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毎日が高地トレーニング

標高950メートルの高原での日々。各地のお薦めトレイル、ジョギングコースの紹介です。

奥多摩一周トレイルランニング(鳩ノ巣駅~川苔(川乗)山~酉谷山~長沢背稜~雲取山~石尾根~奥多摩駅)

2012-05-17 13:51:51 | 旅行記

 2012年5月13日、酉谷山を経て長沢背稜から雲取山に向かい、石尾根を下って奥多摩駅に至るコースの日帰りトレイルランニングをしてきました。

 この1周コースは距離は長いものの、巻き道が多く、小ピークは登らずに済ますことができ、快適なトレイルが続きます。ただし小川谷林道が通行止めになっておりエスケイプルートが限られます。またエスケイプルート自体もロングコースになります。したがって、天候の良い日を狙って入山すべきでしょう。また日帰りであれば、日の長い5月~7月くらいが安全だと思います。

行程:鳩ノ巣駅近く駐車場4:40~川苔山6:38~日向沢の峰7:24~蕎麦粒山8:03~一杯水避難小屋8:53~酉谷山10:25~雲取山14:25~七つ石山15:26~鷹の巣山避難小屋16:29~奥多摩駅19:00

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前日夜鳩の巣駅に車で到着。車中泊です。

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鳩ノ巣駅前の案内板。近くの無料駐車場の場所がわかります。

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朝の駐車場。他にも車中泊の人が何人かいました。

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駐車場から鳩ノ巣駅方面に向かいこの踏切を越えていきます。

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鳩ノ巣駅です。

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踏切からひたすら登りです。ここは左進みます。

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山道に入ると眼下に集落が見えます。

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大根ノ山のノ神付近。林道と出合います。大ダワ経由で川苔山に向かう予定だったで、本当は左に向かうのが正しいのでしたが、標識に「本仁田山(方面)」と書いてあったため、地図を良く見ず、右の林道を進んでしまいました。こちらだと、舟井戸への巻き道になります。地図(昭文社)上の所要時間は大ダワ経由のほうが短くなっています。

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実際に進んだのは黄色の矢印コースです。

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ここで再び山道に入ります。

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朝日がこぼれる快適なトレイルが続きます。ほとんどフラットです。

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登りの階段もしっかり整備されています。

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舟井戸に到着(6:19)。明るい雰囲気でベンチもあります。

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舟井戸の少し上には小川が流れていました。ここで飲水。
(注:2013年4月末にこのコースを再訪するとここの小川は枯れていました。いつも流れているわけではないようです)

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防火帯の明るい尾根を登っていきます。

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川苔山(川乗山)頂(6:38)。朝早いので誰もいません。

百尋の滝方面は通行止めだそうです。

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今日は空気が澄んでいて、富士山もきれいに望めます。

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曲ヶ谷北峰付近。

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横ヶ谷平方面に下っていきます。

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踊平。林道のトンネルが下にあります。

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左は仙元峠までの巻き道。今回は、日向沢の峰や蕎麦粒山を通過していきたいので、右の登り道を選択します。

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日向沢の峰(7:24)。東には樹木がありそんなに日当たり良好なわけではありません。

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東京都、埼玉県の境界の尾根に入ります。ここも防火帯の明るい道が続きます。

長い道のりに不安を抱きつつも、晴れやかな気分になります。

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蕎麦粒山山頂(1473m)。1400mを超えるとまだ新緑には早いようです。そのため、枝枝のあいだから眺望が楽しめます。1か月後だとまた雰囲気が全然違うのでしょうね。

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日向沢の峰方面からの巻き道と合流します。明るい尾根道。

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秩父方面の山道はどれも荒れているようです。

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一杯水(8:48)。先人の努力に感謝です。

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一杯水から5分もかからないで一杯水避難小屋が見えてきます。

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一杯水避難小屋内部。詰めれば15人くらいは泊まれそうでした。きれいに整備されています。

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一杯水避難小屋の前はボーっとしているとまっすぐ進んでしまう可能性があります。

