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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

低空飛行訓練は違法だよ

2013-03-01 | 平和
オスプレイ、初の本土訓練へ…3月に岩国基地で(読売新聞) - goo ニュース

新型輸送機MV22オスプレイの訓練が
今月6日から、本土でも始まると報道されました

岩国基地、キャンプ富士での低空飛行訓練

国内でも有数といわれる点検補修技術をもつ厚木基地に「ぜったい」飛んでこない
なんて、だれも言えない

そもそも「ぜったい」なんて言葉
防衛上も
外交上も
ありえない

今でさえ、毎日煩いこの空に
欠陥機で有名なオスプレイが
それも低空飛行訓練とは!

奈良県で林業用のワイヤーを低空飛行訓練の米軍機が切断した事故もあったし
岡山県では民家の土蔵を壊したのは昨年だったかな
島根県浜田市の佐野小学校では、小学校の校庭の真上を「操縦士の顔が見える」高さで飛行し、
学校関係者に「墜落の恐怖」を与えたニュースもありました

低空飛行ルートは米軍の日本での地位を定める「日米地位協定」に基づき日米合同委員会で
合意されて提供された空域ではありません

それでも米軍が飛行訓練を「可」としている根拠は

『日米地位協定 第5条2項:
合衆国軍隊が使用している施設及び区域に出入し、これらのものの間を移動し、及びこれらのものと日本国の港又は飛行場との間を移動することができる』

という、「施設間移動」を定めた規定のようです
米軍はこれを拡大解釈することであらゆる場所での低空飛行訓練を行っており、日本政府はこれを黙認しているわけですよね?

このような危険な飛行は、日本の航空法に基づけば実行不可能。

昨年の日米間の合意では
「安全高度150メートル以上」となっていますが
今までだって航空法の制約されない「航空法米軍特例法」によって
いろんな事故をおこしています

『MV-22の普天間飛行場配備及び日本での運用に関する環境レビュー』(←沖縄防衛局のページ)は
オスプレイが要求される訓練活動の内容を示しています。
その「訓練活動の概要」に

「地形飛行―低空での飛行及び操縦。典型的な活動として、低空飛行及び等高線飛行がある。地上高50~200フィートといった様々な高度を航空機が飛行するものである」
「低空戦術―低空飛行及び地上50~500フィートにおける戦術用訓練」

と、いう記述があります。
「地上50フィート」とは「地上15メートル」の超低空飛行
「地上15メートル」と言えば、5階建てのビルくらいの高さに相当します

コワイ…


日米両政府の合意を
いままでどれだけ米軍が謙虚にまもってきたことでしょうか

実戦に役立たせるために海兵隊員を乗せての訓練に

日本の「最低安全高度」など、いとも簡単に蹴散らされるでしょう


なんでも、かんでも
「防衛上の機密」で片付けられて。

「国益を守る」と「市民を守る」は全く違うことに気がつかなきゃ!!

は普天間基地に駐機されたオスプレイ