山の花に会いに行く

山で出会った花々をアルバム風にまとめていきます

静かな雁坂峠を歩く

2018-09-20 | 2018年山行
◎ 山の特徴
  山梨・埼玉両県に横たわる奥秩父山塊。南面の山梨県側は比較的明るいが、反対側は深い森が広がる。
  甲武信ガ岳(こぶしがだけ 2475m)と笠取山(1953m)の間に雁坂峠(2082m)がある。
  ここは、三伏峠(南アルプス)、針ノ木峠(北アルプス)とともに日本三大峠と云われている。
  雁の群れが山越えしたことが名前の由来で、甲州と武州を結ぶ秩父往還の峠道として古くから歩かれていた。
◎ 山行日  2018年9月18日
  前日に道の駅みとみで車中泊。歩き始めて1時間あまりはアスファルトの林道歩き。登山靴では疲れる。
  途中に雁坂トンネル有料道路入口手前に広い無料駐車場がある。往復する場合はこの駐車場が便利。
  水量が多い峠沢沿いに登山道が続いている。ブナやカエデ、カラマツやダケカンバなどの明るい樹林帯を行く。
  峠に近づくと低い笹原が広がる。雁峠まで足を伸ばして周回コースの計画だったが、ゆっくり歩きで時間切れ。
  山梨百名山の雁坂嶺(2289m)まで行き、往路を戻った。山中で出会ったのは一人だけの静かな山歩き。
  あと1か月もすれば、この一帯がきれいな紅葉(黄葉)で覆われることでしょう。










 「ブナ林の道」





 「支流の沢を横切る」





 「沢沿いにカエデがいっぱい」





 「カラマツ林」





 「木漏れ日」





 「水量豊富な峠沢」





 「トリカブト」
  沢沿いにはトリカブトの群れがたくさん見られたが、ほとんど咲き終わり。





 「キツリフネ」
  小さな沢の脇に咲いていた。





 「キツリフネ」





 「コケの世界」





 「ダケカンバ」




 「峠に近づく」





 「雁坂峠」




 「雁坂峠」




 「乾徳山(けんとくさん)、甲府方面を望む」





 「秩父往還道の歴史」





 「石碑とイワインチン」
  まるでお供え花のように咲いていた。





 「イワインチン」





 「雁坂嶺に近づくと枯れ木の山」





 「山梨百名山の雁坂嶺」

 夏の終わりで花も少なく、秋の紅葉シーズン前でしたが、明るい沢沿いの静かな山歩きができて、とてもいい時間を過ごした。   

コメント    この記事についてブログを書く
« 蓮華鉱山道から白馬岳(その2) | トップ | きれいなコケが続く美ヶ原焼山沢 »

コメントを投稿