大和心眼ーヤマトシンガンー

情報操作、捏造、隠蔽に騙されるな!茹でガエルにならない方法

紅白歌合戦からわかる、日本の危機的な戦争前夜。ファシズムへ突き進むか?

2015-01-04 22:29:06 | 日本の政治
皆さん、おめでとうございます。今年も、去年同様よろしくお願いいたします。
さて、昨年末に放送されました、恒例の紅白歌合戦は視聴されましたか?

紅白の人選もまるで八百長をやっているがごとく、同一事務所から何組も参加され、私の感覚では、AKBグループ、ジャニーズグループ、EXILEグループ、イルミナティグループ?と毎度おなじみのメンバーで構成された、とても魅力あるお遊戯合戦になっていました。司会もあいかわらず、台本丸読みの大根役者のごとく機転がきかず、毎度反省のないイベントは、ほとんど見ないことにしています。
今回は、中森明菜さんとサザンがサプライズで登場するということがわかってましたので、そのシーンだけを見させていただきました。明菜の歌声は、以前の状態を取り戻しているようで安心しました。ちあきなおみさんのように、実力派でも、一切活動停止になってしまうのかとヒヤヒヤしてました。また、サザンにおいては、日本の世相を表している楽曲である『ピースとハイライト』を熱唱し、現政権の暴走にクギをさしました。やはり、拳をあげて全員で盛り上げたのがよかったと思います。
きつねのような手格好を振り上げるコンサートもありますが、まるでファンが洗脳された宗教儀式のようになっていますから。

一部の人々による政権側の思いと、国民の思いは、やはり乖離しているのだと思います。まずは、この曲、『ピースとハイライト』と聞いてみましょう。
桑田さんのチョビヒゲでさりげなく批判する姿、似合ってましたね。
下記動画は、削除されたら検索で探してください。

【HD】紅白歌合戦 サザンオールスターズ ピースとハイライト 東京VICTORY 2014年12月31日



さて、12月の突破的なサギ選挙によって、自民党が圧勝し、憲法改正が可能な2/3の議員を与党側だけで達成したわけですが、自民党単独では難しく、公明党との共同歩調が求められるわけです。一気に憲法改正までは進まないと思いますが?第2次内閣以上の変化は、ありませんでした。なぜか、唯一憲法改正派の次世代の党が壊滅状態になっています。まあ、これも意図がわかりませんが、いずれにしろ集団的自衛権を行使して、解釈改憲により、戦争への道を見いだしたいようです。

正月に、少し時間があったので、『バカになったか日本人』(著者:橋本治)という本を読んでみました。橋本さんのコラムを整理したもので、日本人の質の低下を憂いでいるようなタイトルだったので、どんな内容か気になりました。

ここで簡単に紹介すると、

『議論のしかた』をもう一度、という見出しがあります。
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そもそも、『集団的自衛権』という言葉がよくわかりません。『憲法解釈上、集団的自衛権は行使できない』というのが歴代内閣の見解でしたから、日本国民には、『集団的自衛権とはなんなのか』ということを理解しておく必要が、まずなかったのです。

だから、『集団的自衛権の行使をどう考えるか』の以前に、『集団的自衛権ってなに』になってしまうのです。そういう日本国民を相手にして、『集団的自衛権行使の必要』を訴えるとなったら、よほど説明が必要になるはずですが、『集団的自衛権行使』に関しては、その説明自体に問題があるのです。

特定秘密保護法の時には、政府側の説明が曖昧でよくわかりませんでしたが、今度の集団的自衛権行使の問題では、『集団的自衛権の行使とはこういうことです』と説明されても、その説明された例がすぐに変えられて、『何かを説明しているのだが、なにを説明しているのかよくわからない』になっていました。

『この問題を考えてください』と言われて例を出されて、考えようとするうちに、その『例』がどこかへ行ってしまう。学校の授業なら、『分かったら次へいきます』とか『分からなかったおいていくぞ』 というような段取りを教える側が踏みますが、集団的自衛権の説明にはそんな段取りがありません。分かろうとしても、出された問題例がいつのまにか違うものに変えられているので、『考える』ということが無効になってしまうのです。考えられないような形で説明を展開して、それで『考えろ』といっているようなものだから無理です。〜
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『バカになったか日本人』P213〜215 引用

最終的には、このようにしてみれば?という著者の提案が書かれていますので、興味をもった方は、読んでみてください。政府側の説明は、憲法上の解釈では、集団的自衛権を行使できないといってきたので、それを時の政権が変わっただけで、憲法の解釈を変えてしまい、『こうだから国民はナットクしろ!』としても無理ですよね

理論的に説明すると、どう考えても憲法9条の関係で合理的に説明できず、違憲であるため、政府はあいまいな事例をだして、国民には議論をさせず、煙に巻くようにして、時間がたって忘れたころに、知らないところでフタを明けてみたら、もうそういう解釈で決まっているから〜ということで逃げ切ろうとしているわけです。