鋭角的に矢印の方向に進むのが長沢背稜縦走コースとしては正しいです。まっすぐ行くとヨコスズ尾根で日原に向かってしまいます。

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明るく快適な縦走路が続きます。

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ちょっとワイルドなエリアもあります。整備してくださるかたに本当に感謝です。

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七跳尾根への分岐点(9:43)。

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絵になるトレイルです!ピークを巻いて行くので本当に快適です。

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酉谷避難小屋が左の山腹に見えてきました。

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酉谷避難小屋(レンズの蓋が開ききらずこのようなあやしい画像になってしまいました。)(10:25)

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酉谷避難小屋内部。5~6人くらいで一杯になりそうです。でもとてもきれい。

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小屋の前に水場があります。

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酉谷避難小屋からは巻き道ではなく、酉谷山頂を目指す尾根道を行きます。

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酉谷山頂手前。緑が生い茂ると展望は利かなそうです。

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酉谷山頂(10:40)。他のかたのブログでここから間違って秩父の熊倉山方面に下ってしまったという実例がありました。上の画像の右のX方面に踏み跡がありますが、長沢背稜は左の矢印が正しいです。

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Xのほうが明瞭ですがこちらは熊倉山方面です。長沢背稜はO方面に進みます。

酉谷山周辺(特に埼玉県側は遭難も起きやすいので注意しましょう。)

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地図によっては酉谷山から行福ノタオに向かう道が記載されていないものもありますが、この様に明瞭なトレイスが付いていました。

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行福ノタオで巻き道と合流。

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再び快適トレイルの始まりです。出会う人はほとんどいません。長沢背稜ですれ違ったのは5人くらいで皆単独でした。深いエリアなので通の人向きなのでしょうか。

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突然尾根上にヘリポート出現。お世話にはなりたくないものの、心強さを感じます。感謝!

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北には浅間山が望めました。

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水松(あららぎ)山近くの分岐。まっすぐ行くと天祖山に行ってしまいます。右に曲がり少し登ります。

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尾根を乗り越え、しばらくは背稜の北側を進みます。苔蒸した杭が並び今までと趣を異にします。

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長沢山を過ぎると岩っぽい斜面も出てきました。

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柱谷の頭(12:40)  展望はききません。

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なぜか立ち枯れした木が多くなってきました。自然な樹木の世代交代?酸性雨の影響?

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三峰方面からの道と合流しました(13:16)

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芋ノ木ドッケ(13:18) 展望なしです。

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芋ノ木ドッケからは急な下りです。道が行く筋もあり不明瞭です。私この画像の中央を下ってしまいましたが、もう少し右のほうが正しいルートだったようです。

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三峰からのメインルートとも合流し、トレイルの雰囲気が変わってきました。グループ登山者とも出会うようになります。

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大ダワ(13:48)。明るい雰囲気です。ゆっくり休憩したら気持ち良さそう。

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女坂を選択。穏やかな登りの巻き道。

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雲取山荘手前にはたくさんのテント。

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立派な造りの雲取山荘(14:05)

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水道完備です!雲取に行くと10歳若くなれます!

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振り返ったところ。なお、大ダワ林道と三条ダルミへの巻き道は通行止めになっています(2012.5.13現在)。

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やや急な登りが雲取山頂まで続きます。

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雲取山頂(14:25) 男子高校生の集団登山があったようで、10代の若者でにぎわっていました。

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飛龍山を含む奥秩父主脈縦走路方面を西に望みます。

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山頂から雲取山避難小屋まではすぐです。

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20人くらいは泊まれそうです。とてもきれい。

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眼下に石尾根の広い道(防火帯)が広がります。あとは基本的に下りです。でも奥多摩駅までは長い。昭文社マップでの所要時間は下りで7時間30分くらいです。(現在14:33・・・到着は22時? まあ懐中電灯は2つあり、予備電池もあるのであせらずゆっくり小走りで進みます)

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雲取山荘からの巻き道と合流。

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登ってくる方は多いです。

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明るい気持ちになる山道。

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笹の小道。

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今夜はみなさん、雲取山荘かな。

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奥多摩小屋手前(15:01)

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奥多摩小屋。素泊まりのみのようです。

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奥多摩小屋近くの水場への道。尾根から5分だそうです。

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1700mエリアにいることを忘れます。前方は七ツ石山。

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自転車で下ってきた人たち。確かにここは自転車向きかも!

