前日の、6日(火)の天気予報は「快晴」。その予報が当ることを期待して布団にもぐり込んだ。午前3時20分に目が覚め小屋の外に出たら満天の星。天の川がしっかり輪郭を現していた。月がなく、北斗七星など見慣れた星座を探すのに苦労するほどの星の数だった。
このまま起きてしまおうと思いながら布団に戻り、快晴での日の出、燕岳登頂など楽しいことをイメージしながら横になっていたら不覚にも二度寝してしまった。気が付いたら外は明るく、慌てて外に出たら太陽はすでに上がっていた。
しかし予報通りの快晴!燕岳登頂にワクワクしながら朝食をとった。昨日遅れてきた雪山入門ツアーの面々も食堂にそろっていた。皆前日の荒天がウソのような快晴にどの顔も笑顔だった。
写真(クリックで拡大)は燕岳山頂から望む槍・穂高連峰と左に雄姿を見せる大天井岳。
寝坊したが、何とか日の出の映像らしい絵が撮れた。
外に出るのが遅れたため「モルゲンロートに染まる槍ケ岳」というよりも「夜明けの槍ケ岳」といったキャプションが似合う写真だ。
布団からそのままの姿で飛び出したので、手袋もつけず寒かった。外気は氷点下6.5度だった。
同じく「夜明けの燕岳」。寒く、この写真を撮って小屋に戻った。
朝食後、元気な笑い声をあげながら燕岳登頂を目指し準備する人たち。
午前6時。これから燕岳山頂を目指す。
イルカ岩と槍・穂高連峰。定番の構図。
近づいてきた燕岳山頂。右奥の山は鹿島槍ケ岳。
山頂直下から望む北鎌尾根を従えた槍ケ岳。
北アルプス裏銀座(こんな表現でいいのかな?)方面の稜線。
燕岳山頂。背後に北ア北部の峰々が居並ぶ。
山頂から望む、北燕岳越しの北アルプス北部の名峰たち。今年の8月に登る予定の剣岳も姿を見せている。
山頂から望む燕山荘、大天井岳方向。こちらに向かう一団が見える。
下りで有明荘、燕山荘で親しくなったツアーの人たちとすれ違った。
主稜線上はかなりの強風だったが、皆の足取りはしっかりしていた。私のペットボトルの水は薄く凍り始めていた。
奇岩越しに望む燕山荘(中央)。
イルカ岩左に燕山荘を望む。
午前8時下山開始。前日と打って変わって穏やかな合戦尾根を下る。左の山頂が平らな山は有明山。正面に安曇野の町が広がっている。
合戦尾根を下るに連れ槍ケ岳は、手前の表銀座の稜線に隠れていった。
合戦尾根を下りながら振り返った燕岳方向。左端のピークが燕岳。手前稜線奥にピラミダルな針ノ木岳。
いよいよ槍ケ岳とお別れする時が来た。
合戦小屋では暑さのため厚着から軽装に着替える人が多かった。私も上半身は長袖Tシャツ1枚になった。燕岳登頂時の真冬装備がウソのようだ。
合戦小屋を過ぎると木々が存在感を増す。展望も前日とは段違いの明るさを見せた。
富士見ベンチもガスに覆われた前日とは大違いの展望だった。
第一ベンチを過ぎると現われた樹林帯。
登山口に戻った。燕山荘まで休憩時間除き登り4時間45分かかったが、下りは休憩含め2時間30分だった。
安曇野水田から望む蝶ケ岳(左)から燕岳への銀嶺。
静岡への帰路、豊科ICに向かう途中で撮った1枚。改めて安曇野の素晴らしさに触れた。多分、これからも山に登れる体である限り、毎年この地を訪れるだろうと思った。
このまま起きてしまおうと思いながら布団に戻り、快晴での日の出、燕岳登頂など楽しいことをイメージしながら横になっていたら不覚にも二度寝してしまった。気が付いたら外は明るく、慌てて外に出たら太陽はすでに上がっていた。
しかし予報通りの快晴!燕岳登頂にワクワクしながら朝食をとった。昨日遅れてきた雪山入門ツアーの面々も食堂にそろっていた。皆前日の荒天がウソのような快晴にどの顔も笑顔だった。
