を務めた福永市政の大部分を継承する意向で
 「人吉の出身者が帰ってきたいと思う温かい町にしたい」と意欲を示し、
 観光振興などに力を入れたいという。

 川辺川ダム計画には賛成の立場で
 「防災の手段としてベター。利水については、1日も早く農家に水が届くなら手法にこだわらない」と話した。
 会社員などを経て95年、市議に初当選し現在3期目。03年から議長。

毎日新聞 2007年1月26日

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元市議の高瀬氏が出馬表明 人吉市長選

 任期満了に伴う4月の人吉市長選に、元市議で新人の会社社長高瀬清春氏(60)=無所属=が4日、立候補する意向を表明した。同市長選への立候補表明は元市議で新人の消火器販売業家城正博氏(58)=無所属=に続き2人目。

 高瀬氏は同市出身。民宿やキャンプ場などの運営会社を経営。1999年の同市議選で初当選後、2003年には県議選に立候補、落選した。

 高瀬氏は川辺川ダム問題について「財産として清流を残すべきだ。河川改修で洪水防止は可能」と市議時代から反対だったことを強調。川辺川利水事業は「水の必要性は分かるが、財政難の現状では最小限の事業規模にとどめるべきだ」として国営の枠組み見直しを検討するとした。

 引退する現職福永浩介氏の5期20年の市政については「ダム問題を除けば評価できる。特に財政管理は見習いたい」と述べ(1)情操教育の拡充(2)宣伝強化や関係者の意識改革による観光振興-などを公約に掲げた。



=2007年01月05日付 西日本新聞朝刊=

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隠れた争点は川辺川? 2007年統一地方選展望

 人吉市長選は、5期20年務めた現職の福永浩介(67)が不出馬。新人で元市議の家城正博(58)が立候補を表明している。最大の争点となる川辺川ダム問題は、建設予定地の相良村が反対に転じており、人吉市長選の行方に関心が集まっている。推進派だった福永は後継指名しておらず、反対派も候補を決めていない。

 人吉市とともに川辺川利水事業の受益地となる錦町長選には、事業を推進する事務組合の組合長を務める現職の園田耕輔(64)と、新人で元町課長の森本完一(58)が立候補の準備をしている。

=2007/01/01付 西日本新聞朝刊=

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家城氏が出馬表明 4月の人吉市長選

 任期満了に伴う来年4月の人吉市長選に、新人で元同市議の消火器販売業家城正博氏(58)が13日、立候補を表明した。同市長選への立候補表明は初めて。

 家城氏は1995年の同市議選で初当選し1期務めた後、99年の県議選、2003年の同市長選に立候補した。

 家城氏は「素晴らしい市長でも長期にわたれば、なれ合いとマンネリが生じる」と現在5期目の福永浩介市長の多選を批判。「市財政は赤字寸前。中心商店街は活気を失った。衰退する人吉を建て直したい」とし、(1)市長任期を3期に限定(2)歴史や文化、芸術の充実した観光の街づくり(3)中心市街地活性化-などを掲げる。

 川辺川ダム問題については「個人的には反対。住民投票で民意を問う」。川辺川利水事業は「ダムを水源としない農水省新案での早急な実現が必要」。市町村合併については「利益不利益を再検討したい」と話した。

=2006年10月14日付 西日本新聞朝刊=


07静岡市長選

2007-02-25 | 静岡・愛知・岐阜
静岡市長選で小嶋氏推薦 連合静岡 浜松は自主投票

2007/02/21

 連合静岡は20日の執行委員会で、浜松市長選(3月25日告示、4月8日投開票)に出馬する現職の北脇保之氏(55)、前衆院議員の鈴木康友氏(49)の推薦をいずれも見送り、構成組織や単組の自主判断に委ねることを決めた。静岡市長選(同)については、現職の小嶋善吉氏(59)の推薦を決めた。

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 自民党県連は18日、静岡市内で総務会を開き、来年4月8日の県議選の一次公認40人(現職37人、新人3人)を決めた。3人以外の新人の取り扱いは今後調整する。県議選と同日に行われる静岡市長選で、現職の小嶋善吉氏の党本部への推薦申請も決めた。

2006/12/18

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2006/11/01

小嶋市長が出馬表明  静岡市長選

 小嶋善吉静岡市長(59)は30日、市役所静岡庁舎で会見し、来年4月12日任期満了の市長選に無所属で再選出馬することを表明した。
 出馬の動機を「合併に携わり、事情を熟知している自分が引き続き市政を担当するのが責務」と説明した上で、「政令指定都市としてのさらなる飛躍のための人づくり、まちづくりを確固たるものにしていきたい」と決意を述べた。
 在職中の3年7カ月を「旧清水市の大きな課題だったごみ処理体制の確立や飲料水供給体制の整備などを実現できた」と振り返り、豪雨に対する浸水対策プランの策定、移譲された財源を活用した国・県・市道の一体的整備、行財政改革の推進や市財政の健全化―なども実績に挙げた。
 詳細なマニフェスト(政策公約)を掲げて選挙に臨む方針も示した。
 小嶋市長は県議4期、旧静岡市長を3期務めた後、旧清水市との合併に伴う平成15年の市長選で当選した。
 同市長選には既に、元民主党参院議員の海野徹氏(57)が無所属での出馬を表明している。

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選挙:静岡市長選 海野徹氏が出馬表明 「静岡市から国見る」--来年4月 /静岡

 民主党の海野徹・元参院議員(57)は16日、静岡市内のホテルで開いたパーティーで、「(参院議員として)国から静岡市を見て、静岡市からも国を見る。その作業の先頭に立ちたい」と述べ、来年4月に任期満了を迎える静岡市長選への出馬を事実上、表明した。海野氏は「都市経営のガイドブックはできている。改めてマニフェストを示したい」と述べ、市政運営に強い意欲を示した。
 同市長選を巡っては現職の小嶋善吉市長がまだ立候補を表明していない。ほかに県議らが対立候補擁立を模索しているが、具体的な動きにつながっていない。
 海野氏は生命保険会社勤務後、静岡市議2期を経て県議に。同3期途中の98年7月の参院選で初当選したが、04年の前回選挙で落選した。

6月17日朝刊
(毎日新聞)

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07参院選~沖縄補選 動向

2007-02-25 | 熊本・鹿児島・沖縄

参院補選 そうぞう、自主投票

安保反対政策に反発

 四月二十二日投開票の参院沖縄選挙区補欠選に向け、政党「そうぞう」(下地幹郎代表)は二十四日、那覇市内の事務所で総会を開き、補選には自主投票で臨むことを決めた。
 「そうぞう」は、野党の無所属候補で連合沖縄前会長、狩俣吉正氏(56)の後援会から選挙協力の要請を受けていた。

 総会では、狩俣氏を支持する声があったものの、共産党県委の政策協定で「日米安保条約の反対」が明記されたことに多くの市町村議員らが反発。「保革にとらわれない政治を掲げながら、イデオロギーに偏った勢力との共闘はできない」という意見が大勢を占め、自主投票が決まった。

 下地代表は「候補者としては狩俣氏の支持で一致した。しかし、共産などとの政策合意に批判があった。『そうぞう』との政策の覚書を結ぶことが困難と判断し、自主投票に決まった」と説明した。

 宜野湾市長選については、宜野湾市選出の県議の呉屋宏代表代行や同市議の前川朝平幹事長らに一任することを決めた。週明けにも「そうぞう」としての態度を決める。

 狩俣氏後援会の島田力事務総長と川上満事務局長は二十三日、「そうぞう」事務所を訪ね、選挙協力を要請していた。

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参院沖縄補選2氏出馬表明 公認なき与野党決戦へ 内部に不協和音も

