4月に入り、今年度が始動した上沼田神楽。当面は5月3日の周防大島町での公演が控えています。
さて、平成18年くらいに芝鬼人、薙刀舞を復活させ、その後の足が止まっていた伝承復活活動。近年、舞手の鍛錬が充実している(?)ことから、更なる演目復活を目指すこととなりました。
古くから上沼田神楽に伝承する12演目のうち、現在舞われていないのは
・天の岩戸
・天の斑駒
・天孫降臨
・五郎の王子
・大国主の神
の5つ。と、いうことは、7つしか舞っていないのか・・・・・と我らながらビックリ。
ちなみに、現在舞っているのは
・天神地祇
・事代主の神
・火の神
・薙刀舞
・芝鬼人
・黄泉醜女
・八俣大蛇
公演での上演は、ワンパターン感が漂っています。。。
復活ターゲットを、神楽オブ神楽である「天の岩戸」に絞り、名誉会長に指導を仰ぐ。
10年以上前に子ども神楽で舞われていたらしいが、その流れを明確に覚えている者は現在の舞子にはいないため、まず流れからの学習。
名誉会長ともなれば、流れはもちろん、縁起(口上)も覚えておられました。サスガだ・・・!
上沼田の岩戸の特徴は、登場人物の多さ。
通常は3~5、6柱だが、うちの場合は8柱登場する。(神様の数の単位は人ではなく「柱」)
もちろん、それぞれに古事記に記された役割があり、その全てに意味がある。
今後鍛錬を重ね、この秋にはお披露目できるよう頑張ります!!