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七ツ石山は巻き道が長そうなので、登ることにしました。

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七ツ石山山頂(1757M)。(15:26) 背後は雲取山。

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歩いて(走って)来た道を振り返ったところ。

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巻き道と合流。

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尾根上にも道はあるようですが、巻き道を選択しました。

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南側の眺望はずっとこんな感じです。

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地図に載っていない貴重な水場。高丸山付近(巻き道)にありました。500ml補給。

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左が防火帯の尾根道、右が巻き道です。

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鷹ノ巣山避難小屋(16:29)

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ここもきれいです。

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時間がないので、鷹ノ巣山はパス。右を巻いて行きます。

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振り返ると避難小屋前の高台にテーブルが居心地良さ気に設置されていました。

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徐々に陽も傾いてきました。

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六ツ石山への分岐(17:34)

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ここから高度を一気に下げていきます。

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三ノ木戸方面への分岐。地図に記載されてい三ノ木戸山への進入路は確認できませんでした。

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尾根にそって進みます。

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城址のような小道。

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ぐんぐん軽快に下ります。

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植林帯に入ります。

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林道まであとわずか。

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林道に到着(18:31)。安堵の瞬間です。

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林道を下ります。画像では明るいですが、実際は大分暗くなっています。

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ところどころ近道があります。

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橋を渡って左に曲がれば奥多摩駅です。

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奥多摩駅に到着!(19:00)ぎりぎりライトは出さずに済みました。

約60kmの長い行程の終了に一人達成感に浸ります。

 この長沢背稜~雲取~石尾根の一周コースは、ロングコース尾根コースです。今回のトレランで気付いたことを下に記しておきます。

1.尾根上コースでありながら、水場は各所にあり、補給しやすい。

2.巻き道が多く、距離の割に疲れにくい。

3.景色のよいシーンが多い。

4.山小屋(避難小屋)はいずれもきれいで立派(さすが東京都です)。

5.標識はしっかりしている。しかし、距離や時間の表示はほとんどなし。

6.エスケイプルートが限られるし長い下山路になってしまう。

 はじめに書きましたように、日帰りなら5~8月の天候の安定した日を選んで入山しましょう。本来は1泊でのんびり楽しむべきコースかもしれません。日帰り予定でも、十分の食糧、着替え、複数のLEDライトなど万全の装備が必要と考えます。


ハワイ・オアフ島でトレイルランニングその5(マノアの滝からタンタラス~マキキバレー~ハワイネイチャー

2012-04-19 05:13:12 | 旅行記




2011年12月13日 前回記載のワアヒラリッジトレイルからマノアロードに出たあと、マノアの滝、アイフアラマトレイル(Aihualama trail)~フラットトレイル(Flat trail)~カラワヒネトレイル(Kalawahine trail)~ナフイナトレイル(Nahuina trail)~マキキバレートレイル(Makiki vally trail)~カネアロネトレイル(Kanealone trail)~ハワイネイチャーセンター(Hawaii Nature Center)と走ってきました。

途中から雨が強く降り、ずぶ濡れ状態でしたので、画像もあまり撮れませんでした。

(マノア通り~マノアの滝~タンタラスの丘のコースについては2010年12月14日のブログに詳しく載せてあります)

行程:バス停14:45~マノアの滝15:16~カラワヒネ(Kalawahine)トレイル入口16:05~車道16:33~カネアロイエ(Kanealoie)トレイル入口~ハワイネイチャーセンター17:21

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14:45マノアロードのバス停前。路線バスで来た場合は、ここで降りでマノアの滝に向かいます。

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少し下り気味にこの道進みます。

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熱帯雨林風のエリアに入ります。自然に包まれている感じで心地よいです。

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レストハウス風の建物とパーキングを過ぎてしばらく道なりに進むと、このゲートが見えてきます。ここを入っていきます(14:59)。

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印象的な景色です。行けばかならず画像に収めたくなります。

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雨水で滑る登山道を登り、マノアの滝に到着(15:16)。今日は、水量豊富で豪快です。

