いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

休み初日

2011年04月29日 | エッセイ
一応、祝日には旗を掲げている。



天気がよかったので、近くのいわき公園を散歩。

たくさんの鯉のぼりがたなびいていた。
ちょっと分かりづらいけど写真を載せる。



「やねよーりーたーかーい、こいのーぼぉーりー」ってのは、最近見ないので、壮観だった。

昼ご飯はこの公園で、家族三人でサンドイッチや弁当を食べた。

1ヶ月半ぶりにコンビニに競馬新聞が並んだ。
これで、俺の予想も当たる・・・・はず。
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久しぶり

2011年04月27日 | エッセイ
携帯に見知らぬ番号から電話があった。
誰かと思ったら、大学の同級生。
大阪近辺にいる同級生が8人ほど集まって宴会をやっているらしい。
俺もまぜてくれ!って心底から思う。


同級生とは卒業以来連絡を取ってないから、もう30年近くになる。
いわき市にいる俺を心配して電話番号を調べて、電話をかけて来た。
8人が交代で電話に出て、
「いわきは大丈夫か?」、
「困ったことが会ったら連絡してくれ」、
「大阪に来たら連絡してくれ」、
「今度いわきに行く」、
最後に全員で「国井がんばれ」(おおっと、自分の名前を出してしまった)。


話をしているうち、うれしいのだが、目から汗が出たよ。
悟られないように、「大丈夫、大丈夫!」って言ったけどね。


佐○木君、福○君、大○君、山○君、八○君、福○君、田○君、嶋○君。
そして、彼らに連絡してくれた川○くん。ありがとう。
30年ぶりだけど、みんなのことはよく覚えている。

俺は今まで人に優しくできただろうか。
阪神・淡路大震災のときに何もしなかった。

今日のことは忘れないわ。
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いわきの子どもたち

2011年04月24日 | エッセイ
いわき市の、ある社会福祉法人の理事をしている。。
その社会福祉法人が運営する保育所の卒所式に行って来た。
本来なら3月末に行われるはずだったのに、震災でこの時期になった。


卒所式の中で「鯉の滝昇り」ってのをやる。
文章で説明するのが難しいが、親さんと保育士さんたちが二人組で両手をつなぎ、10組ぐらいが縦に並ぶ。
その手を上下に動かし、子どもたちは腹這いになって端から端に移動する。
えぇーい、分からんだろうから、これを見てくれ。

これは私が関係している保育所とは違う所のものだが、ページ中程の写真に「鯉の滝昇り」ある。

これをやっている時の子どもたちの楽しそうな顔と言ったら。
写真を載せたい所だけど、子供の写真をネットに載せるのはまずいんだろうな。

お父さんやお母さん、保育士さんが協力して作った川。
川の流れに身を任せて子どもたちが前に進んで行く。

やっぱり、親、教師、地域の連携って、子どもたちには本当に必要なことだと思う。

ちなみに、同じ社会福祉法人が運営している別の保育所はここ
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信じ難い

2011年04月22日 | エッセイ
ツィッターでもつぶやいたが、水戸に避難していた知人が、車に傷をつけられた。落書きもあったようだ。
いわきナンバーとか福島ナンバーはやられたりするらしい。
信じたくはなかったが、これがこの国の現実なのか。
一部の人の仕業だろうが、最近福島に対する差別の話はよく聞く。

外国からは、こんな災難にも関わらず、礼節を保っている日本人は素晴らしいと言われているらしいが、苦笑いをするしかない。

大人も子供も、もっと社会と理科と道徳を勉強をした方が良い。


福島県の面積は、東京都の6倍以上。いわき市だけでも東京23区より広い。
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の4都県の面積を足しても福島県より小さい。
そんな福島県を一括りにして「福島は」と言うのは、外国人が日本全体が汚染されていると認識しているのと同じ。
同じ日本に住んでいながら、レベルが低すぎる。
福島第一原発があった場所から茨城までの距離の方が、会津よりも近かったりする。
福島で作った電気は、関東に送られているということも知らない可能性もあるな。

いわきナンバーを拒否するというのは、まさか車の表面に放射線物質がついているからではないと思いたいが、もしかしたらそれも分かっていないかもしれない。
なぜ、放射線物質の中でもセシウムやヨウ素が問題になっているかというと、軽くて広く拡散するから。
そのセシウムやヨウ素が、いわき市から水戸まで走っても車の表面についているとしたら、それは恐ろしい。
飛んでくる鳥や虫や花粉なども怪しんだ方が良いね。
それとも、福島県人に放射線物質がついていて、感染するから近寄るな、ってことなのだろうか?
福島県人が放射能を出す訳でもないし、今の状況では衣服にもごくごく微量の放射線しか付着しない。
細菌やウィルスじゃないんだから、感染もしない。
いろいろな所で行われているスクリーニングでも、福島県人から基準以上の値が出たこともない。


人として守るべき行いを道徳というが、自分のことしか考えない輩には言っても分からんか。
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福島県いわき市より

2011年04月21日 | エッセイ
これから書くことは書くべきかどうか2日間迷った。
でもブログは思ったままを書くものだから書くことにした。

最近、毎日新聞の投書欄に福島県民の投稿が載ることが多い。
この10日間でも8回、福島県民の投稿が最初に載せられている。

昨日(4月20日)の内容。
題名が「異常な状態で登校する子供たち」。
投稿の1行目が「助けてください。」

いわき市の四倉町の方の投稿。
四倉町はいわき市の北の方にあり、福島第一原発からは30キロ強。
投稿内容は放射線物質の影響を恐れ、まともな精神状況で子供たちが授業を受けられないだろうというもの。
子供たちは放射線物質を受けながら異常な状態で授業を受けているというもの。
最後にまた「助けてください、考えてください、子供たちの命を」と結んでいる。


ちょっと待て。
この方の心境がいわきに普通に住んでいる人を代表しているとは思えない。
いわきは比較的放射線量が少ないため、放射線に対しては今はそんなに心配していない人が多い。
だから、いったん避難した人も大半が戻って来ている。
朝普通に散歩していたりジョギングしている人と出会うし、自転車で走り回っている子供たちも多い。
同じ日の同じ新聞の全国版に、ほぼ同じ場所にある「とまとランドいわき」の売れ行きが好調であることが記事にもなっている。
私の勤めている学校にはより原発の近くから通学している学生もいる。
また福島県内でも県中、県北の放射線量は四倉付近のおおよそ2倍であるが、そこでも住民はパニックに陥っているとは聞かない。


このような投書が載るのは影響が大きい。しかも投書欄の最初に。
おそらく何千、何万、もしかしたら何十万か何百万の人たちが、「いわき、福島は汚染されている、人が住める状況にない」と思うだろう。
これが良い影響を及ぼすとは考えられない。
少なくとも普通に住んでいる人たちには。

それでなくてもいわきナンバーの車を拒否するガソリンスタンドや、福島県民を拒絶する旅館があると聞く。
福島から避難して来た子供に対するいじめや、大人に対しても嫌がらせがあると聞く。

どうか冷静になってほしい。毎日新聞の記者はいわきの様子を把握してほしい。
これ以上風評被害をひろげてどうする。
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