映画「マルサの女(1987年公開)」を観た。
【解説】国税局査察部(マルサ)に勤める女性が、ラブホテル経営者を脱税で摘発するまでを描いた痛快娯楽作品の傑作。監督は伊丹十三で「お葬式」「タンポポ」につぐ監督第3作目。税務署の調査官・板倉亮子は脱税を徹底的に調べ上げるやり手。ある日、一軒のラブホテルに目をつけるがオーナーの権藤はなかなかシッポを出さなかった。そんな時、亮子は国税局査察部に抜擢される。マルサと呼ばれる摘発のプロとして経験を積んでいった亮子は、上司の花村と組んで再び権藤と相対するのだった……。
すでに本ブログで2012年と2018年に掲載しているのだが、年末にふと伊丹十三作品を観たくなり、外出自粛の年末年始に向けてBOXで購入した。
しかし年末年始は家族も外出自粛をしていたので、年明けの休日にまず本作品から視聴開始。
いや~やはり面白い。これまで数え切れないほど観たにもかかわらず光と影の世界についつい吸い込まれてしまう。前回も書いたが本作品は映画「お葬式」の大ヒットによる多額の納税で思いついたとのことらしいが、その着眼点が素晴らしい。出来ることなら納税額を抑えたい気持ちは分からなくもない。さらに津川雅彦を始めキャスティングと共に何より音楽が良い。観終えてすぐにディスクに入れた作品は・・・