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東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

帽子の女

2021年01月16日 09時44分10秒 | 音楽の話

先月の松田聖子ディナーショーでのこと。

会場には座席番号が書かれた椅子がソーシャルディスタンスを保った距離で配置されている。私の斜め前の席は空席だったが、開演直前に同年代かと思われる女性が小走りに着席した。ちょうど私とステージ中央の聖子ちゃんとを結ぶ間に彼女の頭が割り込むのだが、さらに着帽しているので微妙に見えにくい。ただこれが全く見えない訳ではなく、その帽子の分だけほんの少しだけ見難い状況なので気にしなければ問題の無い程度であるのたが、さらに彼女の体が前後左右によく動くので同時に動く帽子につい気を取られてしまう。

そして着帽のままショーは終了した。観劇時の脱帽は基本中の基本だろうと思いつつ、彼女の大人としてのマナーの無さに脱帽した・・・

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感じのいい人

2021年01月15日 10時02分37秒 | 不動産屋の話

仕事柄たくさんのお客さんと接する。十人十色、百人百色、千人千色・・・と当然色々な方がいる。

先月契約になった若い女性。お問い合わせから案内・契約そして鍵渡しと数回しかお会いしていないのだが、最初の時点で「この人、いい人なんだろうな~」と思った。それは回を重ねるごとに確信となった。それは何故なんだろう?と考えることもなくきっと「親御さんの人柄と躾」なんだろうと思う。その場しのぎや付け焼刃の愛想の良さではなく、にじみ出る礼儀正しさや誠実さなので、話していても気持ちがいいし、何かして上げたいと思ってしまう。それは不動産屋の前だけでなく万事がそうで、きっと彼女の周りにはいつも笑顔と親切が溢れているんだろうと思う。もちろん素晴らしい親御さんだから書類の提出も不備なく期日前にちゃんと届いた。

今年もまた移動シーズンが始まる。たくさんの「いい人」と出会いたいものだ。

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ああ青春

2021年01月14日 09時47分24秒 | 二代目のつぶやき

友人や恋人同士で(コロナに関係なく)「回し飲み」が出来ない人が多いとテレビで放映されていた。

ふと思い出す・・・高校時代に女子を含めた仲間数名で話している時に、好きな女の子が「ちょっとちょうだい」と私の飲んでいた缶ジュースを手にしてそのまま口を付けて飲んだ。何でもないような顔をしつつ、心の中では「大人だぁ~」「青春だぁ~」「共学で良かったぁ~」と間接キッスに大騒ぎだったことを思い出した。よく「○○を知らないなんて人生の半分損してる」と言うことがあるが、私にとっては半分ではない青春時代における大きなドキドキを失ったように思えた。

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映画:「怒り」

2021年01月13日 09時00分00秒 | 映画の話

【本日は当社連休最終日。予約投稿にて】

映画「怒り(2016年公開)」を観た。

【解説】吉田修一の原作を映画化した「悪人」で国内外で高い評価を得た李相日監督が、再び吉田原作の小説を映画化した群像ミステリードラマ。名実ともに日本を代表する名優・渡辺謙を主演に、森山未來、松山ケンイチ、広瀬すず、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡と日本映画界トップクラスの俳優たちが共演。犯人未逮捕の殺人事件から1年後、千葉、東京、沖縄という3つの場所に、それぞれ前歴不詳の男が現れたことから巻き起こるドラマを描いた。東京・八王子で起こった残忍な殺人事件。犯人は現場に「怒」という血文字を残し、顔を整形してどこかへ逃亡した。それから1年後、千葉の漁港で暮らす洋平と娘の愛子の前に田代という青年が現れ、東京で大手企業に勤める優馬は街で直人という青年と知り合い、親の事情で沖縄に転校してきた女子高生・泉は、無人島で田中という男と遭遇するが……。

東京・千葉そして沖縄でそれぞれストーリーが展開し、三人の容疑者?が登場する。その三人が全員該当するように見える絶妙な指名手配写真のもと、展開の良さと豪華キャストで142分もの上映時間は間延びしない。

しかしタイトルにある「怒り」は一部を除き身勝手なものにしか思えず、結果的にはやはり映画「罪人(ブログ未掲載)」「八日目の蝉」同様この手の作品は苦手だ・・・

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映画:「マネーボール」

2021年01月12日 09時00分00秒 | 映画の話

【本日は当社連休初日。予約投稿にて】

映画「マネーボール(2011年公開)」を観た。

【解説】メジャーリーグ「オークランド・アスレチックス」のGM(ゼネラルマネージャー)、ビリー・ビーンの半生を、ブラッド・ピット主演で映画化。全米約30球団の中でも下から数えたほうが早いといわれた弱小球団のアスレチックスを独自の「マネー・ボール理論」により改革し、常勝球団に育てあげたビーンの苦悩と栄光のドラマを描く。監督は「カポーティ」のベネット・ミラー。「シンドラーのリスト」のスティーブン・ザイリアンと「ソーシャル・ネットワーク」のアーロン・ソーキンが脚本を担当した。

