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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

騒音は解消できる!

2011-07-04 | 平和
さきほど、第4次厚木爆音訴訟の原告陳述(本日最終)から戻ってきました。

生活地域も職場地域も基地の爆音の被害にあっている若い男性と
墜落・落下物の恐怖感と教育への影響を心配する女性の
ふたりの「立派な訴え」に対して

被告国側の代理人の質問は
「敵」にしても、情けなかった。
何を問いたいのか分からない
…時間稼ぎのような、同じような質問の繰り返し
「それ関係ないでしょ?」←原告の子どもの出身高校まで聞いていた
的な質問まで。

戦闘機の騒音よりイライラしてしまった
イライラを鎮めるために、ひざに乗せていたバッグの皮をはがして耐えた私…

要は、質問できることないんだよなぁ
50年以上にわたって、政府が住民被害に対して「無策為」は明白。
司法の場でも、再三「指導」をうけているのに何もしていない。
アメリカ本国でも、23万人(大和市)都市のど真ん中に広大な基地をおいていることはない。
日米同盟を心から信じているアメリカ人だって、
日本の米軍基地の実情を知ると「ありえないっ!」と驚いている。

早朝は4時過ぎからエンジンテスト
深夜も0時近くまで行ない、低騒音を響かせている。
2時ころ、帰還する軍用機もある。

基地周辺の学校に勤めているときには、
何度、授業が中断されたことか・・・


今回の訴訟の目的を第4次厚木爆音訴訟のホームページから以下に転用します。
1.150万人が生活する人口密集地のど真ん中に軍事基地をおき、その上空で激しい訓練を繰り返すことは、世界に例のない異常な事であること。
2.テレビ・電話・家族の団欒・育児や子供たちの教育の妨害は、生活環境破壊、人権無視の状態であること。
3.日本は法治国家なのに、違法状態を放置している国の責任は重大であること
4.過去の裁判例を変更し、厚木基地を離発着する米軍機と自衛隊機に「飛行差し止め」を実現させること。
…以上、抜粋。



たとえば…
「趣味のロックをきいてるのと同じでしょ」と、
よく、混同されますが…自分の好きなサウンドを自分一人で聞いているのとは違います
基地を抱えている限り、基地の騒音は周辺住民全員が「強制」されているのです

「じゃあ、引っ越せば?」…も違いますよね
ここは民主主義国家。自分たちが暮らしやすい環境は自分たちで作れるのが前提ですから。

「だって、外交・国防問題でしょう」…も違いますよね
“同盟”形態は、時代と国際情勢とともに変化していくもの。
米ソ冷戦期に作られた同盟が、そのまま今も活きているのはここだけ。

私たちは「進化」し続ける人間だもの。
もっと、もっと柔軟に知恵を働かせれば、必ず解決策は出てくるはず!

首都圏にある基地問題が進展すれば
必ずや、沖縄の基地問題にも好影響を与えるはず。

「静かな空を返して」
私たちの願いはそれだけです。