 4月22日投開票の参院沖縄補選に向け、与党が推す那覇市議の島尻安伊子氏(41)と、野党統一候補で前連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)が17日、立候補を正式表明した。同日選の参院福島補選とともに、今年最大の政治決戦となる夏の参院選の前哨戦。選挙戦略上の理由から、両氏とも無所属出馬の意向だが、ともに内部に不協和音を抱えた事実上の一騎打ちになりそうだ。 (那覇支局・中島邦之)

 「母として、働く女性としてやってきた。子育て世代の代弁者として力を尽くします」。島尻氏は那覇市内の記者会見でそう強調した。

 自民党県連と経済界でつくる選考委員会は1月末、島尻氏擁立を決定。島尻氏は公明党の推薦も得る予定だが、自民党が国政選挙で公認候補を立てないのは異例だ。

 背景には「今選挙は、自民党色を薄めた方が得策」(地元選挙通)との思惑がある。昨秋の知事選に続き、補選で“公認候補”が連勝すれば、与野党の支持が拮抗(きっこう)する沖縄県民のバランス感覚が働き、県連会長の西銘順志郎氏が必勝を期す夏の参院選に悪影響が出かねないとの判断だ。

 だが、一時、補選出馬を目指した自民県議もおり、元民主党員の島尻氏擁立には自民県議団が猛反発。選考委が擁立を決めた日に、新垣哲司県連幹事長らが記者会見で「納得していない」と表明。亀裂の深さをうかがわせた。

 17日の出馬会見に同席した西銘会長は「安倍政権を支える重要選挙。県議団にも協力してもらえると思う」と語ったが、会場に選挙を担うはずの新垣幹事長の姿はなく県議の姿もまばらだった。


 一方、狩俣氏は民主県連、社民県連合、地域政党の沖縄社会大衆の3党幹部と出馬会見。その後、場所を変えて共産党県委員会幹部らと別に会見を開いた。

 「これまでの選挙で、『共闘は勝利、団結は敗北』という教訓を学んできた。全野党の共闘が望ましい」と説明。保守系の地域政党「そうぞう」にも支援を求める。

 昨秋の知事選と同じ共闘態勢を目指すが、国政選挙である今回は3党と共産党とで、別の政策協定を結んだ。憲法問題はともに「九条を堅持」。一方、日米安保は、共産党合意では「反対」を明記したが、3党合意では賛否を避けた。

 共産党県委員会の赤嶺政賢委員長は「政策が矛盾しなければブリッジ共闘に問題はない」。民主党県連の喜納昌吉代表も「(共産との共闘に)抵抗感がないと言えば無理があるが、それ以上に自公政権を打ち砕く大方針がある」と語る。

 ただ、集票を担う労組は一枚岩ではない。狩俣氏が直前まで「非共産」を掲げる連合沖縄会長だったことに共産系の県労連内に反発があるほか、県友愛連絡会は自主投票の方向だ。

=2007/02/18付 西日本新聞朝刊=


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狩俣氏が出馬受諾 参院補選

2月13日9時49分配信 琉球新報

 4月22日の参院選沖縄選挙区・補欠選挙(欠員1)で、社民党県連(照屋寛徳委員長)、社大党(喜納昌春委員長)、民主党県連(喜納昌吉代表)は12日午後、出馬を要請している連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)と県議会で面談した。狩俣氏は連合沖縄などが擁立を機関決定したことで、野党3党の要請を受諾する環境が整ったことを報告。「3党がそろって要請したことの重みを組織的にも感じ、このような結論を出すことができたことを、私自身も大変喜んでいる」と出馬の意思を伝え、要請に対し事実上の受諾を表明した。
 狩俣氏は17日に那覇市内で出馬表明し、3党との間で政策協定に調印する予定。これまで無所属の立場で出馬することに合意。面談の席では連合沖縄の会長職を辞任して選挙に臨む考えを示した。
 一方で、狩俣氏は「(3党で)共闘の枠を広げるという努力がされているので、環境をもう少し見極めた上で正式な受諾をした方が好ましい」と述べた。17日の出馬表明までに、共産党県委や政党そうぞうとの共闘態勢構築に支援を求めた。
 与党陣営では、自民党県連と経済界などでつくる候補者選考委員会が、那覇市議の島尻安伊子氏(41)の擁立を決め、島尻氏は11日に選考委からの出馬要請を受諾した。
 
 狩俣 吉正氏(かりまた・よしまさ)1950年生まれ、琉球大短大部卒。72年平良市役所入り、労働組合活動を通じて宮古地区労協事務局長。96年自治労県本部委員長、99年に連合沖縄事務局長を歴任。2001年10月から連合沖縄会長。旧平良市(宮古島市)出身。

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2月12日10時4分配信

琉球新報

 4月22日の参院選沖縄選挙区・補欠選挙(欠員1)で、自民党県連、経済界などでつくる候補者選考委員会は11日午前、自民党県連で那覇市議の島尻安伊子氏(41)に対し正式に出馬要請した。島尻氏は「受諾した。私のような者が選ばれた意義をきちんと踏まえ、選挙戦を戦いたい。妻・母・働く女性の視点を大切にし、沖縄の諸問題を見据えていきたい」と受諾を表明した。 一方、社民党県連、社大党、民主党県連が出馬を要請している連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)も12日に3党の代表者に受諾の意向を伝える見通しで、事実上の与野党一騎打ちの構図で補選の選挙戦が本格化する。
 島尻氏は17日にも会見を開き、正式に出馬表明する。
 選挙母体を発足させた上で22日にも事務所を開く見通しだ。
 選考委員長の西銘順志郎参院議員は「(島尻氏を)最適任の候補者として全会一致で推薦する」との要請書を読み上げ、島尻氏と握手した。
 島尻氏は「政策はこれから練り上げるが、仲井真(弘多知事の)県政をしっかり支えるスタンス(立場)はきちんと持つ。難産で生んでもらった私としては(選考委の)希望にきちんと応えたい」と述べた。
 島尻 安伊子氏(しまじり・あいこ)1965年生まれ、上智大卒。日本語学校副理事長などを経て2004年に民主党公認で那覇市議補選初当選。現在2期目。05年8月に民主を離党、同年9月から市議会与党会派の自民・無所属連合入りし、現在無所属。仙台市出身。

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与党陣営、島尻氏で一本化 
 2月7日10時49分

 4月22日の参院選沖縄選挙区・補欠選挙(欠員1)で、県選出・出身自民党国会議員でつくる五ノ日の会(会長・仲村正治衆院議員)と自民党県議団は6日、県議会内で会議を開き、那覇市議の島尻安伊子氏(41)の擁立を決めた選考委員会の結論を尊重し、県連として島尻氏を支持すると確認した。これで与党陣営は島尻氏で一本化。同県連は経済界や公明党県本とも調整しながら早期に出馬要請する。
 野党陣営は、社民党県連、社大党、民主党県連が連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)に出馬要請しており、参院補選は島尻、狩俣両氏による事実上の一騎打ちとなる公算だ。
 自民党県議の間にはこれまで「党公認でない候補では戦えない」「地域への説明ができない」などの不満が噴出していた。この日は県議団の疑問に対し、五ノ日の会から「無所属で自民推薦の方が戦いやすい」などと、選考結果を踏まえた説明があった。これを受けて県議団も了承した格好だ。
 会議後、会見した西銘順志郎県連会長(参院議員)は「全力を挙げて島尻氏を支持していくことを確認した。しっかり戦って勝利し、政権安定につなげたい」と述べた。

(琉球新報)

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選考委が決定 県議反発 与党分裂状態
2007/01/29

