世界一貧しい大統領のスピーチ

「世界一貧しい大統領」というフレーズがいいですよね。ぐっときます。
とても売れているそうですね、この本。

クレイジーなヒッピーがでなく、
オーガニックな会社の社長が、でもなく

一国の大統領という世界で何十人もいない立場の人間が、
多くの市民の暮らしの「重責」をおう人が

世界の貧困と環境問題と、グローバルな経済の行く末がもうない、という状況を
訴えているという事実に、

私たちは、目を向けなくちゃいけない、ということなんでしょう。

大量生産、大量廃棄、石油枯渇は目前という状況に目をむけずにいても

実際にはもう目の前なんだよ、
そして、その大量廃棄な暮らし「しあわせでもなんでもないよ」と
大統領は、訴えているのです。

大統領が、訴えているのです。



子ども達のために何かしなくては、と思うお母さんが読むのもいいと思う。
このままの暮らしでは、おそらくいけないと思うお父さんが読むのもいいと思う。
何もしらない小学生が読んでももちろんいいと思う。

真剣に読めば、かなりのメッセージが読み取れます。


本には書いていませんが、この大統領、何年も投獄されていた過去をお持ちなのだとか。
とても気さくな大統領で、国民に相性で親しまれているといいます。



そんな大統領もいるのですね。

一国の頭領でいつでも批判の矛先になるものなのだと思っていました。

このスピーチの全部を聞くことができるYouTubeもあります。

息子が聞きたいというので、検索してあげましたが、
かなり長いので、子どもにはちょっと難しいかもしれません。

きっと、日本にもこういう考えの人、きっといると思います。
そういう人が首相になるような選択、今こそしないといけないんじゃないかな、
と思うのです。