平成31年1月18日(金)
寒雀 : ふくら雀
冬の雀。 身体に脂肪が乗っている
極寒の頃、寒さ対策で全身の羽毛の間に空気の層
をつくり厚くするため、ふっくらと丸く見える。
これが「ふくら雀」である。

今の季節、庭先、参道等でふっくらと丸々とした
雀が、弾むように動き回っているのを目にする。


日本人には最も身近な鳥。
鎌倉時代初期に作られた説話集「宇治拾遺物語」
にある「雀の恩返し」(舌切雀)の噺はよく知ら
れるが、滋賀県大津市の日吉神社では雀を、
五穀豊穣の象徴として、羽を広げた形の雀の土鈴
が頒布されている。
又、北国の雀の若鳥には南の方へ移動するものも
在り、新潟県で標識を付けて放鳥した雀が、関東
や静岡県、岡山県等で発見された例もある。
神戸市の禅昌寺の開山堂には「雀のお宿」と呼ば
れる瓢箪が多数掛けられている。
この様に雀に纏わる「逸話」が日本の各地に多く
伝わって居り、雀がいかに日本人に馴染みの鳥
であるかが判ります、、、、。


今日の1句
日溜りにふくら雀の弾みをり ヤギ爺
寒雀 : ふくら雀
冬の雀。 身体に脂肪が乗っている
極寒の頃、寒さ対策で全身の羽毛の間に空気の層
をつくり厚くするため、ふっくらと丸く見える。
これが「ふくら雀」である。

今の季節、庭先、参道等でふっくらと丸々とした
雀が、弾むように動き回っているのを目にする。


日本人には最も身近な鳥。
鎌倉時代初期に作られた説話集「宇治拾遺物語」
にある「雀の恩返し」(舌切雀)の噺はよく知ら
れるが、滋賀県大津市の日吉神社では雀を、
五穀豊穣の象徴として、羽を広げた形の雀の土鈴
が頒布されている。
又、北国の雀の若鳥には南の方へ移動するものも
在り、新潟県で標識を付けて放鳥した雀が、関東
や静岡県、岡山県等で発見された例もある。
神戸市の禅昌寺の開山堂には「雀のお宿」と呼ば
れる瓢箪が多数掛けられている。
この様に雀に纏わる「逸話」が日本の各地に多く
伝わって居り、雀がいかに日本人に馴染みの鳥
であるかが判ります、、、、。


今日の1句
日溜りにふくら雀の弾みをり ヤギ爺