令和4年8月6日(土)
墓参り : 墓洗う
「墓洗う」という季語の他、やや古い言い方で「展墓」「掃苔」
などの季語もある。
墓参りは盆の他に故人の命日、春秋の彼岸、年末年始等に行う
が季語として扱うのは「盆」を本義とする。
帰省をするのはもっぱら、月遅れの盆の時期が多いようなので
野や山の夕暮れともなれば、秋の気配が感じられる頃でもある。
霊園のような所では区画が整然としているが、近頃では「墓じ
まい」をされる方も多くなり、所々に歯抜けの様な空間が出来
甚だ淋しい感じもあり、一層秋の気配がただよう。
我家では毎年8月の初旬に墓参りを行う。
盆(8月13~15日)になると大きな霊園(平和公園)の
周辺では、大変な交通渋滞が起きる。霊園の入口付近から墓所
まで1時間以上の大渋滞だ。(帰りも同様で中々出られない)
そのためここ数年は、8月初めの息子の都合に合わせている。
この日も息子は自宅(東区)を早朝7時半頃出て、8時に我家
(港区)玄関に迎えに来た。
平和公園(我が家の墓)→覚王山(本家の墓)→名駅西(カミ
さん実家の墓)と墓参り、、、、。
雑草を取り、墓を洗い、花を手向けて墓参する。
覚王山に着き、草むしりをしていると突然の俄雨(予報通り)
息子が駐車場へ傘を取りに、、、墓を洗う頃には雨が止んだ。
花を供え墓前に参る。 名駅西の寺へ着く頃には真夏の陽光
が射し、無事墓参りを終えた。
親子3人で、久しぶりの昼食に出掛けた。束の間の、ホット
安堵の一時である。
夏休み前に、息子の長女(小4年生)の学校で、コロナ感染
者が出て瞬く間に学級閉鎖、其のまま夏休みに入る。家では
長男(中学生)に移り、家族4人が隔離生活となった。
7月末には、全員が完治(陰性)平常の生活に戻る。子供達
は部活や習い事に精を出しているとのこと。
盆過ぎには一家で訪れるとの事で、(ホットする爺と婆だ。)
今日の1句
墓参り子と一時の安堵かな ヤギ爺
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