こんな雨の日でも私以外にも結構歩いていました。

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マノアの滝からこの矢印の方向にあるアイフアラマトレイル(Aihualama trail)にはいります。

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はじめは竹林地帯を行きます。路面はかなりゆるいです。尾根上のパウオア・フラット(Pauoa Flat)トレイルまでつづら折りに結構登ります。

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水たまりも大きく、シューズはズボズボ状態です。

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パウオア・フラットトレイルから、カラワヒネ(Kalawahine)トレイル方面への入口です。T字の分岐になっています。

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雲は低く、展望は開けません。ときどき激しい雨。テンションも上がらず。寒くないのが救いです。カラワヒネトレイルは、山腹をトラバースする感じで、起伏はほとんどなく、晴れていたら快適なトレランになりそう。

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一旦、車道に出ます(16:33)。車道はタンタラスの丘を1周する道です。

あまり車は通りません。

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少し車道を下るとナフイナ(Nahuina)トレイル入口が左に出てきます。ここからは下りトレイルです。

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ナフイナ(Nahuina)トレイルとマキキバレー(Makiki Valley)トレイルの合流。

ここは左へ進みます。右に行くと再び車道です。

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マキキバレー(Makiki Valley)トレイルはわずかで、ここからマウナラハ(Maunalaha)トレイルを下っていきます。下水と思われる配管が平行しており、あまりナチュラルではありません。

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左に渓谷の音の聞きながらぐんぐん下ります。

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こんなイノシシ(ブタ?)が生息しているらしい。

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まるで恐竜のようにみえる弦性植物の繁茂

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ネイチャーセンターが近づいてきました。

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ハワイネイチャーセンター前に出ました。雨の山行から解放されてひと安心(17:21)

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ネイチャーセンターからは車道を下ります。まだまだ街までは遠い!

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この大樹の先でタンタラスの丘へ行く車道と合流です。街に降りてきたら青空が広がってきました。山中心の雨だったのですね。(17:21)

雨中でテンションの上がらないトレイルランニングでした。こんな山行のあとは、無事下山できたことの安堵感を強く感じます。

タンタラス周辺はトレイルがたくさんあります。カラワヒネトレイルよりもプウオヒアトレイルのほうがワイキキの街の展望はよいです。

マノアの滝から、プウオヒアトレイル~タンタラスの丘に関して情報を知りたい方はは2010年12月14日のブログをご覧ください。


ハワイ・オアフ島でトレイルランニングその4、ワアヒラリッジ(Waahila Ridge)トレイル

2012-01-23 22:16:34 | 旅行記

 2011年12月13日マノア渓谷をはさんでタンタラスの山並みの反対側に位置するワアヒラリッジ(Waahila Ridge)トレイルに行ってきました。今回はこのコースの紹介です。地形図付きのガイドブックである「Oahu Hikes」を今回も参考にしています。

(行程)ワイキキビーチ9:40~ハワイ大学マノア校(10:50~12:00)~レクリエーションエリア入口12:42~一般トレイル最高地点13:39~マノアバス通り14:44

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ワイキキの街を朝出発です(9:40)

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ゆったりした空気が流れるワイキキビーチ。

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動物園前を左に曲がり、カパフル通りを北上していきます。

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レナーズでマラサダパフを購入。画像はカスタードです。

「パフ」がクリーム入りで、「マラサダ」のみで注文するとクリームは入ってきません。

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次にハワイ大学の西側にあるヨーグルトランド(Yogurtland)に入りました。アイスもトッピングも自由に選んで、重さで価格が決まります。

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ハワイ大学構内。トレランスタイルでも違和感なく(?)自由に歩けます。

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大学のカフェテリア(Paradise Palm)にて食糧調達。フルーツはこの場で食べました。学生でなくても使えます。

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大学の正門を出て、Dole Streetをしばらく東に向かい、Frank Streetの標識が見えたら、そこを左に上っていきます。その先にあるのは素晴らしい眺望のセントルイスハイツの住宅街です。画像正面はダイヤモンドヘッド。

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かなりの急坂ですが、振り返るたびにどんどん風景が変わっていくのが楽しいです。

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ひたすら登っていくと、T字路で左のほうにゲートが見えるので、そちらに曲がります。