口を出すGMと現場の監督との対立、旧態依然としたスカウト陣と理論的なデータ重視との確執、そしてなかなか成果がすぐに表れず・・・と予想していたが、非常に短期間で上手く行ってしまう。データばかりの野球は面白くないと思いつつも、左打者VS左投手にしても、変形的な守備シフトにしてもデータに基づいている訳で、それも含めて近代野球なのだろう。ただ金満チームに勝つというのはいつの時代でも痛快で面白いことに変わりはない。

それにしてもインディアンスはよく手放したなと思う分析官役のジョナ・ヒルと娘の歌が何ともいい。

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映画:「友罪」

2021年01月11日 10時01分32秒 | 映画の話

映画「友罪(2018年公開)」を観た。

【解説】「64 ロクヨン」の瀬々敬久監督がミステリー作家・薬丸岳の同名小説を実写映画化し、生田斗真と瑛太がダブル主演を務めた人間ドラマ。ジャーナリストの夢を諦めて町工場で働き始めた益田は、同じ時期に入社した鈴木と出会う。無口で影のある鈴木は周囲との交流を避けている様子だったが、同じ年の益田とは少しずつ打ち解けていく。しかしある出来事をきっかけに、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人なのではないかと疑いを抱くようになり……。益田役を生田、鈴木役を瑛太が演じるほか、共演にも佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子ら実力派キャストがそろう。

映画「さまよう刃」は被害者遺族側で、本作品は加害者・加害者親族側を中心にそれぞれの罪と罰を取り上げている。冒頭瑛太の矢継ぎ早で会話のキャッチボールが出来ないシーンだけで人物像が浮かび上がる。いつも言っているように少年犯罪のほとんどの要因は親にあると思っているので、佐藤浩一演ずる加害者の父親が加害者の息子との結婚に反対するシーンは全く理不尽に思えなかった。

「さまよう刃」同様両作品の父親の気持ちがよく分かるが、ただこの手の作品は非常に苦手だ。

【明日1/12(火)~1/13(水)当社連休となります】

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映画:「さまよう刃」

2021年01月10日 10時13分53秒 | 映画の話

映画「さまよう刃(2009年公開)」を観た。

【解説】『秘密』『容疑者Xの献身』などの原作者でもある人気作家、東野圭吾のベストセラー小説を映画化した犯罪ドラマ。唯一の家族、一人娘を殺された父親が犯人の少年への復讐(ふくしゅう)を図る姿を通して、法と正義、命の意味を問いかける。『半落ち』の名優、寺尾聰が娘の死に苦悶(くもん)する父親を熱演。竹野内豊や伊東四朗が、主人公を追跡する警官を演じる。監督は『むずかしい恋』の益子昌一。社会的なテーマと登場人物が丁寧に描かれ、見応えがありながらも深く考えさせられる。

主人公と同じく娘を持つ父親として気分が重くなることを承知で視聴開始。伊東四郎の存在感を感じつつ、ペンションの親父さんが逃走の手助けをしたり、刑事が加害者の情報を流したり、それぞれ様々な複雑な気持ちを抱えながら、主人公をほんの少しだけ後押しをする。映画「グラン・トリノ」を彷彿させるラストシーンで爽快感もなく終了。

少年法については重大事件が起きる度に更生と社会復帰について取り上げられるもののなかなか進展がない。昨夏法制審議会では、18歳と19歳について新たな手続きや処分を設けることを明記したものの、保護の対象年齢を現在の20歳未満のまま維持するかどうかは「今後の立法プロセスに委ねる」としている。

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金色のリボン

2021年01月09日 09時39分57秒 | 音楽の話

休日に立ち寄ったCDショップ。新譜コーナーを眺めていると若かりし頃の松田聖子のジャケットを発見。

ん?何故?と手に取ると「金色のリボン」のタイトル。1982年12月にカートンボックス仕様アナログ盤(2枚組)とカセットテープ(2本組)のみで発売された完全生産限定盤のクリスマス企画アルバムで、先月Blu-spec CD2でリリースされたそうだ。

確か当時聞いた記憶はあったものの音源は持っておらず、収録曲を確認すると昨年末のディナーショーで歌った「ジングルベルも聞こえない」を確認。とても印象深かった楽曲だったのですぐに購入。新年を迎え、1月に改めてクリスマスソングを聴く日々が続いているのである。

