2013.7.14(日)
山登りの記録を残すようになって500回目の山行。足かけ15年。
登り始めは安倍東山稜の山々がメーン、その後南アルプス、八ヶ岳、北アルプスと山域を広げての500回だが、
中部エリアから飛び出した山行は皆無。
501回以降の山行、とりわけ今年の大みそか以降の、定年退職後の山行は、身近な山はもちろん、日本全国の山を歩きたいと思っている。
1000回目の山行を、2016年の今頃実現できればと、密かな目標。
で、500回目の山行、北アルプスのどこから見ても魅力的な双耳峰、鹿島槍ヶ岳を目指した。
冒頭写真は、鹿島槍の山小屋、冷池山荘ベンチから望んだ大町方面。
夕日が一点に差し込んでいる状況なのだろうが、現場では、地表から光線が発せられているようだった。
不思議な自然現象に思えたので冒頭に持ってきた。中央部の雲は、彩雲のような虹色だった。
午前5時前に着いた柏原新道登山口駐車場。記念碑の真ん前に駐車した。
記念碑にはマイカーが写っている。
雨がポツポツ降っているので、家内との約束を守り、買ったばかりのNikonは車に残した。
写真はすべて、キャノンのコンデジであります。
柏原新道登山口。
早朝にもかかわらず、登山口に設置したテントで、係の人が登山届の提出を求めていた。
整備された柏原新道。
稜線に雲がかかる針ノ木岳と、見下ろす扇沢ターミナル。
種池山荘まで4.5キロ地点の金属製の標識。
瑞々しく元気なゴゼンタチバナ。ゴゼンタチバナは今回、花の主役の一つだった。
エンレイソウ。この花もたくさん咲いていた。
イワカガミもたくさん咲いていた。登場シーンの多い主役級の花が次々出現した。
アカモノ。
一つ目の雪渓。
道がしっかり作られていて、問題なく通過。
最初の雪渓の先に咲いていた、雨にうなだれるシラネアオイ。
初めて出合った!!!
今回、この花に合いたかったので、突然出現され声の出ない歓声を心であげた。
密度を増したイワカガミ。
ツマトリソウとゴゼンタチバナ。
サンカヨウもいっぱい咲いていた。雨に濡れ、花弁が透けるようだった。
注意を喚起する手書きの看板。
このすぐあと、二つの雪渓を通過する。
通過した後、振り返った二つの雪渓。
小屋の方々が道を作ってくれてあるので、慎重に歩けば問題ないが、ひとたび滑落したら、重症以上は確実だ。
ショウジョウバカマ。
瑞々しいエンレイソウ。
登山道沿いに、ただ一輪咲いていたキヌガサソウ。
ガスに包まれた種池山荘に到着。
周囲には開花間近なコバイケイソウ。静岡弁では“みるい”といった感じ。
アオノツガザクラ。
小屋では雨具を脱いで寛ぐ人が多かった。
私はカップ麺と缶ビールで寛いだ。
小屋で一息ついて元気をもらい外に出ると、
小屋前のベンチ周辺は30人ほどの集団に独占されていた。小屋に入らなかったのは、集団の皆さんの気遣いだったのかも。
これからは稜線歩き。可愛らしいコバイケイソウが見送ってくれた。
爺ヶ岳へ向かうなだらか稜線にはいきなり雪。
雪道から望む下界方向。
爺ヶ岳への登り。
風雨、ガスがだんだんきつくなり、この写真以後、展望ゼロがしばらく続いた。
展望はゼロでも、花が楽しい稜線歩きを演出してくれた。
稜線の随所で咲いていたシャクナゲ。
チングルマ、イワカガミのお花畑。
こちらは秋に真っ赤に紅葉するウラシマツツジ。グリーンが瑞々しい。
高度を上げるとミヤマダイコンソウが主役に。
爺ヶ岳中峰。今回登頂した唯一のピーク。
暴風雨のため写真を撮ってすぐさま前進。
ウスユキソウの仲間。
降り返って望む、一瞬ガスがとれた爺ヶ岳。
コケモモ。
おっ!ガスが晴れてきたかな!
見えてきた!
おお、綺麗だ!!
爺ヶ岳方面も緑が綺麗だ!
近くでうるさく鳴く鳥がいたので探したら、木の枝で鳴くホシガラスを発見!右に青空!
色鮮やかなハクサンチドリ。
池乗越の手前から望む鹿島槍ヶ岳。山頂付近ははっきりしないが、この写真が今回最高の鹿島槍の一枚となった。
大規模な崩れの縁に建つ冷池山荘。今宵の宿だ。
元気に花開くマイヅルソウ。
山登りの皆さんのブログでお馴染みの、山荘の“表札”。
チェックイン後、小屋前広場のベンチでマッタリタイム。
爺ヶ岳に夕日が差している。
大町市街地方向に目を移すと、緑の大地から光が発せられている!
