最初からオフラインにすれば良かったんじゃね、という突っ込みをしてはいけません。
また、深海に沈んだ(しかも寒い場所)潜水艦から素っ裸で脱出はさすがに無理があるだろう、という指摘をしてもいけません。
さらに、ソースコード不明なのにどうやって修正プログラムを作ったんだろうとか、ソースコードが潜水艦の中ってどうなのとか、ハードディスクみたいな部品にピッタリくっつく部品をよく作ったなとか、10分の1秒で部品を外せばプログラムは外部に出ないってそんな馬鹿なとか、とっとと予備のパラシュートを開けばよいのに等という追及をしてもいけません。
ここまでくると、もはやギャグなのか、と言いたくなる気持ちはわかりますが、ミッション:インポッシブルはただただアクションを楽しめば良いのです。
その意味では最高傑作です。一緒に観た息子もそのように話していました。
イーサン・ハントは両津勘吉、ルパン3世、007のジョーズ並みに不死身なので、数々の危機に遭遇し、ドキドキするものの、どこか安心して観ていられます。
本家?の007はアクションよりストーリーにシフトしているように思いますが、ミッション:インポッシブルは回を重ねるごとにアクションがすごくなりますね。トム様、私とほぼ同世代ですが、すごいなと思います。
3時間があっという間でした。平日なのに観客もまずまず入っていました。これは劇場で観るべきです。
このところの映画は邦高洋低らしいですが、この映画はロングランになりそうです。
核兵器廃絶どころか増加傾向にある現実に、警告を発しているようにも感じました。