写真(クリックで拡大)は燕岳山頂から望む槍・穂高連峰と左に雄姿を見せる大天井岳。
寝坊したが、何とか日の出の映像らしい絵が撮れた。
外に出るのが遅れたため「モルゲンロートに染まる槍ケ岳」というよりも「夜明けの槍ケ岳」といったキャプションが似合う写真だ。
布団からそのままの姿で飛び出したので、手袋もつけず寒かった。外気は氷点下6.5度だった。
同じく「夜明けの燕岳」。寒く、この写真を撮って小屋に戻った。
朝食後、元気な笑い声をあげながら燕岳登頂を目指し準備する人たち。
午前6時。これから燕岳山頂を目指す。
イルカ岩と槍・穂高連峰。定番の構図。
近づいてきた燕岳山頂。右奥の山は鹿島槍ケ岳。
山頂直下から望む北鎌尾根を従えた槍ケ岳。
北アルプス裏銀座(こんな表現でいいのかな?)方面の稜線。
燕岳山頂。背後に北ア北部の峰々が居並ぶ。
山頂から望む、北燕岳越しの北アルプス北部の名峰たち。今年の8月に登る予定の剣岳も姿を見せている。
山頂から望む燕山荘、大天井岳方向。こちらに向かう一団が見える。
下りで有明荘、燕山荘で親しくなったツアーの人たちとすれ違った。
主稜線上はかなりの強風だったが、皆の足取りはしっかりしていた。私のペットボトルの水は薄く凍り始めていた。
奇岩越しに望む燕山荘(中央)。
イルカ岩左に燕山荘を望む。
午前8時下山開始。前日と打って変わって穏やかな合戦尾根を下る。左の山頂が平らな山は有明山。正面に安曇野の町が広がっている。
合戦尾根を下るに連れ槍ケ岳は、手前の表銀座の稜線に隠れていった。
合戦尾根を下りながら振り返った燕岳方向。左端のピークが燕岳。手前稜線奥にピラミダルな針ノ木岳。
いよいよ槍ケ岳とお別れする時が来た。
合戦小屋では暑さのため厚着から軽装に着替える人が多かった。私も上半身は長袖Tシャツ1枚になった。燕岳登頂時の真冬装備がウソのようだ。
合戦小屋を過ぎると木々が存在感を増す。展望も前日とは段違いの明るさを見せた。
富士見ベンチもガスに覆われた前日とは大違いの展望だった。
第一ベンチを過ぎると現われた樹林帯。
登山口に戻った。燕山荘まで休憩時間除き登り4時間45分かかったが、下りは休憩含め2時間30分だった。
安曇野水田から望む蝶ケ岳(左)から燕岳への銀嶺。
静岡への帰路、豊科ICに向かう途中で撮った1枚。改めて安曇野の素晴らしさに触れた。多分、これからも山に登れる体である限り、毎年この地を訪れるだろうと思った。
先ほど弱足ママさんのブログにコメしましたが、「当面メーンの間3日目をトップに置いておき」とありますが「当面メーンの3日目をトップに置いておき」が正しい表現なので、よろしかったら直してください
お願いします
素晴らしい山行になりましたね!
燕はまだ1度だけですが、山頂や登山道、小屋など
懐かしく見させてもらいました。
雪山登ってるのですから、あとはテント泊ですか?(^_^)
でも、混雑していない小屋泊まりもいい気がします。
しかし、Kさんは北ア、私は何だかんだと山梨の山。
お互い、遠くを目指しますね~。(笑)
上記の件、わざわざありがとうございます。
大丈夫ですよー。
そのように読ませていただきましたから。
ご丁寧にありがとうございます。
さて・・・燕!
いいですねぇ。
行きたいですねぇ。(笑)
悪天はあったものの 結果的に頂上ではあの素晴らしい景色!
悪天の後だったから尚更うれしく感じられたのではないでしょうか。
毎年同じ時期に登ると 雪の量やお花の様子などの違いがわかっていいですね。
一枚一枚の写真、ゆっくり見せてもらいました。
ポレポレ隊はこの時期には無理だろうけれど
絶対にいつか登ってみたいと思っています。
そのほかにも遠景の中に 恋焦がれているお山がたくさん!