よく見ると、太陽光が一点に集まっているようだ。
アップ。
思うに、雲がレンズの役割を果たし、夕暮れの日差しを一点に集めているのではないだろうか。
小屋に泊まる人たちの多くが外に出てきて、この不思議な自然現象に見入り、感嘆の声をあげていた。
現象はしばらく続いた。
やがて雲が茜色に染まり出すと、不思議な現象は消滅した。
この夕暮れに、明日の好天を期待して夕飯の待つ小屋へ戻った。
山登りの記録を残すようになって500回目の山行。足かけ15年。
登り始めは安倍東山稜の山々がメーン、その後南アルプス、八ヶ岳、北アルプスと山域を広げての500回だが、
中部エリアから飛び出した山行は皆無。
501回以降の山行、とりわけ今年の大みそか以降の、定年退職後の山行は、身近な山はもちろん、日本全国の山を歩きたいと思っている。
1000回目の山行を、2016年の今頃実現できればと、密かな目標。
で、500回目の山行、北アルプスのどこから見ても魅力的な双耳峰、鹿島槍ヶ岳を目指した。
冒頭写真は、鹿島槍の山小屋、冷池山荘ベンチから望んだ大町方面。
夕日が一点に差し込んでいる状況なのだろうが、現場では、地表から光線が発せられているようだった。
不思議な自然現象に思えたので冒頭に持ってきた。中央部の雲は、彩雲のような虹色だった。
午前5時前に着いた柏原新道登山口駐車場。記念碑の真ん前に駐車した。
記念碑にはマイカーが写っている。
雨がポツポツ降っているので、家内との約束を守り、買ったばかりのNikonは車に残した。
写真はすべて、キャノンのコンデジであります。
柏原新道登山口。
早朝にもかかわらず、登山口に設置したテントで、係の人が登山届の提出を求めていた。
整備された柏原新道。
稜線に雲がかかる針ノ木岳と、見下ろす扇沢ターミナル。
種池山荘まで4.5キロ地点の金属製の標識。
瑞々しく元気なゴゼンタチバナ。ゴゼンタチバナは今回、花の主役の一つだった。
エンレイソウ。この花もたくさん咲いていた。
イワカガミもたくさん咲いていた。登場シーンの多い主役級の花が次々出現した。
アカモノ。
一つ目の雪渓。
道がしっかり作られていて、問題なく通過。
最初の雪渓の先に咲いていた、雨にうなだれるシラネアオイ。
初めて出合った!!!
今回、この花に合いたかったので、突然出現され声の出ない歓声を心であげた。
密度を増したイワカガミ。
ツマトリソウとゴゼンタチバナ。
サンカヨウもいっぱい咲いていた。雨に濡れ、花弁が透けるようだった。
注意を喚起する手書きの看板。
このすぐあと、二つの雪渓を通過する。
通過した後、振り返った二つの雪渓。
小屋の方々が道を作ってくれてあるので、慎重に歩けば問題ないが、ひとたび滑落したら、重症以上は確実だ。
ショウジョウバカマ。
瑞々しいエンレイソウ。
登山道沿いに、ただ一輪咲いていたキヌガサソウ。
ガスに包まれた種池山荘に到着。
周囲には開花間近なコバイケイソウ。静岡弁では“みるい”といった感じ。
アオノツガザクラ。
小屋では雨具を脱いで寛ぐ人が多かった。
私はカップ麺と缶ビールで寛いだ。
小屋で一息ついて元気をもらい外に出ると、
小屋前のベンチ周辺は30人ほどの集団に独占されていた。小屋に入らなかったのは、集団の皆さんの気遣いだったのかも。
これからは稜線歩き。可愛らしいコバイケイソウが見送ってくれた。
爺ヶ岳へ向かうなだらか稜線にはいきなり雪。
雪道から望む下界方向。
爺ヶ岳への登り。
風雨、ガスがだんだんきつくなり、この写真以後、展望ゼロがしばらく続いた。
展望はゼロでも、花が楽しい稜線歩きを演出してくれた。
稜線の随所で咲いていたシャクナゲ。
チングルマ、イワカガミのお花畑。
こちらは秋に真っ赤に紅葉するウラシマツツジ。グリーンが瑞々しい。
高度を上げるとミヤマダイコンソウが主役に。
爺ヶ岳中峰。今回登頂した唯一のピーク。
暴風雨のため写真を撮ってすぐさま前進。
ウスユキソウの仲間。
降り返って望む、一瞬ガスがとれた爺ヶ岳。
コケモモ。
おっ!ガスが晴れてきたかな!
見えてきた!
おお、綺麗だ!!
爺ヶ岳方面も緑が綺麗だ!
近くでうるさく鳴く鳥がいたので探したら、木の枝で鳴くホシガラスを発見!右に青空!
色鮮やかなハクサンチドリ。
池乗越の手前から望む鹿島槍ヶ岳。山頂付近ははっきりしないが、この写真が今回最高の鹿島槍の一枚となった。
大規模な崩れの縁に建つ冷池山荘。今宵の宿だ。
元気に花開くマイヅルソウ。
山登りの皆さんのブログでお馴染みの、山荘の“表札”。
チェックイン後、小屋前広場のベンチでマッタリタイム。
爺ヶ岳に夕日が差している。
大町市街地方向に目を移すと、緑の大地から光が発せられている!
よく見ると、太陽光が一点に集まっているようだ。
アップ。
思うに、雲がレンズの役割を果たし、夕暮れの日差しを一点に集めているのではないだろうか。
小屋に泊まる人たちの多くが外に出てきて、この不思議な自然現象に見入り、感嘆の声をあげていた。
現象はしばらく続いた。
やがて雲が茜色に染まり出すと、不思議な現象は消滅した。
この夕暮れに、明日の好天を期待して夕飯の待つ小屋へ戻った。
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