レクリエーションエリアとなっています。この車道を行くより、右手の林の中の小道を行くほうが近道です。

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トレイルの開始です。急に雨が降ってきて、ぬかるみになってしまいました。(12:52)

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このコース、基本は登りの尾根道ですが、急な下りも何回か出てきます。雨が降ったり止んだりでとても滑る路面状況でした。

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ワアヒラ・リッジ(尾根)は北へと続いていきます。

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岩場の急な下りもあります。滑るのでとても走れません。

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小さなピークもあります。この分岐はどちらにいってもまた一緒になります。

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マノア渓谷沿いの住宅地と反対側のタンタラス方面の山並み。

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雨が降ったり、晴れたりめまぐるしく天候が変化します。12月のハワイは雨季にあたります。

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ホノルル方面。雨でかすんでいます。垂直の線状の影は傘の一部です。

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ここが一般トレイルの終了地点です。危険は冒したくないので、ここで左に折れ、マノア渓谷方面に向かいます。

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途中、ところどころに赤い実が落ちています。食べられます。グアバに似た味です。

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しっとり濡れた美しい木立。

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下りのトレイルもしっかり整備されていて迷うことはありません。

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この分岐は左に進みます。右のトレイルはOahu Hikesには記載されていませんでした。

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後半は、ひたすら雨でぐちゃぐちゃになった道を歩きます。

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Woodlawn地区に出ました。ひと安心。

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明るい墓地の前を通ります。

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バスも通るマノアロードに出ました(14:44)

今回のワアヒラリッジトレイルは途中で出会った人は一人だけでした。ピークに到達するコースではないので、あまり人気はないのかもしれません。トレイルランニングの練習ルートとしてもあまり走れません。晴れていれば展望は楽しめそうです。

この日はこのあと、マノアの滝、アイフアラマトレイル、パウオアフラットトレイル、カラワヒネトレイルと進み、マウナラハトレイルを下ってハワイネイチャーセンターに出ました。このルートの記録は後日にします。


精進湖登山道トレイルランニング(精進湖~奥庭~5合目)

2011-06-01 00:51:58 | 旅行記

 2011年5月5日 精進湖近くから精進湖登山道を通って河口湖口の5合目まで往復してきました。この道は、大正時代に切り開かれた登山道です。しかし、富士スバルラインの開通によって利用者は激減したようで、道はやや荒れてます。その分、静かな富士山を楽しむにはうってつけかもしれません。標識はしっかりしてます。

行程:精進移住地のはずれ11:00-精進湖登山道合流11:09-奥庭山荘14:45-御庭山荘15:20-5合目レストハウス16:01-精進移住地18:27 (約37km)

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精進移住地のはずれから遊歩道に入ります。1、2台の駐車スペースもありました。(11:00)
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入ってすぐに樹海の雰囲気いっぱい。そう、ここは自殺の多い青木ヶ原樹海なんです。ちょっとドキドキ。

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精進口登山道と合流

距離表示の起点は、6合目の富士吉田からの登山道と合流したところのようです。上るにつれて距離は小さくなっていきます(ちょっと判りづらい).

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分岐には案内板があって安心

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車道を横断。樹海ツアーの人たちがいました。

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直線的な道が多いです。なるべくキョロキョロわき見しないように進みます・・・

先入観のせいなのか、いつもの山と空気が違います。どんよりした天候のせい? 

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鳴沢林道と交差(12:46)。ここが1合目。

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最近歩かれた形跡がありません。

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Cimg8207 2合目付近。

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荒れ気味の道

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富士スバルラインと交差(スバルラインの下をくぐります)。地図には3合目とあり。

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広場。かつては小屋もあったらしい。ここで奥庭方面への道が分岐します。

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左の画像には、河口湖口5合目方面への精進口登山道が見えます。(13:48)

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こちらが奥庭方面への道です。

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倒木が多く、荒れています。

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この辺は道が判りにくい個所もあり、注意が必要です。

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所々に、このようは小さな標識があり、道が間違ってないことを確認できます。

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このような明るい森もありました。
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雪出現。