あの麻生さんの有名な発言のように、『ナチスの時のように、知らないところで憲法が変わっていた』という状況をつくりだそうとしているように見えます。
だから、ますます国民は、議論ができずにワケがわからない状態になっています。これって考えてみらたら非常におかしい状態であり、『集団的自衛権を行使できる』にしてしまうと、憲法9条は、意味のない規定になってしまいます。

それは、憲法否定もいいところなので、政府としては、きちんと国民に対して憲法改正の手続きをとり、ルールに従ってきめていくことが法治国家の基本です。

しかしながら、このようなことになっています。わかりやすい事例でいうと!
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道路交通法では、『赤信号は止まれ』になっていますが、内閣が『交通環境が変化し、従来の道交法は時代に合わなくなった』として、法改正の手続きも経ずに、勝手に『今日から赤信号も進めだ』と決めてしまうようなものです。
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『立憲主義の破壊』に抗う(著者:川口創)P40から引用

これでは、もはや法治国家ではなく、安倍クーデターと世界中で思われています。これに対して、日本国民は、議論のしかたを忘れてしまったようになり、議論させないようにしている政府のチカラもあって、なんとなく『集団的自衛権の行使はできる』と思わされている状況にもちこもうとしています。マスコミも加担して、一切批判がでないようにしています。選挙で勝つことにより、集団的自衛権の行使は容認されたということにしたいようです。

★森永卓郎が集団的自衛権の問題点をわかりやすく語る



なんとなく決めてしまったので、なんとなく国民から合意をとり、わからないうちに解釈が合憲であると思わせたいのでしょう。しかし、何度も言いますが、憲法解釈では、違憲であり、日本国憲法がある限り、論理的に不可能なものということです。憲法改正する以外に道はありません。

そんなに他国を守ってあげて、一緒に戦争したいのなら、堂々と国民から合意をとるべきです。集団的自衛権がなくても、日本は個別的自衛権で反撃もできますし、日本国が打撃をうけていないにもかかわらず反撃することで、相手国からは敵とみなされ、より平和的な枠組みが壊されていく方向にむかいます。

そもそも、集団的自衛権を行使してきた国は、国力もあり、戦略的に現地を制圧するために、合法的に権利をつかってきたという歴史があります。ソビエトのハンガリー介入、アフガニスタンの介入、アメリカのベトナム戦争、アフガニスタン戦争など、本来の集団的自衛権の意味するところとは別の枠組みのような気がします。そう、戦争に介入するための都合のよい権利になっています。

ところで、戦争って、すべて八百長であることは、もう皆さんわかってますよね?
八百長戦争で、若者の血が流されるって、許されますか?
そう、平和を希求するS学会員であっても、現政権を支援していくならば、あなたの息子さんも、戦場にいくことになります。

★らっきーデタラメ放送局★第112回『世界は八百長!世界の戦争シナリオ集!』



そして、あのローマ法王も、第3次世界大戦はすでに始まっていると語っているようです。戦争したいグループが、しきりに水面下で動いており、日本も参戦するためには、どうしても集団的自衛権の行使容認が必要なんですね。世界は、どのように動いていこうとしているかを見据え、国民の賢明な判断が必要です。下記のビデオは、よく整理されていますので見てみてください。

★第3次世界大戦は始まっている



メディア、官僚、政治家の3兄弟が財閥のエージェントとなり、ウソをつきながら戦争がつくられていくのです。新聞、テレビの報道を信じる前に、まずは、自信で調べて判断しましょう。
騙され続けると、『茹でガエル』になっていきますよ!

天皇陛下の新年のご挨拶でも、歴史から学ぶことの重要性を示し、現政権の暴走を批判しているように聞こえますが?
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★天皇陛下、新年のご感想 戦後70年の節目(15/01/01)

昨年は大雪や大雨、さらに御嶽山の噴火による災害で多くの人命が失われ、家族や住む家をなくした人々の気持ちを察しています。
また、東日本大震災からは4度目の冬になり,放射能汚染により、かつて住んだ土地に戻れずにいる人々や仮設住宅で厳しい冬を過ごす人々もいまだ多いことも案じられます。昨今の状況を思う時、それぞれの地域で人々が防災に関心を寄せ、地域を守っていくことが、いかに重要かということを感じています。
本年は終戦から70年という節目の年に当たります。多くの人々が亡くなった戦争でした。各戦場で亡くなった人々、広島、長崎の原爆、東京を始めとする各都市の爆撃などにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています。
この1年が、我が国の人々、そして世界の人々にとり、幸せな年となることを心より祈ります。
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ハフィントンポストより転載
http://www.huffingtonpost.jp/2014/12/31/japans-emperor-2014_n_6402542.html

それでは、また。


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お ま け
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正月なので、この曲ですか!

★サザンオールスターズ「東京VICTORY」MUSIC VIDEO




★ゆず「ヒカレ」LIVE Music Video



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