山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

異常気象

2014年08月22日 00時12分00秒 | 雑談

今年の夏は異常気象。
高知県の豪雨、8月6日の岩国市・和木町の豪雨、京都市の豪雨、そして広島市の土砂災害。
雨、雨、雨で、お日様を一日中拝む日がほとんどないくらい。

中でも広島市の土砂災害は被害が甚大で、むごいとしか言いようがないほどの土砂だ。

自然というのは恐ろしい。

「想定以上の雨が降り都市防災が機能しなかった」とあるが、都市防災で想定しているのは、10年確立か何かの雨量。それ以上が降ると、水路は溢れ、ポンプがあるところでも内水が河川に排出しきれないという。

周りに田んぼとかが多ければ、それが一時貯水池となって、また、地下に染み込んだりするもの。
けど、市街地だと、降った雨がそのまま流れ出してしまう。
その水は、水路から小川へ、小川から河川へ、どうにかして排水しないといけない。
けど、河川は水位を増し、小川からの水を受け入れない。
こうした課題に対し、都市防災のための諸整備を進める大切さを強く感じた。

想定以上はあり得るもの。
自分の身は自分で守るしかないのだろう。
しかしながら、低ければ水が上がってくる。山を背にしていれば土砂が滑り落ちてくる。
難しい問題だ。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げます。