一人ここを登って行った先人がいました(足跡あり)。心強くなります。

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ついに富士山が望める場所にきました。

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奥庭山荘に到着。荒れた道の先に立派な建物。これもスバルラインがあればこそ。

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久々に人に会いました。

1周できる遊歩道があります。入ってみました。

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遊歩道から見た富士山。まだ山頂は魔の世界です。とても私のような素人は近寄れません。

山頂の積雪が1年間で一番多いのは、この時期5月初めだって聞いたことがあります。

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奥庭は標高2180mくらいです。スバルラインの4合目に車を停めて下ってくる人もぽつぽついました。

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富士スバルライン4合目。ここにはきれいなトイレもあります(15:03)。

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スバルラインを横切り、御中道方面へ登っていきます。

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結構雪が深いです。

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御庭山荘周辺と思われます。この時期にトレランで来るのはちょっと早過ぎみたい。

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この先は、もう山裾を5合目に向かうだけのつもりでしたが・・・

雪が深い!ズボズボ足がはまります。

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前方に雪崩の跡があります。

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雪崩の現場。新しくはなさそう。

とは云っても、急いで通過します。

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見えてきました五合目の広場

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本日の目的地、河口湖口5合目に到着(16:01)

今日は、上に行くほど賑やかになるという不思議な山行です。

4合目からここまで1時間もかかってしまいました。

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ここからは精進口登山道をひたすら下ります(16:12)

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日陰には雪が残ります。

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チップの敷かれたフカフカの道。あまり通る人がいないのが残念。整備してくださる方の温かさが伝わってきます。

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出発地点に到着(18:27)

懐中電灯を使用する前に下山できました。

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このコース、トレイルランニングの練習コースとしては、距離も高度差もとれて申し分なしです。不整地が多いので捻挫に気をつけましょう。また、3合目の広場から奥庭山荘までの道は倒木が多く、迷いやすいので慎重に進みましょう。


飯能アルプスを行く(天覧山~子の権現~伊豆ヶ岳~武川岳~大持・子持~武甲山~浦山口)

2011-05-15 23:15:10 | 旅行記

 2011年5月1日 飯能の天覧山から、秩父の武甲山まで尾根沿いにトレイルランニングをしてきました。実は、このコースを走るのは今回で7回目です。

行程:飯能市街5:00-多峰主山5:29-天覚山7:11-大高山7:50-子の権現9:18-伊豆ヶ岳10:50-武川岳12:07-武甲山14:09-橋立鍾乳洞15:07  (所要時間10時間07分)

 伊豆ヶ岳までは、名栗川と高麗川の分水嶺となる尾根を進みます。尾根上には小さなアップダウンが多く、ごく一部のマニアには飯能アルプスとして知られているようです。

Cimg8038朝5:00に飯能の街(私の実家がある)を出発。

にこにこ池から山に入り、天覧山(5:11)を経て多峰主山(とうのすやま)5:29。眼下の飯能の街並みだけでなく、関東平野が一望できるお手軽ハイキングの山です。

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Cimg8039 多峰主山山頂より西方向を望む。

今日、これから進む方向です。かすんでいます。雲は厚く、雨の予報。テンション上がりません。

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多峰主山からしばらくが枝道がいろいろあり、判りにくいです。 先ず西向かってに岩場っぽいところを下ったら、Y字の合流点があります。そこをまっすぐ行かずに、鋭角に曲がって南方向に進みます。しばらく行くと、この画像の場所にでます。標識の「久須美坂」方向に入ります。

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開発中断の住宅地のフェンスや、蛇がいてもおかしくなさそうな谷を経ていったん車道にでます。

車道は右に登っていきます。

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人工池のコンクリートの壁が終わったところから山道に入ります。

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武蔵台?の住宅地が迫ります。私が子供のころはすべて山でした。

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車道に出ます(東峠)6:55

数年まえまでは、右の斜面に木のはしごがありました。今は滅失しており、少し車道を下ってから右の谷沿いに入っていきます。

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天覚山頂445M

明るい山頂です。

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登り下りをくり返し、大高山493M(7:50)

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Cimg8058 今日はトレイルランナー色が強いです。半そでだけではちょっと寒いです。

