子どもの時に、「最高に美味しい」って思った味って、
一生ついてまわりますね。その味が、ずっとその人の、「味の基本」になるのでは
ないでしょうか。
そんな味のひとつ。
子どもの時に食べた混ぜご飯のおにぎり。
4歳か5歳だったかな。
その時「こんなにおいしいおにぎりは他にない」って確信しながら
食べていた記憶があります。3個ぐらいペロリでした。
味のイメージで一番近いのは、コンビニで売っているおにぎりの
「鶏ごぼうご飯」でしょうか。
でもね、申し訳ないけれど、それよりも100倍ぐらい美味しかった。
そんな味を再現しようと、夕ご飯に「混ぜご飯」を作りました。
材料は、ごぼう、こんにゃく、鶏もも肉、人参、油揚げ。味は、醤油、味醂、砂糖。
五目混ぜご飯の甘辛味ってところでしょうね。
炊きたてのご飯に、混ぜた時の写真です。
味付けには十人十色、好みの味っていうのがあるはずです。
かなり近づいた味になりましたが、主人はもう少しお砂糖控えめがいいし、
娘はもうちょっと甘い方がいいとのコメント。子どもの時に食べた味は、もう少し
薄味だったかも?。おにぎりにして冷めたらそう変わらない味じゃないかな?
段々と怪しくなってきました。
それでも、どんぶりに3杯もおかわりした人がいますので、気に入ってもらえたようです。
主婦って、
毎日のご飯作りとお片づけ、
連続の毎日でお休みはありませんが、
自分の食べたいものを食べたいように作れるという
楽しみはばっちりありますね。
味付けご飯は美味しいですよね。
冷めておにぎりにしてもなお美味しい。
それぞれに家庭の味があって
たまによそで頂くと、へぇ~って驚きがあったりします。
こういう味が子供の舌に記憶されていくんでしょうね。大人になった時に何をどんな風に覚えていてくれるのか気になります(^^)。
毎度食事も面倒な時があるけど、自分の好みで献立たてられるのはすっきりしますね。
よく冷静に思い出してみると、今回は醤油多く入れすぎだったようです。
どうも、美味しいって思う味にはこだわりがある私です。
美味しい記憶ばかり思い出す自分がいて、
幸せな子供時代だったのだとしみじみ思いました。
食べたい物を、好きなように作るのは楽しいですね。
でもね、最近は「きょう残ったもの」どう明日リメイクするかばかり考えること多いです。