目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

モノを借りる外国人と借りない日本人

2006年08月12日 | えこな記事
我が家は民泊のようなこともやっています。
そんなに多くの人を泊めているわけではありませんが
どういうわけか海外の人の割合が少なくありません。


日本人も海外の人にも普通に接していますが
そんな中で気づいたこと、それは

「海外の人はよくモノを借りる」ということです。



例えばポーランドの方は、お風呂用具一式かしてくれって言ってきました。
バスタオルやフェイスタオルも全部。
最初はちょっとびっくりしましたが、3日以上の滞在の中で
きちんと洗って干して、少ない服とタオルをやりくりしてました。


ミャンマーの子は長袖の服を貸してくれって言ってくれました。
日差しがきついから、ということで気安く話しかけてくれました。


ちょっと考えてみるとわかります。

こちらのほうが絶対身軽だし、エコだと。




日本人の方で泊まりに来た方で
「バスタオルを忘れてしまったので、
(とりに行くので)車をかしてもらってもいいですか?」
と聞いてきた人がいました。
「いいですよ、家のをかしますから」と言うのですが
「いえいえ、結構です。持ってきますから」と言って譲りません。

家の車はポンコツで、随分慣れていないとギアが入らないので
「これこれこういう事情ですので車は私が運転しますから」といっても
「いえいえ、大丈夫です。乗れますから」といってこれまた譲りません。

結局、運転できないことがわかって選手交代になりましたが。


日本人も外国の人も、きちんと「自己主張している」と思います。
でも方向が全然違います。どの国の方も結構頑固です。

日本人はあまりモノを借りるということをしませんね。
それはやっぱり人のものを借りるということが「失礼」にあたる、
ということをよーく知っているからでしょう。

だから、日本人が海外に旅行に行くと(へたすると国内旅行も)
ものすごい大荷物になってしまうんでしょうね。
私的視点から見て、それはすごーく損しているんじゃないかな、と思います。
「その時々で甘えてもいいんじゃないかな」と思います。



そうすればきっと、総合的にモノも少なくてもすむし、下手なエネルギーも
使わなくてすむ(ような)気がします。




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