参院補選 島尻氏擁立
 四月の参院補選に向けて、自民党県連や経済界の候補者選考委員会(委員長・西銘順志郎県連会長)は二十八日、那覇市議・島尻安伊子氏(41)で候補者一本化を決めた幹事会の意向を尊重する方針を多数が支持、擁立を決めたと発表した。選考委代表は近く島尻氏に出馬を正式要請する。しかし、参加した県連執行部の県議は「県議団のほとんどが反対した。議論が必要。決定は拙速だ」と反発。その後開かれた記者会見で、「選考委の決定に加わっていない」とし、選考委決定は容認できないと主張した。与党の候補者人選は分裂状態に追い込まれた。
 選考委では、幹事会座長の仲村正治衆院議員が選考過程を説明、島尻氏一本化を報告した。一方、同委に先立って議員総会を開いた自民党県議からは「議員総会で『島尻氏は知名度が低く、自民党とともに選挙を戦った機会がほとんどない』『市町村議員の支持が得られない』などの意見が出た」と反発。島尻氏の擁立に難色を示し、検討に時間が必要と主張した。

 結局、「幹事会で全会一致で決定し、議論は出尽くした」との意見が出て、選考委幹部が「幹事会決定を尊重する」ことで採決を取り、賛成十五人、反対二人の多数決で島尻氏擁立を決定した。

 選考委員長の西銘会長は「反対の意見はあったが、感情的なしこりを解消し、勝てる態勢の構築を目指したい」とした。

 一方、採決に反対した外間盛善会長代行や新垣哲司幹事長らは「県議では反対が強く、説得の時間が必要だった。選考委の決定は容認できない。議員総会で今後の方針を討議する」とした。

(沖縄タイムス)

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参院補選 島尻・狩俣氏一騎打ちへ
2007/01/28

 四月二十二日投開票の参院補選に向けて候補者の人選作業を進めていた与野党は二十七日、那覇市議の島尻安伊子氏(41)、連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)の擁立をそれぞれ決めた。二十八日の選考委員会や代表者会議で正式に決定、選挙態勢の構築に動きだす。両氏とも無所属で出馬する見通し。同補選は、国政の天王山となる七月の参院選の前哨戦として注目を集めており、島尻氏と狩俣氏の与野党一騎打ちの公算が大きくなっている。

 自民党県連や経済界などでつくる候補者選考委員会幹事会(座長・仲村正治衆院議員)は二十七日午前、島尻氏の擁立を全会一致で決めた。選考委(委員長・西銘順志郎県連会長)を二十八日午後六時から開き、正式決定する。島尻氏は「全会一致で決まり、光栄。出馬要請をお受けする」と出馬の意向を表明した。

 正式決定後、公明党県本(糸洲朝則代表)に選挙協力を求める。

 幹事会は、出馬に前向きな姿勢を示した五人の候補者から絞り込みを協議。「女性票の獲得が期待できる」「無党派層の支持が得られやすい」などの意見が強く、全会一致で決まった。ただ、自民党県連の執行部内には反発があり、二十八日の議員総会で対応を協議する。

 一方、社民党県連(照屋寛徳委員長)、社大党(喜納昌春委員長)、民主党県連(喜納昌吉代表)の野党三党も二十七日、狩俣氏の擁立を決めた。二十八日の三党の代表者会議で正式決定する。狩俣氏は出馬に前向きで、沖縄タイムス社の取材に「要請を受けた段階で意向を表明する」と述べた。

 今後、共産党県委(赤嶺政賢委員長)や政党「そうぞう」(下地幹郎代表)に選挙協力を呼び掛ける。共産党は憲法、日米安保、消費税問題などでの政策一致や当選後、無所属とすることを条件にブリッジ共闘も検討する。「そうぞう」も二月の総会で対応を決める。

 狩俣氏は、連合沖縄会長として労働界をリードしてきた指導力などが評価された。

 島尻氏は一九六五年生まれ。仙台市出身。上智大卒。専門学校副理事長などを経て、二〇〇四年十一月、民主党公認で那覇市議補選に初当選。〇五年七月の市議選で再選、二期目。その後、民主党を離党。現在、市議会の自民・無所属連合に所属。

 狩俣氏は一九五〇年生まれ。平良市(現・宮古島市)出身。琉球大短大部法政学科卒。七二年平良市役所採用。七七年同市職労委員長、九二年市役所退職。九六年自治労県本部委員長、九九年連合沖縄事務局長を経て、二〇〇一年十月から現職。

(沖縄タイムス)

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01/28

狩俣氏擁立決定へ/参院補選
01/28

 四月の参院補選に向けて、社民党県連(照屋寛徳委員長)と社大党(喜納昌春委員長)は二十七日、執行委員会を開き、連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)擁立を協議し、決定する。民主党県連(喜納昌吉代表)も二十六日までに党本部の小沢一郎代表に狩俣氏擁立の方針を報告、了解を得た。二十八日にも三党の代表者が会談し、正式に擁立を決定、狩俣氏に出馬を要請する運びになる。

 三党での統一候補決定後、共産党県委(赤嶺政賢委員長)や政党「そうぞう」(下地幹郎代表)らに選挙協力を呼び掛ける。共産党は正式な要請後、対応を協議する。「そうぞう」も二月に開かれる総会で対応を決める。

 狩俣氏には、これまで連合沖縄会長として労働界をリードしてきた行動力や、県知事選の野党陣営で政策立案を担当するなど豊富な経験が評価されている。二十三日に開かれた三党の幹事長・書記長会議で狩俣氏擁立で基本合意し、各党での機関決定へ進められていた。

 三党は候補者擁立の条件として(1)無所属候補(2)三党が合意した基本政策協定の合意(3)四月の宜野湾市長選で現職の伊波洋一氏の支持―を確認。

 狩俣氏は三条件に同意する姿勢。狩俣氏は「三党が正式決定し、出馬要請を受けた段階で検討し、意思を表明する」と述べた。

 野党の人選ではこれまで狩俣氏のほか、元那覇市議の高里鈴代氏(66)や県議の赤嶺昇氏(39)が挙がっていた。社大党など野党の一部に高里氏を推す声も強かったが、同氏は固辞を伝えた。赤嶺氏は民主党公認での出馬もしくは当選後の院内会派入りを主張したため、社民、社大が難色を示した。赤嶺氏を推していた民主も野党共闘を重視、狩俣氏擁立を決めた。

与党 4氏出馬に前向き

 四月の参院補選に向けた自民党県連や経済界など与党の候補者選考委員会幹事会(座長・仲村正治衆院議員)が二十七日開かれる。

 幹事会の意向確認に対し、県議の国場幸之助氏(34)、那覇市収入役の翁長政俊氏(57)、前県議会議長で自民党県連会長代行の外間盛善氏(69)、元県連会長の西田健次郎氏(63)が前向きな姿勢を示した。

 那覇市議の島尻安伊子氏(41)は選考委幹事会の協議に委ねる考えで、結果を受けて対応を判断するとしている。県議の小渡亨氏(54)は二十七日に意向を伝える。

 前衆院議員で公明党副幹事長の白保台一氏(64)や前副知事の嘉数昇明氏(64)、県連女性局長で県議の辻野ヒロ子氏(62)らは選考からの辞退を表明した。

 与党内部には、若手の国場氏を推す声が強い一方で、保守系の有力政治家や経済界の中には女性候補の擁立を目指す動きもある。


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2007/01/27
参院補選 島尻安伊子氏擁立へ 自民選考委
 4月22日投票の参院選沖縄選挙区・補欠選挙で、自民党県連(西銘順志郎会長)の候補者選考委員会幹事会は27日午前、那覇市内で会合を開き、与党陣営の候補者に那覇市議の島尻安伊子氏(41)を擁立することを全会一致で決めた。決定を受け、島尻氏は幹事会に対し電話で「皆さんがまとまるなら、決定をお受けしたい」と答え、出馬に意欲を示した。同県連は28日午後に選考委員会を開き、島尻氏擁立を正式に決定する。
 野党の社民党県連、社大党、民主党県連は連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)を擁立する方向で、27日の社民、社大の執行委員会で結論を得た上で28日にも正式に決定する見通し。
 幹事会ではこれまで、各団体から推薦のあった10人に対し、出馬に際しての意向確認などの作業を行っていた。この日の会合では、4人が出馬の意向を示したことが報告されたが、幹事会の議論の中で「女性、無党派の支持を受けられる」などの意見があり、協議の結果、島尻氏擁立で一本化した。
 会合後、幹事会座長の仲村正治衆院議員は「あらゆる角度から戦略的に検討し、島尻氏に一本化した。自民党本部からも早期に決定すべきだとの強い指示があった」と述べた。島尻氏は現在無所属だが、公認については今後協議していく。
 島尻氏は1965年生まれ、仙台市出身。上智大卒。JSL日本アカデミー副理事長などを経て、04年に民主公認で那覇市議補欠選に初当選。現在2期目。05年8月に民主党を離党、同年9月から那覇市議会与党会派の自民・無所属連合入りし、現在は無所属。
 

