6月の東京アラート解除時に「外出のリハビリを少しずつして行こう」と書いたものの、1ヶ月後の7月には「リハビリが進まない」と嘆いていた。行動しよう→感染者増加→再自粛を繰り返し、その時のブログのタイトルである「9月になれば・・・」の9月も終わろうとしている。
果たして感染者だらけの東京に来てくれるのか?感染と隣り合わせの東京人が日本全国に散らばる脅威をみなさん受け入れてくれるのだろうか?などと来月からのGOTOトラベル東京解禁や他国からの入国緩和を懸念してしまう。確実に感染数が増加することを考えると、また行動するのは年明けか?とまたこれまで同様先延ばしになる自分が予想がつく。我慢が出来ない訳でも無理やり出掛けるつもりでもないが、いざ出掛ける時のためにとりあえずリハビリの第一歩として自分の中で自粛していた電車に三月以来乗ってみた。
この半年間、不要不急の外出や三密を極力避けつつ、出掛ける際には電車を避け、車での移動を心掛けてきたものの、観たかった映画が日本橋でしか上映されておらず、意を決して?半年ぶりに新小岩駅の改札を通り抜ける。10時前の車内は空いており、窓を少し開けて換気をしていた。そもそも電車通勤でない私は途中から「果たしていつまで電車に乗らずに生活出来るか?」と変な目標も出来てしまったが、一度乗ってしまうと自分でも拍子抜けするほど普通の事で、電車で出掛けたおかげで久しぶりのランチビールを楽しむことも出来た
緊急事態宣言当時、完全テレワークだった家族は少しずつ出勤日数が増え、今は人込みにも通勤電車にも何の反応もない日常生活を送っている。その家族からすると、今回の私の電車は「何を今更?」なんだろうと思う。そう考えると映画館も同様で四月以降数回足を運んでいる私にとってはもはや普段の休日の過ごし方であるが、まだ行ってない(行かない)人にとっては恐怖に感じる空間であろう。初めの一歩はそんなものである。だから様々な自粛継続と解除については、あくまでも個人の判断であり、ルールやマナー・常識を逸脱していない限り、周りがとやかく言うことではないだろうと思う。
新しい生活習慣に順応しようと書いたものの、現在の生活にも慣れ始めているのも事実である。悪いことではないが、あまり順応し過ぎも良くないだろうとは思うので、今回電車に乗ったことで、自分の中での自粛項目がまた少しずつ解除出来たらいいなと思う。次は飲み会か?野球観戦か?とたかが電車に乗ったぐらいで気分が高揚している自分が何だか可笑しい