いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

「あやしい投資話に乗ってみた」

2018年11月25日 | 
 藤原久敏
彩図社

東京に行く際、電車で何か読もうと思って駅の売店で買った。

筆者はファイナンシャルプランナーで、これまでに22冊の著書があり、大阪経済法科大と阪南大学の講師を務めている。

面白かった、そして分かりやすい。

私の息子に第1章を読ませたが、「面白い!」と言っていた。

分かっているようでよく分からない経済用語(ヘッジファンドとかFXとか)を、小学生でもわかるように解説してくれている。

 

筆者はあやしい、怖いと思いつつ、仮に損をしたとしてもそれがネタになるからと、いろいろな投資に乗る。

電話勧誘でのやりとりや、実際に業者と会ってどんな会話をしたか、など渾身の実録レポートである。

 

乗った投資話は未公開株、新規公開株、和牛オーナー、海外ファンド、超高金利の銀行に預金、FXで新興国通貨に投資、先物取引と、普通の人ならあまり手を出しそうにないリスクの高いもの。

結果は3勝4敗。

収益があった投資は何か、それは読んでのお楽しみ。

スラスラ読めるので3時間ぐらいあれば十分。

 

大切なのは「早めの損切り」つまり、これはやばいと思ったらサクッと退散すること、そして決して熱くならないことらしい。

「分かっちゃいるけどやめられない!」っていうのはダメなんだな。

これは普段の生き方にも言えることだね。

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読まずに死ねるか

2018年11月08日 | 

三度の飯より三国志。

ハードボイルドだど

内藤陳のパクリである。

「内藤陳」の画像検索結果

 

20代前半に読んだ吉川英治の三国志。

あまりに面白すぎて、三度の飯どころか、風呂やトイレの時間も惜しみ、もちろん学校(その当時は長岡の大学生だった)も行かず、寝る時間も削って読んだ。

文庫本で8冊を2、3日で読んだと思う。

赤壁の戦いでは手に汗握り、五丈原のくだりでは涙を流し、この物語が終わってしまうのが本当に残念だった。

「昔々こんなすごいことが起きていたんだ」というロマン、そして感動。

 

それ以降、三国志と名のつく物を片っ端から読み、今、北方謙三の13冊を読み終えた。

 

吉川三国志では前半は蜀の劉備玄徳、後半も蜀の諸葛孔明が主人公で、分かりやすい展開で感情移入もしやすかった。

それに対して北方三国志は、魏、呉、蜀、そしてそれに関連する勢力を満遍なく記述し、クールにまとめている。

合戦の状況がやや読みにくく迫力に欠けるが、良く調べていて読み応えがあった。

 

まだまだ読むぞ三国志。

いずれ成都にも行く!

「成都」の画像検索結果

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晴釣雨読

2018年06月15日 | 

10日の鯛(タイ)釣りが台風で中止になったのに続き、明日の鰈(カレイ)釣りも悪天のため中止になった。

雨が降ったら読書がいい。

で、買ってきたのがこれ。

 

家には買ったまま読んでいない本が300冊はあるし、Kindleで明治以前の文豪の小説は無料で手に入るから、10年ぐらい雨が降り続けても大丈夫なんだけどね。

そのうち、本で床が抜けるかもしれないと真面目に思ったりする。

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フォルトゥナの瞳 (このブログ長いなぁ、時間があっても読まないよなぁ)

2017年09月24日 | 

最近私の目はおかしい。

この間いわき行きのバスに乗った時、隣の人が手が透き通って見えた。

最近体のあっちこっちが異常をきたしているので、「あぁ、ついに目にもきたか」と思った。

 

しかしその数日後、ミニストップのレジに並んだ時、前の人の体がほとんど透けて見えたのには驚いた

しかもその透き通った人はコンビニを出た後、すぐ前の道路で車にはねられて亡くなってしまった。

 

もしかして透明に見える人は、間もなく死ぬ運命にある?

そして私はそういう人を見分ける異常な目を持っている?

半信半疑だったが、それが確信に変わったのは病院に行った時である。

 

私は総合南東北病院という大きな病院に通っている。

そこには体半分ぐらいが透明になっている人が数人歩いていた。

「うわぁ、こんな超能力みたいなの、いらねぇ」と思ったのだが、その後も何人か透明になった人を目撃した。

そして私の知る限り亡くなっている。

 

話は変わるが、auから「もっと安い契約内容に変えませんか」という手紙がきた。

近くの鹿島町のauショップに手続きに行ったら、20代の有村架純似の美人ではないが可愛い女性が対応してくれた。

手続きをしている時ふと彼女の手を見たら透き通っていた。

「あの、仕事が終わった後、ちょっとコーヒーでも付き合っていただけませんか?」

私はいい年こいたおやじであるが、彼女の運命を変えなければと思ったのだった。

多分来ないだろうと思ったが、約束したスターバックスの入り口から見える席で彼女を待っていた。

 そしたら来たのである。

話をしている時に彼女の手を見たら、ちゃんと全部見えた。

この人の運命を変えたのかもしれない。ほっとしたがその直後、心臓がキューッっと痛んだ。

中学生の時に心臓弁膜症と言われていたし、今年の健康診断で「心臓の音がおかしい」って言われたし、そのせいかな。

メタボを治さなきゃ。

彼女とはそれからいろんな話をして仲が良くなり、たびたび会うようになった。

 

また話は変わるが、私は二つの保育所を経営する社会福祉法人の理事である。

先日、会議のためにY保育所に行ったら、全ての年長の子ども達の体が透けていた。

「近々、年長がどこかに行きますか?」と所長に言ったら、「来週合宿だからバスで西会津に行きます」とのこと。

高速道路での事故が考えられる。

多くの子供達が犠牲になるのはなんとしてもくい止めなければ。

しかし前に心臓が痛んだのは人の運命を変えたからかもしれない。

死神が「このやろーっ」って私のことを思って、嫌がらせをしているのか。

それでも年長の合宿を止めなければ。

だが大勢の運命を変えれば私の心臓はもたないかもしれない。

 

ってそんな話でした。

すみません、ネタバレです。

弟に借りて読みました。

この作家、こういうのも書くんですね。

フォルトゥナの瞳 (新潮文庫)
百田 尚樹
新潮社
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ガソリン生活

2017年04月03日 | 
ガソリン生活 (朝日文庫)
 伊坂幸太郎
朝日新聞出版

車にだって感情があるし、考えることもできるし、排気ガスが届く範囲ならば車同士の会話もできる。

緑のマツダ、デミオが主人公。持ち主は四人家族。

デミオが回りの車と会話しながら、家族が関わる交通事故や苛め、恐喝などの事件と関わっていく。

とはいえ全体的に明るい雰囲気は伊坂幸太郎らしい。

 

印象に残ったのは、古い車体のブルーバードが言った言葉。

「クラクションが大きな音で鳴らされるのは、その音により、何かを知らせるためではなく、運転手の怒りや苛立ちを表明するためなのだよ。」

確かにその通り。私も気をつけよう。

そして隣の家の古いカローラがデミオに言った言葉。

「二つのことは同時にやれる。ただ、他のことに対する注意はかなり弱くなる。そして重要なのは、自動車の運転では、その、一瞬の見落としが致命的になるという点だ」

最近、スマホや携帯電話を片手に持ちながら運転する人を多く見かけるが、そういう人たちに聞かせたい。

車自身、駐車場に斜めに停まるとなんだか落ち着かないそうだ。

100台以上分の空いているスペースがあるのに、こんな風に停められた車はさぞかし恥ずかしかっただろう。

この小説読んだら、車を買い換えられなくなります。

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