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参院補選、狩俣氏擁立へ調整 社民、社大、民主
(琉球新報)
1月25日9時47分
 4月の参院選沖縄選挙区・補欠選挙(欠員1)で、社民党県連、社大党、民主党県連の野党3党は連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)の擁立に向けて調整を始めた。複数の関係者が明らかにした。社民が狩俣氏擁立を提起し、民主が了承。社大は27日の執行委員会で議論するが「前向きな方向になる」(党幹部)としている。3党で一致すれば、共産党県委、政党そうぞうなどにも共闘を呼び掛ける方針だ。
 3党はこれまで、書記長・幹事長クラスで協議を進めてきた。擁立に当たって(1)無所属での立候補(2)同日投開票の宜野湾市長選とのセット(3)「憲法9条を守る」「普天間飛行場の閉鎖、県内移設反対」など8項目の政策事項の順守―の3点を確認している。
 狩俣氏は政策的にも3党の確認事項に合致し、23日の幹事長・書記長レベルの会合で同氏の一本化に向け調整することが確認された。
 取材に対し狩俣氏は「もし3党が結論を出せば真剣に考えなければいけない」と述べた。
 社民は27日の執行委員会であらためて論議する。社民、社大の執行委で結論が出れば、来週にも3党代表で会合を開き、狩俣氏擁立を正式決定する見通し。

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07参院選~山形 動向

2007-02-25 | 宮城・山形・福島
山形新聞ニュース

参院候補者選びで5、6人の名前・自民県連幹部が協議

2007年2月24日(土)

 県教育委員の松村昌子氏(49)の擁立断念で振り出しに戻った自民党県連の参院選県選挙区の候補者選びで、執行部と党所属国会議員は23日、都内で対応を協議した。男女5、6人の名前が挙がり、周囲の評価や出馬の環境などを探った上で、3月2日に再び都内で会合を持ち、絞り込むことにした。

 県連会長の加藤紘一衆院議員、遠藤利明衆院議員、阿部正俊参院議員、平弘造県連幹事長が出席。終了後、記者会見した加藤会長によると、名前が挙がったのは本県にゆかりがある男女で、性別にこだわらずに人選を進める方針を確認した。

 加藤会長は「松村氏の辞退は、がっかりした。気持ちの切り替えに時間が必要。丁寧に人選し、根回しして決める」と説明。その上で、「公募を2回行い、プロセスをしっかり踏んできたため、今ほど県連として団結の機運が強い時はない。候補者が決まれば勝つ自信がある」と述べた。

 対する民主党は既に、県連会長代行の舟山康江氏(40)が出馬表明している。共産党が県常任委員の佐藤雅之氏(34)の擁立を決めている。加藤会長は「相手を意識せず、時代背景に合った政策を訴えられる人を探す」と強調した。

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松村氏の擁立断念を確認-参院選県選挙区で自民県連


 自民党県連は、参院選県選挙区への立候補を打診していた県教育委員の松村昌子氏(49)=天童市=が出馬を辞退したのを受け、19日、東京の衆院第二議員会館で対応を協議し、松村氏の擁立断念を確認した。これで昨年2月に現職の阿部正俊氏が不出馬を表明して以降、進められてきた県連の候補者選定は再び振り出しに戻った。

 協議には、県連会長の加藤紘一衆院議員をはじめ自民党の県選出国会議員と平弘造県連幹事長が出席した。松村氏の擁立断念の結論を出し、今後の候補者選びについて意見を交換。さまざまな人物に関する情報を集めた上で、23日に再協議することにした。

 会議の後、記者会見した加藤会長は、「松村氏に受諾してもらえると思っていたが、『家族の同意を得るに至らない。辞退したい』と断られ、あきらめざるを得ない。新しい候補の模索をこれから始める」と語った。

 県連は、県議選と連動した運動を念頭に、今月中旬までの候補者決定をめどにしていたが、もくろみ通りにはいかなかった。加藤会長は「できるだけ早くと思っている。統一地方選前には決めたい」とした。

 松村氏への打診は、既に県選挙区への出馬を表明した民主党県連会長代行の舟山康江氏(40)との「女性対決」の構図を描いたものだった。今回の辞退で、戦略の練り直しも求められ、公示予定日まで5カ月を切った今、選定作業は時間との戦いとなる。

 自民党県連の候補者選定は、二度にわたる公募が不調に終わり、先月9日の選対会議で対応を執行部に一任した。数十人の名前が上がり、県教育委員など地域に根差した活動をしている松村氏が浮上、今月7日に出馬を打診した。松村氏は当初、前向きの姿勢を示していたものの、18日までに家族とともに県連役員と会い、辞退を申し出た。

 参院選県選挙区には舟山氏に加え、共産党が県常任委員の佐藤雅之氏(34)の擁立を決定している。

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山形新聞ニュース

松村氏が出馬を辞退-自民参院候補者選定

 自民党県連の参院選県選挙区の候補者選定で、県連執行部から出馬を打診されていた県教育委員で会社役員の松村昌子氏(49)=天童市=が、出馬を辞退する意思を固めたことが18日、分かった。県連役員に既に意向を伝えており、執行部は19日、都内で党所属国会議員と協議し、松村氏の擁立断念を確認した上で今後の対応を話し合う。

 松村氏は2月7日に加藤紘一会長ら県連執行部から出馬の打診を受けた。返答は保留し、「家族の理解や公職などクリアしなければならないこともあり、熟慮して返事をしたい」としていた。

 山形新聞の18日の取材に対し、松村氏は「残念だが、打診を受けた後、ハードルが高くなり、それを越えられないという結論に達した」と話した。

 県連執行部は打診後、松村氏と接触を繰り返し、出馬を説得してきた。家族や家族が経営する会社の役員らとも話し合いの場を持ち、出馬に向けた環境整備を進めていたが、実らなかった。

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選挙:参院選・山形選挙区 松村氏、受諾へ前向き--自民打診の県教育委員 /山形

 参院選山形選挙区の候補者選考を進める自民党県連の平弘造幹事長は10日、立候補を打診した県教育委員の松村昌子氏(49)から前向きな返答があったことを明らかにした。同県連は今週前半にも再度、面談して承諾を得たい考え。

 松村氏は「(教育委員などの)公の仕事についての調整をしてから最終的に返答したい」と話し、前向きな姿勢を示したという。家族の賛成は得られ、立候補に向けた準備を進めているとみられる。

 平幹事長は「承諾の回答が得られれば、なるべく早く選挙対策特別委員会を開いて決定し、正式発表したい」と話している。

毎日新聞 2007年2月11日

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自民県連が松村氏に出馬打診-参院選県区、「熟慮して返事」

2007年2月8日(木)

08:01
 自民党県連が、今夏の参院選県選挙区の候補者選定で、県教育委員で会社役員の松村昌子氏(49)=天童市=に出馬を打診したことが7日分かった。松村氏は同日、山形新聞の取材に対し、「期待していただいたことは光栄で大変うれしく思う。家族や公の仕事などクリアしなければならないこともあり、熟慮して返事をしたい」と述べた。

