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京都 影の権力者たち

2024-06-30 17:32:14 | メンタルヘルス
読売新聞京都総局 (著) 講談社刊 1994/11初版 235P 1500円 2004年に文庫化されてるが ハードカバーはまだご存命らしく2066円であったりするが マケプレで古書が1円からあるので新本は買わなくていいだろう。あたしも送料込300円以下で買ってる。元々は1993~1994にかけて 読売新聞京都版に京都生態学・・として連載されたものをまとめたもの。読売なんで 東京から見て京都の謎みたいな部分を掘った内容。もう30年近く前の本なのに入手したのには破れも無い帯がついてたので どこかの本棚で眠っていたものだろう。帯には 京都をとりしきる闇の権力構造に迫る!!古都京都はオモテからみても決してわからない異質、かつ奇怪な街である。影の権力者「白足袋」の人々の実体とは!!なんておどおどろしい言葉が躍ってる。 白足袋ってお公家さん、茶人、花街、僧侶、室町で 三者一坊という言い方もあって 医者・学者・芸者、一坊は坊主で手に負えない職業人の代表ということらしい。比叡山と鴨川の水‥と言ったのは昔の話。昭和51年にお東さんがもめた時に蜷川虎三知事が 「昔から本願寺と西陣と祇園には手を触れるなと言われているので」と記者会見で発言したのは京都らしい。これに共産党を足して構成したのが本書。まあ30年前の本なんで今は多少は柔らこうなってるかも知れんけど。多少東京のフィルターがかかってるが仕方あるまい。住んでると 何を今更やし こんなんも知らへんの?というような話ばかりだが面白いよ。あたしは京都人もどきで京友禅の業界にいたので 大体知ってる。共産党ソ連のと同じ名前やけど別物・・と言われても なまじ民青を知ってるだけにどうもなぁ・・とは思う。京都は景観に関して市民の意識が高く 洛中では四条や駅前や御池あたりは別として 高層は建てられないし看板も色とか規制がいっぱい。先日の国立の富士見通のマンションも含め国立市って景観で市民が動くのが 京都好きにはたのもしい。 京都も国立も歴史のある便利な田舎でええんとちゃうの?と思うが・・
 
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