安倍首相は、『日米同盟の深化』のために、就任後の早い米国訪問を望んでいるようですが、これには時間がかかるでしょう。確かに、民主党政権が3年続いたことによって、米国との関係は悪化しました。日本を取り巻く外交問題は、山積みであり、どれもこれも実は、米国のプレゼントです。
紛争の火種を少しだけ残しておいて、近隣諸国との良好な関係をつくれないように仕向けます。これは、イギリスが植民地支配して、その相手国から去るときに紛争を残す常套手段としてつかわれていました。
それもそのはず。戦争経済で生き抜いてきた米国が、戦争のタネを植えなければ乾涸びてしまいます。イラク、アフガン侵攻でわかるように、芽がでなければ、出るまで肥料や水をやり続ける作戦をしていますね。
そこで、そろそろ火種が消えつつあるので、おサイフ代わりにつかってきた日本と米国の壁になりつつある中国をぶつけることで、大きな紛争に発展すればと思っているでしょうか?『日中戦争』です。もちろん、オモテの顔は、自由と平等と正義の国なので、正義を振りかざし『仲良しごっこ』を推奨してますが。
しかしながら、この紛争には、やっかいなことに『日米同盟』があります。つまり日米安全保障条約があるために、米国は、率先して日本を『守らなければならない』のでしょうか?米国は、あのちっぽけな尖閣諸島のみのために、若者の血を流さなくてはならないのでしょうか?
財政の崖っぷちにたっているので、戦費は、どこから沸いてくるのでしょうか?
防衛費縮小の流れのなかで、戦争なんて本当はやっている場合ではありません。
そう、やっている場合ではないので、米国は日本を守りません!
でも日米同盟があるではないか?という方もいますし、だって現実に沖縄に駐留しているではないかといいます。
それでは、日米同盟はどういう条約になっているのでしょうか。
全文を読んだことはありますか?
正式には、
『日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約』と言います。
そして、ここで問題になっているのが、五条です。
================================================
第五条
各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
================================================
この文の意味を素直にとると、
『自国の憲法上の規定及び手続に従つて』としているので、米国の憲法に叶う武力攻撃、理由じゃなければならない。さらに『共通の危険に対処するように行動する』とあるので、別に「日本を守れ!」とは言っていないのです。
このため、実際に日本が攻撃を受けた場合、直ちに、自動的に米国は反撃をすると思っている方は、まさに勘違いということです。
★未来ビジョン005 田母神俊雄 日米安保は必要か
それならば、なぜ、沖縄に米軍は駐留しているのか?と言いますが、あれは、米国の利益のために堅持しているだけです。日本が毎年膨大な『思いやり予算』約1900億円計上していますので、米国の沖縄軍人は、家賃も、電気代も水道代も払っていませんね。まあ、米国のとっては、地政学上、アジアに睨みを効かせられますし、維持費がゼロのためいるだけです。『日本がいてくれ!』というからいてやっているということです。
★在日米軍と思いやり予算は本当に必要ですか?
そして、びっくりすることに、駐留米軍は、アジアで有事があった場合、助ける優先順位が指定されています。
第1位 アメリカ人
第2位 イギリス人、カナダ人、オーストラリア人、ニュージーランド人
(アングロサクソン系人種)
第3位 アメリカの永住権をもつ人々
第4位 その他(アフリカ人、日本人など有色人種)
ということで、日本人は、その他の最下位で、沖縄にいながら有事の時は最低レベルにあるということ自体、本性丸出しですね。実際、ベトナム有事の時に日本人を取り残し、助けてくれたのは、ドイツ人だということです。
下記のオスプレイを日本に配備する理由からもわかります。
★オスプレイ配備を日米がやめられないのはなぜか?
ということは、日本に米軍は駐留し続けなくて良いのでは?となりますが、これもまた難しい選択で、日本の軍事力が弱いために、米国の傘の下にいなければならないと官僚組は考えています。
このため、米軍が日本から引き上げた場合、毎年2兆円~の防衛費を投入し、数十年かかるということですから、とても危険な隣国に追いつけません。
ということは、米軍に駐留してもらいながら、徐々に軍隊を引き上げ、防衛予算を高めながらその穴埋めを日本がしっかりしていかなければなりません。
日本は、ここ数十年平和のうちに過ごすことができたので、『平和ボケ』してしまい、自らの国を守っていく力が弱まっているのが事実ですが、すでに米国は日本を守るチカラはありません。
ここらで、日本民族は、本当の底チカラを示さなければならない時期にきているのではないでしょうか?
米国と一緒に戦争しろ!と言っているのはなく、『独自の道を歩んでいく覚悟を持て』ということです。
自らの領土ひとつ守れなく、誰が助けてくれるのでしょうか?