 松村氏は天童市生まれで、山形西高、日本女子大を卒業。少年補導員や人権擁護委員なども務めている。県教育委員は昨年10月に前任者の任期満了に伴って就任した。

 県連は、改選を迎える阿部正俊参院議員が昨年2月に不出馬を決めたことを受けて候補者選定を開始。2度にわたる公募で「勝てる候補」を見いだせず、先月9日の選対会議で対応を執行部に一任した。

 執行部は先月下旬から県選出国会議員との協議を繰り返し開き、人選を進めていた。松村氏が教育や青少年育成、PTAなど地域に根差した活動を幅広く行っていることや、大票田の衆院県1区が地盤となる点などから、名前の挙がった数十人から絞り込み、7日に都内で出馬を打診した。本人は返答を保留しており、説得し、承諾が得られれば、今月中にも選対会議で候補者に決める考えでいる。

 県選挙区では、民主党県連会長代行の舟山康江氏(40)が6日、小沢一郎党代表とともに出馬を表明。共産党は党県常任委員の佐藤雅之氏(34)の擁立を決めている。

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民主・舟山氏が出馬を表明-今夏の参院選県区

2007年2月6日(火) 18:40

 民主党県連会長代行の舟山康江氏(40)は6日、山形市のホテルメトロポリタン山形で記者会見し、今夏の参院選県選挙区への出馬を表明した。社民党県連、連合山形との非自公勢力による選挙協力が大筋で整ったことを踏まえての発表。会見には、小沢一郎民主党代表も駆けつけ激励した。また同日、同党役員会、常任幹事会で舟山氏の党公認も決まった。

 小沢代表、県連の近藤洋介会長、鹿野道彦最高顧問と会見に臨んだ舟山氏は「小泉前政権による自由競争主義では、さまざまな格差は広がるばかりで、何とかしたいと思い、立候補を決意した」と出馬を表明。「次の世代に大きなつけを残さないためにも、農林水産業を中心にした地域活性化を図り、山形から格差のない住みよい日本づくりに向け、頑張っていきたい」と決意を披露した。

 去年5月、本県を代表就任後の全国行脚第1弾の地として選んだ小沢代表は「参院選で1人区への対応が重要。中でも山形を含む東北の4つの1人区は最重要地域だ」との考えを示した。その上で「舟山さんは、今の日本社会の問題点を正確に認識し、山形から変化を起こそうと力強い意思を持っている素晴らしい候補者であり、まさに時代に適した人材。党本部としてもできる限り支援していく」などと語った。

 連合山形を仲介役に進めてきた社民党県連との選挙協力は、先月、社民が独自候補擁立を断念、民主公認候補を支持する方針でまとまり、現在は細部の政策や統一地方選を含めた選挙協力などについて最終的な調整を行っている段階。近藤会長は「大筋で合意し、ようやく対外的に発表できる段階になった。舟山候補を中心に非自公勢力が結集し、参院選に臨みたい」としている。

 舟山氏は埼玉県出身。北海道大を卒業後、1990年に農林水産省に入省し、関東農政局、近畿農政局などに勤務。2000年に結婚を機に退職し、小国町に移住した。04年の参院選に民主党公認で出馬したが、落選。05年から党県連会長代行職を担っている。

 参院選県選挙区は、共産党県委員会の佐藤雅之氏(34)が立候補を表明しているほか、自民党県連は候補者を2度公募したが決定に至らず、対応を執行部に一任し、今月中旬をめどに選考する方針。

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舟山康江氏が参院選出馬表明・民主党県連の会長代行

2007年2月6日(火) 16:32

 民主党県連会長代行の舟山康江氏(40)は6日、山形市内で記者会見し、今夏の参院選への出馬を表明した。社民党県連、連合山形との非自公勢力による選挙協力が大筋で整ったことを踏まえての発表。会見には、小沢一郎民主党代表も駆けつけ激励した。また同日、同党役員会、常任幹事会で舟山氏の参院選県選挙区公認も決まった。

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舟山氏、きょう参院選出馬表明-小沢民主党代表、山形入りへ

2007年2月6日(火)
08:03

 民主党県連(近藤洋介会長)は6日、山形市内のホテルで、今夏の参院選県選挙区への舟山康江会長代行(40)の擁立を発表する。同日、小沢一郎同党代表も急きょ来県し、発表会見に同席する予定。

 同県連はこれまで、舟山氏を軸に公認候補の擁立作業を続ける一方、連合山形を介し、非自公勢力結集を目指し社民党県連と選挙協力について最後の調整を進めてきた。

 1月、社民が独自候補の擁立を断念し、選挙協力と民主公認候補を支持する方針を打ち出したことなどもあり、舟山氏の出馬を発表する環境が整った。早急に党本部に公認申請を提出する。

 小沢代表は去年5月、参院選1人区への候補者擁立調整に向けた「全国行脚」の第1弾として本県入りし、舟山氏への期待を表明。今回も発表会見に同席し、舟山氏を激励するという。

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参院選県選挙区での協力体制に自信・来県の太田公明代表

2007年2月5日(月) 08:15

公明党県本部の政経セミナーで夏の参院選に向けた党の対応などを語る太田昭宏代表=山形市・ホテルメトロポリタン山形

 公明党の太田昭宏代表は4日、党県本部政経セミナー出席のため来県し、山形市内で行った記者会見で、参院選県選挙区の自民党候補が決まっていないことについて、「いい候補が擁立できれば、5カ月でも十分」と述べ、短期間での与党による協力体制構築に自信を見せた。

 太田代表は記者会見に先立ち、セミナーで講演し、統一地方選、参院選比例代表、同選挙区の3選挙の勝利を今年の最大のテーマとし、このうち参院選選挙区について「1人区勝負と言われる。与党として結束して勝利を得ていかなければならない」と語り、支援を訴えた。

 記者会見では、これを受けて参院選県選挙区に触れ、「できるだけ早い(自民候補の)擁立が望ましい。しかし、いい候補が擁立できれば、あと5カ月であっても十分だと思っている」と強調した。

 セミナーは、加藤紘一県連会長ら県選出の自民党国会議員、斎藤弘知事、経済界の代表らを来賓に招いて開かれ、約500人が参加した。

 記者会見では、公明党山形支部が、子育て支援拡充や、県庁職員駐車場を有料化し、観光産業振興に充てることを盛り込んだ統一地方選向けマニフェストを、太田代表が同席する中、正式発表した。

07岩手県知事選 動向

2007-02-23 | 青森・岩手・秋田

岩手知事選4氏が起意 達増氏先行、柳村氏追う
 
 夏の参院選の前哨戦、第16回統一地方選の幕開けとなる13都道県知事選の告示まで、22日で1カ月となった。東北では岩手県知事選が皮切りとなり、6県議選と政令市の仙台市議選が3月30日に一斉に告示される。「平成の大合併」が一段落して初の統一選で、本格化する分権時代にふさわしい自治体像を探る選挙にもなる。

 任期満了に伴う岩手県知事選には、民主党県連代表で衆院議員(岩手1区)の達増拓也氏(42)、元滝沢村長の柳村純一氏(56)=自民推薦=、元県労連議長の菅野恒信氏(61)=共産推薦=、会社役員の芦名鉄雄(61)の4人が、無所属での立候補を表明している。

 昨年8月に出馬表明した達増氏が、県議選の民主党候補と二人三脚で支持者を回り、先行。追う柳村氏は「国政とのパイプ」を強調し、自民党や首長などからの支援を受ける。菅野氏は共産党や系列団体とも連携し、芦名氏は独自の戦いをしている。県議のザ・グレート・サスケ氏(37)も出馬を検討している。

2007年02月21日水曜日(河北新報)


