夏の終わりに乾杯

夏が終わった～！と喜んでいます。
たくさんのお客さんが佐渡においでになり、そしてお帰りになられました。

間髪いれずに催される集落の一番大きな祭りの準備、本番、お片づけが終わると、
ようやく！ようやく！！夏が終わったと思うことができます。

（今年のお祭りの神主様は光沢のある銀色の板やパーツによって装飾された
軽トラでおいでになられた、と連れ合いが言っていました。見たかった…。）

「今年の夏も頑張ったなあ！連れ合いよ！」と肩をたたきあっています。

カレンダーにびっしり書き込まれた
たくさんの予定を見つつ、スケジュール調整をする…、
そんな日々に、夏だけは島内の観光客数がアルプス山脈のようにうなぎ登りになるのだという事実を
肌で実感しました。


冷蔵庫に残った頂きもののイカのゲソと、
これまた頂きものの有機栽培ビール（！）で（私は麦茶）乾杯です。


「有機栽培された原料で造られたビールは、体に安心というだけでなく、
水・土壌・植物にやさしく正にエコロジーなビールなのです」と
ビールの缶に印刷された有機農法ビール。

どことなく強烈で、そしてどことなくわざとらしくもあるエコ的雰囲気に、
久しく感じることのなかった「都会的なエコさ」を感じました。

ああ、これが都会のエコなんだなあ、と。
そして、そんな都会なエコに心地よさを感じていた当時の自分を懐かしく思い出しました。


さらに、都会からのお客さんからのお土産で、今東京ではラスクが流行りなのだということも知りました。
都会では意外なものが流行るんだな～とビールと共に楽しませてもらいました。


秋は、収穫と冬にむけての準備で、夏とは全く違う忙しさになります。
休む暇もありませんが、それも一緒くたにして楽しみつつ生活しようと思います。