【本日は連休初日。予約投稿にて】
三井住友VISA太平洋マスターズ最終日で石川遼(21)が通算15アンダーで2010年のこの大会以来となる2年ぶりの優勝。またツアー史上最年少記録となる「21歳1カ月24日」で通算10勝目を達成した。アマチュアの15歳でツアーを制覇してから初めて突入した728日間の長いトンネルを抜けて“遼伝説”の第2章が幕をあけた・・・
日曜日の夜。20時頃に何気なくチャンネルを回しているとこの大会の様子が録画放送されていた。最近ゴルフ中継を観る機会はほとんど無く、スポーツニュース等で結果のみを知る程度だったが、「石川遼現在トップ」とのテロップとこの時点で結果を知らなかったので、つい観続けてしまった。スポーツ音痴の妻も「あら?遼君トップなの?」と家事の手を止めて、画面に食い入る。観始めたのは16番ホールからで、その時点で二位に4打差をつけていた。楽勝じゃないか?と思っていると16番・17番で連続ボギーであっという間に1打差まで迫られていた。そして最終18番(パー5)で同じ最終組で二位の松村の第二打はグリーン付近の斜面に当たり、見事2オンした。普通なら無難に松村同様に遼君は無難にフェアウエイから攻めるだろうが、彼は危険を冒してまで「池越え」の2オンを狙った。「ねえねえ?これは生中継なの?」と妻の質問を無視していると、池越えからズドンと見事な2オンに成功。この時点でほぼ勝利を手中に収めた。この攻めの姿勢と見事なまでの勝負どころの強さが彼がスーパースターと言われる所以なのだろう。
勝てなかった2年間の遼君の葛藤は私は知る由も無いが、ゴルフのような個人スポーツは団体競技と違い、最終的に自分自身との勝負で、余程メンタルが強くないと気持ちが折れてしまう過酷で孤独な競技だと改めて思った。
それにしても久し振りのゴルフ観戦。なかなか面白かったな~