国民も政治も軍隊も、すべてが『自立すべき時』にきていると思います。
(個人の責任ということではなく、精神的な自立ということ)
それでは、また。
紛争の火種を少しだけ残しておいて、近隣諸国との良好な関係をつくれないように仕向けます。これは、イギリスが植民地支配して、その相手国から去るときに紛争を残す常套手段としてつかわれていました。
それもそのはず。戦争経済で生き抜いてきた米国が、戦争のタネを植えなければ乾涸びてしまいます。イラク、アフガン侵攻でわかるように、芽がでなければ、出るまで肥料や水をやり続ける作戦をしていますね。
そこで、そろそろ火種が消えつつあるので、おサイフ代わりにつかってきた日本と米国の壁になりつつある中国をぶつけることで、大きな紛争に発展すればと思っているでしょうか?『日中戦争』です。もちろん、オモテの顔は、自由と平等と正義の国なので、正義を振りかざし『仲良しごっこ』を推奨してますが。
しかしながら、この紛争には、やっかいなことに『日米同盟』があります。つまり日米安全保障条約があるために、米国は、率先して日本を『守らなければならない』のでしょうか?米国は、あのちっぽけな尖閣諸島のみのために、若者の血を流さなくてはならないのでしょうか?
財政の崖っぷちにたっているので、戦費は、どこから沸いてくるのでしょうか?
防衛費縮小の流れのなかで、戦争なんて本当はやっている場合ではありません。
そう、やっている場合ではないので、米国は日本を守りません!
でも日米同盟があるではないか?という方もいますし、だって現実に沖縄に駐留しているではないかといいます。
それでは、日米同盟はどういう条約になっているのでしょうか。
全文を読んだことはありますか?
正式には、
『日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約』と言います。
そして、ここで問題になっているのが、五条です。
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第五条
各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
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この文の意味を素直にとると、
『自国の憲法上の規定及び手続に従つて』としているので、米国の憲法に叶う武力攻撃、理由じゃなければならない。さらに『共通の危険に対処するように行動する』とあるので、別に「日本を守れ!」とは言っていないのです。
このため、実際に日本が攻撃を受けた場合、直ちに、自動的に米国は反撃をすると思っている方は、まさに勘違いということです。
★未来ビジョン005 田母神俊雄 日米安保は必要か
それならば、なぜ、沖縄に米軍は駐留しているのか?と言いますが、あれは、米国の利益のために堅持しているだけです。日本が毎年膨大な『思いやり予算』約1900億円計上していますので、米国の沖縄軍人は、家賃も、電気代も水道代も払っていませんね。まあ、米国のとっては、地政学上、アジアに睨みを効かせられますし、維持費がゼロのためいるだけです。『日本がいてくれ!』というからいてやっているということです。
★在日米軍と思いやり予算は本当に必要ですか?
そして、びっくりすることに、駐留米軍は、アジアで有事があった場合、助ける優先順位が指定されています。
第1位 アメリカ人
第2位 イギリス人、カナダ人、オーストラリア人、ニュージーランド人
(アングロサクソン系人種)
第3位 アメリカの永住権をもつ人々
第4位 その他(アフリカ人、日本人など有色人種)
ということで、日本人は、その他の最下位で、沖縄にいながら有事の時は最低レベルにあるということ自体、本性丸出しですね。実際、ベトナム有事の時に日本人を取り残し、助けてくれたのは、ドイツ人だということです。
下記のオスプレイを日本に配備する理由からもわかります。
★オスプレイ配備を日米がやめられないのはなぜか?
ということは、日本に米軍は駐留し続けなくて良いのでは?となりますが、これもまた難しい選択で、日本の軍事力が弱いために、米国の傘の下にいなければならないと官僚組は考えています。
このため、米軍が日本から引き上げた場合、毎年2兆円~の防衛費を投入し、数十年かかるということですから、とても危険な隣国に追いつけません。
ということは、米軍に駐留してもらいながら、徐々に軍隊を引き上げ、防衛予算を高めながらその穴埋めを日本がしっかりしていかなければなりません。
日本は、ここ数十年平和のうちに過ごすことができたので、『平和ボケ』してしまい、自らの国を守っていく力が弱まっているのが事実ですが、すでに米国は日本を守るチカラはありません。
ここらで、日本民族は、本当の底チカラを示さなければならない時期にきているのではないでしょうか?
米国と一緒に戦争しろ!と言っているのはなく、『独自の道を歩んでいく覚悟を持て』ということです。
自らの領土ひとつ守れなく、誰が助けてくれるのでしょうか?
国民も政治も軍隊も、すべてが『自立すべき時』にきていると思います。
(個人の責任ということではなく、精神的な自立ということ)
それでは、また。
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