タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

「人生は夏休み!」理論

2022年08月23日 | 徒然なるままに

ボクらが子どもの頃は、「夏休みは7月25日から始まり8月31日まで」っていうのが定番でした。よく小中学校の終業式で校長先生が「明日から38日間の夏休みです」って言っていたのを思い出します。今の子どもたちは夏休みが短くて可哀想ですね(夏は暑くなっているのにね)。

その38日間の夏休みって、同じ夏休み中でもその時々にさまざまな「思い」があるわけですよ。「まだ7月。先は長いぞ、うれしいな」「長岡花火(8月2・3日)は楽しまなくっちゃね」「自分の誕生日(13日)がやってきた。残り期間が気になるなぁ…」「あれまぁ楽しいお盆がおわっちゃったよ。宿題がたっぷり残っているぞ。いやまだ大丈夫」「8月25日を過ぎたぞ!まずいよ!まずいよ!」「うわぁ~夏休みもあと2日だ!宿題どうしよう!」まぁ、ボクは毎年こんな感じでした。

大学を卒業して就職した最初の夏、「あ~もうボクの人生に、学生時代のような夏休みは2度と訪れないんだなぁ…」とショックを受けたのを覚えています。「60歳で定年退職するまで38年間か。38年経ったら毎日が夏休みになるのかなぁ…」ナマケモノのボクはそんなことを考えていたことを思い出します。そしてその時に思ったのです。「あれ?大学を卒業してから60歳の定年退職まで38年間か。これって夏休みの38日間と「38つながり」だな」って。

それ以来ボクは、「自分自身の職業人生を夏休みに換算する」ってことをしばしば行ってきました。20代の頃には「まだまだボクの仕事人生は夏休みの7月、思いっきり挑戦だ!」とか、40代になった頃には「夏休みなら誕生日もお盆も過ぎた。そろそろ管理職昇進も考えなければならないよな」とか考えていたし、50代後半の頃なんて「今年は8月28日だよ。まだまだ宿題が終わらない」なんて焦っていた頃もありました。ボクが編み出した「人生は夏休み!」理論です。

ボクはこの考え方を20代前半の頃から行っていたのですが、若い頃は「八百政、お前変わってるね」って言われていたし、ボクが中年を過ぎた頃に後輩の同僚に話したら「どうしてそんな悲しいことをするんですか?」って言われました。定年までカウントダウンになった50代の頃には、もうほとんど「八百政の定番ギャグ」になっていましたけどね。

で、既に予定通り60歳で定年退職して、2学期の9月4日を迎えているボクなんですが、未だに夏休みの宿題が終わっていません(笑)。…ってオチで終わろうと思ったんですが、この「人生は夏休み!」理論には続編があるんですよ。その話題は、またいずれ。

 

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