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サスケ氏 岩手県知事選出馬へ前向き

 覆面プロレスラーで岩手県議のザ・グレート・サスケ氏(37)が4月の岩手県知事選(3月22日告示、4月8日投票)への出馬を検討していることが3日、分かった。サスケ氏はスポニチ本紙の取材に「前向きに考えている。岩手をよくしたい」と意欲を見せている。宮崎県の東国原英夫(そのまんま東)知事(49)が連日、メディアを通じて宮崎県をPRしているが、周辺からは「サスケ氏も岩手をPRできる」と期待も高まっている。

 県議としてマスク論争を引き起こしてから4年。サスケ氏が今度は知事選に意欲を見せている。スポニチ本紙の取材に「県議として4年間、県政に携わってきた。岩手をよくしたいという思いが強くあり、(知事選は)前向きに考えている」と語った。

 03年4月、旧自由党の推薦を受けて県会議員に立候補し、盛岡選挙区で1万6286票で県内トップ得票。当選後はドクターヘリの導入を訴えるなど、主に小児救急医療問題に力を注いだ。県議として「やるべきことはやった気がした」と4月の県議選へ出馬せず、政界から身を引こうと考えたこともあった。しかし、1月21日の東国原知事の当選で「宮崎を変えてほしい」という無党派層の熱い思いに感動。「まだやれることがある。次は知事として県民に尽くしたい」という気持ちが芽生えた。

 4月の知事選では、民主党の達増(たっそ)拓也衆院議員と、自民党岩手県連が推薦を決定した元滝沢村長・柳村純一氏、共産党推薦の岩手県労働組合連合会元議長・菅野恒信氏、会社社長の芦名鉄雄氏が出馬を表明。県議会は民主党の小沢一郎代表のおひざ元とあって民主党会派が最大与党。ある県政関係者は「達増氏を柳村氏が追う展開ではないか。ただ東国原知事の例もあり、サスケ氏が無党派層の期待を集める可能性もある」と話している。

 サスケ氏は93年、故郷の盛岡市で「みちのくプロレス」を旗揚げし、地道に巡業を重ね、昨年の観客動員数が約17万人を誇る全国区の団体にまで成長させた。「地方へ注目を集めた自信もある」と「みちのくのセールスマン」の自負もある。

 「宮崎のセールスマン」として宮崎県をPRする東国原知事はマスコミに積極的に登場。宮崎県職員からは「広告費は数億円分浮いた」といわれている。サスケ氏周辺では「サスケ氏は東国原知事並みに岩手をPRできる。観光を大きくアピールできる」との声も上がっている。

(スポニチ)
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〈知事選〉告示まで2カ月、色帯びる政党対決 無所属4人が出馬へ

 統一地方選の先陣を切る3月22日の知事選告示まで2カ月と迫った。現職増田寛也知事は4選不出馬を表明しており、これまでに新人4人の出馬が確実な情勢。昨年末まで国政与党の自民党で擁立が難航し、昨年8月に県連代表を候補者に決めた民主党に大きく先行を許してきたが、今月に入って共産党を除き非民主の勢力図を目指して起意を固めた前滝沢村長を推すのが濃厚だ。民主党に大きく水を開けられた自民党側の巻き返しが今後の焦点となりそうだ。革新系無所属の労組出身者、党派に頼らない会社役員が出馬を表明している。

 出馬表明しているのは五十音順に盛岡市の会社役員、芦名鉄雄氏(61)、前いわて労連議長の菅野恒信氏(61)、民主党県連代表の達増拓也衆院議員(42)の3人。前滝沢村長の柳村純一氏(56)はここ数日中に正式に出馬表明したい意向だ。いずれも無所属での出馬となる見通しだが、達増氏は党戦略によっては党公認の可能性を捨てきれない。

  柳村氏は昨年11月に村長職を任期満了で終えた。1月に入ってから、県内の市町村長有志から出馬要請を受け起意を固め、12日には自民党県連執行部に、13日には社民党県連合の幹部に会い、公明党県本部の執行部にも今後あいさつする予定。知事選で推す候補者の決まっている民主党と共産党を除く各政党をはじめ、幅広い層の支持と協力を得ながら選挙体制を構築したい考えだ。ただ、各党の推薦は不透明で、短期間の走り陣立てによる勝負となる。

  自民党県連は柳村氏の推薦要請を受けてから正式に協議し結論を出すことになるが、20日に雫石町で開かれた鈴木俊一衆院議員の新年会に柳村氏が参加。他選挙の党公認候補予定者と一緒に紹介された。自民単独候補を選択肢から外し、単独ではなく「志を同じくするような方々」と共闘態勢で柳村氏を推すことが確実視されている。民主党主導の知事誕生を危ぐする市町村有志が、非民主、非共産勢力の求心力となり得るかも注目される。

  社民党県連合の小原宣良代表は主体的な候補の擁立は否定。現況を「ニュートラルな状態」とし「今月中か2月初めには一定の方向性を出さなければならない」と話す。

  自民党と国政で与党を組む公明党県本部の小野寺好代表は「知事選は検討もしていない」と話し、対応も告示直前まで決まらない可能性が高い。

  民主党県連は達増氏の8月の出馬表明から党国会議員、県議、支持者らと連動し着々と県内への浸透を図り、昨年12月には後援会連合会も設立。運動は街宣活動を織り込んだ第3段階に入りギアを上げた。間もなく通常国会が召集されれば、現職国会議員として地元での活動に影響も出る半面、県議選で目標としていた民主系候補者30人を先ごろ超え、代表業務が軽減された面もある。

  達増氏は、柳村氏が起意を固めたことにも「県民のほうを見て運動していくことに変わりはない」と前だけを見る。藤原良信県連幹事長は「手を緩めることなく運動を強化していく。立候補予定が4人になっても変化はない。自助努力でやっていくだけ。どなたが立ってこようとも自らの支持者を広げていくこと」と話している。

  達増氏側も民主党が突出することを避け、より広い層からの支持を得るのが基本方針で、推薦要請のタイミングを見計らう。

  菅野氏は「明るい民主県政をつくる会」(渥美健三代表)が12年ぶりに実現した革新系無所属候補。同会には共産党県委員会も参画している。増田県政の継続に異議を唱える。

  菅野氏は共産党公認立候補予定者の4人全員の当選を実現しての県議会与党と菅野県政により、12年間の増田県政からの転換を訴える。安倍首相が改憲を参院選の争点にする意向を示していることで、県政の戦いでも、より憲法を守る姿勢、福祉や暮らしを守る姿勢を強調してくるのは確実だ。

  芦名氏は政党や諸団体に頼らず、事実上、単独で戦う考え。本格的には告示からの活動となる。

 (岩手日報)

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知事選に前滝沢村長柳村氏
自民県連が推薦方針「非民主」結集唱える

2007/01/13

 今春の知事選(3月22日告示、4月8日投票)で、前滝沢村長の柳村純一氏(56)が12日、無所属で立候補する意向を固めた。民主党が擁立する衆院議員の達増拓也氏(42)に対抗するため、「非民主勢力」の結集をうたい、その受け皿になることを目指す。これに伴い、自民党は独自候補の擁立を断念し、柳村氏の支援に回る方針を固めた。

 柳村氏は同日、盛岡市で記者団に対し、「年明けに一部の町村長らから出馬の打診を受けた。県の役割とは何なのかを見直し、岩手が元気になるために市町村を支援したい」と決意を示した。また、自民、公明、社民の各党に対し、推薦要請する考えを明らかにした。近く会見し、正式に出馬表明する。

 柳村氏は私鉄職員を経て、1979年に滝沢村議選に初当選。3期務めた後、94年の同村長選に出馬し、当選した。村長時代は民間出身の女性助役の起用や、職員投票による新任課長選任制度の導入など、独自のアイデアで異彩を放った。3期目の任期満了を迎えた昨年11月に勇退していた。

