遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

ほたるいか

2023-04-02 15:52:17 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年4月2日(日)

蛍烏賊 : ほたるいか、まついか

ホタルイカ科の軟体動物
日本近海の深海600mに棲み、体表に発光体を持つ。

3~6月頃、産卵のため沿岸に集まり光りを発するので、この名
がある。
「コイカ」「マツイカ」とも呼ばれ、胴長は雄4cm・雌6cm、
重さは約10gと小さな烏賊である。

ホタルイカの名は、英名の「FIREFLY SQUID]と同様の意味
「ホタルイカのようなイカ」から、この名がある。
以前は、ホタルイカは飼料や肥料として利用され、松の木の根
基に撒いたため「マツイカ」との呼び名も。(定かではない)

海上に蛍烏賊の光りが明滅するさまは美観を呈する。
富山湾の滑川、海津地区の海岸での蛍烏賊は特に有名で「蛍烏賊
群遊海面」は国の天然記念物に指定されている。

数十万匹の大群が産卵のため海岸近くに押し寄せ、砂浜にも多く
の蛍烏賊が打ち上げられ、この現象を「身投げ」とも呼ばれる。

明け方、近隣住民らは多くの蛍烏賊を手で掬いとる。
この現象は世界の他の地域では見る事の出来ない光景である。

蛍烏賊が発光する理由は、外敵に対する威嚇や仲間とのコミュニ
ーション等といわれる。大きく光る発光体は一対の腕に3ヵ所
あり、他にはヒレを除く全身に700~1000個もある。

これが満天星のごとくに光を放つ。
これを見るために、ホタルイカの定置網漁の様子を観光船から
眺める事が出来、人気のスポットとなっている。

タルイカは鮮度が一番で、最近では産地直送便に依りその日
のうちに届けられる。
回転寿司の「軍艦巻き」等で、人気のネタとなっている。

食用として、刺身、酢味噌和え、ぬた、天婦羅等で食される。
刺身、
ホタルイカと分葱の味噌和え、
バター醬油炒め、



今日の1句

寿司ネタの眼の尖りをる蛍烏賊   ヤギ爺


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