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大高山の新緑

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小さく「飯能アルプス東銀座コース」って書かれてます。

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採石場があるため、一旦尾根を左手に逸れ、アスファルト道に出ます。民家もあります。アスファルト道は右に登っていきます。

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ここから再び山岳路です。2005年版の昭文社エアリアマップでは、ここから子の権現までのルートが点線の難路として表記されています。しかし、実際は整備されていて、問題なく歩けます。

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子の権現(9:18)。売店、自動販売機があり、ここで水分が補給できます。

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子の権現の本堂

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伊豆ヶ岳手前の古御岳が見えてきました。*
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だんだんと晴れてきました。

新緑の中の明るい道を行きます。

子の権現~伊豆ヶ岳の間は人気コースであるものの、結構アップダウンが激しいです。山の初心者を連れてくると山が嫌いになる可能性があります。

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古御岳手前の斜面。歩きやすい階段です。
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古御岳山頂。いつもなら何人もの人がいるのに今日は誰もいない。

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伊豆ヶ岳山頂(10:50)。ここもいつもなら賑わっているはずなのに誰もいない。天気予報が雨だったので、皆今日の登山は中止にしたか、昨日のうちに登ってしまったのだろう。

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少し来た道を戻って、山伏峠方面に進みます。結構急な下りです。

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バイクのエンジン音が山伏峠が近いことを教えてくれます。

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山伏峠の車道(11:13)。あずまやのあるところに降りず、もう少し北側のここで横断して反対側のトレイルにはいるのが便利です。カーブで見通しが悪いので、車、バイクには十分に注意しましょう。

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武川岳に向かって、直線的に登っていきます。日差しも強くなり、実は今日は山日和だったみたい。

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前武川岳。座ってのんびりしたくなるベンチです。

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武川岳山頂(12:07)。私の一番好きな奥武蔵の山です。ここまでの道は急なのに山頂はゆったり穏やかな空気が流れます。

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いつもの寛ぐハイカーはまったくいない。ちょっと寂しい。

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妻坂峠までは転げ落ちそうな下りです。落石を発生させないように注意!

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「名栗と秩父の交差点」妻坂峠

この先、今年6月に2回目の開催となる武甲山トレイルランレースと、コースが重なります(進行方向は逆になります)。

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妻坂峠からしばらくは急登が続きます。

左画像は、大持山手前の分岐点(13:02)

ここまで来るとこの縦走も終盤です。

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大持山分岐からは、奥武蔵の山々の全景が広がります。ここは格好の休憩ポイントです。

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ところどころ岩場もあります。道はしっかりしているものの、両サイドは急峻なので転落に注意しましょう。

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武甲山は南から眺めるととても穏やかな山容なんです。本来は1336メートルありました。

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子持山山頂13:26

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思い切り走りたいところ。でも疲れていてペースは早歩き程度。

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シラジクボ

ここから本日、最後の登りです。急で、小さくジグザグに登ります。

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武甲山直下の合流点。ベンチもあります。

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武甲山頂展望台(14:09)

にぎわってます。トレイルランナーも多い。実は、今日は武甲山の開山日だったみたい。

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武甲山山頂からの秩父市街の眺め。

羊山公園の芝桜もよく見えます。

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あとは下るのみ。

山桜の小道

まるで川の土手道のような穏やかな場所です。

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ゴザでも敷いてお昼寝してみたい!

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ここから急な下りの始まり。だんだんと沢の音が大きくなっていきます。

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林道に出ました。本日のゴールまであと2.5kmくらいです。

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橋立のこの売店のタヌキが私のいつものゴール地点です(15:07)

今日は牛乳売り切れだった(涙)

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このあと歩いたりゆっくり走ったり、スーパーマーケットで食べ物買ったりしながら、秩父の街を通り過ぎて、横瀬の武甲温泉に向かいました。

温泉に入り、歩いて横瀬駅へ。

今日は、贅沢してレッドアローで飯能に帰還しました。
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この飯能アルプス~武甲山コースは真夏は暑くて、前半藪にも悩まされるかもしれません。多分飯能市街から橋立まで45kmくらいです。ロングコースですが、エスケイプルートがたくさんあるので、実力に応じていろいろアレンジできるのが、良いところです。