 知事選には、共産党県委員会と労働団体などで構成する「明るい民主県政をつくる会」が、いわて労連元議長の菅野恒信氏(61)の擁立を決定。廃棄物運搬業の芦名鉄雄氏(61)も出馬を表明している。


 自民党県連は12日、盛岡市で幹部会議を開き、知事選に出馬の意向を固めた柳村純一氏について、推薦する方針で一致した。柳村氏からの正式な要請を待ち、13日にも決定する。

 柳村氏の態度決定を受け、県連会長の玉沢徳一郎衆院議員、幹事長の佐々木大和県議ら幹部5人が対応を協議。柳村氏もあいさつに訪れ、支援を求めた。県連執行部は、独自候補の擁立には資金面や選挙体制の構築で負担が大きく、めどが立たないことから、柳村氏の側面支援に回る方が得策と判断した模様だ。

 柳村氏との会談後、玉沢会長は、柳村氏への推薦について「(要請があれば)前向きに受け止めなければならない」と述べた。13日、他の県議らを加えた選対役員会を開き、推薦の可否について最終協議する予定。

 自民県連は当初、増田知事に4選出馬を要請したが、知事が昨年10月末に不出馬を決めたため、急きょ独自候補の擁立に方針転換。11月には若手県議に的を絞って調整したものの、出馬の条件面で折り合わず、所属県議の理解も得られずに断念した。その後は、盛岡市在住の作家ら複数の人物に出馬を打診するなどしていた。

 公明党と社民党は、柳村氏からの推薦要請があり次第、対応を協議する方針。

(岩手日報)

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2006/10/30

増田・岩手県知事:多選理由に4期目不出馬を表明

 岩手県の増田寛也知事(54)は30日、任期満了(07年4月29日)に伴う知事選に立候補しない意向を明らかにした。現在3期目の増田知事は臨時会見で「3期12年を一つの区切りだと決めていた」と述べ、多選を知事引退の理由にあげた。今後は「まったく白紙」とし、国政への転出は「100%ない」と否定した。

 増田知事は東大法学部卒で、旧建設省を経て95年の知事選で小沢一郎・新進党幹事長(当時、現民主党代表)に擁立され初当選した。03年の知事選では地方選挙で国内初のローカル・マニフェストを掲げた。05年の全国知事会会長選にも立候補、現会長の麻生渡福岡県知事と選挙戦を繰り広げた。

 増田知事は、多選批判が出た佐藤栄佐久前福島県知事の逮捕は直接影響していないとしているが「知事が4期目になると、県庁内にものをいえる空気がなくなる。私の職業倫理観に誠実に従った行動だ」と語った。

(毎日新聞)

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民主・達増衆院議員、出馬へ=来年春の岩手県知事選

 民主党の達増拓也衆院議員(42)が、来年春の岩手県知事選に出馬する意向であることが10日分かった。同日午後、小沢一郎同党代表とともに盛岡市内で記者会見し、正式表明する。現在3期目の増田寛也知事(54)は「年末までに進退を明らかにする」として、態度を明らかにしていない。 
(時事通信) - 8月10日11時1分更新


  

07北海道知事選 動向

2007-02-22 | 北海道


喜多道議に厳重注意 新党大地の会報配布 自民党道連 

 2007/02/22

 自民党道連は二十一日、知事選で高橋はるみ知事の対抗馬となる民主党の荒井聡衆院議員を支援したとして、喜多龍一道議(十勝管内)を厳重注意処分とした。

 道連によると、喜多氏は一月二十二日に十勝管内新得町で開催した自身の新年交礼会で、荒井氏と、同氏を推薦する新党大地の鈴木宗男代表が写った会報を配った。

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 道知事選、大樹道支部自主投票へ 「自民推薦候補を推せない」 郵政民営化への反発尾引く 

 2007/02/12 06:56

 道内の特定郵便局長OBらでつくる自民党の職域団体「大樹」北海道支部は、四月の知事選に自主投票で臨む方向となった。
 小泉政権が進めた郵政民営化に対する反発が尾を引き「自民党が推薦する候補を推すのは困難」との意見が多くなったたため。

 大樹北海道支部は、「郵政解散」に伴う二○○五年九月の衆院選前までは七千人超の党員を抱え、自民党道連最大の職域団体と言われた。
 各級選挙では電話かけなど、自民党候補の選挙を中心になって支えてきたが、選挙後は民営化への反発から党員離脱が相次ぎ、現在は三百人程度にまで激減しているという。

 民営化関連法成立後は、道内集配局の統廃合が打ち出されるなど、地域の過疎化や疲弊に拍車がかかるのは必至の状況。
 このため、「政府は地方への影響はないと言ったが影響は確実に出ている」(幹部)などと、反発は収まっていない。

 今回、前回推薦した高橋はるみ知事陣営のほか、民主党の荒井聡衆院議員陣営からも「地方を第一に考える立場で共闘できる」と推薦要請があった。

 道支部で対応を協議した結果、「それぞれの地域の判断に委ねる」(高瀬弘支部長)と、組織的な対応を見送ることになった。
 実際の投票行動については、支部幹部の一人は「脱退した旧党員も含め、票は相当流動化するだろう」と述べている。

(北海道新聞)
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北海道知事選:現職の高橋はるみ氏を推薦 公明党
 
 公明党は1日の中央幹事会で、4月の北海道知事選に出馬する現職の高橋はるみ氏(53)の推薦を決めた。自民党がすでに先月25日に同氏の推薦を決定している。

毎日新聞 2007年2月1日 17時43分

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新党大地、荒井氏推薦へ 鈴木代表明言 雇用拡大など条件
   2006/12/26 08:43

 新党大地の鈴木宗男代表は二十五日、札幌市内のホテルで開いた同党の例会で、来春の知事選に出馬を表明した民主党の荒井聡衆院議員について、「荒井さんには全幅の信頼を寄せている。一月には正式に支援態勢を取る」と述べ、荒井氏を推薦する考えを明らかにした。

 鈴木代表は荒井氏を推薦する条件として《1》財政再建団体となる夕張市での弱者への配慮《2》雇用の拡大《3》アイヌ民族の権利の確立-を挙げた。その上で、例会の参加者に「荒井さんに対する支援を申し上げたい」と支援方針を明言した。

 荒井氏は会場に姿を見せ、「(鈴木代表の条件は)私の言っていることとほとんど一致している」と受け入れを表明。さらに「北海道には少数民族問題、領土問題と世界に発信できるテーマがあり、それを率先してやるのが知事だ。北海道のために働くことを誓いたい」と、出馬に向けた決意を強調した。

 荒井氏の推薦を決めている民主党と新党大地は今後、統一地方選に向けて具体的な政策協議に入る。鈴木代表は民主党と連携を深める理由について「民主党代表の小沢(一郎)さんは地方重視と言っている。小沢さんの方が北海道に合っている」と述べた。

 鈴木代表はまた、来年夏の参院選道選挙区で新党大地と民主党の選挙協力について「小沢代表らにも(大地候補を立てるという)こちらの希望も伝えてあり、民主党からも好意的な話を聞いている」と述べ、両党間で調整が行われていることを明らかにした。

(北海道新聞)

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2007/01/21(日) 01:32:57
 四月の知事選に立候補を表明している民主党の荒井聡衆院議員の選挙公約に、知事の政策ブレーンとして「北海道版経済財政諮問会議」(仮称)の設置が盛り込まれることが十九日、固まった。

 メンバーには、道内出身の松田昌士JR東日本相談役、寺島実郎三井物産戦略研究所長のほか、旧大蔵省財務官の榊原英資早大教授、山口二郎北大大学院教授が就任を内諾しているという。

 政府の経済財政諮問会議は首相が議長を務め、経済分野を中心に政策決定の中枢を担ってきた。小泉政権時代は政策金融や「三位一体改革」などで提言し、官僚主導の政策決定や予算編成の改革につながったとされる。