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新宿支店

2021年01月08日 09時39分18秒 | 不動産屋の話

年末のATMにはいつもながら長蛇の列が出来ており、どこか殺気立っている。

そんな中、ATM操作中の年配男性が「おかしいな~」「変だな~」と隣でサポートしている銀行員さんに呟いている。

どうやら振込先の該当口座がないようで、行員さんが「新宿支店で間違いはないですか?」と訊ねると自信満々に「間違いない。だって(振込先の人が)新宿に住んでるから」と答えていた・・・

ATMにはいつもちょっとしたドラマがある。

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ごめんね香川

2021年01月07日 10時24分30秒 | ひとり旅の話

【本日より仕事始めです】

昨年3月に不要不急の外出自粛要請があり、直前にキャンセルした香川へのひとり旅。

その時点では「来月には行けるといいな」と呑気に考えていた3月だったが、そこから長期に渡る自粛生活が始まった。その時、キャンセル料が掛からないことにとても申し訳なさを感じており、自粛解除になったら必ず向かおうと東京がGOTOから解除された10月の時点で今月1月の予約をしたのだが、11月の勝負の三週間を経て、再びGOTOが今月11日まで全国一斉に一時停止された。

今回予約したのは1月11日以降だったので、とりあえず向かうつもりではいたものの状況は悪化する一方で、キャンセル料を支払うつもりで延期を考えていると、指定の行き便が欠航との連絡。その便でも行けないことはなかったが最終的にキャンセルをした。しかしが欠航の為、今回もキャンセル料が発生しなかった・・・次回こそは必ず向かうと心に誓う。そして本日2回目の緊急事態宣言が発令される。

ちなみに香川へは小豆島の他に新屋島水族館で傘をさすアザラシを見たいと思ってる。

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映画:「さびしんぼう」

2021年01月06日 09時00分00秒 | 映画の話

【明けましておめでとうございます。本日1/6(水)まで正月休みとさせて頂きます。予約投稿にて】

映画「さびしんぼう(1985年公開)」を観た。

【解説】「転校生」「時をかける少女」に続く“尾道3部作”の最終作。大林宣彦監督が故郷尾道市を舞台に、少年の淡い恋、彼の前に突然現われた少女時代の母親“さびしんぼう”と少年との交流を描いた甘く切ない青春ファンタジーの感動作。山中恒原作の「なんだかへんて子」の映画化で、脚本は「天国にいちばん近い島」の剣持亘、内藤忠司、大林宣彦の共同執筆。監督は「天国にいちばん近い島」の大林宣彦、撮影は同作の阪本善尚がそれぞれ担当。

昨年お亡くなりになった大林宣彦監督作品でまだVHS主流の頃に観ただけで、今回ようやく観ることが出来た尾道三部作の最終作品で私が一番好きな作品である。今でも別れの曲が流れる度に思い出す。ただ三部作の中では一番尾道の魅力が伝わりにくく、また富田靖子はやはり可愛らしいのだが改めて観ると二役にしなくてもと思ってしまうのだが、寡黙な父親との息子の入浴と「黒い涙」そしてすっかり忘れていたラストシーンと合わせて、高校時代の不慣れで不可解な恋愛を思い出しつつ、やはり好きな作品だと再認識。

またエンドロールでは「時をかける少女」同様、主演女優がプロモーションビデオのように歌う斬新さで終わるのである。

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映画:「ブルースチール」

2021年01月05日 09時00分00秒 | 映画の話

【明けましておめでとうございます。1/6(水)まで正月休みとさせて頂きます。予約投稿にて】

映画「ブルースチール(1990年公開)」を観た。

【解説】女流監督K・ビグローが「ニア・ダーク/月夜の出来事」に続いて「ヒッチャー」のE・レッドと再び手を組んだアクション・バイオレンス。無差別殺人犯に魅入られた、勝気な女警官の闘いを描く。

元ジェームズ・キャメロンの妻で女性で唯一アカデミー賞受賞監督の作品との触れ込みで録画して視聴。映画「トゥルーライズ」のジェイミー・リー・カーティス演じる警官が天才バカボンのお巡りさん並みに拳銃をぶっ放し、そしてすぐに抱かれてしまう。アクションでもなく、ホラーでもなく、推理するでもなく、結果的に証拠もないまま、なかなか命中しない銃撃戦の後に・・・

ちなみにウィキペディアによると「ブルースチールとは酸化焼入れ処理を施した鋼のことであるが、この処理が銃器の錆止め用表面処理として用いられることから銃の色、ひいては銃そのものを指す言葉としても使われる」とのこと。

