いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

妖怪応援団いわき支部 支部長より

2019年06月28日 | 妖怪
自動販売機に小銭を入れたら、すぐにお釣りのところに戻ってきてしまった。これは「小銭がえし」のいたずらであって、自動販売機には罪はありません。

山に向かって大声を発すると戻ってくるのは樹木の霊、木霊(こだま)の仕業です。

こういう人間の理解を超える現象に出会うのは、妖怪がいるから。
そして中には愛すべき妖怪たちもいます。

例えば「くらぼっこ」。
座敷童子の仲間と言われ、くらぼっこが倉から離れると家運が傾くと言われています。
火事の時に、家の中の荷物を運ぶのを手伝ってくれるという、神様のような妖怪です。

「キジムナー」。

人間の船に同乗して一緒に漁を行うことがあり、キジムナーが乗った船は大漁になるといわれています。ただ、キジムナーは魚の目玉が大好きなので、採った魚の片目を食べてしまうところが難点。
キジムナーも座敷童子の仲間でキジムナーに気に入られた家は栄え、反対に嫌われた家は滅びるとも伝えられています。 

自然に対する感謝の思いや畏怖の念、人は自然には敵わないという気持ち、得体のしれないものに対する不安などが妖怪を生み出したのでしょう。
妖怪には懐かしさを感じますが、現代は妖怪が住み着く場所が少なくなりました。現代人が失ってしまった何かが妖怪にはあるような気がします。

明日29日(土)と30日(日)は折戸のカフェ月見亭がプレオープンします。
妖怪の本を数冊、並べました。
妖怪に興味のある方はぜひお越しいただいて本を手に取ってください。

すごく怖くて、夜トイレに行けなくなるような本もあるので注意が必要です。
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気分は相田みつを

2019年06月09日 | 
TPP(徹底的にパクる)。

自分はひょっとしたら上手いんじゃないかって気分を味わいました。

「ひろぴーの筆文字講座」に参加するのは3回目。
力が抜けたいい講座でした。
書き方も文章もパクりました。

釣り好きの息子にはこれを。

字や絵が苦手でもこういうのは書けます。
次の段階はTKP(ちょっと変えてパクる)。
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「町田くんの世界」

2019年06月07日 | 映画

高校生、町田一(はじめ)くんは困っている人がいたら全力で駆け付け、手を差し伸べる。
同級生の猪原奈々は、母親がマスコミに叩かれたせいで保健室に引きこりがち。

この二人の交流が瑞々しくて、じれったくて、おかしくて、笑って泣ける映画だった。

映画は「(現代社会は)悪意に満ちている。弱いものをいじめ、自分のことしか考えない」で始まる。
確かにマスコミは誹謗中傷の記事を流すことが多いし、ネットでは多くの人が「バカ」「ボケ」「カス」など、面と向かっては言えないような言葉を平気で書く。

このような悪意を打ち破るのは善意のみ、町田くんのような善意の塊は悪意を駆逐する、というおとぎ話のような物語だけど、観た後は人に優しくなれる。

主役の二人が若さに溢れていて良かったが、脇を固めたのが岩田剛典、高畑充希(この二人、「植物図鑑」でも一緒だった)、前田敦子、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子というそうそうたる面子。前田敦子のヤンキー風演技はなかなかのものだった。

風船のシーンは石井監督だから許そう。

初日の初演で観客は10人ぐらい。
多くの人に観てほしい。
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カレイ釣り

2019年06月01日 | 釣り
ヒヨコの顔みたいな船がこっちを見ている。

カレイ釣りは2回やったことがあって、合計5枚ぐらい釣ったという輝かしい過去がある。
今日は竜太さんに誘われ、平潟港の第二寶稲丸で3度目のカレイ釣り。

行く前にトビヌケ植田店(地元の釣具屋さん)の野崎店長から、
「たくさん釣りたいんだったら、竜太くんの隣に場所取っちゃダメですよ。全部持ってかれますから」と言われていたのだが、乗船したら私の隣は竜太さん。

竜太さんが5枚、6枚と釣って行く中で私はなかなか釣れない。
竜太さんからのアドバイス。
「さっきから見ていたら当たりがあるのに、見逃しているみたいですよ」って。

私はカレイの当たりってググっと来るもんだとばっかり思っていたんだけど、実はモゾモゾという繊細な当たりらしい。
その後ちょっとした竿の変化のたびに合わせたら釣れました釣れました。
息子も調子が出てきたようです。

最終的にはこんなカレイを二人で20数枚。
穏やかな春の海、楽しい船釣りでした。

ところで、一緒の船で釣っていた人のクーラーボックス。
こんなステッカーが貼ってありました。
茨城の人も「いばら」って発音したりするんだね。

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