遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

どんぐり

2022-10-10 15:59:52 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年10月10日(月)

団 栗 : どんぐり

ブナ科コナラ属の落葉高木、櫟(くぬぎ)の実のこと。
堅果は直径約2cmと大型で、下半部が椀形の殻斗に
包まれ、翌年秋に成熟する。

同属の樫などの実も、広い意味では団栗である。



団栗(どんぐり)の語源

木の実を独楽にして遊んだことから、独楽の古名である
「ツムグリ」が「ヅムグリ」になり、「ドングリ」に転
じたという説がある。「ツムグリ」の「ツム」は回転す
るという意味があり、「グリ」は石の古名である。
亦、江戸時代に「橡栗」(トチグリ)が擬音変化「ドン
グリ」となったという説がある。何れも定かではない。

童謡「どんぐりころころ」

作詞 : 青木 存義、 作曲 : 梁田 貞
大正時代に作られた「どんぐりころころ」(大正10年)
は、終戦後の1947年(昭和22年)に小学校唱歌と
なり全国に普及し、日本三大唱歌の一つとなった。

1)どんぐりころころ どんぶりこ
  お池にはまって さあたいへん
  どじょうが出てきて こんにちは
  坊ちゃんいっしょに 遊びましょう

この詩の「どんぶりこ」は団栗が池に落ちた時の擬音で
あるが、歌う際に「どんぐり」にひきずられて「どんぐ
りこ」と間違えて歌われることが多いようである。
実は私(ヤギ爺)もつい先日迄「どんぐりこ」と歌って
いた。
「どんぶらこ」は大きな物が川等を流れる様子をいうが、
昔話の「桃太郎」では「大きな桃が川上からどんぶらこ
と流れてきた、、、」のように表現している。

ご近所の工場のフェンス沿いに橡の木が植わっていて、
毎年この時期になると団栗が沢山落ちていた。
橡の木

小楢の木

数年前この橡の木を伐採して工場の周りを綺麗にした。
このため、団栗が消えてしまった。
子供達の楽しみ(私も)が消えてしまった。




毎月、俳句の定例会が行われる隣町のコミセン会場が
在る公園には、楢や橡の木があり沢山の団栗が落ちて
石段を弾み転がっていく、、、、、。
(此処迄は、我が町の子供には遠すぎる、、)

今日の1句

団栗の落ち磴を奔りをり   ヤギ爺

※磴 : いしざか、石段のこと。

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