 「北海道版」では、メンバーが知事に対し、それぞれの専門分野を中心に政策提言するほか、特定の課題について知事とともに議論する役割を想定。民間の発想を生かし、官主導ではない改革策を作り上げる狙いという。

 松田氏は道内出身経済人の代表格的な存在で、歴代知事の相談役ともなってきた。寺島氏は民主党北海道の知事選候補の公募に他薦で名前が挙がった経緯がある。出馬は辞退したが、荒井氏と親交が深く、経済政策や地域振興策などで支援していくという。メンバーにはこのほか市民活動を行う道民の参加も想定している。

(北海道新聞)

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2006/12/14(木) 12:59:42
民主・荒井氏が出馬へ 北海道知事選

 民主党の荒井聡衆院議員(60)=比例代表北海道ブロック=は14日、来年春の北海道知事選に出馬することを決めた。同日夕、党本部で小沢一郎代表が荒井氏に出馬を正式に要請する。
 荒井氏が衆院議員を辞職すると、昨年9月の衆院選北海道ブロックの民主党名簿順位に基づき、小沢氏の秘書を務めていた石川知裕氏(33)が繰り上げ当選する。

(共同通信)
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来春の北海道知事選について、民主党北海道と連合北海道、北海道農民政治力会議の3者で構成する「政権戦略会議」は、民主党の荒井聡衆院議員(60)=比例=を擁立する方針を固めた。来週中にも正式に立候補を要請する。
 荒井氏は石狩管内当別町出身。東大卒業後、農水省に入省。道庁にも2度勤務した経験があり、91年から2年間、横路孝弘知事(当時)のもとで知事室長を務めた。93年に衆院議員に日本新党から立候補し初当選。その後、さきがけを経て現在4期目。昨年9月の総選挙では道3区で敗れ、比例で復活当選した。
 民主党などは、荒井氏の国会議員としてのキャリアに加え、道政への関心も強いことから、高橋はるみ知事の対抗馬としてふさわしいと判断した。新党大地、社民党、共産党などにも「反自公」の候補者として共闘を呼びかける。
 民主党は今年5月、知事選では初めて公募を実施。条件を満たした他薦の6人に出馬を打診したが、いずれも辞退され振り出しに戻っていた。

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民主、きょう荒井氏に出馬要請 知事選候補  2006/11/15 06:53

 民主党北海道は十四日、来年春の知事選候補として同党衆院議員の荒井聡氏(60)=比例代表道ブロック=に出馬を要請することを決めた。十五日にも鉢呂吉雄同党北海道代表が荒井氏に会って要請する。同党や連合北海道は知事選候補の公募制が頓挫した後、同党衆院議員に対象を絞って人選を進めてきたが、農水省出身で道への出向経験もある荒井氏が「知事の即戦力」(連合幹部)として浮上した。

 荒井氏は十四日、北海道新聞の取材に対し「そういう話は承知していない」と述べた。

 今回の道知事選で、同党は都道府県知事選としては初めて候補者の公募制を導入した。同党衆院議員を含む六氏の名前が挙がったが、いずれも出馬の意思がないとして八月に公募による選考を断念。公募に名前が挙がった六氏のうち、旭川市出身で財務官僚の渡部康人氏に絞って出馬を打診したが、前向きな回答を得られなかった。その後、公募でも名前が出た逢坂誠二衆院議員ら党内の国会議員を対象に検討を進め、連合北海道幹部らに根強い支持のある荒井氏に白羽の矢が立った。

(北海道新聞)

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来春の知事選で民主北海道 きょうから候補公募 「手挙がるか」不安も  2006/05/08 07:15


 民主党北海道が来春の知事選に向けて実施する候補者の公募が八日から始まる。同党初の試みに、党内では「意欲ある人材が出てきてほしい」と期待が高まる一方で、「本当に手を挙げる人がいるのか」との不安も募る。高橋はるみ知事を支える与党側も公募の成り行きを注視している。

 公募は、道内出身者ら北海道に縁のある三十歳以上が対象で、自薦・他薦を問わないが、どちらも五百人以上の推薦人名簿が必要。募集は七月三十一日に締め切った後、応募資格や推薦人名簿などの書類審査を行う。

 二次審査では、同党や支持団体の連合北海道、道農連が本人の面接などを行って適格者を決める。二次審査を終えて適格者が複数の場合は、全道での政策討論会や党員らによる予備選も行う。

 同党北海道の沖田龍児幹事長は「国会議員の公募は過去にもあったが、知事を選ぶのは初の試み。どれだけの人が手を挙げてくれるか不安もある」と言う。同時に「われわれも人材を発掘すべく働きかけたい」と述べ、積極的に人材探しにかかわる考えを示した。

 これに対し、与党・公明党道本部の稲津久代表は「候補者選考の透明性を図る意図は理解できる」としながらも、「人選に苦労している感じ」と言い、自民党道連の伊藤条一幹事長も「五百人もの推薦人は労組や党幹部しか集められない」とし、身内の候補選びにすぎないとの見方。一方で「話題性があり、与党としてはやりにくい」(自民党道議)との声もあり、警戒を強めている。

(北海道新聞)

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北海道知事候補 民主が一般公募
4月9日2時26分更新

 民主党北海道、連合北海道、北海道農民政治力会議は八日、札幌市内のホテルで北海道政権戦略会議を開き、来年四月の道知事選に向け、候補者を一般公募することを決めた。政党などによる都道府県知事候補者の一般公募は全国でも初めて。
 民主党北海道代表の鉢呂吉雄衆院議員らによると、公募の条件は道内在住の五百人以上の有権者の推薦があること。公募期間は来月八日から七月三十一日までで、小論文などの書類審査、面接の後、適格者が複数いる場合は民主党員、サポーター、推薦人による予備選挙を行い、九月までに候補者を決めたい意向だ。
 前回、鉢呂氏が無所属で立候補し、現職の高橋はるみ知事に敗れた民主党は、小沢一郎新代表が誕生したこの時期に候補者を公募することで道民の関心を引きつけ、道知事選など来年の統一地方選に向けた流れを一気につくりたい考えだ。

(産経新聞)

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07佐世保市長選

2007-02-21 | 福岡・佐賀・長崎
佐世保市長選2陣営 市議選50陣営が出席 立候補予定者説明会

 4月の統一地方選で行われる佐世保市長選と同市議選(定数36)の立候補予定者説明会が27日、市役所であった。市長選には県議の朝長則男氏(57)と元市助役の野口日朗氏(62)の両陣営が、市議選には現職28、新二12の計五十陣営の関係者が出席した。

 市長選、市議選ともに、宇久、世知原、小佐々、吉井の旧4町と合併して初めてで、選挙は4月15日に告示、同22日に投開票される。有権者数は昨年12月2日現在で、20万9742人(市選管調べ)。


=2007/01/28付 西日本新聞朝刊=

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佐世保市は一騎打ちか 2007統一地方選展望

 前回は5人が立候補した長崎市長選は、まだ目立った動きがない。現職の伊藤一長(61)は、自民党から夏の参院選長崎選挙区への出馬を要請されたが辞退。4選出馬が有力視されているが、市の不正会計問題が発覚したことなどが影響し、態度表明を保留している。

 佐世保市長選は周辺4町との合併後初めての選挙戦。4期目の現職光武顕(75)は引退を表明。自民党推薦が決まった県議の朝長則男(57)と、光武から後継指名された元市助役の野口日朗(62)の新人2人による一騎打ちの様相を見せている。自民党を中心とする保守層は従来「県議選は朝長、市長選は光武」だったが、朝長の立候補表明で「すみ分け」が崩壊。激しい選挙戦となりそうだ。

=2007/01/01付 西日本新聞朝刊=