お花大好き

京おんなのつれづれ

大根焚き

2013年12月10日 | Weblog
起きたら、雨が降っていた。冬の雨にしてはムッとする暖かさだった。
朝の私の家事の落ち葉掃きは無くなり、時間が空いた。
亭主が雨降りでなかったら、高槻の農園でサトイモを作っている同級生とサトイモ掘りをする
予定だったのが、雨で中止になり一日付き合うことになった。

昨日と今日は近くの大根焚きで有名な了徳寺で大根焚きが行われていて、そのすぐ隣の友達から
引換券を2枚もらっているので二人で行ってみた。
日が射しているが時雨れていて、参拝客もまばらだった。
20年前に引っ越して来た時は、観光バスが何台も幹線道路に並び、仮設トイレが並び、焼き芋や
お漬物や果物を売る店やお餅を売る店などが狭い道路の両側にずらっと出ていた。

今日は2軒しか出ていなくて、帰りに3軒目が雨も止むだろうとやっと店出しの準備をしていた。
                


たくさん大根の準備がしてあった


                専用の大きなかまど
                       

NHKの取材も来ていたが、ふーふーとほうばって食べる人も居なくて画になるのか心配した。

                      
これが900円の大根。
親鸞聖人がこの地で教えを説かれた時に村人達が大根を塩味で焚いてもてなしたのが始まりで
それから760年続いている講だが、中風除けなどと言われて人気だったが中風という言葉も
聞かなくなり、様変わりしてしまったようだ。
亭主は帰り道にしきりに「余った大根どうするのやろ」と言っていた。

夕方近くにやっと雨があがったが、段々寒くなってきて午後からは何もせず昼寝のつまらない
日になってしまった。

                      
コメント
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