鑑賞後には記録として残しているのだが、これだけ低い評価の作品は初めて見たが納得した上で私は星を「ひとつ」だけ付けた。

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映画:「ヘルタースケルター」

2021年01月04日 09時00分00秒 | 映画の話

【明けましておめでとうございます。1/6(水)まで正月休みとさせて頂きます。予約投稿にて】

映画「ヘルタースケルター(2012年公開)」を観た。

【解説】第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した岡崎京子の同名コミックを、写真家・蜷川実花の監督第2作として実写映画化。主演は「クローズド・ノート」(2007)以来5年ぶりの銀幕復帰となる沢尻エリカ。究極の美貌とスタイルを武器に芸能界でトップスターとなったモデルのりりこだったが、その美貌はすべて全身整形で手に入れた作り物だった。そんな誰にも言えない秘密を抱えながらも、人々の羨望の的となり欲望渦巻く世界をひた走るりりこは、やがてある事件を巻き起こし……。

映画「パッチギ!」での清楚な19歳の沢尻エリカが紆余曲折があって26歳で出演した本作品。さらにあの事件があったのでやたらドキュメンタリーチックに思えてしまった。鏡を使った撮影方法や原色の色使いが印象的で、さらに台詞も露出度もかなり激しく、そこまでするの?と驚きつつ、寺島しのぶが最後にチラッと映る変貌ぶりがなかなか良かった。ただポエムチックな検事が邪魔で、会見のシーンはう~んって感じだった。

それにしても沢尻エリカの人生を凝縮したような作品だった。

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映画:「パッチギ!」2回目

2021年01月03日 09時00分00秒 | 映画の話

【明けましておめでとうございます。1/6(水)まで正月休みとさせて頂きます。予約投稿にて】

映画「パッチギ!(2005年公開)」を観た。

【解説】60年代後半の京都を舞台に、在日朝鮮人の女子高生に一目惚れした日本人高校生の恋の行方と、彼らを巡る若者たちの姿を活写した青春ドラマ。監督は「GET UP!〈ゲロッパ!〉」の井筒和幸。松山猛による自伝的小説『少年Mのイムジン河』をモチーフに、「穴/夢穴」の羽原大介と井筒監督が共同で脚本を執筆。撮影を「パローレ ~あまい囁き~」の山本英夫が担当している。主演は、「TOKYO NOIR トウキョーノワール」の塩谷瞬と「コンクリート」の高岡蒼佑、「問題のない私たち」の沢尻エリカ。第17回東京国際映画祭特別招待作品部門出品、文化庁支援作品。

NETFLIXの視聴リストに出て来たので、衝撃的だった沢尻エリカをもう一度観たくなり、再生ボタンを押し、2013年ぶりの視聴開始。冒頭の大乱闘シーンから身を乗り出してしまう。まだ学生たちが元気が良かった頃の話である。主演の塩谷瞬を始め小出恵介、高岡蒼佑そして沢尻エリカと出演者が呪われていると話題になってもいるが、子分役の尾上寛之、アンソンの親友役波岡一喜が実にいい。

ちなみに「パッチギ」とは朝鮮語(韓国語)で「突き破る、乗り越える」ならびに「頭突き」の意味との事。それにしてもやはり沢尻エリカは可愛い。ついエリカ観たさで、続けて映画「ヘルタースケルター」を観た。

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映画:「復讐するは我にあり」

2021年01月02日 09時00分00秒 | 映画の話

【明けましておめでとうございます。1/6(水)まで正月休みとさせて頂きます。予約投稿にて】

映画「復讐するは我にあり(1979年公開)」を観た。

【解説】九州、浜松、東京で五人を殺し、詐欺と女性関係を繰り返した主人公の生いたちから死刑執行までを辿る。昭和五十年下期の直木賞を受賞した佐木隆三の同名の原作の映画化で、脚本は「ギャンブル一家 チト度が過ぎる」の馬場当、監督は「にっぽん戦後史 マダムおんぼろの生活」の今村昌平、撮影は「野性の証明」の姫田真佐久がそれぞれ担当。

動機もなく淡々と次々五人を殺す殺人鬼。実際に起きるこのような冷酷非道な事件は大抵がその親に問題があるのと同様で、本作品でも逃げる神父の父親と甘い母親が登場する。さらに父親はまさかの・・・子供もそりゃぐれるわな。緒形拳が淡々と殺人を繰り返し、遺体の横で缶切りを探し、全国指名手配されても変装をしない異常な犯罪者を好演。

それにしても倍賞美津子、小川真由美の漂う色香についついクラクラしてしまう・・・

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