全部制覇できる日がくるでしょうか。
いや、それに向かって一歩一歩進んで行きたいです。
いつか奥様とのテン泊・・叶うといいですね。
Kさん、素敵なレポ、ありがとうございました。
登山口や宿の様子など わかりやすい写真で今後の参考にさせていただきます。
>お互い、遠くを目指しますね~。(笑)
とは言っても、お互い中部地方に住む山好き。ほかのエリアの山ヤに比べると申し訳ないくらい、近場に名峰が「山ほど」ありますよね!
今回も行き帰りの長野道、中央道では、車道前方よりも周囲の山々に見とれてしまい、大キレットの長谷川ピークより危険な状態でした
今年のリフレッシュ休暇(8月1日~7日の予定です)は、ツルギの早月尾根日帰りピストン+後立山連峰を目指しています。この計画をこなすには、かなりのトレーニング山行を重ねなければと思っています。
ところでこのGW、静岡市清水区の男性二人がツルギ近くの仙人山(今回初めて聞いた山名でした)に登り、下山予定日を二日過ぎても馬場島に下山せずニュースになっています。きっと富山県、あるいは日本海側の山は、太平洋側に比べ厳しい様相を呈しているのだろうなと思いました。ツルギ、甘くみたら手痛い「お仕置き」を受けそうで緊張します。
アクセスの国道52号線、中央高速道、長野道、燕岳山頂から、いくつの日本百名山を眺めたか数え切れないほどでした。特に雪を被ったこの時期の展望は「素晴らしい!」の連発でした。
この時期の燕岳はおそらく北アの雪山入門コースだと思います。燕山荘も素晴らしい小屋です。ポレポレ隊も来年のGWには登ってみたらいかがでしょうか?安曇野も素晴らしく、大王わさび農場近くの「民宿ごほーでん」は超オススメ宿です。今年は3日、4日が満室で有明荘(3日は満室でしたが4日がとれたので)にした次第です。
次のポレポレ隊はどこに登るのですか?レポ楽しみにしています。
明日、燕に登ることになりました!
なので、再びじっくりレポ、見せていただきました。
明日、Kさんと同じ景色が見れるように
祈っていてください!!
ああ、ドキドキする~~~!!
とんとん拍子の燕岳ですか!いいなぁ~!!
明日というと金曜日。ウィークデーに登れるなんて最高ですね!
私の感動ポイントをお知らせします。
合戦小屋を越えしばらく急登を行くと、左手に大天井岳につながる表銀座の稜線が見え始めます。すると突然稜線の鞍部から槍の穂先のテッペンが姿を現します。最初に燕に登ったとき、この槍の穂先を目にした感動は今でも忘れられません
蛙(ゲエロ)岩もはっきり見えて感動モノです!
レポ楽しみにしています。
今週末は家内を連れて八ケ岳辺りに、家内初の山小屋利用山行を計画していましたが、家内の仕事の都合がつかず、単独で山小屋山行に出かけます
どこに登るか決まっていませんが、今からネットで情報を集め計画を立てます。
では気をつけてお出かけください!
Kさんもお気をつけて。
今度は是非、奥様と!
それでは行ってきまーす!!!!!!!
晴天とはいかないまでも 素晴らしい景色に感動!
3人共、今までの山行の中で 一番だね!と言い合いました。
写真がいっぱいで整理が大変です。
レポ、1週間くらいかかりそうです。
Kさんは今頃、どこにいらっしゃるのでしょうか。
東北地方の地震が気になります。
どうか北ではありませんように。
それからお願いがあるのですが・・・。
Kさんの燕の記事の中で
有明荘の写真がありますよね?
それを貸していただけないでしょうか。
外見の写真を撮るのを忘れたので。
もちろん文中でその旨記載します。
お返事、慌てなくてけっこうです。
どうかお気をつけて。(これを読んでる時はもう帰ってきてますね。)
週末は単独で山小屋利用登山と思っていましたが、本格的登山靴を入手した家内に本格的な山登りを体験させたく、金峰山に行ってきました。瑞牆山荘からの約8時間のハードな山行にもかかわらず案外平気で、家内には隠れた才能があるのかもと思い始めています。2,3日中にアップします。
>3人共、今までの山行の中で 一番だね!と言い合いました。
素晴らしい登山になって良かったですね!レポ楽しみにしています。
ところで有明荘の写真はご自由に使っていただいて構いませんですよ。