遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

帆船、海王丸

2016-11-16 14:54:37 | 日記
平成28年11月16日(水)

海王丸の出航

昨年の「日本丸」(H27年、11月)に続き、今年は
「海王丸」が11月11日に名古屋港に入港し、本日
11月16日に出港して行きました。


海王丸: 航海訓練練習帆船

 1989年3月7日建造 : 初代は1930年建造から
 59年の間航海訓練帆船として活躍。
載貨重量   : 1,425.00 トン
満載排水量  : 4,654.70 トン
全 長    :  110,09  M
垂線間長   :  86,00  M
最大積載人員 : 199 名(実習生128名)


名古屋港の入港予定

名古屋港入港の式典

 11月11日(金)10:00  入 港
 11月12日(土)13:00~16:00 セイルドリル


                (帆を張る訓練)
 11月13日(日)9:00~11:00 船内一般公開
        13:00~15:30   同

 船内の一般公開



夜の名古屋港停泊中の海王丸

 11月16日(水)10:00 出航、小松島港(徳島県)へ
         登檣礼を行い名古屋港を出港する。

登檣礼
 帆船出航の儀式。練習生がデッキに集合し、素足で
 マストを上り、ヤード(帆桁)に整列。
 帽子を振り「御機嫌よう」と別れの挨拶をする。





デッキに集合した練習生たちが、安全帯、ヘルメット
を着用して全員素足のまま、マストの両側から次々に
上って行きます。
年々、女子の練習生が増え頼もしく思います。


ヤードに配列された練習生は、舳先のリーダーより
「脱帽、構えて」の合図があり、一斉にヘルメット
を振りながら「ご機嫌よう」を3回、繰り返します。
他の船長以下乗組員全員がデッキに整列し、最敬礼、
見送る我々に別れを告げて、、、、、。

「蛍のひかり」が流れる中、汽笛(3度)を鳴らして、
タグボートに曳航された「海王丸」が次の寄港地の
小松島港(徳島県)へ向けて出港して行きました。

登檣礼は何度見ても、涙が溢れて来ます、、、。

今日の1句

小春凪帆桁の素足頼もしき      ヤギ爺