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メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

あはがり

2024-05-23 22:00:57 | 日記
NHKの新日本風土記のオープニングタイトルで流れてる曲。「あはがり」  唄:朝崎郁恵 作詞:朝崎郁恵 作曲:奄美民謡 編曲:吉俣良 だそうで 朝崎さんて奄美の島唄の伝説の歌い手だそうだ。NHKはつまらん紅白に代表されるような番組こさえるくせに こういう番組を作らせると とっても上手い。音のつけ方もだが 日本の色それもはんなりとしたきれいな色でもうたまりません。オープニングを含んだ飛騨高山の回をみつけたのでリンクしておく。新日本風土記 あはがり。番組の中身はそれぞれ思いは違うだろうがこのオープニングは個人的には完璧だと思うが ネット見ると テーマ曲好きくありません。山姥の歌に聴こえて私・・怖いという人もいるようで まあ色々でいいかと。若い人はそう受け止めるのね あたしみたいなおっさんは 最近の学芸会みたいなJ-POPやK-POPは気持ち悪い。 あんた何を聴いてるの?と言われたら JAZZやHARD ROCKやらFOLKやHOUSEだが まーそれすらじじむさい・・と言われるんだろう。 世代の断絶ってこういう些細なズレが積み重なると世代ごとの全否定に行くんだろう。さて このオープニングの最後でお百姓の老夫婦が丘に続く道を上っていく。野良着だ。丘の上には満開の桜 青い空 道の脇には古いお墓が何基か・・。見事に計算された映像にあはがりが重なる。あー日本ていいよなぁ・・と文句なしに思える。 ちなみにこの桜は「落合の醍醐桜」と言い岡山の真庭にあるらしい。来年の桜の時期にまだ生きてたら これだけの為に真庭に行くか・・と思うぐらい素敵だ。まあ 気持ち悪い・・て書いた人は大都市の若い人だと思う。街がクールでソリッドで新しくてすごいスピードで動いてるのを良しとするんだろうな。あたしは奈良も長かったしそれ以上に自分の人生を決めた京都時代の積み上げがあるので こういうゆったり流れる時間が普通にいいなと思う。昭和の人って 同級生にお百姓の子とか通学路が普通に田んぼの中を抜けていくのが普通だったので 心象風景に重なるというのもあるが。ま こういう若い人が京都に観光で来て ガイドブックのお薦め通りにまわってるんだと やっぱり京都はわかんないだろうな・・と思う。京都は三代住んでないと京都人と言えない・・と言われるが 奈良も住んでたので 関西の古い街の扱いみたいなものがなんとなくわかるので心地いい。仕事で東京に出ざる得なくなって 今は中央線だが 中央線は独自文化があるのでまだなんとかなるが都心の方はもう疲弊しちゃってダメだ。仕事してると地方から出てきて頑張ってた人はみんな東京のドライなスピードについていけなくて 最後はみんな地元に戻っちゃう。それを自分に負けた・・と批判するのはたやすいが あたしは無理しているほどじゃ無いぞ東京・・て思う。京都が一番とは言わない。根っこが地方の人はみんな地元が一番ほっとできる。あたしは それが京都なだけ。京都の伝統産業の職人目指してたからかもだが 仕事がソフト屋だったから仕方ないが 今は東京だが東京は居心地が悪すぎる。中央線で新宿から離れるにしたがって楽になるんだよw
コメント
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