はてなブログに引っ越しました。
Gooブログ、使いやすいし、機能的にも良かったので閉鎖は残念ですが仕方ないですね。
吉沢亮さんはこれで日本アカデミー賞を取るんではないでしょうか。
いい俳優だと思います。この年代の男優は他にもこの作品にも出ている横浜流星さん、窪田正孝さん、成田凌さん、染谷将太さん、菅田将暉さんなど、ストイックな演技派が多い気がします。
ストーリーは、任侠の子、喜久雄(吉沢亮)が歌舞伎の名門当主、花井半次郎(渡辺謙)に引き取られ、半次郎の息子、俊介(横浜流星)と切磋琢磨し、血筋と才能の呪縛に揺れながら、歌舞伎界で浮き沈みするというものです。
歌舞伎を観たことがない方でも、圧倒的な二人の演技に強く惹きつけられるでしょう。
3時間の長い映画で、私は1時間ほど過ぎたところでトイレに行きたくなりましたが、見逃せないシーンの連続で2時間ぐらい我慢しました(ポレポレ小名浜のCinema6ってトイレから一番遠いし)。
どの映像も美しく、どのセリフも聞き逃せない、素晴らしい映画だと思います。
春江(高畑充希)の心変わり、喜久雄が挫折から一転して俊介と共演するまでの流れ、喜久雄と彰子(森七菜)の出会いなど、端折ったところがいくつかありましたが、これは仕方がないかなと思います。それ全部入れてたら4時間になってしまいそうです。
田中泯さん演じた人間国宝の歌舞伎役者、万菊の存在感もすごいです。本当の歌舞伎役者かと思いました。
他にも寺島しのぶさん、少年時代の喜久雄と俊介を演じた黒川想矢さん(「怪物」)と越山敬達さん(「ぼくのお日さま」)など、すべての俳優が良かったです。
最後に、観客のスマホがあちこちで鳴っていました。観る側のレベルは低かったです。
F1はネルソン・ピケ、ナイジェル・マンセル、アラン・プロスト、アイルトン・セナが活躍していた頃は深夜でもワクワクしながら観ていましたが、ホンダが撤退し、セナが亡くなってからは観なくなってしまいました。
かつてはフジテレビで放送していたんですよね。
この映画は大変面白かったです。ブラッド・ピットの代表作になりそうな作品だと思いました。
落魄れた元カリスマF1レーサー(ブラッド・ピット)が最弱のF1チームを救う話です。
仲間と揉めながらも次第に成績を上げ、最終戦のアブダビGPでは・・・。これ以上は書かないほうがいいと思います。
ドライバー目線の疾走感溢れる映像が素晴らしい!
超高速体感エンターテインメントと言っているだけあってスピード感が凄いです。
女性エンジニアとのロマンスはいらないと思いましたが、ストーリーは分かりやすく、F1を知らない、興味がない方にもウケる映画です。
「トップガン/マーヴェリック」制作チームが作ったらしいですが、トップガンのようなツッコミどころもありませんでした。
この映画は大画面で吹き替え版で観るのがお勧めです。IMAXだったら最高でしょう。
F1、DAZNでやっているので久々に観たくなりました。
昨日から阪神競馬場に来ています。
前回阪神競馬場に来たのは2012年の桜花賞の時。大学の同級生の八木君が指定席をとってくれていました。八木君、元気かな。いわきサンシャインマラソンに出るときは連絡をください。
昨日(14日)の12時半に競馬場入りした時には既に20人ぐらい、入場ゲート前にシートを敷いて徹夜体制に入っていました。
今日は宝塚記念。有馬記念、ダービーの次に売り上げが多いそうですが、レースが始まる頃には人、人、人・・・。
今年3月にリニューアルオープンした阪神競馬場は超快適でした。
Sシートは7000円もしましたが、ずっと座っていても疲れません。
食べ物もおいしい。
「とんかついなば和幸」のコロッケカレーはビーフではなくポークが入っていました。
関西はカレーの主流はビーフかと思っていたので意外です。大きなコロッケが二つ、熱々で大変おいしかったです。
「ASCOT」のかつ丼はできたてで、軽食の売店とは思えぬおいしさでした。
馬券は1,2着の複勝、馬連、馬単が当たりました。珍しいことです。
昨日いわきの家を出たのが5時10分。今日の帰宅時刻は23時45分。1泊2日で行ってくるのは忙しいですが、楽しい2日間でした。
前から行きたいと思っていた「谷川俊太郎 絵本★百貨展」に行ってきました。
「美しいより、おもしろく、意味があるより、おもしろく。」っていいですね。
そうそう、私は無料で入れるのでした。これからは度々行こうと思います。
遊び心いっぱいの展示。
おならの音がするドーム。
長新太さんの絵も壁中に貼ってあって、ほのぼのとした雰囲気です。
谷川さんの言葉は繰り返しが多く、意味不明の言葉であってもリズム感があって親しみやすいのが特徴だと思いました。
子どもの絵本が多いのもうなづけます。
絵本を手に取って自由に読むことができます。
印象に残ったのは「ぼく」という絵本。
合田里美さんの絵がとても美しいです。子どもが自ら死を選んだ物語でした。
谷川さんの言葉に「死を重々しく考えたくない、かと言って軽々しく考えたくもない、というのが私の立場です。死をめぐる哲学的な言葉、死をめぐる宗教的な言葉、果ては死をめぐる商業的な言葉までが氾濫している現代日本の中で、死をめぐる文と絵による絵本はどんな形でなら成立するのか、この野心的な企画はそれ自体で、より深く死を見つめることで、より良く生きる道を探る試みです。」とありました。
最後の文章にあるように、死を意識することで自分はどう生きたいかを考える、深いテーマだと思いました。
次はこの展示会。
これも当然観に行きます。