タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

パルスオキシメーターを発明したのは長岡人!

2022年08月20日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

昨日のブログ記事で、コロナによる自宅療養に伴い新潟県からパルスオキシメーター送られてきたということを話題にしました。今日は妻の分も送られてきたので、現在わが家には医療機器であるパルスオキシメーターが、県から2台貸与されている状態です。既に熱もなく、症状もほとんどない自宅療養者なのにすいません。

今や世界中の医療現場で、さまざままな病気で苦しむ患者さんの容態把握のために、欠かせないのがこのパルスオキシメータです。これは、動脈血中の酸素飽和度(ヘモグロビンがどの程度酸素と結びついているか)を、採血なしで連続的に測定することができる装置です。考えてみれば画期的な発明ですよね。


青柳卓雄さん

あまり世間一般的には認知されていないのですが、今から50年近く前にこのパルスオキシメータの原理を発明したのは、日本光電という会社の青柳卓雄さんという技術者です。実はこの方、新潟県の長岡市(旧・三島町)出身なのですよ。ボクの卒業した高校の先輩でもあります(年齢差は22歳もありますが)。地元の高校を卒業後は新潟大学工学部に進学し、卒業後は島津製作所を経て日本光電で研究を続けられ、後に東大で博士号を取得されています。

青柳さんが世界で初めてパルスオキシメータの原理を発明してから半世紀。今やその技術は世界中の医療現場に普及し、全身麻酔手術の安全性を飛躍的に高め、世界中の多くの患者さんの命を救っています。今回のコロナ禍でも、一気に需要が高まりましたよね。パルスオキシメータの発明は、世界の歴史に残る偉業であることは間違いありませんし、そんな偉大な発明をされたのが地元の方であるというのは、実に誇らしいことです。

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